秋葉原でゼロ気圧に晒されて死亡した天体物理学者が発見されます。宇宙人に拉致されたとの噂が流れる中、大国のスパイに操られた科学者の犯行と判明するのでした。
最終更新:2024-05-12 16:02:10
21232文字
会話率:71%
近過去のこと。
かつて人類は、「温暖化」ではなく、「氷河期」という困難な時代をむかえていたが…さらに「極移動《ポール・シフト》」による、未曾有の大災厄に襲われることになった。
それによって引き起こされた大洪水で、全地表を洗われた地球は
、崩壊した原子力施設から放出される放射能と、生き返ろうとする草木の放つ強烈な花粉の嵐で、とても人間が生活できるような状態ではなくなっていた。
唯一の「居住可能領域《ハビタブル・ゾーン》」=生き残った人々が暮らす地下都市は、復興の途上にあったものの…そんな環境下の世界で生まれ育った「俺」は、今では日常生活に欠かせない物となった「空気圧縮機《エアー・コンプレッサー》」の整備を生業《なりわい》とする、しがない機械工。人生のハイライトと言えば、無気力化が進む現代人の中にあって、許婚者《フィアンセ》と結ばれたことくらいだが…そんな、ある日。生活用空気に、毒物を混入させようとするテロ事件に出くわす。
でも、まだこの段階では、単なる目撃者でしかなかった。しかし直後に、通常の業務とは、少し違った仕事が舞い込む。そこで出会った清掃工場の女所長。仕組まれるままに、男女の関係を持ってしまうが…彼女の正体は、現政権に反旗を翻す地下組織の女首領? 俺は、清掃工場に拉致・監禁されてしまう。
だがそこに、真の悪党どもの手が伸びる。実は彼女は、地下世界の覇権を握ろうと暗躍する政治家一味に抵抗する、反抗組織《レジスタンス》の指導者だったからだ。
襲撃に遭い、命からがら禁断の地「地上」へと逃げ出した俺と彼女は…いくたの試練をくぐり抜け、地下都市へと帰り着く。
頼りになる仕事の相棒の手も借り、お手製の武器を次々と繰り出しては、ここから反攻の狼煙《ノロシ》を上げるが…近未来の「大洪水時代」を生き延びた後《のち》の人類の、ささやかな抗争の物語の結末は…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 23:08:55
71876文字
会話率:37%
『今日の柏芽町の天気予報をお届けします。本日は、強い高気圧が日本列島を覆っており、晴れの天気が続く見込みです。
また、午後からは地球へと降り注ぐ宇宙線量が増加し、ペネストラ第25β系の天体動体が発生するため、捕食者の襲来確率が高くなる見
込みです。お出かけの際は近くにある対捕食者専用シェルターの位置を忘れずに確認するようにしてください。
今日一日、晴れの天気を楽しみつつ、捕食者にも気を付けてお過ごしください。それでは、素敵な一日を!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:16:22
8080文字
会話率:20%
「ふぃぃ、おれがいらっしゃいましたよっと……う!?」
そう呟き、そのバーに入った瞬間、酔いが醒め、後悔が押し寄せてきた。
今夜はすでに酒が入っており、気が大きくなっていた。仕事は順調。数日前から二歳年上の会社の先輩と付き合い始め、十万
円だが宝くじが当選。おれが、少なくとも今週はおれがこの世界の主人公だ、と調子に乗っていたのだ。
だから、おいおいおい良い感じのバーがあるなぁ、と普段なら躊躇するところをドアを開けて入ってしまったのだ。
しかし、そこは別空間。おれが、うっ、と戸惑ったのは気圧の変化のせいじゃない。この雰囲気だ。店の中にいた連中から一斉に鋭い視線を注がれ、おれに呼吸さえも躊躇わせた。
常連客がわいわいやる居酒屋。その空間に入り込むあの感じ。否、それどころではない。場違いも場違い。引き返すべきだ。そう考えた。なのになぜかおれはゆっくりと、一歩一歩前に進んだ。
照明はやや暖色系で薄暗い。床は黒い、大理石だろうか。靴音を立てていいものか悩み、結局静かに歩く。
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最終更新:2024-04-07 11:00:00
3825文字
会話率:35%
静かな夜だった。そう、『だった』だ。
知り合いたちが私の家にドタドタと駆けこんできて
ゴロゴロしていた私は驚いて飛び起きてしまった。
あまりの大人数と勢いに気圧され、ここでは狭いからと
一先ず外で話を聞くことになったが、一斉に話すもの
だから
その話の内容を飲み込むのに一苦労だった。
どうやら気難しい上司へ挨拶に向かわねばならないらしく
自分で言うのも何だが、この辺りで一番の知恵者とされている
私に相談に来たのだそうだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 10:00:00
1428文字
会話率:9%
お前はアヒルだ!この湖に置いて行く!
白鳥の群に紛れ込んだアヒルの苦悩とは…
ハンス・クリスチャン・アンデルセン著の「みにくいアヒルの子」は百年以上にわたって読み継がれてきた名作であり、この物語は、その名作のオマージュである。
白鳥の群
の中に一羽紛れ込んだアヒルの苦悩を描く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 16:27:19
9661文字
会話率:36%
ある春の日、私は夫に誘われて映画館に行くことになった。
おじさんだらけの館内に気圧された私を待ち受けていた「お祭り騒ぎ」とは……?
平凡な主婦が体験した、バカバカしくも愛おしい日常の一コマをお楽しみください。
※映画のネタバレはしていま
せん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 07:24:57
2987文字
会話率:6%
荒筋、ないです。詩、でしょうか?
最終更新:2023-12-04 04:23:03
460文字
会話率:0%
いわゆる自由律俳句です。
頑張って14弾。
最終更新:2023-11-10 00:04:03
308文字
会話率:0%
西暦2027年9月、太平洋のど真ん中、マーシャル諸島で熱帯低気圧が発生し、台風へと成長。夏の風物詩である毎年おなじみの台風――その筈だった。
しかしこの台風は違った。前代未聞の勢いで急激に発達した台風は日本への直撃コースを取って進撃。圧
倒的な風の雨の力を以て、日本を殲滅しにかかるのであった。
――これは、たったひとつの自然災害が、世界有数の大国を滅亡させるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 20:00:00
101167文字
会話率:21%
「ねえねえ! ちょっと配信してみない?」
底辺のダンジョン配信者である橋江潤は、なぜか高校のクラスメイトからダンジョン配信に誘われる。彼女のギャルっぽいノリに気圧されつつ協力する潤だったが、ダンジョンに不慣れな彼女は意外とポンコツだった――
。
そんな彼らは、それでもトップ配信者への道を少しずつ歩み出していくが……。
※1日3回くらいのペースで投稿する予定です。よろしければお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 18:27:41
122989文字
会話率:60%
異世界に来てしまった主人公。
スキルは【『気圧』を操る能力】。
追放され、どうしようと思っていたら…。
実は最強スキル!どんどん集まる仲間!
勇者達は、魔王を倒すため、戦う。
最終更新:2023-08-09 12:18:06
1391文字
会話率:31%
小説家を目指す一人の男がなんやかや奮闘する物語(建前)
最終更新:2023-07-31 18:34:14
2582文字
会話率:60%
頭痛がする私。原因は低気圧と風邪のなりかけ、そして車酔いとストレスと肩凝りとブルーライトの浴びすぎと傘の匂いと打撲等々である。こんな私を襲う思いがけない運命とは、というほどのドラマはどこにもないそんな話。
最終更新:2023-07-14 19:39:29
4199文字
会話率:37%
夏の嵐。それに充てられて、女は朦朧と求めてくる。
気を紛らわす為の生に縋る行為。
それから紡がれる、好きな所。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方は
ご注意下さい。
本編よりもオマケの方が際どいです。
一滴のメンヘラが入ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 19:53:53
1035文字
会話率:56%
掌ですくえるような日常のささやかな出来事や経験をとおして感じたことを短く記録しています。
今回は「小学生時代の父兄参観日」の思い出です。
最終更新:2023-06-10 17:00:00
301文字
会話率:80%
偏頭痛持ちではありませんでしたが、突然きました。
低気圧に文句も言いたくなります。
最終更新:2023-05-01 23:52:05
200文字
会話率:0%
東北のある地方都市。千葉大学医学部1年生の下村歩佳(しもむらあゆか)は夏休みに帰省をし、会田(あいだ)病院に向かっていた。院長の会田あいに会うために。
会田病院はどこにでもある町医者で、あいの義理の祖父がはじめた。三代目の院長を継いだあいの
夫は3年前に亡くなり、今は未亡人のあいが院長をしている。
下村歩佳は東京で育った。証券会社の社員の父がこの街に転勤になり単身赴任をしていた。小学五年生の時に歩佳の希望で、父のいるこの土地へ母とおもに移った。
転校して早々具合が悪くなった歩佳は、会田病院で診察を受け、「低気圧の影響」とあいに告げられた。歩佳は女医のあいに憧れ、医学部を目指し、この春無事に合格をした。千葉への引っ越し前は慌ただしく、コロナもあり、あいにお礼を言う機会を逸していた。
最近、あいは市の広報誌に紹介され、それを母が送ってくれた。記事によれば、あいは一度大学を卒業し、都内で就職をした数年後に、地元の国立大学の医学部を受験して医者になったとあった。
歩佳の訪問を受けた後、あいは喉の奥が苦くなるような不快さを感じた。
「自分のような人間が、若い世代に影響を与えてはいけないのだ…」そう口にしながら、あいは自分が歩佳の年齢だった頃からの来し方を振り返る…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 23:44:53
29773文字
会話率:45%
ロシアの侵攻に抗う某国首都キーウィへの電撃訪問を果たしたニホン国キジダダ総理。国際野球大会優勝の記事に気圧されながらも、辛くも支持率回復に結びつきつつあるものの、トンデモ土産が思わぬ誤解を…
最終更新:2023-03-29 22:40:12
2172文字
会話率:45%
思ったことを書くだけです。
最終更新:2022-12-04 10:14:48
1239文字
会話率:0%
よし、告白するぞ!
そう思って挑んだある日の放課後、俺は目の前に呼び出した美少女に気圧され、ウソをついてしまうことになる。
「俺、好きな人がいるんだ!」
「誰?」
「……ッき、君の、君の前の席のあの子のことなんだけど!」
そんなウソか
ら始まるすれ違い恋愛小説、よろしくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 20:00:00
18289文字
会話率:54%