私はいつもと変わらない日々を過ごしていたはずだった。
平凡に一人暮らし。それが私の幸せな生活だ。
なのに、ここ最近変なことが起きるようになった。
例えば、目の前にどこからともなく植木鉢が落ちてきり、一昨日なんて虫の死骸が玄関前に落ちていたり
等々。
今なんて帰ってきて、郵便ポストを見ようとしたら長く黒い髪の毛の束が詰め込まれている。
こういう時はきゃあと悲鳴を上げるとか誰がこんなことをっと怒鳴りそうになるとかになるはずなのに普通に片づけ大変だなとしか思えないのだ。
とはいえ、郵便ポストの中身を確認しないといけないわけであるが髪の束が邪魔過ぎて取れない。これを取り除かないといけないのだが触りたくない。
生理的にも手袋を用意すべきかとそれを放置して部屋から取って来ようとする私に声が掛けられる。
「そこのお姉さんっ。何かお困りのようですねぇ」
そこに立っていたのは女子高生二人組。
「それに触らない方がいいですよ?だってそれ、呪いですから」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 16:00:00
1757文字
会話率:38%
化けタヌキのぴょん吉が化けたのは、郵便ポストでした。小さな男の子の葉書を預かってしまい、なんとか宛先に届けようと頑張るぴょん吉のお話です。
最終更新:2023-11-18 19:00:53
4318文字
会話率:50%
宿場町の郵便ポストの傍にぼんやりと黒い影
懐かしさはある種の幸福物質
今日もびょうびょうと風は吹き
小鬼の持っている枝の櫻は散ってしまう
泣くな小鬼
お前を待っている人もいる
地蔵菩薩のお供えの牡丹餅を
咀嚼しながら
小鬼はいつか燃えさかる
阿修羅にならんと
密かに宿場町で彼岸花を育てる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:15:36
3178文字
会話率:0%
部活で約束の時刻に遅れた貴寿(たかひさ)は、莉宇(りう)とのデートをすっぽかしてしまう。貴寿の郵便ポストには、不在票が入っていて……?
最終更新:2023-01-07 14:11:51
1129文字
会話率:19%
祖母は、過去の文豪たちと秘密の手紙のやり取りをしていた。
最終更新:2022-10-20 23:00:00
10266文字
会話率:11%
いつも空っぽの郵便ポストをたまたま開けると、そこには聞いたことのない学校の案内がされていた。 どうやら、それは異世界の学校への招待状らしい。
というていで、異世界に学校があるとしてどういう役割があるのか、どういう考えのもとで設置されている
のかなどを無い頭で想像しながら書きました。
学校教育や異世界事情にあまり明るくないので間違い等ありましたらぜひ感想などで教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 17:04:46
844文字
会話率:0%
長い石段を登った先にあるのは天国への郵便ポスト。
大切なあの人へ、今も送りたい言葉を届けてくれる。
そんな胡散臭い郵便ポストに投函した1枚のハガキは果たして届いたのだろうか。
最終更新:2022-07-17 22:10:56
7241文字
会話率:43%
とある駅近の銀行の隣に赤い郵便ポストがある。縦に四角い形に、深緋色の身体に一本足で立っており、横一文字の口が二つ付いている。口のサイズは大と小の二つになっており小さいほうの口には「手紙・はがき」大きいほうの口には「その他郵便」と張り紙が貼
られている。
人々はポストを見ていないがポストは人々を見ている。
こちらの作品は
https://note.com/110armadillo/n/n2ae111b279fd折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 21:06:58
1123文字
会話率:0%
寓話あるいは異形小説。
街角から消えゆくポストがスマホを使う男を飲み込む。
最終更新:2021-04-12 15:00:00
3961文字
会話率:54%
一カ月前のこと。
大学一年生の俺、大屋敦は付き合っていた彼女と別れた。
アイツを嫌いになったわけじゃないし、アイツに責任があるわけでもない。
ただ、デート、デート、デート。
アイツがずっと一緒に居ることを求めるので疲れた。
そこ
からの売り言葉に買い言葉で、一気に別れ話になってしまった。
独りきりの生活になって一ヶ月間。それは届いた。
バレンタインデーのチョコレート。
しかも手作り。
同封されていたメッセージカード。
否が応でも心が動いてしまう。
アイツは何を思って、これを送ったのか。
ある場所に呼び出して、意図を問いただしたのだけどー
これは、愛が重すぎた彼女と、
未練たらたらな男の子の、苦くて甘いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 21:00:32
5180文字
会話率:50%
ある日、圭太が、学校から帰ると、郵便ポストに、乗車切符が入っていた。乗り物の名前は、「スーパーおろち」号。目的地は、太古、恐竜の世界!
スーパーおろち号に乗り込んだ圭太は、ケバイ中学生のおねえちゃんと、乗務員の、白蛇、タツノオトシゴのカイバ
と共に、恐竜たちのお願いを、かなえようとする。
迷った時や、なにかいやなことがあった時、私は、生物としての反応は? と、考えることにしています。
これは、恐竜世界への、タイムトラベルのお話です。
※恐竜界では、次々と新事実が発見されています。それらをふまえて全編を書き直し、また、「スピノサウルス」「ラプトル」の2章を追加しました。
(2020.12)
※カクヨムへ転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 15:08:16
109123文字
会話率:40%
郵便ポストの中でマグネット広告が動き、噛みつき、増殖を続けている。
恋人の早苗に、そんなありえない事を泣きながら相談された大学生・大林モトキは調査に乗り出す。しかし、真相はつかめず、ダメ元でモトキは、女子高生の妹・美香に相談を持ち掛ける。
と、美香はある人物を兄に紹介すると言う。
だが、それは意外な人物だった。
「では小林君、この怪異の紐解きを始めよう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 03:07:02
10847文字
会話率:51%
急な残業で帰宅が遅くなった、とある男性。彼が自宅の郵便ポストを確認した際の出来事。
最終更新:2020-05-31 19:36:53
773文字
会話率:5%
もし、戦後日本で自衛隊の前身である警察予備隊の設立が叶わなかったら?―――そんなifの結果、日本の国防を担う事になったのは郵便屋!?日本全国の郵便ポストの防衛を名目に日本の国防を担い、国際郵便や海外への郵便インフラ援助では、世界有数の軍事
力を誇る日本郵便防衛庁がとんでもない騒動を引き起こす!―――この物語はたぶんフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 17:02:40
159293文字
会話率:14%
女と男が暗い電球を頭上に
小さいテーブルを挟んで会話している
「どうして、あいつは死んだんだ」
「あなたが殺したんじゃないの」
男は、机を叩いた
「そんなことはない、奴は、私に借金をしていたんだ」
女はにこりを笑い
「だったら保険金だっ
てあるじゃないですか
この前サスペンスで、やくざの男がナメクジに保険金をかけていたのを私は見ましたよ
そう言えばあなた、保険の資料をこの前、取り寄せていたじゃないですか、郵便ポストに、束になって何社も入っていたのを見ましたよ私は、この前この目で
それも関係ないと言うんですか
私は見たんですよ、この目で、見ているんですか
この目で ほら ほら この目で 見てください」
「やめてくれ、気持ち悪いことは、言わないでくれ
それに、目を僕に見せてどうしようと言うんだ
充血しているよ病院でも行ったらどうだ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 20:39:23
4134文字
会話率:57%
一応、普通の女子高生だったあたし、飛鳥(あすか)めぐるは、帰宅途中に郵便ポストに止まっていたフクロウに興味本位で着いて行って…じゃなくって、招かれてそのまま異世界に迷い込んでしまったの。
あぁ、どうしよう。
異世界にはモンスターとか魔王
とか勇者とかいるし、危険がいっぱい。
でも、勉強しなくていいから、まいっか。
魔王をしりとりで負かしたあたしは魔王の座を奪い、新魔王に就任。
魔王を狙う異世界…日本から迫り来る転生勇者達をばったばったと凪ぎ払う。
うーん、アイス食べたい。
え?まだあらすじ終わってないって?
とにかく、美味しい物はあたしの物。
我に挑む勇敢なる勇者達よ!美味しい物を持って我が前に捧げるのだ!
はっはっは!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 19:47:22
955文字
会話率:53%
異空間に飛ばされる男についての詩。
最終更新:2019-05-21 10:40:23
448文字
会話率:0%
郵便ポストは、いつ、どこに、何故、現れるのか。手紙という文化が消えてしまった、未来の世界で、老人と少年は小さな旅に出かける。
最終更新:2019-03-26 23:35:49
1352文字
会話率:44%
三題噺で、ジャンルをどれにすればいいかわからず……。
お題:「小説」「パンダ」「郵便ポスト」
パンダの兄弟が小説を郵便ポストに投函するまでのお話です。
最終更新:2018-06-21 13:21:31
1478文字
会話率:38%
丘の上の郵便ポスト。もはや利用者はなく、鍵も壊れてしまったこのポストは、地元の人々による質問箱となっていた。
ハガキに質問をし、投函。気まぐれに誰かが、そのハガキの裏面に答えを書く。そんな遊びが流行っていたのだ。
ある時、ほとんどの質問に正
確に素早く答える何者かが現れた。
人間離れした精度に「神様」と呼ばれるようになった、回答者。
その正体を暴くべく、高等遊民の某氏が、神様に挑むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 17:41:40
2582文字
会話率:0%