イレイシェン国の後宮『四節の苑』に、一人の下級妃が入内した。
名はメイ コウシュン。
現在『主上様』が持てる妃の席は満席にもかかわらず、彼女の入内がかなったのは、彼女の噂を聞きつけた主上様が彼女に興味を持ち、初めて自分から後宮入りを願ったと
いうのがその理由だった。
色とりどり、形も様々な大輪の花たちが、その美を競う女の園に現われた下級妃は、高級にある大きな池の浮島の、金鳳花の花に囲まれた小さな小さな四阿のような庵を与えられ、四季の女たちはそれを厳しく見張ると言う日が始まった。
そんな中、庵の中の少女は鍵のかかった箪笥を撫でてながら遠い目をして呟いた。
「あ~ぁ、とんだ貧乏くじ、ひいちゃったなぁ……」
⚠️注意書き⚠️
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。あらすじは滅茶苦茶冒頭部分だけです。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆中華風の後宮の様相を呈していますが、様々な世界・様式の後宮&花街(遊郭)設定もりもりです。史実、資料と違う! など突込みは不要です。
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 05:20:00
20697文字
会話率:33%
「ラテスカ嬢。君には申し訳ないが、私は初恋の人が忘れられない。私が理不尽な要求をしていることはわかっているが、この気持ちに整理がつくまで白い結婚としてほしい。こちらが契約書だ」
「かしこまりました。クフィーダ様。一つだけお願いしてもよろし
ゅうございますか? 私、推し活がしたいんです! それは許してくださいますね。」
「え?」
「え?」
結婚式の夜。
これが私たち夫婦の最初の会話だった。
★注意書き★
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも投稿しています
☆3話完結です。(3月9日0時、6時、12時に更新です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 12:00:00
15590文字
会話率:28%
私は墓石を抱き締めた。
そして、過去を振り返る。
本日中に完結する、作者の思い付き突発作品です!
18時、20時、22時で完結です!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファン
タジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 22:00:00
9060文字
会話率:16%
学術都市グレンツェンで生活する主人公たちの日常を描いた物語。
多彩な人種、地域、価値観、文化、おいしい食べ物を通して成長する人々の、ゆるかったりちょっと刺激的だったりするストーリー。
メインヒロインは【小鳥遊すみれ】という少女です。島国の中
でも孤島で過ごした彼女は16歳になって初めて大陸に上陸します。しかも海外での生活でてんやわんや。あたふたする少女はたくさんの出会いを経て成長していきます。
…………が、メインヒロインは小鳥遊すみれですが他の登場人物にも個性があり、人生があり、夢があります。そんなメインヒロインを取り巻く彼らを主眼としたストーリーも展開していきます。
物語の構成上(というよりは作者の趣味嗜好ゆえに)、ある一定の目標設定はありますが個人個人の日常風景の描写を日にち単位で刻んでいくので目標に辿りつくまでにとてつもない時間がかかります。あくまで日常系ストーリーなのでまったりゆったり進んでいきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:00:00
2039057文字
会話率:31%
口は悪いが母親思いで、頼りがいのある少女、間幸(あいださち)。奇妙な夢、成長痛と若白髪、進路選択と悩みはあれど、愉快な友人たちとなんだかんだ楽しく過ごしている彼女のクラスに、可愛らしい少年が転校してくる。彼は思わせぶりな態度で幸に近づくが、
それには理由があった。そうして彼のせいで飛ばされた先は、夢で見た『塔』の中――少女と少年、『塔』の運命が絡み合うファンタジー。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。作中キャラクターの思想・言動を推奨するものでもございません。
※不定期更新、自分の趣味嗜好に合わせてゆっくり書いていきます。よろしければお付き合いください。あらすじに追いつく・異世界転移するまでかなり時間がかかると思います。
※登場人物の性格に難があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:06:34
184539文字
会話率:44%
読み専ユーザーであった私こと玲 枌九郎が、小説を書いてみるきっかけや背景、趣味嗜好、好きなジャンルや作品、その他を適当に書き綴る、本人はエッセイと思って書いているけども、もしかしたらエッセイとは呼べないかもしれないもの、を書いてみます。
自分に課した課題は、1話1000文字前後。あとから加筆修正しない。日記や備忘録にしない。毎日かけなくても1日1話まで。以上4つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 16:43:02
6852文字
会話率:4%
東京都世田谷区、都内の進学校に通う15歳の少年である稲本拓弥《いなもとたくや》は住宅地の中でも一際目立つ大豪邸に5人の姉たちと共同生活をしている。
両親は海外で共働き、家政婦を含め自宅に男子は自分一人。裕福な家庭であることに加え、幼き頃から
容姿端麗な姉達に囲まれ可愛がられて育ってきた拓弥。一見、誰もが羨む夢のような日常を過ごしているかに思えるが、拓弥は姉達のことについて頭を悩ませている____。
姉達は、その全員が極度のブラコンである上に特定の趣味嗜好を持ち、更には変態と言う他ない姉弟愛を逸脱した弟愛の持ち主だった。
そして何故か、姉達は全員声優業をしている。
ブラコン地獄に頭を悩ませる毎日、そんな彼の日常と彼が日頃から思い抱く違和感を描く。
※こちらの作品ですが、以前「俺には声優をやっている姉が6人いるのだが、全員ブラコン過ぎて困る!」というタイトルで投稿していたものを書き直しリメイクさせたものです。作中に出てくる人物の名前や設定など細かな点で差異があります。
作品そのものは2015年から書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 12:00:00
541371文字
会話率:48%
小説を書く事に疲れたので、休憩がてら書いた小説になります。
特に意味もなく山も無く、オチもない。そんな話でございます。
ただ趣味だけはぶち込みました。
同じ趣味嗜好をお持ちの方には楽しめるかもしれません。
最終更新:2024-04-06 18:01:09
3613文字
会話率:60%
暇潰し、日課、趣味嗜好で動画サイトを見る不特定多数のルックマン。
大手動画投稿サイト、コミュティカル。この動画投稿サイトはひと味違う。
自身の意識を分離して、ネットワーク上にある現実の体をコピーされた容姿で、ルックマンの貢献度によ
ってお金を稼ぐ。
貢献度とは、投げ銭、閲覧時間や閲覧数で決まり。貢献度の高いアカウントには、広告契約が結ばれる場合もある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 16:24:54
1066文字
会話率:10%
「政略結婚なんてイヤっ! 私の王子様は、私が見つける!」
レヴァンヌ国の第一王女アイリス姫は、16歳の誕生日を前に、城を抜け出すと、身分を隠し、城下町で運命の出逢いをした男性と旅に出る。
しかし、実は、彼らは、国王陛下の命によって、浚われ
たアイリス姫の行方を探していた。
国王「姫が何者かに誘拐された。姫を見つけてくれた者を姫の婚約者とする」
こうして、何故か自分を助ける旅に同行することとなってしまったアイリス姫。
アイリス姫は、運命の王子様を見つけることができるのか――?
♡攻略対象キャラ♡
若き近衛隊長として幼い頃から自分を守ってくれた【ルカ】。
最年少だが、賢者に並ぶほどの頭脳を持つ天才少年【琳 楊賢】。
天使と悪魔の顔を使い分ける、俺様王子【リアード】。
どこか儚い美貌と聖者の心を持つ兄王子【リュグド】。
娯楽好き、楽天家で豪胆な怪力王子【アラン】。
人間嫌いの魔法使い【オーレン】。
※他、隠しキャラ2名あり。
これは、全ての「王子様を夢見る乙女」へと捧げる夢物語。
―――あなたの王子様は、誰ですか?
************************************************************
※これは、オリジナル乙女ゲーム『私の王子様』(未完)のシナリオを元に作成した小説です。
攻略対象キャラクターは、全部で8人。
各キャラクター毎のストーリーを各章に分けて、順次UPしていきます。
読む順番は特にありませんが、
まずは、【プロローグ】から読んで頂き、
その上で、気になるキャラクターの章から読み進めてみてください。
ただし、隠しキャラ(2名)のストーリーは、他のストーリーに絡むため、
5人の章が完結してから、掲載する予定です。
※現在、【ルカ】編のみ完結済みです。毎日7時と17時に1話ずつ掲載していきます。
※ゲームのシナリオが元となっているため、会話文がメインです。
誤字脱字や、辻褄が合っていない、などの報告以外の批評は、受け付けておりませんので、あしからず。
このような趣味嗜好をご理解頂けない方は、申し訳ありませんが、他の作品をお読み頂けると幸いです。
ギャグ寄りにしておりますので、お気軽にお楽しみください。
感想コメントを頂けたら、泣いて喜びます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 17:00:00
52190文字
会話率:34%
戦闘経験豊富なおじいちゃん曽根山源蔵は神棚の物によって死を言い渡され、同時に異世界の「何者か」を守る使命を与えられ、異世界での新たな命を受けた。
かくして「ゲンゾー」となった見た目は若者、趣味嗜好言葉遣いは爺な彼は拳士としての道を歩み始め、
運命の相手を探しがてら第二の人生を生きる。
今が旬の異世界転生物です。
食傷気味ですいません。
不定期なのもすいません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 10:00:00
1880607文字
会話率:40%
趣味嗜好はさまざまです。
ただーー、ブラックペッパーは過剰摂取しないように。
最終更新:2023-11-30 22:05:50
200文字
会話率:0%
初のエッセイ。
なぜ自分は年上ヒロイン、というか創作に限らず現実でも、年上の女性にこんなにも惹かれるのか、作品として何を描きたいのかってのを考えてみました。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。
最終更新:2023-11-27 22:00:00
7770文字
会話率:0%
データ分析部署に配属された紗希(さき)と、ぶっきらぼうで、だらしないけど頼りになる先輩との日常を切り取った物語。「なんで私、こんな人のこと好きなんだろ」。趣味嗜好が変態よりにシフトしてない?
作中で主人公たちが使っている統計分析ソフトの実
際のコードは、以下のサイトにまとめてあります。
https://note.com/yuki_ri_17/m/m66ebee1b0fb7折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 16:23:20
4759文字
会話率:62%
まだまだ先は未定ですが、気が向いたら読んでみてください。途中から世界線が複線化する予定です。
精神融合系で、趣味嗜好が改変され、最終的に現実でTSしてしまうという予定の物語。
最終更新:2023-06-17 10:19:45
3626文字
会話率:10%
嵐山の霊能力者集団である京洛牙城衆に所属する若き戦士・絹掛雅は、戦士としての成長を目指して武術の鍛錬に明け暮れていた。
この日の鍛錬は、狐憑きとして強大な霊力を誇る先輩戦士の深草花之美が放った大技を受け流すという過酷な物だったが、雅は半ば舌
を巻きつつもどうにか課題を達成した。
後輩の確かな成長を認めた花之美は、それを祝して雅に昼食を御馳走するのだった。
ところが祝いの席も兼ねた昼食は、狐憑きとしての花之美の趣味嗜好が色濃く反映された物になったようで…
(※ 本作品は知様御主催の「ぺこりんグルメ祭」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 06:21:06
6231文字
会話率:27%
とある出来事で小説を書くのをやめてしまった元小説家の湊くん。湊君は高校生になり人生を一変しようと意気込んで友達を作ろうと頑張るが、趣味嗜好の違いを理由にグループに入れなかった。そんな中意気消沈していてもしょうがないと自身を鼓舞して思いついた
のが環境を変える事だ。
名案だと意気込んでたまたま見つけたポスターに書かれている演劇部に入る事となった。
毎日12時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 12:00:00
25586文字
会話率:35%
私の趣味嗜好は人と違うかもしれない。
そんな事みんな思ってるのかもしれない。
みんな欲望を闇に葬っているのかもしれない。
その闇をのぞいて見る夜があった。
最終更新:2023-01-25 09:13:34
883文字
会話率:0%
魔術師ギルドの受付嬢エレナは、怪しい預言師と出会う。淡い初恋に敗れたばかりだったエレナは、思わず予言を聞いてしまう。
絶対に外れることがない、恋の予言を。
お相手とは、趣味嗜好から性癖まで、最高相性。ただし、「この恋が叶わないとお
相手は死んでしまう」らしい。
お相手の特徴は、まさかの騎士団長と一致する。しかし、エレナの職場である、魔術師ギルドと王立騎士団は、最高に険悪な仲なのだった。
「え、王国の危機?」
予言が外れることは、決してない。
真面目が取り柄の受付嬢と、騎士団長の予言から始まる初恋×溺愛(予定)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 09:09:02
123689文字
会話率:39%
あたしはまみみ。属性は白ギャル、職業は女子高生、そして問答無用のショタコンだ。異性の趣味嗜好がそう簡単に変わるはずがないので一生ショタコンなのかもしれない。性に目覚めつつある、すなわち女のコを意識し始めた――そんな小学生が好きだ。現在の想い
人、それはカケルくんという五年生の男のコ。親が泣くだろうから罪は犯したくない。だから我慢して手を出すことは控えている。とはいえその我慢がいつまでつづくのか、正直、自信はない。まあどうあれ、がんばれ、あたし。
※本作は、武 頼庵(藤谷 K介)様主催「秋は〇〇〇!!企画」の参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 20:40:10
4230文字
会話率:66%
足達裕貴(あだちゆうき)はキワモノと揶揄されてきた男である。
自分の趣味嗜好は常に人とズレていると言われ続け、自身もある意味それは仕方ないと思いながら毎日を過ごしていたのだが、ある時友人との会話で学校一の美少女と呼ばれる猪頭萌香(いがしらも
えか)を『可愛くない』と言った結果、彼女の取り巻きから執拗な嫌がらせを受けるようになる。
無論足達は彼女を侮辱したつもりで言った訳ではなかったのだが、そんなことなどお構いなしに理不尽を受ける中で、学校一のイケメンと呼び声高い女の子、手越遥(てごしはるか)こそが学校一可愛いと思っていた足達は、偶然書店で彼女と出会ったことで状況が変わり始め――
美少女と化した手越と実はただのキワモノではなかった足達によって、何も分かっていなかった連中を蹂躙していきながらラブコメもするそんなお話。
※このお話は短編版『学校一のイケメンと呼ばれる女の子を学校一可愛い美少女にしたら責任取ることになった』の連載版です。ただし連載に即して基本ベースは同じですが内容が変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 13:30:15
67947文字
会話率:56%
「ねえねえ多枷くん、多枷くんってさ、奴隷ヒロイン好きでしょ?」
「!?」
いつもの放課後の帰り道。
隣を歩く縄代さんが、唐突にそう訊いてきた。
何故バレたんだ!?
――確かに俺は、三度の飯より奴隷ヒロインが大好きだ。
昨今のファ
ンタジー系ラノベではすっかりお馴染みになった奴隷ヒロインだが、奴隷ヒロインには全ての理想が詰まっている。
そもそも俺みたいな女性経験皆無で疑り深い男には、普通の女の人は信用できないのだ。
仮に女の子から告白されたとしても、ドッキリか、もしくはイケメンに寝取られる未来しか見えないからな。
あと俺は一昔前に流行った、暴力系ツンデレヒロインが嫌いだ。
仮に愛情の裏返しなんだとしても、暴力を振るってくるのを容認することなど俺には絶対無理。
あれに対して萌えられるのは、真正のドMくらいだろう。
――その点奴隷ヒロインなら、それらの懸念が全て解消される!
奴隷なら契約魔法とかで縛られてるので、主人公を裏切ることは絶対ないし、常に従順で主人公を持ち上げてくれる。
愛欲と自尊心を同時に満たすことのできるヒロインの理想形――それが奴隷ヒロインなのだ!
だが、こんなことを三次元の女の子に正直に言ったら、ドン引きされることくらい俺だってわかっている。
ここは何としてでも誤魔化さねば!
「さ、さあ? 何のことかな? 俺はその、奴隷ヒロイン? には、微塵も興味はないけどね?」
「んふふ~、別に私には隠さなくてもいいってば。多枷くんがいつも読んでるラノベって、『追放貴族が造るケモ耳王国』とかの、奴隷ヒロインモノばっかじゃん」
「っ!?」
そんな!?
まさか読んでるラノベで性癖バレしていたとは!?
「私はいいと思うよ、奴隷ヒロインが好きでも」
「……え」
「だって何かを好きになること自体に、罪はないじゃん。そりゃ他人に迷惑をかけたり、趣味嗜好を周りにも無理矢理押し付けたりするのはダメだけど、自分の中で好きなものを愛でる分には、第三者にとやかく言われる筋合いはないじゃん。私だって、好きなものの一つや二つあるしさ」
「縄代さん」
あ、ヤバい。
ちょっと泣きそう。
俺、縄代さんと友達になれて、本当によかった。
「と、いうわけでさ、今から私が、奴隷ヒロインごっこしてあげるよ」
「……ん?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 21:01:13
4741文字
会話率:42%