主人公――伯爵令嬢であるメル・カタラは、馬車の事故に遭い、両親を失うと同時に、前世の記憶を思い出した。
現在自分の過ごす世界が『星の導く天秤の』という乙女ゲームの世界であるということ、
そして自身と仲の良い辺境伯子息、リュジ・ミュートスは、
その乙女ゲームではラスボス――悪役令息として登場し、最終的に死んでしまうことを。
前世からの推しであるリュジを、死なせるわけにはいかない。
メルはリュジが死ぬことになる未来を回避、改変することを決意する。
「推しが幸せになって、楽しく日常を過ごすまで、私は死ねない……!」
推しの兄と仲良くなったり、推したちの母親が毒親でそれもなんとかするべく努力したり。
転生令嬢は、今日も、悪役令息をすくうために頑張ります!
推しを幸せにしたい系転生令嬢が、最終的に兄(義理)と弟(義理)に溺愛されるようになるまでのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 23:40:51
324071文字
会話率:44%
辺境伯子息の独白の、子息の騎士学院寮で同室だった男の、母への手紙です。
最終更新:2024-02-04 17:00:25
1770文字
会話率:0%
私を産んだとき、母上はたったの15でした。
父上、あなたも。
とある辺境伯子息の独白。
短いです。
最終更新:2021-08-16 22:45:28
3291文字
会話率:0%
シュタインフェルト王国とレーベンバルト王国の間で戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ガストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と
言えば肉と酒、だったのだが、この戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。
※短編として投稿いたしました、「肉と酒を好む英雄は、娶らされた姫に触れられない。」を連載用として加筆、再構成したものになります。
短編の方はシリーズリンクを貼っておきますので、ご興味ございましたら小説の上の方に表示されているリンクの方からいけるようになっております。
※書籍化のお話をいただき、現在企画進行中でございます。
まだどちらの出版社さんかなどは公表できませんが、しばしお待ちいただけましたら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 05:00:00
150336文字
会話率:31%
とある二つの国で、戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ダストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と言えば肉と酒、だったのだが、こ
の戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 05:04:13
15133文字
会話率:29%
「わたしなんて傷物だから生きていても仕方が無い」
ランザ王国のバルトロイ公爵家令嬢のリリーシアは六歳の時にハロルド王子と婚約し、七歳の時に王子妃の教育に通っていたところ誘拐事件に巻き込まれ酷い怪我を負った。それでも婚約破棄されることなくハ
ロルド王子と結婚したものの形だけで愛されることはなかった。王子や愛人のミランダから傷物妃として虐げられてきた。ある日とうとうミランダに王宮のバルコニーから落とされてしまった。
けれどリリーシアが目を覚ますと五歳の頃に戻っていた。
「生きていていいの。私だって今度は幸せになりたい」
ハロルド王子との婚約を回避し、誘拐事件にも遭わないことを決意する。
そうしてリリーシアは領地に引き籠ることを決め領主城へ向かうとそこにはお隣の辺境伯の子息であるイーサンが盗賊から重傷を受けて療養していた。サマーズ辺境拍の嫡男でリリーシアと同じ年の彼とは傷を受けた令嬢と令息として、次第に仲良くなり婚約することになった。
少し残酷な描写がありますのでお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 01:06:08
84121文字
会話率:34%
公爵令嬢ディアンヌの婚約者はジラール辺境伯子息ケヴィンだ。もうすぐ結婚するはずだったが隣国の挙兵で結婚を延期にすることになってしまった。戦争も終わり近々彼が王都に来るはずだったのに来ない。連絡も途絶えた挙句に、彼が子爵令嬢と恋仲になってい
るという浮気疑惑が耳に入る。信じている、信じているけど……会いに行って確かめることにした。そして辺境伯邸で目にしたのはケヴィンが自分とは真逆の可憐な子爵令嬢を抱き上げている所だった。「ケヴィンの馬鹿ーー!!」ショックを受けたディアンヌはその場から逃げ出した。気が強そうで本当は弱い女の子のお話。全3話。※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 21:00:00
14285文字
会話率:44%
くすんだ茶色の髪と薄墨のような瞳にごく平均的な顔立ちのアリーシャ・クォーツ伯爵令嬢。
王立貴族学院の淑女科に所属する「普通」な彼女が、突然に騎士科のマリエ・ガーネット伯爵令嬢から婚約破棄をかけての決闘を申し込まれる。
ガーネット伯爵令嬢
から鮮やかなブルーの瞳が麗しいランスロット・パライバ辺境伯子息にふさわしいのは同じ騎士科の自分の方だと主張される。
決闘は申し込まれた側が内容を決めることができるので、ほぼ出来レースのようなものではある。
決闘を受けて立つことにしたアリーシャが決めた内容とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 18:00:00
16858文字
会話率:31%
【完結済投稿】王命により、スキル鑑定士として第二王子との婚姻間近だった伯爵令嬢ナターリエ。だが、派生スキルの魔獣鑑定士の試験を受ける直前に、突然一方的な婚約破棄をされる。そんなナターリエと出会う、リントナー辺境伯子息のヒース。魔獣鑑定士試験
に合格をした彼女は、ヒース率いる飛竜騎士団と共に「古代種」の魔獣がいるエリア探索に向かう。古代種の魔獣との出会いは。そして、ヒースとナターリエの仲は。更に更に第二王子との婚約破棄の行方は……?ちょっぴり呑気でちょっぴり天然。でも、実は努力家なナターリエの物語。全34回程度(曖昧か)
※7月15・16日は15時~20時(18時除く)ほぼ毎時投稿。17日から毎日19時投稿となります。
※週末は投稿数が増えます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 20:00:00
129609文字
会話率:64%
侯爵令嬢アレクシア・ブラッドフォードは、婚約者である第一王子クリストファーから婚約を解消したいと告げられる。身勝手な王子にはその場で反撃したものの、社交界では「捨てられた女」扱い。さらには王子の浮気相手ミレーヌをやり込めたことで、高慢な悪
女とまで呼ばれるようになる。そんな社交界にうんざりしていたアレクシアは、父侯爵が持ってきた奇妙な縁談を受けることにする。相手は辺境伯子息レニー・ガードナー。だが彼は唯一の息子であるにもかかわらず辺境伯の後継者として正式に指名されておらず、さらには父親である辺境伯に“ヘタレ”と呼ばれており…?
悪女ではないが気が強いアレクシアと、実力はあるもののあることを恐れて剣を握れなくなったレニー。二人は本当の婚約者になれるのか。(R15は保険)
※ざまぁが主題のお話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:41:46
115199文字
会話率:42%
辺境伯家の次男ルネには前世の記憶がある。
日本人の川島悠斗は25歳にして交通事故に遭い生前愛読していた小説の世界の転生してしまったのだ。
ルネの生家であるカンテミール家は主要キャラ達の争いに巻き込めれて没落してしまう運命⁉
没落回避の
為、辺境の田舎に引きこもるが何故か小説の悪役アレクシスの退屈しのぎに巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 02:38:28
3626文字
会話率:22%
伯爵家令嬢セレスティアは、非常に腹立たしいが「寝取られ令嬢」として社交界で有名になる。
新しい婚約者を探す気にもなれないまま、ある日出会った辺境伯子息から求婚される。「君に一目惚れしたんだ」輝くような笑顔を向けながら「あの馬鹿な元婚約者とそ
の浮気相手なんて忘れさせてやろう」とまで言うアランと、再び裏切られるのではと拒絶しながらも、少しずつ惹かれていって…
本編完結しました!
思いついて時々番外編追加の可能性あり。お付き合いいただけたら嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 20:00:00
143392文字
会話率:52%
「け、結婚を前提にお付き合いしてくださいっ!」
「お断りします。婚約しましたの。」
とある夜会で大きな声で交際を申し込んだ辺境伯子息は、ガックリと項垂れた。
すると、
「はいはいハイハイ、失礼します。あー、だから言わんこっちゃない。」
そう
言って現れたのは……。
運命の人を探して、女性にアタックするも尽くフラれる辺境伯子息とその女性執事のお話です。
※ 秋月忍様主催、男女主従祭の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 13:07:34
6793文字
会話率:32%
毒が見えるという特殊能力を持つ公爵令嬢のイリス。第一皇子オスカーの婚約者となるも、その能力は誰にも秘密だったため、彼には悟られずに毒を避け、彼の命を救っていた。
しかしそうとは知らないオスカーは、イリスに婚約破棄を告げてしまう。
(まあ
、わたくしは良いのだけれど)
オスカーに執着するつもりのないイリスは婚約破棄を承諾し、辺境の地へと向かった。そこでは辺境伯子息のエヴァンと出会い……?
数日後にオスカーが訪ねて来たけれど、もう遅い。
イリスは辺境の地で、幸せを掴む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 19:08:29
15338文字
会話率:51%
男爵家の次男テオバルトの前世は「聖女」幼い頃からうっすら覚えていた前世の記憶とうまく折り合いをつけることが出来ずにいたテオバルトは、自分の生き方を模索し始める。
その頃王都では新しい聖女様が目覚めたという噂が……
最終更新:2021-11-03 01:23:19
4732文字
会話率:32%
騎士の娘であるリーゼは、幼なじみである辺境伯子息・アレクシスに恋しているが、身分を考えてわきまえていた。
ある日、襲撃を受けて辺境伯が死に、アレクシスが爵位を継ぐ。しかし目の前で父親たちを殺されたアレクシスは心を病んでしまった。
婚約者候
補の女性たちも逃げてしまい、リーゼに白羽の矢が立つ。思いがけず初恋の人と結ばれたリーゼだが、愛のない結婚ゆえアレクシスから避けられてしまう。
そして戦闘狂いになった夫を止めようとしたリーゼは、アレクシスに斬りつけられて絶命した――
だが、気が付けばリーゼは過去に戻っていた。
あの襲撃事件を防いだら悲しい未来にならずに済むと考えて行動した結果、事前に襲撃犯たちを捕まえることに成功した。
これでアレクシスたちは大丈夫。後は彼が結婚するのを見届けて自分はフェードアウトできれば……と思っていたら、待っていたのはアレクシスからの求婚と、溺愛!?
しかもアレクシスも、子どもの頃からずっとリーゼに想いを寄せていたようで……?
こんなつもりではなかったけれど……こうなったら2度目の人生を、満喫してやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:00:00
109356文字
会話率:34%
無意識チートざまぁコメディ。
死亡フラグしかない悪役令嬢に転生したリザは、フラグ回避のため、男として生きることにした。
7人の兄と両親の愛(特訓)と前世の日本知識でチートに成長し無事に中等部入学。いろいろあって、底辺Fクラスになりました。…
…なぜか、攻略対象の第二王子とか辺境伯子息とかと打倒Sクラスを目指すことになりまして。無事に、死亡フラグ回避できるのかな。大丈夫だよね。だって「男」なんだもん。
日が出ている間は男、日が沈めば本来の女の姿に戻ってしまう悪役令嬢。男として攻略対象の親友ポジションになったりてんやわんやしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 00:33:08
204563文字
会話率:34%
王女であるフィーは、最後の自由時間である学園に、思う存分研究するために身分を隠して通うことにした。祖父母からは婚約者候補を探すように言われているが、フィーはどちらかというと研究がしたい、本が読みたい、勉強がしたい!
そんなフィーと同類の研究
馬鹿の辺境伯子息レオナードの二年間の学園生活のお話。
※この話は短編「フィーのささやかな学園生活」の長編バージョンです。
※書籍化させていただけることになりました。詳しくは活動報告にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 17:00:00
106589文字
会話率:58%
リーナが魔法学園への入学試験を受けると伝えて来た時、僕は前世とおぼしき記憶の断片を思い出した。
この世界が前世にあったいわゆる乙女ゲームの世界に似ていること、僕が思いを寄せる幼馴染リーナはそのヒロインだったこと……。
攻略対象のイケメンがな
んだ!筋書きがなんだ!僕はずっとリーナのことが好きだったんだぞ!
しかしこのままでは愛しの彼女が何処の馬の骨とも知らぬ男と結婚してしまう……それを阻止するべく魔法学園へ入学し彼女と近づく男たちとの仲を邪魔してやる!
そう胸に誓った辺境伯子息シャルルは学園の門を開いたのだった。――女として。
***
ちょっと変化球な恋物語。不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 18:00:00
5462文字
会話率:34%
過去から未来までの歴史が綴られた天界の巻物、王太子暗殺の箇所が加筆修正をされてしまい、このままでは百年後に勇者が生まれない!
神々は王太子暗殺を成功させるべく、転生予定者と交渉を重ねること58人。ついに全員に断られて日本で死んだ青年に交渉を
持ちかけることに。
こうして生まれた辺境伯子息ガゼットも15歳、学園に入学した彼は、これから先に予定されている暗殺のためせっせと下準備を始めるのだが…。
※『ロミオとジュリエット』他、いくつかの古典文学、童話のパロディ要素を含みます。
※注意: まだ次期領主です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 08:00:00
28227文字
会話率:75%
公爵令嬢のリリアは七歳の誕生日、とんでもないことを思い出す。
それは、自分は次期王妃の権力を傘にきて好き勝手振る舞い、最終的に全ての悪事を暴かれて断罪されてしまう乙女ゲームの悪役令嬢に転生したということ。
どうにか死亡フラグは折りたい
!と第一王子と婚約させられてしまう前に、慌てて出会ったばかりの辺境伯子息、クラークと婚約したいと言い張る。
だが彼女は気付かなかった。
攻略キャラの一人であり婚約者である、ゲームではツンデレキャラだったクラークが、いつの間にか立派なヤンデレに成長していることに。
これは、この世界が乙女ゲームだと信じているリリアと、そんなリリアの望みを叶えてあげようとするクラークの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-12 18:50:45
12727文字
会話率:38%