【第21回 書き出し祭り参加作品 第三会場2位】
貴方も言ったことがあるかもしれない。
あるいは誰かが言っているのを聞いたことがあるかもしれない。
話の通じない人間を、言動が理解できない人物を
"宇宙人"と蔑称
するのを。
ここで問いたい。
その人物が本当に宇宙人だったらどうなるだろうか?
貴方の母星が侵略されてしまうしれない!?
安心してほしい。
この宇宙人はただただ愛でるだけ。
愚かな|原生生物《人間》を愛でるだけだ。
取るに足らない原生生物達の日常も、価値観の異なる宇宙人から見れば
とても楽しい喜劇になる。これはそんなお話。
それでは成り行きを語ろう。
種としての合理性を追求し尽くして、進化の到達点に達した”とある宇宙人”は、手持ち無沙汰だった。
最早、繁栄も衰退もしない只々悠久に生き永らえる存在となり、永遠とも言える余暇を持て余していたのだ。
そこで思いつく。
進化の途上にある生物達を観察すれば、余暇が楽しく過ごせるのではないか。なんなら、自分達が導いてもいい。
そうして気まぐれで訪れた星で原生生物が進化の発展途上で無駄や不合理・不条理まみれながらも必死で生きる姿に感銘を受ける。
そして、その様子を表すであろう現地の共通語『Kawaii 』に心酔するのであった。
この星で余暇を過ごそう。そう決めた矢先に新進気鋭、才色兼備の若手女性実業家と出会いコンビニの雇われ店長となる。
誰に頼まれるでもなく発展途上の惑星の治安維持活動を行う異星人との一悶着があったり、厄介な客や物騒な事件に巻き込まれたりしながら、今日も彼はしみじみ思うのであった。
『この星の原生生物はとにかくKawaii』
■作者から伝達事項
・本作は連作短編です。各話は一万字程度の短編なのでサクッと読めます。基本は1話から読むのがおすすめですが、どこから読んでもそこそこ楽しめると思います。
・コメディ、ギャグなので各話の終わりはハッピーエンドかそれに近しいものです。ご安心ください。
・更新頻度は週次です。作者多忙だと不定期になる可能性はあります。
※この物語はフィクションです。
※この物語には犯罪行為や公序良俗に反すると思われる表現が若干出てきますが、そうした行為を推奨する意図はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 17:27:26
32045文字
会話率:47%
~幽霊?悪霊?化け物退治?? 特に何もしていません。ちょっと触ったぐらいです~
山で祖母と二人暮らしをしていた十六歳の少女、ササハ。ある日祖母が「人が消える」と噂される町に出かけ行方不明となる。
祖母を探すため村を出たササハだったが、夜の
山で寝衣に裸足な謎の青年に出会ったり、町では化け物に襲われたと言う男に遭遇したりする。
行方不明事件に化け物騒動。いつしかササハもその渦中へと――――
「行くの止めたら?」
「正直やめて欲しい」
「やめません!」
そんな特別よく視える少女の、無自覚救済ストーリー。
※※※不定期更新/IF版の一章22話までは同じ内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 21:36:54
422381文字
会話率:52%
※ボーイズラブのタグは一応つけていますが、恋人関係とかは出てこない予定です※
ハッカール王国には2人のお姫様がいる。
1人は優しく勇敢で、時々無鉄砲すぎるくらいに他人思いな、上の姫。
1人は対人コミュニケーションに対するやる気がかなり
無いけど、それなりに努力家な、下の姫。
2人は王国の未来を担う宝物だった。母親がそれぞれ違うという事情もあってそれぞれの扱いはだいぶ異なったけれど、それでも国民の統合の象徴的存在であり、外交にも内政にも便利なマスコットであるのは同じだったから、色んな意味で大事にされたり、逆に敵視されたりもした。
これは、それなりに平和な王国で、それなりに物騒な日常をどんぶらどんぶら、「姫」という籠に乗せられて流されつつ生きていく2人の物語である。たぶん。
ちなみに姫はどちらも男である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 12:00:00
8692文字
会話率:47%
世界で初めてAIによって完全製作された五感没入型大規模MMO『スカイグレイブファンタジア』は、「その先の冒険をマジで誰も知らない」をキャッチフレーズに、スタッフすら全容を把握していないという独特の期待感と不安感で人気を博している。
この
ゲームの支援特化職「アイドル」は本物のアイドルの卵。ゲーム内で多くのファンを獲得できれば、現実でもデビューが約束されている。トップアイドルを目指し、少女たちはゲーム世界で熾烈な競争を続けていた。
白詰糸(しろつめ・いと)はそんなアイドルの卵の一人。弱小ユニット〈ワンダーライズ〉でコツコツ活動を続けるも、周囲からの評価はなぜか「凄腕の少女傭兵団」「ヴァンダライズ(徹底破壊)」「アイドルたちの守護天使」などなど不可解なものばかり。どうしてこうなったのか、これがわからない。
アイドルらしいお仕事は来ないのに、騙して悪いが系の物騒な依頼は山ほど届く、斜め上への成り上がりアイドル活動、本日も始まり始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 10:58:43
297522文字
会話率:46%
美男美女の両親を持つ可愛い顔立ちと名前から女性とよく間違えられる大学生。渚 飛鳥。
最近のニュースで若者が突然消えてしまうという物騒な事件が話題となっていた中、本人も同じ境遇に遭ってしまった。
謎の光に包まれ、謎の声を聞いた飛鳥が気が付いた
時には、見たこともない草原の真ん中。
服はボロボロ。何が起きたかと思って呟けば、自分の話す言葉を知らない女が喋っている。
いや、知らない女の声じゃない。これは、まさか!
女になっている。しかも爆乳!
自分の体の異変に驚いていれば、近くの草むらから現れたのはスライム!
どうやら異世界に召喚されて、女の体になったらしい!
これは、異世界に召喚され女の体になったアスカが元の体に戻るため、冒険を始める異世界ファンタジー。
こんな体にした奴はぶっ飛ばす!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 13:01:05
473565文字
会話率:54%
【脚は飾り】の超理論は時を超える。前作「退役聖女は脚なんて飾りだと思っている」の初代魔王誕生秘話のようなもの。
【エルフ】【獣人】【鬼人】等のファンタスティックな原住民がバラバラに住んでいた大陸に、文明を持つ【外洋人】が入植しそこに国
を創った。
それから二百数十年。いつしか国はヴァルハラ川を境に二つに分かれ、原住民と外洋人とその混血達はお互いを支え合いながら共に生きていた。
そんな世界の片隅で、鬼人の血を引く男と、獣人の女が出会う。
魔法あり、【既成事実】あり、スプラッターあり、技術開発あり、発電所あり、物騒ありのトンデモファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 05:34:45
201951文字
会話率:38%
今から7年前。世界を震撼させる大事件が起きた。
それは軍人とギルドによる力で食い止めて平和になったと言う。まだ私が一桁の年齢に起きたものだけど印象に残っている話だ。更に昔には大戦もあったりと現在では考えられない争いの絶えない最悪な時代だと思
う。
しかし、諦めずに頑張った結果が今の時代を築き上げて手に入れた平和。物騒にイメージされる軍隊は破棄され、ギルドと呼ばれた組織も解散されて新たに作り直された。
世界は平和だ。昔が嘘かのようにどうしようもない程に安心して生きていける幸せな世界。
英雄なんて呼ばれた人間も時間が経つに連れて薄れていき、誰しもがぬくぬくと育つ世の中に問題はない。
ただーー。
そこで生きていくにはあまりにも持て余す力を私は有していた。並外れたこの才は寧ろ7年前くらいに必要なものであったのに何の間違いか、こんな平和になった世界に取り残されてしまっている。
異端で異質で異常としか言えない嫌悪する力を。
※
エブリスタ掲載前作 【旋律を奏でる蒼天】の次回作です。
この作品だけでも問題なく読めるストーリーでありますので気兼ねなく読んで下さい。
ちょっと更新は遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 21:16:29
744388文字
会話率:36%
「ブラックデッド家」は、代々帝国の武力としての役割を担ってきた一族。将軍を世襲してきたバーサーカーの一族だ。
趣味は殺人。話し合う前に殺しておけ。邪魔者は殺せ。大丈夫、死んでも神殿で復活できるから。
家からかけられる頭のおかしい期待に耐えき
れず、ダメダメニートであった次女リリアス・ブラックデッドは家を飛び出した。
目指すは平穏な日常──王城で募集している聖女である。
しかし、家の事情はついて回り──破天荒な妹に殺人鬼な姉、そして、異世界から召喚された勇者と関わるうちに聖女からはかけ離れていく──。
日常はどこへやら、今日もリリアス・ブラックデッドの物騒な日々が幕を開ける。
ニートから始まる物騒ファンタジーコメディー!
*人が死にます。血がぶっしゃりでます。基本的にゆるゆるなコメディーなので鬱展開は(恐らく)ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 12:06:39
317127文字
会話率:43%
元帝国陸軍中尉第2軍団魔導機動師小隊長、現7番島神官特殊補佐官という長ったらしく立派な肩書を持つ魔術師のエリーは南国リゾート地の辺境にて薬屋を営んでいた。
営業日も営業時間も適当で接客態度は自分優先と緩く、怠惰に生きる事を誇りとしている。
しかしながら海祟と呼ばれる怪事件、調律師と呼ばれる物騒な組織、島を管轄する神官達が面倒事へ巻き込む、巻き込む。
エリーの平穏なスローライフは脅かされて徐々に崩れ始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 08:10:00
39670文字
会話率:46%
《後宮》×《ミステリ》×《検視》×《エンバーミング》×《メイクアップ》×《恋愛?》
ワケあり妃は屍を葬り、身分格差、男女格差によって隠された死の真実を暴く!
先帝の死後、斉の後宮はひらかれた。
高官の妻妾選びの場となった後宮では、物騒な事
件が頻発するようになった。後宮丞の男 絳(コウ)は屍を蘇らすと噂の妖妃を訪ねる。
「死人に口はなしさ。けれども、死体は語るものだ」
綏(スイ) 紫蓮(シレン)
彼女は先帝の娘であり、後宮の死化粧師である。後宮中から蔑まれながらも誇り高い彼女の検視と推理によって、権力で揉みけされた事件の真実が明らかになる。
だが、彼女の本領は崩れた屍を復元して、最も美しい姿で葬ることだ。
「遺され、哀惜するひとたちのため、屍は一度だけ甦るべきだ」
絳は秘密裏に、紫蓮へと依頼する。
「先帝の死の真実をあばいてくれませんか」
屍を愛し、死に愛された「妖妃」と彼女に愛執する「奇人官吏」による後宮の暗黒事件簿、開幕!
ライト文芸寄りの後宮ミステリです。LGBTにまつわる事件もありますが、作者の思想よりも世界観を優先しており、現実の事件、人物、団体等とはいっさい関係なく、特定の人物、考えかたを非難、否定する意図はございません。
R‐15ほどの性描写、G15ほどの残酷描写がございます。
*連載について
第一部は毎日連載 更新は19時から21時になります
*お知らせ
メディアワークス文庫より「後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす」
ファミ通文庫より「後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く」
好評発売中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 06:06:00
180922文字
会話率:41%
異端なる異世界の物語へ
※タイトル物騒ですが、ごめんなさい
様々な異世界を巡り、その世界を真なる救済に導くため全能神と契約を交わした主人公。
真なる救済とは、異世界に転生してきた者、移転してきた者を亡きものにする必要があると言われ……
ダークヒーロー、ダークな世界観が好きな方へ向けた新しい異世界モノとしての挑戦的要素もございます!是非ともご一読あれー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 15:59:28
109003文字
会話率:44%
サポートキャラに悪役令嬢の魅了は効かないhttps://ncode.syosetu.com/n4505eu/の小話集です。
本編に入らなかったエピソードなんかを更新していきます。
サポートキャラであるアローディエンヌと悪役令嬢アレッキオや
その周りの人々の話です。
基本ギャグとハッピーエンド、たまにシリアスの配合となっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 18:34:51
663623文字
会話率:52%
少し前までは遊び人として有名だった騎士ラフリードは、連日の激務で疲れていた。
そんな彼に、最近悪名名高い美女である辺境伯令嬢が声を掛けて口説きに掛かってくるのであった。
オマケに彼女の幼馴染みの厄介な令息にも絡まれる。
特に残酷な展開は御座
いませんが、会話が不穏で物騒な所が御座います。
https://ncode.syosetu.com/n6970hm/
の続きのような話です。リクエスト頂きまして有り難う御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 20:20:12
4593文字
会話率:47%
少し前までは遊び人として有名だった騎士ラフリードは、連日の激務で疲れていた。
そんな時、ふと通りすがった薔薇園で懐かしい花を見つけ、昔行った田舎の思い出に浸る。
そんな彼に、最近悪名名高い美女である辺境伯令嬢が声を掛けるのだった。
特に残
酷な展開は御座いませんが、会話が不穏で物騒な所が御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 21:57:57
5780文字
会話率:31%
兄弟子の罠から逃げるうちに、ファルナは朽ち果てた遺跡に迷いこんだ。
出口を探して石棺を調べていると、何者かに刺されてしまう。意識を失った彼女を介抱してくれたのは、石棺に封じられていたという傭兵だった。
この傭兵、魔女の誘いを断ったことで
逆恨みされ「封印を解いた女性と恋人になる」呪いをかけられて封印されたらしい。
はた迷惑な呪いを解くべく一緒に行動することになったが、この傭兵、千年も封印されていたせいで現代の常識を全く知らない。
さらに長い傭兵生活で培われた言動は、そこらの強盗よりも物騒。丁寧なのは口調だけという要注意人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 22:12:19
32474文字
会話率:45%
ある日私の友達が、行方不明になった。
そして、友達ではない他の女性が倒れていた。
翌日、別の友達から関連のあるような怪談話を聞かされた。
物騒なことが多かった私は、さっぱりするために下呂温泉へ行った。
旅行先で登山することになり、行ってみる
と、とてもそこは綺麗な山だった。
周りを見渡していると木の陰に何かがあるのに気付いた。
それを見て私は涙を流した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 15:00:00
2940文字
会話率:14%
精霊に愛され強大な魔法を使えることから、幼い頃から聖女と呼ばれ、ありとあらゆる戦場に駆り出されてきた娘ルベル。しかし、戦時中ならもてはやされた災厄聖女などという物騒な二つ名も、戦争が終わってしまえば用済みだ。
平和になったとたん王子に婚約破
棄をされた末に命じられたのは、魔獣の跋扈するの死魔の地の管理と「蛮族伯」とよばれる辺境伯との結婚だった。
蛮族伯は日々魔獣達との戦闘に明け暮れ、金儲けに目がなく、見ただけで気絶するような悪鬼と噂される男だ。
管理を任せられるのはとても住めるような場所ではない。
しかしルベルは思った。これは、長年の夢である「自分の家を持つ」を叶えるチャンスでは?
王都よりはマシだと思ったルベルは、これが最後の仕事だと、魔法杖一本とトランク一つでたった一人辺境伯へと嫁いだ。
……のだが、待っていたのは見ただけで気絶しそうなほどの悪人面の美男子だった!?
形だけの夫婦のつもりが、旦那様はいい人だし領地もめちゃめちゃすごしやすい!ばんざーい!!となる最強嫁と、見た目は悪人、中身はきっちり蛮族な旦那がたくましい嫁を逃したくなくて右往左往するほっこり領地スローライフ(嫁基準)ストーリー
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 18:00:00
114589文字
会話率:31%
婚約者をNTRれ追放されたら田舎で女の子たちと暮らすことになった元騎士団長のイチャイチャ+じれじれ+ざまぁ+奇跡のお家復興+最後は救国?冒険話。
目の前で俺は『俺』の死亡を宣告された。
最強の名をほしいままにした騎士団長ウォーレナ。だ
が一年を掛けた蛮族征伐を果たし、ようやく凱旋した彼を待っていたのは賞賛ではなかった。彼は騎士団長としての地位、英雄としての名誉、さらに自らの名すらも奪われることとなる。
原因は婚約者である第三王女の浮気と妊娠。
当然婚約は破棄。失意の彼に対し王家は少なくない額の賠償を提案するが、受け取る条件としてウォーレナは死んだこととされる。
王家は最強の剣ではなくメンツを守ることを選び、彼に選ぶ権利は与えられなかった。
国に見切りをつけた彼は新たな名をダンと定め、賠償金を元手にのんびり田舎でスローライフをエンジョイすることに。
辺境の寒村に居を構え、畑を耕しながら時には周辺の魔獣を狩ったりする冒険者稼業。ある日路頭に迷うワケありの双子を助けて弟子にする。自らの剣技と魔法、スキルを彼らに伝授していく。
更に幼馴染で元同僚の聖女や狐人族の少女、可愛がっていた翼竜やかつて主従契約を結んだドラゴンなどが次々と集まり一緒に暮らすことに。彼は彼女たちから慕われ、やがて溺愛される。けれど彼には彼女たちを愛せない理由があって……?
やがて真実を知った彼女たちは愛する彼のため、元婚約者への復讐を企てはじめたりお家再興を狙ったりと物騒なことを始めてしまう。
一方王家や他国ではさまざまな思惑が蠢き始め、彼は再び動乱の渦に巻き込まれ……たくないので懸命に抗ったり。
田舎スローライフを送れない主人公氏、とにかく哀れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 19:00:00
244592文字
会話率:53%
「それでは、神を殴りに行きましょうか」
誰もが見惚れてしまう様な笑顔で随分と物騒な事を言ったのは、神に愛された穢れなき乙女であるはずの元聖女様だった。
複雑な呪いを背負ったグレンと夢見がちで世間知らずな元聖女のアリスが紡ぐ旅の物語。
大
陸最大級の宗教である創神教に追われながら、二人は人助けをしたり、魔獣を討伐したり、厄介ごとに首を突っ込んだりしながら、様々な困難と厄介事に立ち向っていく。
二人は無事にそれぞれの目的を果たし、ハッピーエンドに辿り着けるのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 10:00:00
28294文字
会話率:34%
エリンは一人、貸し切ったレストランで彼が来るのを待っていた。
そう、アヴァス侯爵家に手紙を送った彼…エリンの最愛二人を狙う、第二王子の存在を。
「今日はお互い腹を割って話そうではないか」
「わたくしも殿下と同じ気持ちでございます――――ええ
、腹をかち割ってお話致しましょう」
「アイリーンの姉だけあって言葉選びが物騒だな」
どういう意味です?
「わたくしが育てた最強に可愛い妹と婚約者ですがなにか」の一年後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 17:25:16
11476文字
会話率:32%
数多のモンスターが大地を駆け、海を泳ぎ、地中に潜む世界。
“狩人”はそれらのモンスターを狩る。
人間とモンスター。
二つは決して交わることなく、狩るか狩られるか。
そんな殺伐とした世界に放り投げられた主人公。
彼女はこの世界である一匹のド
ラゴンに拾われる。
そして、「レオン」と名付けたそのドラゴンと共に生きることに。
この世界では人とモンスターが共生することは決してない。
ドラゴンと生きる主人公は異端中の異端。
人に、特に“狩人”にドラゴンとの共生がバレれば狩られること間違いなし。
絶対にバレないようにしようと思った矢先、凄腕狩人ギルドの“ダルク”が主人公が住む集落に来訪する。
「ば、バレたら狩られる……」
狩られるか、狩られないか。
主人公の生死を賭けた逃走劇が始まる。
おや、こちらをじっと見てくる“狩人”が。
うん、これは人生終了のお知らせかもしれない。
“赤い狩人”という物騒な二つ名をもつユランと、ドラゴンと共生している主人公の追いかけっこが今、始まる。
逃げるんだ!主人公!(“狩人”からも、その他諸々からも)
ただ、“狩人”の本能は“逃げる獲物”を追いたくなる。
『クルルー』
ドラゴンのレオンも応援している。
どうか“狩ら”れないことを祈ろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 14:48:43
123336文字
会話率:37%
高校1年生になった黒河由太。クラスメイトの桜田茜となにやらいい感じ?!
嫉妬に狂う他の男子生徒に、怪しい犯罪続出中?!そんな物騒な学園生活で、主人公は青春できるのか!!
最終更新:2024-05-12 22:48:46
2882文字
会話率:36%