【週一以上投稿】
「なぁ。お前今日で退部だ。ごくつぶしを抱えていられるほど、今人材に枠がねぇんだ」
生まれながらに特別な力を持っている世界。
迷宮というものが存在する世界。
そんな世界で迷宮攻略部という読んで字のごとくな部活で活
動をしていた双宮優(ふたみやゆう)。
部員に危機が迫ればそれを影でいなした。
偶然石に躓かない。偶然敵の攻撃が当たらない。偶然攻撃がはじかれない。偶然敵の援軍が来ない。
そんな特殊能力。『幸運』を使い味方のアシストをした。
要するに優の援助ありきで迷宮攻略部としての名が上がっていったのだ。
しかし、いつしか『幸運』の有難みを忘れ、名前が知れてきたのは自分たちが強くなったからだと勘違いしたリーダーの一民(かずひと)にある日突然退部勧告をされる。
迷宮攻略をすることで自身の家の食費を稼いでいた優は途方に暮れてしまうが、数少ない友人の中の一人である心好六架(ここのみろっか)に創部の提案をされる。
「へぇ、部活辞めたんだ。うーん、そうだ!せっかくだったら一緒に創部しようよ!お悩み解決部ってやつ」
「お前が何かするときにはいつも良い事ないような気がするからパス。ほかの奴を当たってくれ」
「部活内容はね、みんなのお悩みを聞くんだよ。聞いて、解決するってやつ」
「説明するな、僕はやるって言ってない」
「早速だけど私の悩みね?」
半ば強引に六架をはじめとする周囲からの悩みを聞いているうちに、だんだんと学校内でお悩み解決部が噂になっていく。
しまいには学校一で国内一の才人である生徒会長からも悩みの相談が来るほど有名になる。
それと相対して優の元居た迷宮攻略部はどんどんと弱体化していき、ランキングの中でも下位に落ちてしまう。
改めて幸運の有難みを感じた一民から再度戻ってほしいというお願いをされる。
しかし。
「ごめん、兼部は出来ないんだ。それに、僕は家事をするために早く帰らないといけないし」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 19:34:40
50640文字
会話率:40%
俺、神山 義孝(かみやま よしたか)は、今日部活を辞めた。テンションアゲアゲな気分でゲームを漁っていると、不思議な広告『レジェンド・フロア』を発見する。興味本位で始めたそのゲームは、なんとも近未来なものだった! だが、何を考えたか不遇職『時
空魔戦士』を選んでしまった。しかし、そんな『時空魔戦士』でも、楽しくゲームの中を無双する......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 19:46:50
15943文字
会話率:10%
※5話くらいまでGLって感じではないです。
自分の一番大切なものをなくしてからっぽのとき、現れた一年生。
自分に好意を寄せてくれている。
わたしは、とんでもないことをしてしまった。
好きじゃない相手に、キスをするなんて。しかも自分か
ら。
人の気持ちを、弄んでしまった。
また、過ちを犯すのかな、わたしは。
後悔ばかりの人生で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 21:00:00
1890文字
会話率:40%