石金《いしがね》と称えられた少女がいた。
人を惑わす妖が跋扈する中で人に仇なす魑魅魍魎を山を築く程打ち倒し、とある戦闘組織にスカウトされ、そのまま斬り込み隊隊長に抜擢される程の身体能力を持ち、何よりも斬り込み隊であるが為に先陣を切って傷付
く部下を気遣い時に厳しく指導する器もあると言われていた。
彼女は正に手に余る事なく、その地位として相応しい活躍をし続け、その地位は磐石なものだと確信していた…恋という刀で斬れないものを知るまでは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:15:19
101012文字
会話率:30%
その勇者は……クズだった。そう、当てはめるのであれば、品性下劣と言う言葉が相応しい。やる気なし、世界の平和なんて守る気なし、煩悩まみれ。付いた称号が『勇者の持ち腐れ』。しかしそんな品性下劣勇者が本気を出した時、思いもよらない世界が開かれる…
…!
※ノベプラさまに投稿していたものを加筆修正したものになります(ノベプラさま分は現在非公開)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 00:00:00
12727文字
会話率:74%
わたくし、エリン・アヴァス侯爵令嬢。誇り高きアヴァス家の一人娘…だと思っていた。七歳までは。
ある日隠れて虐げられながら育てられた腹違いの妹がいると知った幼い彼女はその細い手を握り、誓う。
「わたくしがわたくしの妹として相応しい淑女に育てて
みせますわ!」
そして月日が過ぎ去り、妹のアイリーンは姉のエリンに向かって厳しい表情で言い放つ。
「お姉様…お姉様とジャスパー・キャットウェル様との婚約を、破棄してください」
ほう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:00:00
11163文字
会話率:44%
侯爵令嬢ルビア・ウィンチェスターは事業もこなし、次期聖女の筆頭候補でもある完璧な王太子の婚約者だった。それは全て愛する王太子のため。
けれどある日「そなたは国母に相応しいかもしれないが、僕の伴侶には相応しくない」と、婚約破棄を言い渡されてし
まう。
更には男爵令嬢と新たに婚約をするから、聖女の筆頭候補の座や事業まで明け渡せと言われ...!?
全ての努力が奪われたかと思ったのに、王太子と婚約破棄した途端にソードマスターや枢機卿、更には大公子と言った国の有力者ばかりからアプローチが止まらない...!悪役令嬢の痛快逆転ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:00:00
65910文字
会話率:52%
改暦2100年。人類は死という事象の恐怖に怯えていた。
本来、死とは事象。目に見えぬ死神の鎌であり、それらは平等に人間の首を刈る。
しかし、1000年前に通称・『デーモン』という新たな死が顕現したことで死の形は歪められていく。
故に人類
は『デーモン』を討つべく、『魔王討伐』を開始するも、未だに『デーモン』を討てずにいる。
一方、『デーモン』と渾名された男——シック・ディスコードはただ延々と自身を殺そうとする者達から手から逃れるが、彼もまた“病”を抱えていた。
虚無と死への憧憬。そしてもう1つ彼が永遠に理解出来ぬである愛という病。
加えて、死という万象ゆえに死ねないその身を引き摺って、彼は今日も世界に生かされる。
しかし、ある少女——ルタ・エーデルシュタインと出会うことで彼の終焉はやってくる。
シックがルタが手に取った瞬間、彼女もまた運命から生贄であることを強要される。
はたして、ルタの思惑とはなにか。
そして、シックの抱えた“病”とはなにか。彼の死への切望に隠された裏とはなにか。
これらが暴かれるとき、死という事象を元に戻すべく神が降臨する。
同時に、シックが『デーモン』と化した断罪者との過去、シックが未だ人間であった頃の記憶が明かされるのだ。
宣言しよう。これは救済劇ではない、魔王が定めた自身の末路。
なにより、花嫁たる彼女が望んだ楽園。
「再度問おう、汝こそ我が花嫁いけにえなりや? であるならば、汝こそ我が生贄に相応しい」
その宣告と共に、1000年前に交わされた2人の男女の約束も“オワリ”を成す。
これこそ、魔王の終焉。
死ねず病を抱えた憐れな男へ手向けた花嫁との物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:00:00
67457文字
会話率:30%
とある日の昇る島国に、『大江ノ国(おおえのくに)』という鬼の住む国があった。
そこで暮らす少女鬼『八雲(やくも)』は、尊敬する父・『黒の酒呑童子』に憧れ、もっと強くなる為に強者に挑んで戦う日々を送っていた。
そんな彼女の側には、いつも
幼い時から面倒を見てくれている叔母・『珠(たま)ねえちゃん』がいた。八雲にとって父と並んで大好きな家族の1人であった。
ある日、珠ねえちゃんの元に、佐渡の豪族鬼『金斬(きんざん)』から武闘大会の招待状が届く。それは女鬼だけが出場を許される大会で、金斬が自分に相応しい花嫁を優勝した者の中から選ぶというものだった。
そして何と『珠ねえちゃん』はそれに渋々参加する事になってしまう。
珠ねえちゃんが大好きな八雲は、「珠が知らない男鬼と結婚させられるかも」と聞いて不安になる。
そしてあれこれ考えた結果、ある事を思い付く。
「そうだ!!あたしも大会に参加すればいいんだ!
あたしが優勝すれば、姉ちゃんは金斬と結婚しなくて済む!」
それだと確信し、八雲は珠と一緒に意気揚々と佐渡ヶ島へと旅立つのだった。
____________________________
●戦い大好きな鬼の美少女達の友情&殴り合い&変身バトル+少しの青春・スポ根要素+パラレル近世日本●挿絵あり
※全7〜8話の予定(1話1万文字前後)
※『夜行鬼』https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n9321gf/の続編ですが、前作を知らなくても読めます。
※続編として読む方は、前作と毛色が結構変わっていますので、合わなかったら閲覧を中止してください。
(前作で我慢していた事をぶちまけているので、がっかりする可能性も……)
●前作と違う点
・男女比逆転
・グロ要素はややマイルドに
・大人の話増加(全年齢の範囲で)
・軍記要素、反戦要素はなくなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:10:00
92339文字
会話率:25%
ある日突然現れた聖女認定された異母姉(?)にあっさりと婚約者を奪われた私……。
魔王の脅威が少しずつ広がる世界では国民の希望のためにも聖女との結婚が相応しいと、これまで国民のことなんて一瞬たりとも考えたことがないであろう王子様が宣言します。
しかしこれは前世、日本でのゲームに沿ったものであることを思いだします。
そして記憶にあるゲームシナリオから考えると、浮気ばかりで能力も愛情もない王子様なんてポイした方が幸せなのです。
そこからは全力で異母姉を応援……する必要はなく、スーパーアクティブな異母姉と後先考えない好色な王子様は勝手に婚約し……その後はお互いの悪いところが出てあまりうまくいっていないようです。
そんなことはもう私には無関係なので夢だったダンジョン攻略に邁進します。私は学院史上最大級の魔力量と、磨き続けてきた魔法の力を使って古代魔法を覚えて無双するのです。ゲームでも一緒に戦っていた凛々しい辺境伯と一緒に♡
そしてなんとか漕ぎつけた王子様と聖女様の結婚式。ダンジョン攻略を中断させられて出席させられた私と辺境伯の前で、なんと魔王が現れ王子と聖女を殺してしまいますが、私は習得した古代魔法を使って、辺境伯は鍛え抜かれた双剣によって、魔王を打破しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:04:58
14195文字
会話率:36%
世界に唯一残る高尚な魔道具であるお家の内見。
当然ながら相応しい崇高な方の来訪を期待していたがやってきたのは……。
そして、実はそのお家は……。
内見会からとつぜん始まる剣と魔法のファンタジーをどうぞお楽しみください。
最終更新:2024-04-11 08:37:44
95266文字
会話率:35%
天才的なテニスの才能を持つ幼馴染、素襖春菜に誘われてテニスを始めた主人公、若槻聖。しかし、春菜の圧倒的な才能と、とある出来事により程なくして聖はテニスを辞めてしまう。時は流れ、プロ選手としての活動拠点を海外に移そうとしていた春菜の前に聖が現
れる。今度こそ春菜に相応しいペアになると誓った聖は誰にも言えなかった秘密と決意を胸に、再びテニスの世界へ飛び込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:41:54
920015文字
会話率:33%
30年前、突如として動物に近い姿形を持つ人類の敵、人呼んで"魔物"が現れた。
魔物相手に通常兵器など大して役に立たなかった。
しかし、魔物の出現と同時期に人々、特に少女達の一部に魔法と呼ぶに相応しい力を扱える者が現れた。
彼女達は戦う。自分のため、家族のため、命を懸けて。
人々はそんな少女達を尊敬と感謝を込めてこう呼ぶ。
魔法少女、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:10:00
324140文字
会話率:26%
2年タブってしまった。駅の階段での転落事故に巻き込まれて昏睡状態
1年。日常生活へ復帰のためのリハビリに1年。周りの人の支援で高校生活に復帰しました。
昔は後ろをついてきた幼馴染と同級になり、同じ高校、同じクラスで学ぶことになった。
実は事
情説明しなかったんで彼女からの対応が冷たい。まあ、人生踏み間違え気味の俺より相応しい相方が見つかるだろうから、あまり拘らず見守りしよう。と思うのだけれどおかしな事情が湧いてきた。まったくおまえらなんなん?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:01:00
304597文字
会話率:47%
「大好きな弟の夢を叶えるために私は生まれたんですよ」
魔法使い鍵原陽香の語る弟の夢とは物語の様なヒーローになること。しかし現実世界にヒーローに相応しいヴィランはいないし、そもそもヒーローに相応しいだけの力が彼にはなかった。
だが、「私」の一
言がきっかけで世界を巻き込む大騒動が折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 11:22:26
3006文字
会話率:46%
公爵家の娘であるティナ・エバンスは、恋愛結婚への憧れを捨てきれなかった。
そのため、幼馴染であり情報ギルドに所属しているジェイドに、意中の殿方の情報収集を頼むのだが、何故か上手くいかない。
ティナは今度こそ上手くやってみせると意気込み、自身
に相応しい殿方を見つけてほしいとジェイドに頼み込むのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:08:06
8597文字
会話率:61%
五月に相応しい鯉幟に因んだ
オリジナルの短歌を十一首書きました。
最終更新:2024-05-11 01:09:22
310文字
会話率:0%
エルシャール帝国の帝都ラシフェンは不夜城とも呼ばれていた。夜が更けても店という店には煌々と明かりが灯り、昼間の喧騒と変わらない賑わいを見せている。もともと、帝都と冠するに相応しい賑やかな街ではあったが、それはここ数年さらに顕著になっていた。
――魔王軍の台頭により、帝都附近に出現するダンジョンが増えたためだ。
そんなラシフェンの中堅ギルドに勤める、独身アラサー三人組、トリニティ、イングリッド、アプリコットのぐだぐた女子会。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:01:11
12738文字
会話率:70%
「アイリス・エンダーハイム! 貴様との婚約は第一王子の権限で今夜破棄する!」
公爵家のパーティーに参加していたら、突然私の婚約者……ラグランジュ王国第一王子ゲオルグ・ラグランジュが意味不明なことを叫びだした。
ゲオルグの傍には見たこと
もない令嬢がしな垂れかかっているし、どうやら私の婚約者は隠れて浮気をしていたらしい。
「ゲオルグ様、一体どういうつもりか教えてくださいな。公爵家のパーティーで突然そのような戯言を言うなど……」
「うるさい! 貴様のようなブスは王妃に相応しくないのだ!」
「……ブ……?」
「俺様のような美形の隣には同じくらい輝きのある女性が相応しい。王妃がブスなど諸外国に馬鹿にされるではないか!」
は? 私がブスだから婚約を破棄するって? 正気?
これは魔導具が好きな一人の少女が、婚約者からブスだという理由で婚約破棄されてからの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 07:00:00
61507文字
会話率:57%
輝鑑読みの講談師、語るに曰く――。
時は太陽暦に直して二千百四十二年。但馬に稀代の英傑が生まれようとしていた。
男の名は、垣屋続成。彼はのちに大陸の皇帝にまで上り詰める伝説の大英雄であった。
だが、その続成とて当初から英傑であったわけでは
ない。彼もまた、幼少から無敵の軍神というわけではなかった。
だがそれでも、彼は最強と言いうる名将であった。
今宵は、彼の前半生を彩る一級史料を紐解いてみたいと思う。
その、書の名は「輝鑑」。自叙伝に近い体裁を取ったその書は、公的記録であると同時に、一級史料に相応しいだけの確たる反証を受け止められる名著である。何せ、ツッコミどころが物語という体裁を取ったことと続成特有の方言は多少なりとも誇張されているのではないかというところだけであったというのだから、推して知るべしである。
そしてこの輝鑑に乗せられた垣屋続成の前半生は、おおよそ現在の我々からは知る術のない、波乱に満ちたものであった。齢八十を超え、畳の上で死したとは到底思えない、危難の連続であった。
それでは皆様、お立ち会い。初代富良東皇帝にして、かの伝説の聖君の一生を語ろうぞ!
〽とざい とーざい これに口上を勤めまするは神前成潔なる者にて候 とざい とーざい……
※当作品は、ノベルアッププラスにて一度完結した物語の改訂版です。
※当作品は、本HP[小説家になろう]の他にKADOKAWA様のHP[カクヨム]にて同時掲載されております。
※当作品は、だいぶ前(だいたい7年以上は前)に公開した、「播州公書記」という作品の正統進化版と位置付けております。「播州公書記」は一度なろうさんを退会した関係上閲覧できませんが、よしなに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:00:00
122406文字
会話率:58%
ドアマットヒロインもどき
最終更新:2024-05-04 01:20:25
5477文字
会話率:59%
キリヘナ・リキュウシスは公爵家に生まれながらに魔力がなく無能と蔑まれ、自分でも人間ではなく置物の人形だと卑下してきた。
さらに十七歳にて第二王子との婚約が一方的に破棄されてしまう。
悲嘆に暮れる彼女であったが、婚約破棄をきっかけとして、彼
女の本当の人生が光差す。
――魔力がない無能ではなく、他者の魔力を幾らでも使えるただ一人の能力者であった
彼女は自分自身の力を自覚し、
――相愛であったが諦めていた第一王と再会した
彼女に相応しい相手を見つけ、
……あなたのものは私のもの
無能と蔑められてきた女は、人形の殻を破り、自らの未来を勝ち取るために歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:50:00
184007文字
会話率:26%
20歳の誕生日を迎えるリヴィアは、せっかくの誕生日を自分で盛り上げるために国の宝物庫を訪れて、なにか相応しいものがないかと探す。しかしそこには永い年月封印されていた悪魔が眠っていた。
そうとは知らずに神器を持ち出すリヴィア。そして誕生日を
迎えようかというその時、封印は解かれ悪魔が顕現してしまう。
なんとか再度封印をしようと奔走するが、相手は国を一瞬で滅ぼせるほどの力を持っていた。もうだめかと思われたその時、どこからともなく現れた一人の旅人。レッドと名乗るその人物は強大な悪魔相手に圧倒してしまう。
封印をするチャンスは今しかないと行動に移すリヴィアであったが、何を間違えたのかレッドの力を封印してしまう。力を封印されてしまったレッドは身体が小さくなってしまい、思うように戦えないがなんとか悪魔に止めを刺すことに成功する。
しかし止めを刺した時に悪魔はレッドの力を封印した神器ごと最後の力で破壊してしまう。
破壊された神器は封印していた力が暴発し辺り一面を吹き飛ばしてしまう。
間一髪助かったリヴィアと側近のラリィとレッドの三人。
三人を残し国が滅んだことに自責の念にとらわれ自暴自棄になるリヴィアであったが、ラリィの懸命な説得と謎の人物レッドの目的である世界を救うための旅に同行することで罪に向き合う決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:20:19
702455文字
会話率:51%
「永遠の命」を持った少女エル
エルはその命を誰かに授ける為、世界を旅する
様々な人と出会い、触れ合い、共に生活をして、
永遠の命を持つに相応しい人物を見つける
誰に永遠の命を授けるべきなのか
それを探求する
最終更新:2024-05-02 22:00:56
4111文字
会話率:65%