剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「
どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:36:59
88602文字
会話率:38%
ノリと勢いで高校生くらいの人が書いたやつ。
厨二病感満載。ギャグもある。
まぁ読めば大体わかる!!
最終更新:2024-02-10 15:05:30
2821文字
会話率:35%
あるカメラに残された映像。高校生くらいの少年が、暮れかけた日の下で自身と洞窟を映している
最終更新:2023-07-03 06:50:02
2215文字
会話率:31%
夏休み目前の休日。一ノ瀬 零は家族と買い物に出かけ交通事故にあってしまい人生が一変する。親戚をたらい回しにされ暴力を受けこの世界が理不尽で残酷な事を知った。中学卒業後に出会った男に丸め込まれ危ない仕事をするようになり、死なない為に零は必死だ
った。―――ある日、高校生くらいの女子生徒が高架橋の階段から足を滑らせ、光に包まれたと思ったら見知らぬ場所にいた。「救国の聖女」と口にした男性は女子学生を見つめる。この世界でも零は理不尽を実感した。だっていらない存在だって目が語っているもの。出だしだけ考えて後は放置していたものをとりあえず短編の形にしてみました。中途半端な異世界転移。不完全燃焼に感じてしまう方もいるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 00:22:32
3990文字
会話率:9%
「ちょっと怖い」「ちょっと不思議」なショートストーリー集。
物語の語り手は小学生から高校生くらいが中心です。
子供が読んで楽しめるくらいの怖さです。
随時、更新していきます。
※他サイトでも掲載中です。
最終更新:2022-12-30 18:00:00
62939文字
会話率:9%
小説家志望の一ノ瀬櫂はこの令和の時代に万年筆を愛用して手書きで執筆していた。歳も40となって、長年その相棒のペンと共に書き続けるも新人賞でも今だに一度も一次選考すら通ったことがなく、諦めの色が濃くなっていた。だが手放せない相棒のペン。
そん
なとき、飛び降り自殺を図ろうとする高校生くらいの女性と遭遇する。もちろん手を差し伸ばして助けようとする。だが、そこから飛び降りたのは女性の方ではなく櫂であった。
夢も命の潰えた櫂は転生する。剣と魔法の世界。異世界へ。
そして新たな世界でも櫂は「書いて」いくこととなる。大切なものを探し、出会い、その大切なものたちのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 18:04:36
2428文字
会話率:0%
少年はハッと見知らぬ部屋の一室で目を覚ます。
どこかのコテージだろうか。
その部屋に少年はまったくの覚えがなかった。
それより何よりも。
少年は自身の記憶を完全に失ってしまっていた。
窓に自分の姿が映る。
高校生くらいの男子の顔が映っ
ている。
だが、やはりその顔にも少年は見覚えがなかった。
戸惑いながらダイニングに顔を出すと、そこには見知らぬ三人の男女がテーブルを囲むように座っていた。
「ようこそエンゼルロッジへ」
そのうちの一人の女がそう言って少年を出迎える。
「ここはね。死後の世界なんだ」
詳しくその者の話を聞けば、ここにいる三人共以前の記憶をすべて失っているとのことであった。
「記憶を取り戻した者はそのまま天国へ行ける」
「そのためには、外の世界へ〝仕事〟に行かなければならない」
そんなことを並べ立てられた少年は、わけも分からないうちにコテージから外の世界へ出るように言われる。
玄関から一歩足を踏み出すと、そこは海が広く見渡せるタワーマンションの外廊下。
まるでワープするように、少年はまったく異なる場所へと足を踏み入れていた。
「湘君~おっそいっ!」
それから少年は、なぜか自分のことを知っている女の子に手を引かれ、見知らぬ学園へ通うことに。
一体、自分の身に何が起こっているのか。
少年は、やがて出会う新たな少女と一緒に暴いていくことになる。
この世界に隠された真実を――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 20:28:41
191541文字
会話率:26%
遠足を明日に控えている私だったが、下校してしまってから遠足のしおりを教室に忘れてきたことに気が付いた。その日のうちに取りに行かなければならず、先生に怒られる覚悟で学校に向かった。
案外すんなりと話が通り、すぐに教室に連れて行ってくれる
という先生。渡り廊下の扉の鍵を開け、向こう側まで歩いていく。ふと目線を下ろすと、そこには高校生くらいの男子が2人座っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 00:37:41
1242文字
会話率:23%
小説家になろうラジオの『トライアングルレッスンJ』に投稿した作品です。
たくみとひろしとゆいこが高校生くらいの
淡いジェラシーです。
たくみ→ひろし→たくみ視点で書いています。
最終更新:2022-05-15 11:13:03
1066文字
会話率:27%
『好き』に『ごめんね』の永遠ループ。
君の顔を曇らせるつもりは、毛頭ないからさ。
最終更新:2022-02-23 11:07:00
728文字
会話率:100%
カードキーを抜いて、ドアの前にへたり込んだ。
「あ、開かない……」
鍵を失くして家に入れない、それくらい誰しも一度はやらかしたことがあること。
でも、鍵はあるのに入れないなんて。
管理人に連絡しようにも、スマホは部屋に置きっぱ
なし。
スペアのカードキーも部屋の中にある。
財布の口を開けて、お札を数えた。
これだけあれば、近場のホテルで一泊するのに十分なだけ足りるだろう。
「あのっ、もしかしてお部屋に入れない……とか?」
文字通り「ふってきた」言葉にびっくりして、肩が大きく跳ねた。
そういえば、ここ、マンション共用の通路だっけ。
耳のはしがじんわり熱くなるのがわかる。
「お姉さん?」
見上げれば、彼女は高校生くらいにみえた。
人見知りするのか、彼女の声はうわずっている。
「そう、なりますね」
羞恥心のあまり立つことを忘れ、放心状態でうなずく。
「わたし、お隣に引っ越してきたばかりなもので、まだどなたともご挨拶していなかったんです。もしよろしければ、ご挨拶ついでに――ええと」
そこまで言うと、恥ずかしそうにマフラーをひっぱり、目元までかくした。
「一泊して行きませんか?」
頷けば、まもなくドアロックの外れる音がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 06:00:00
2606文字
会話率:41%
「す、すごい! 斬新な絵柄! 繊細かつ大胆で写実的で……しかも、全ページ気が遠くなるほど描き込んでいる……想像もつかない時間と技術だわ……!」
この国で一番大きな出版社の会議室で、安堵のため息をついた。
私が持ち込んだ漫画の原稿は
、出版社の人たちに認められたようだ。
いや、「人」というと語弊がある。
目の前にいる出版社の社員は、エルフとドワーフと花の妖精だからだ。
私、矢田宮子はごく一般的な三十歳の日本人女性で、ちょっとだけ人気のある少女漫画家だ。
高校生くらいを対象とした有名少女漫画雑誌で連載もしていたし、アニメになったこともある。
ただ……
「宮子先生、今回も大好評でしたよ。絵がオシャレとか、キャラがカッコイイってたくさん感想が来ています!」
日本の最大手の出版社で、若い女性の編集者にいつもそう言われていた。
美大出身のお陰か、絵には自信があったし、絵柄の流行とマッチしたお陰で、とにかく私の絵は評価が高かった。
そう。評価されるのは絵だけ。
得意なのも絵だけ。
解ってる。
私の話は全部ベタ。定番。やりつくされている話。
でも、そういうのが好きなの!!!!
だから、無駄に召喚されてしまった平和な異世界でも、私はド定番少女漫画を描く!!
……と言うか、特技を生かしてこの世界に貢献しないと元の世界に戻れないらしい。
つまり、私の特技は漫画を描くことだから、少女漫画でこの世界の人たちを感動させれば帰れるってこと!
……と思ったのに。
あれ?
なんで……?
好評だけど、私の少女漫画に対する反応、おかしくない?
これで元の世界に帰れるの!?
ファッション、食べ物、インフラ、広告etc...
商魂たくましい異世界の住人に協力しながら、「ド定番少女漫画」で異世界を発展させて、元の世界に戻ることを目指す物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 14:00:00
208074文字
会話率:43%
神埼 零 は重度のシスコンだ。
妹、妹、妹、妹、、、、彼の全ては妹中心に回っていた。
だがそんあ日常がある日、突然失われる、、
妹が殺されたのだ、、
通り魔に、、
そして犯人は捕まらなかった。
最愛の妹を失ったことで彼の穏やかで
優しい性格は一変し、人を信じなくなった。
彼は復讐を決意し警察官になり出世していき32歳の冬、犯人を特定した。
だが、逮捕するだけでは気が収まらず、、、殺した。
そして彼は自殺した。
だが気がついたら高校生くらいの姿で知らない場所にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 22:14:18
2960文字
会話率:21%
一般相対性理論は、ビッグバンでの宇宙の在り方を示すもので、
自発的対称性の破れで物理学になっていないというのが、この藤田さんの
考え方のようですが、
藤田さんは、宇宙は始めから存在していて最初なんてものはないというのが、
自然界の対称性を表
しているらしいです。
実はこれ自分が中学だか高校生くらいの頃に考えていて
自然界の対称性が破れていないパターンであると思われる
3つ目がある事を気付いていたのでちょっと書いてみたいと思います。
宇宙の始まりですが、上記の2つのパターンに加えて、
3つ目は、
過去と未来は繋がっていてメビウスの輪のようになっている!
この3つ目のパターンの欠点はとても恥ずかしい所で、
中2病的というか、ロマンチストというか、
宇宙は、過去と未来は繋がっていてメビウスの輪のようになっている!
みたいな事を大の大人が言わないといけないと思うととても恥ずかしい。(/ω\)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 16:17:07
837文字
会話率:0%
土を固めて作られた道を、オレンジ色の車一台、走っていた。
その車は二昔前《ふたむかしまえ》に「カブトムシ」の相性で親しまれていたものだ。
その車のドライバーは高校生くらいの青年「アイ」。
ペットで相棒の喋るフクロウ「ブルースター(略し
てブルースと呼ばれる)」と、とある理由で旅をしていた。
この物語は青年一人とフクロウ一羽が、世界を旅しながら様々な人や土地の習慣とふれあっていく物語、、、。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 14:07:07
13040文字
会話率:46%
俺は、目を覚ますと病院のベッドに横たわっていた。
側には、川原 千奈里という高校生くらいの少女が立っており、「あなたの友達になりたいと思って、やって来たの」なんてわけのわからないことを言われる。
一体、千奈里はなぜ俺と友達になりたいな
どと言ってきたのか。
なぜ、俺の前に現れたのか。
なぜ、名前を呼んだとき、あんな表情をしたのか────・・・
これは、俺と千奈里の短い一日のお話。
ドロドロとした連載作品にする予定でしたが、今のところ続きを書く予定はないので短編として掲載させていただきます。
いずれ、この続きを書くことができれば、連載作品として改めて投稿できればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 18:00:00
1778文字
会話率:42%
星の上 地上に住めなくなってしまったため、テラリウムと呼ばれる球体に人々が住む世界で
テラリウム間を移動し、積み荷を運ぶ汽車の仕事をする主人公のお話。
初投稿に加えて誤字脱字や矛盾など至らない点がたくさんあると思います
どうかご了承くださ
い
-Pixivにも投稿をしております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 16:00:00
9010文字
会話率:1%
紀成(きなり)は幼い頃、両親に捨てられ、誰にも引き取られないまま児童養護施設で育つ。頭脳明晰な彼は、十五歳の時に受けたあるテストで高得点をあげ、その結果によりアジアでも有数の財閥の本家、榊家に引き取られる。そこでの仕事は、財閥の跡取りとな
る子供達の、教育係兼世話係だった。
この世の全てを持っている跡継ぎの三人の子供達。その内の一人、世華(せいか)は才気あふれる上、人間離れして美しい少女だったが、その性格は褒められたものではなかった。榊家での生活に不安を抱く紀成。しかしその予想に反して、世華とその弟、多華志(たかし)との生活はとても楽しく心地よいものだった。
自分は幸福だ、と思いながらも、親に捨てられた事、そして誰にも引き取って貰えなかった事を、完全には心から振り落とせない紀成。そして時間を共に過ごすにつれ、何でも持っているように見えた本家の子供達三人にも、人にいえない悩みがある事を知っていく。
人を幸せにするものは一体なんなのか。何故人間の愛情は偏って影をつくるのか。
家族という組織と、その愛情の難しさ。愛情の偏りで出来る影に負けない為には、どうすればいいのか。
誰にも愛されなかった榊家長男の死、榊家に伝わる天女の伝説、たまに見かける着物姿の幽霊、天女の血を継ぐとされる人間の持つ不思議な力、等々に振り回されながらも、紀成は少しづつ世華と多華志と共に、人間として成長していく。
何も自分からは手に入れようとしなかった、子供の頃の紀成が大人になり、自分の欲しい物を全力で取りに行けるようになるまでの、成長物語。
中学生、高校生くらいの子供達に、「いつか自分の劣等感は無くなる」という事と、「家族愛の大切さ」の二つを伝えたくて書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 20:01:38
5552文字
会話率:11%
生まれつき悪魔を召喚する能力を持った少年ジョン・ドゥはS宿界隈の路地裏にひっそりと暮らす夜の子供達《ナイトチルドレン》のキングだ。ジョンは腹心の少年エティエンヌや、たくさんの仲間たちと一緒にたくましく日々を生きていた。しかしある日、彼の縄張
りである路地裏に展開されていた結界の中で、ジョンは日本刀を携えた学生服の少年渡辺十和《わたなべ・とおわ》に出会う。十和は人に害なす鬼を切る使命を帯びた警視庁追儺課、通称やらい課に所属する鬼切りであった。(連載長編ですので、十和が出てくるのは五話目からになります)
BL要素ありの現代ファンタジーです。BLとしては少年→男子高校生になります。性的な表現はないですが、その分肉体的精神的に痛い表現があるかも知れないです。残酷描写などがある場合は該当部分が投稿される時にチェックを入れますが、そうでなくても高校生くらいまでの子供がつらい思いをする作品が読みたくない方はあらかじめ自衛お願いします。絶賛更新停止中の拙作「鬼切り」の前日譚になります。またこの作品は、ノベルアップ+さん、エブリスタさんなどでもこことほぼ同時に掲載、更新していくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 17:21:01
17527文字
会話率:26%
遥彼方 さんの「イラストから物語企画」に則って作成したつもりの作品、2作目。
高校生くらいの男女のやりとり。
遥彼方 さんのイラスト「⑧押すなボタン」のお世話になりました♪
最終更新:2020-11-14 06:42:51
669文字
会話率:18%