1836年、名取村には四百年先まで予知できる力を持つ「王」がいた。
「王」の予知には掟があった。
・予知の内容を口外してはならないこと
・未来を変えてはならないこと
「王」の力を父の死後に引き継いだ陽明は、これまで何人が犠牲になろうと予
知を隠し続けた父親を軽蔑していたが、自分が「王」になり知った未来の悲惨さに絶望する。
その未来を自分しか知らない孤独に苦しむ中、予知に何度も現れる不思議な青年「キミカ」に次第に心惹かれてゆく。だが、キミカは村人たちによって殺される未来が定まっていた。
天候不良による飢饉に苦しむ村人たちと予知を隠し続ける陽明との軋轢が深まる中、ある日「天使」と名乗る少年が村にやってくる。
少年は四百年先から1812年の名取村に飛ばされてきたと話すが……。
※作中に文字化けの表現が出てきますが、故意的なものでございますので安心してお読みいただけますと幸いです。
続編→https://ncode.syosetu.com/n9614iz/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 15:45:55
2979文字
会話率:35%
神様の「手違い」で事故が起きてしまい二人の人間が天の国に召喚された。どちらか一人が死者の選択をする事になり、死者の選択をした者の身辺整理のために地上へ同行したのは恋の女神だった。しかし、地上で新たな問題に直面した時に、死者の縁を結んでしまう
。「手違い」の解決をした女神に賞賛が集まる一方、縁を結んで帰った恋の女神に八百万の神々の批判は鳴り止まず、天国主大神は解決のために、恋の女神に地上勤務を命ずる。事実上の追放に八百万の神々は納得し沈黙した。しかし、天国主大神は手掛かりの無い問題を解決した恋の女神の手腕を高く評価し、こっそりと褒賞金を出していた。地上に降りた恋の女神は巫女として神社に勤め、恋愛成就の祈願に来る者を待つ日々の中で「人間は何故、恋する思いを告げる事が出来ぬまま、恋に終止符を打つのか、人間は何故、愛されている事を知らぬまま、生涯を終えるのか」様々な人と出逢い縁を結んでいく鯉乃めぐみの奮闘と活躍の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 02:53:47
795409文字
会話率:76%
「勇者募集中」
ある日、鯉ヶ淵弁財天様の前を通ったら、そんな看板が出ていた。
僕は幼馴染の道子と一緒にそれを見る。
何の冗談かと思った。
「弁財天組合」の会長の罠にはまった僕、「俵 コメオ」の運命や如何に。
笑いあり涙なしの青春(?)ド
ラマ。序章。
本章のアップは未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 21:30:00
5868文字
会話率:34%
この世は五つの国で作られている。
そして、その国々は花のように位置しているという。
北に蛇《だ》の国。
東に鯉《り》の国。
西に烏《ちょう》の国。
南に虎《こ》の国。
この四つの国が花びらである。
そして中心部分に亀《き
》の国がある。
南の虎《こ》の国から、人質としてやってきたのは、長年洞穴で暮らしていたナノという少女であった。
彼女が、様々な人と出逢いながら、最弱の国・亀《き》を守ろうと奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:08:03
6567文字
会話率:29%
女子大生の花恋は、いつものように大学に向かう途中、季節外れの鯉のぼりと共に異世界に聖女として召喚される。
ところが花恋を召喚した王様や黒ローブの集団に偽聖女と言われて知らない森に放り出されてしまう。
涙がこぼれてしまうと鯉のぼりがなぜか執事
の格好をした三人組みの聖獣に変わり、元の世界に戻るために、一日三回のキスが必要だと言いだして……。
女子大生の花恋と甘やかな聖獣たちが、いちゃいちゃほのぼの逆ハーレムをしながら元の世界に戻るためにちょこっと冒険するおはなし。
◇鯉のぼりについては諸説あります。
◇アルファポリスさまにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:03:09
199293文字
会話率:51%
ある出来事を境に、転校を繰り返してきた男子高校生、|佐々波《さざなみ》| 蓮《れん》
親しい者がいない環境を慣れたように過ごす彼の手元に、一通の手紙が届く
めんどくさいという感情と、無視は後々の面倒ごとを招くという理性
その二つを天秤にかけ
てから、彼は重たい腰を上げた
これは、怠惰の享受を至高とする男と、そんな男に影響を受けていく周りの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 11:40:08
157448文字
会話率:27%
五月に相応しい鯉幟に因んだ
オリジナルの短歌を十一首書きました。
最終更新:2024-05-11 01:09:22
310文字
会話率:0%
こんばんは、タコアシです。
今回は夜空を題材に詩を書きました。
タコアシの幼い頃のエピソードである
マンションに引越しした日の夜に
満月を怖がって泣いたことや暗い部屋で
カーテンにくるまりながら満月を眺めて
初めて一夜を明かした
実体験も織り交ぜながら創りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-28 23:06:57
409文字
会話率:100%
魔王が勇者に倒された数十年後のお話。
人類共通の敵がいなくなった今、残るは人間の汚い欲にまみれた利権争いのみ。戦争に次ぐ戦争で国も民も疲弊していくが、いまさら戦争は止められない。
主人公ライは戦争の影響で父と母、育ての親も失い自暴自棄になっ
たところを次期魔王を名乗る男に救われた。
彼曰く、今この世は新しい悪を必要としている。勇者では完璧になしえなかった世界平和を魔王の立場から作り上げて見せる、と。
ライはその言葉に魅せられ、旅についていくことに決める。
この物語は彼らが今後どうなっていくのか、見守っていくお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:16:04
6261文字
会話率:45%
名門魔法学校を舞台に問題児と呼ばれる用務員と、異世界から召喚された少年が問題を起こして楽しく過ごすファンタジーラヴコメの番外編!
今日はこどもの日。
こどもの日といえば鯉のぼり。そんな訳で。
「ユフィーリア、この鯉のぼりが泳いで
いるところが見たい」
「よし来た」
鯉のぼりが泳いでいるところが見たいと言った未成年組の要求を叶える為に、ユフィーリアはある行動に出る。
今回はゆるっと問題行動?
ゆるゆるな問題児たちの姿をご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:52:22
5165文字
会話率:55%
鯉のぼりのようになりたいといつも思っていた
最終更新:2024-05-05 07:10:00
633文字
会話率:0%
鯉のぼりをあげる。
それは、日本人の独特な儀式なんです。
最終更新:2024-05-03 23:17:42
200文字
会話率:0%
紫煙と外連味と一抹の寂寥感漂うレトロフューチャー風味スペースオペラ百合
かつて栄華を誇ったが国力の衰退著しいある国の国策企業による、安全性を黙殺した『圧縮恒星炉』開発が失敗した結果、その国民と国土の大半を吹き飛ばす事故を起こしただけでな
く、その残骸の膨大な熱量によって超々地球温暖化を招き、陸地の7割を海に沈めてしまう、という大惨事を起こしたことによって、人類は否応なく宇宙進出を果たさざるを得なくなり、衛星軌道上には大小様々なスペースコロニーがいくつも点在している新たな時代を迎えていた未来の太陽系。
系内の各地に潜む賞金首の犯罪者を追って宙を飛び回る賞金稼ぎを生業とする、通称『ロウニン』と呼ばれる人々の一員で、ぶっきらぼうな一匹狼の女性・ザクロは、根城にしている人口の約半数を同業者が占めるスペースコロニーの格納庫にて、どこからか逃亡して忍び込んだとおぼしき、常にオドオドしている様子を見せる若い女性・ヨルと遭遇する。
どこか不思議と惹かれる雰囲気を纏う彼女と関わる内に、ザクロはヨルの抱える事情に首を突っ込む事になり――。
※未成年者喫煙は法律で禁止されています。たばこは二十歳になってから。正しいマナーと節度を持って吸いましょう。
※この小説はフィクションであり、実際の出来事や個人名、団体名とは異なります。また、作中の描写には差別や受動喫煙等を肯定する意図はありません。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:00:00
276823文字
会話率:67%
巨大企業に実質的に支配されている近未来都市・ネオイーストシティで、どこぞの名探偵の様な見た目でバイオ猫探しばかりしているくたびれた探偵の30代女性・アイーダと、自称ウルトラスーパーアルティメットなウザかわ少女型アシストAIの相棒・ナビの営
む探偵事務所に、公安局特殊部隊・通称“0課”の隊員で全身義肢の身体をもつ女性・カガミが窓から猛烈な勢いで突っこんで来た。
戦闘中であると見られる傷だらけの彼女は、アイーダとナビを連れて攻撃を受ける事務所から脱出し、襲い来る追っ手の“眼”を“盗む”ことで捲き、セーフハウスへと避難することになった。
そしてそこで明かされるナビの正体と、カガミが人生を賭して果たそうとするある目的とは……。
悲劇の物語に介入して結末をねじ曲げる探偵とアルティメットな美少女型AIのサイバーパンク百合SF。
※この小説はフィクションであり、実際の企業・捜査機関とは無関係であり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のバイオレンス・残酷・性的な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 03:00:00
65093文字
会話率:68%
――碧い流星にかけた君の願いはきっと明日への希望に届く!!
人類が歩んだ1歩は果たして明日へのそれか、分不相応な一足飛びの未来か――。
著しい科学の進歩で太陽系全てを版図に収めた人類は、ついにワープ航法技術を発明し、銀河系へと進出を開
始するための足がかりとなる実証実験オウムアムア計画を開始する。
200光年先への到達を企図した探査機オウムアムア2号は、199光年先まで到達したタイミングでワープ通信が途絶し99%の成功に終わり一部から批難されるも、人類は明日への大きな1歩を踏み出したと確信した。
しかし、その探査機が不幸にも侵略的異星人を呼び寄せてしまい、抵抗虚しく地球圏まで追い詰められた人類に残された最後の希望は――。
※この小説はフィクションであり、実際の機関などとは無関係です。また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-12程度のバイオレンス・残酷な描写があります。閲覧の際にはご注意下さい。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 18:48:15
4696文字
会話率:58%
生まれ変わった先、楽しく過ごしていた。しかし、世界は残酷だった。
異世界召喚
話題のソレを体験することになり、クラスメイトと妹と共に異世界転移。
1度目の人生で守れなかったモノ。せめて、この2度目の人生では守ってみせる
最終更新:2024-04-30 01:00:00
37554文字
会話率:61%
異世界戦争、界渡り〜渡る世界は馬鹿ばかり?〜 の改訂版です
元と変わらない箇所あれば、大幅に変更した箇所もあります。
一人の青年が仲間と共に故郷を、家族を、愛する人を守る為。世界と神と戦う
世界を支配出来る力が手に入っても、貴方はその力
を守るためだけに使えますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 01:00:00
110245文字
会話率:52%
その日、世界は変わった。
地球には存在しえない怪物の出現と現実には有り得ないはずの能力。
人々が憧れていたアニメや漫画、そんな世界に変わってしまった。
そんな世界を守るために、大切な人以外を敵に回し、星を守るために命を尽くす。
そんな
彼らの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 21:33:29
516622文字
会話率:53%
この世で最も美しい池を見た事がある。
その池は何時も透き通る様な翠の色をしていて、鮮やかな錦鯉が幾度となく揺らめいていた。
でも今は、闇のような暗緑色。
『僕はこれも好きだけどね。夜空みたいで』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
視点を変えないと、見えるものも見えないよ。
と言われてそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 10:51:16
735文字
会話率:42%
*一話完結*
一日ヒマ無し忙しい。太陽が逃げる、月が追う。そしてまた太陽は昇り、西に向かって逃げて行く。そんな忙しない日々を送る、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋<俺>が出会ったのは、ちょいと地味な男前、古美術雑貨取扱店慈恩堂の真
久部さん。その怪しくも胡散臭い笑みに、気がつきゃころころ転がされ、<俺>は一体どうすれば。ほんのり不気味、ほんわり怖い。これはそんなお話です。
『一年で一番長い日』の続編ですが、そちらを読まなくても大丈夫です。
楽天の自ブログからの転載です。<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 06:41:26
788762文字
会話率:48%
「雛祭ちかな(ひなまつりちかな)」は、おれのクラスのまじめ女子。
対して、おれ「鯉幟大知(こいのぼりだいち)」はクラスのモブ。ラノベ好きなオタクだ。
おれと雛祭さんは、同じクラスでもからむことのない、別世界の住人だった。
あの日までは
———。
それは、校舎裏で、掃除をしていた時だった。
雛祭さんが、突然現れ何かをいおうとした瞬間、足を滑らせ、転んでしまったのだ。
幸い無傷だったようだが、ようすがおかしい。
「雛祭さん、大丈夫?」
「———わたしの転生先、ここですか?」
雛祭さんのそばに、おれが昨日読んでいた異世界転生ラノベが落ちている。
これはいったいどういうことだ?
病院の検査の結果、雛祭さんは「一過性全健忘」ということらしい。
だがこれは、直前まで読んでいた本の影響がもろに出ているのか?
医者によると症状は、最低でも二十四時間以内に治るとのことなので、一安心。
と、思ったら。
数日経ってもちっとも治らないじゃない上に、自分を「異世界から転生きた人間」だと信じて疑わない。
どんどんおれに絡んでくるようになってきてるし。
いつになったら異世界転生記憶喪失は治るんだよ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 08:00:00
102646文字
会話率:50%
何か自分の居場所がない、自分らしい生き方ができていない。そう思う人に向けて書きました。
最終更新:2024-04-06 15:34:08
11069文字
会話率:50%
義父母との確執、辛さ。
現代ドラマ短編小説です。
やはり他人は他人。
距離が大事です。
最終更新:2024-04-05 17:27:50
9557文字
会話率:22%
たぶん異世界にたぶん転生してたぶん転移した
主人公のたぶん男の子が、
たぶん愉快な仲間たちとたぶんダンジョンやたぶん宇宙で
たぶんモンスターをやっつけたりしながらほのぼの生活する、
たぶんファンタジーたぶん。
最終更新:2024-04-04 21:17:12
32505文字
会話率:36%
不動産会社の貸し物件で神隠しが起きていると聞いた四分の一狐の俺(大森孝司)と幼馴染みの秀(人間)と半分天狗の友人望の三人で行くことになった。
「東京の空の下 ~当節猫又余話~」の番外編です。
本編から独立した話なので読んでいなくても分かり
ます。
カクヨム、アルファポリスにも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 06:00:00
13882文字
会話率:41%