「妖精を探しております」
そう言って、民俗学者のムジカ嬢はフェイフォードへやって来た。
一方、フェイフォードの世継ぎの姫・デジー王女は、求婚者たちに無理難題を課して、父であるヘーゼル王を困らせていた。
妖精を見つけたい民俗学者と、妖精探し
を諦めて欲しい国王の、それだけではない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:07:23
23215文字
会話率:30%
人気ホラー作家、宇崎清流《うざきせいりゅう》は現役女子高生でもある。仙台で1人暮らししながら、見聞を広げる為、身分を隠して民間人で組織される、民俗学専門の研究チームZAIYA《ザイヤ》に入る。そこで出会ったのは、同じ高校に勤める社会科教師の
古谷優生、マッチョな公務員谷川、割烹着を来た大学准教授の小田、そして、宇崎と同じく、身分を隠して参加している出版社社員の穂積など、少し風変わりな面々であった。今回、ZAIYAのメンバーが調査でやって来たのは、福島県の山間の町。集落に伝わる姫神の伝承を調べていると、町に1人の老女が訪ねて来る。夢の中に怒れる姫神が現れ、罰当たりな町の娘を祟ると告げられたというが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:00:00
320913文字
会話率:60%
※各話のジャンルと怖さレベル表示を行い始めました。 【タイトル】(ジャンル/怖さレベル(3段階)となっております。詳しくは 「ご案内」をご覧ください。
一風変わったフォークロア、新たな世界へ! いずれも、一話五分ほどの短編たち。どこから読
んでも楽しめます。
名著「遠野物語」に敬意を表し、作者の近所からあなたのおうちのご近所まで、民間に伝わる様々な怪談、都市伝説、噂話や不思議体験を収録した現代説話集です。 電車の中、休み時間、ふとんやベッドでのお供に最適! いつでも誰でもウェルカムです!
※2017/4/20 日間「ホラー」部門 1位を獲得しました!
※2017/4/22 週間「ホラー」部門 7位を獲得しました!
※2017/5/2 日間「ホラー」部門 同率1位を獲得しました!
※2017/5/6 日間「ホラー」部門 同率3位を獲得しました!
※アルファポリス様、ツギクル様にも掲載を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:00:00
8042071文字
会話率:4%
一風変わったフォークロア、あなたのもとにお届けします!一話完結の短編集なので、電車の中、休み時間、ふとんやベッドでのお供に最適! 作者の近所から、あなたのおうちのご近所まで、民間に伝わる様々な怪談、都市伝説、噂話や不思議体験を収録した現代説
話集です! いつでも誰でもウェルカムです!
2017/3/10 完結!
※2017/4/25 日間「ホラー」部門3位を獲得しました!
※2017/4/26 日間「ホラー」部門1位を獲得しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-10 22:56:32
37604文字
会話率:1%
大学で民俗学のゼミに所属する新堂。ある日、准教授がビーバーの剥製を購入し、そして異変が起こる。剥製が消えたのだ。時を同じくして発生する事故……水路の死体は一体何が原因なのか。謎が深まり、やがて新堂は怪異に呑み込まれていく……。
2024年
創元ホラー長編賞 最終選考作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:00:00
47235文字
会話率:54%
両親を事故で亡くした高校生・誠通は、遠縁の住まう旧家へ身を寄せることになる。
その家にある、いくつもの古い「しきたり」。
謎の少女の「忠告」。
そして出会った美しくも不思議な「青年」。彼は自分を神と名乗った。
邸の秘密。村の秘密。
「ここ
にいるのは、危ないよ」
そう、青年はささやく。
「しきたり」の訳は? 「忠告」の真意は?
青年に誘われるように、誠通はその深淵に足を踏み入れていく――
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:00:00
24386文字
会話率:49%
昭和30年代前半。
上総のどこかの里山に茅葺屋根の古民家で暮らす娘さんがおりました。
田の神山の神である姫神様のお世話をしながら、狐の少年とともに昔ながらの道具を使ってのんびりと、ときには年中行事で季節を彩りながら穏やかな毎日を過ごしていま
す。
でも最近は毎晩村の青年医師が訪ねてきて、何やら変化がある様子。
はたして二人の恋の行方は?
ノスタルジック恋愛ファンタジーをどうぞお楽しみください!
――以下が好きな人におすすめです――
昭和、レトロ、郷愁、ノスタルジック、恋愛、人外、古民家、古道具、民具、民俗学、文化、風習、習俗、風俗、年中行事、信仰、儀式、儀礼、歳時記、村、里、山、田舎、料理
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 17:34:21
150173文字
会話率:37%
異世界の魔術結社に俺は人体実験目的で勇者として召喚された。強靭な勇者の肉体となった俺はイカれた魔術師どもによって魔族の核を移植されて人狼の上位種であるフェンリルにされてしまった。怒りに任せて魔術師共を皆殺しにした俺は以降300年を異世界で過
ごし、この度、何の因果か現代日本に戻る事が出来た。だが俺は人間ではなくなっているし、え?探偵をやってみたらどうかって?まぁそれは面白そうだな。これは数奇な運命で異世界から魔族となって帰って来た男が現代日本で探偵業を始め、その能力を活かして世の為人の為に生きて行く、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 12:44:14
208795文字
会話率:36%
あれだけあやかしや異世界の者に翻弄されながらも、関りの深いもののけやあやかしたちに道を付けてやって日常生活に戻って行ったやくも。そのやくもは中三の夏に再び……今度はヨーロッパはヤマセンブルグ王国の民俗学学校に入ることになった。
最終更新:2024-04-24 10:14:16
74631文字
会話率:48%
私には視えてはいけないモノが視える。
けれどソレらに何もしてあげられることはない。
ただの傍観者だ。
先生と変わらず一緒にいられるのなら、それ以上望むつもりなんてなかった。
助けたいなんて、思わなかった。
もしも、また先生と一緒にいられるの
なら何も望まない。
先生が望む通りに生きるだけ。
これは依存の物語。
※拙作「徒然なるままに」と同世界線で時系列は今作が後ですが、読まなくても大丈夫です
※ノベルアップ+でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 13:05:37
255877文字
会話率:33%
退屈な現代社会と、立て続けに起きる不幸な出来事に嫌気がさしていた主人公は、神様のお使いの白蛇を助けたことがきっかけで、異世界・『現世』(うつしよ)へ迷い込む。
そこは、神や物の怪が見える、どこか懐かしくも不思議な世界だった。
白蛇の加護を得た主人公は、いくつもの僥倖(ぎょうこう)と不幸に翻弄(ほんろう)されながら、あんこ好きの巫女(みこ)や、不思議な術を使う少年など、たくさんの人と出会い成長しながら、元の世界へ帰る道、やがては自分の生きる道を模索していく。
やがて、この世界の大いなる深淵(しんえん)に触れることになるとは知らずに―。
白蛇と巫女と一緒に異世界『現世(うつしよ)』での摩訶不思議(まかふしぎ)ライフ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 21:15:58
195118文字
会話率:41%
可憐な女子大学生の胡麻楓は、仏教民俗学の奇才、胡麻博士を父親に持つ美少女である。その楓がジャズ喫茶でウエイトレスをしている時、入店してきた青年に一目惚れの恋をした。彼は楓と同じ大学に通う学生のようだが……。補陀落山という神仏習合の霊山と大学
のある賑やかな街を舞台に、不可解な連続殺人が巻き起こる。密室殺人の謎。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編ミステリー最新作!!※この作品からお読みいただいて何の支障もございません。是非お楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:34:46
190970文字
会話率:41%
絶世の美少女、夕紀百合菜が天正院大学の民俗学教授、胡麻博士と埼玉県の観光地、川越で民俗学の調査を行おうとしていた。時の鐘で、名探偵羽黒祐介と遭遇する。彼は、新河岸川で起きた殺人事件の捜査を行っていた。殺されたのは大学の歴史学教授で、手足を拘
束された上、背中を刃物で刺されていた。被害者のそばには六枚の漢字カードが散らばり、そこには一文字ずつ『信』『天』『綱』『重』『海』『頼』と記されていた。これは、川越の歴史上の人物、松平信綱、南光坊天海、河越重頼の名前ととることができるが、何を意味しているのだろうか。小江戸川越を舞台にした歴史民俗ミステリー、ダイイングメッセージの謎。名探偵 羽黒祐介シリーズ短編ミステリー最新作!※この作品から読まれても一向に構いません。全13話、9月15日から9月23日まで毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 18:31:39
29032文字
会話率:52%
群馬県警の鬼警部、根来拾三が何者かに命を狙われた。その一週間後に、無残な首なし死体となった長谷川刑事との因果関係はいかに。同じ頃、この世で一番の美男子であり、名探偵の羽黒祐介は、民俗学者の胡麻博士に誘われて、秋の鎌倉を楽しんでいた。彼はそこ
で女性に一目惚れをする。この難事件は、名探偵 羽黒祐介の父親、羽黒龍三警視の殉職の謎へと結びついてゆく。彼は、神奈川県から群馬県に及ぶ、難攻不落のアリバイを崩せるのか。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編ミステリー第4弾!※この作品から読まれても一向に問題ありません。皆さまも一緒に警官殺しと戦いましょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 21:10:06
135836文字
会話率:47%
師走男と正月女
――それは地方に今も伝わる風習。
心待にしていた冬休み、高校生の”彼女”。
母方の実家は地方で小規模な宿泊施設を営んでおり、毎年その手伝いのため年末年始は帰省することになっている。彼女は手伝いをこなしつつではあるものの、少
しだけ羽を伸ばしていた。
そんな折、若い男女が宿泊していることを知る。こんな田舎の宿に、それもわざわざ年末年始に宿泊するなんて、とどこか不思議に思いながらも正月を迎える。
―――すると、曾祖母が亡くなったとの一報を受け、賑やかな正月の雰囲気は一変。
そこで目にする、不思議な風習。その時に起こる奇妙な出来事。
”彼女”は一体、何を視たのか――。
連載中「禁色たちの怪異奇譚」
くたびれたおっさんと女怪異の、年の差おねショタからのおねおじ物語の前日譚。その弐。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 12:16:08
6448文字
会話率:33%
渡会絢哉が恋人・藤ヶ谷紗絵の死を知ったのは高校二年の春であった。失意の底にいた絢哉に声を掛けたのは紗絵の叔母・眞緒である。曰く、宇霊羅の隠れ里には死者を蘇らせる秘祭がある。里には紗絵の実母が営む旅館があるため紹介できる、と。旅館から滞在の
許可が下りてすぐ絢哉はバイクに乗り出発した。だが道中の事故により渓谷に転落して――。
屍人が蘇る北東北の隠れ里を舞台に、亡き恋人の面影を追う少年の、破滅的な恋情と篤い友情を描いた幻想文学。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。登場する団体、職名、地名、氏名、その他名称において万一符号することがあっても、創作上の偶然であることをお断り致します。
※書き溜め保有済み。約二十万文字。一頁40*40計算で180頁。纏め次第順次投稿予定。
※本作品は2023年上期メフィスト賞に応募したものです。タイトルを検索すれば似た文言がヒットしますが、決して模倣したものではないことをここに明言致します(え、結果ですか? それ聞いちゃう? ええそうですとも。橋にも棒にもかかりませんでした。座談会にも印象に残った作品にも選ばれませんでした! ……まあメフィスト向けのミステリかと言われれば違うから、残当でもなく当然ですね、はい)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 15:02:33
203972文字
会話率:43%
坂ノ上一臣は人を殺した。最上曄夏という名の、心から好いた女であった。自責と後悔に苛まれる一臣は夢を見る。地底湖に架けられた桟橋を誘われるように歩けば、女がいた。
お待ちしておりました一臣様――と女は笑った。
黄泉路の果てに、想い合
った男女が織り成す愛憎の夢物語。
――
※この物語は作者の妄想に基づいた完全なる虚構です。登場する人名、地名、団体、組織その他名称に一致があったとしても創作上の偶然であることをお断りいたします。
※過去、異なる筆名で本サイトに投稿していたものを加筆修正しておりました。
――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 18:47:35
31571文字
会話率:38%
母子が熊に襲われた。熊は射殺され、母子は病院に運ばれた。
ただ、妙な点が一つ。
母親は熊の餌として、焼いた肉を山中に置いていたらしいのだ。
そして、彼女は動物愛護団体に所属している。動物愛護活動の結果、自業自得で熊に襲われたかのように思われ
たのだが……、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 12:00:47
27049文字
会話率:34%
これは夢の中の話だ。そして、周りをゾンビに囲まれている。僕達が助かる為には、僕がゾンビを殺せると思っている方法で、ゾンビを倒さなくてはならない……
最終更新:2023-06-24 12:06:12
3721文字
会話率:54%
大学内でインフルエンザが流行してしまった。何故か、新聞サークルに所属している園田タケシは、それを「自殺してしまった中国人留学生の霊の祟りだ」と訴えて、霊を鎮める為の寄付を呼びかける活動までし始めてしまう。同じく新聞サークルに所属している佐野
と火田は、「このままでは迷惑になる」と彼を説得しようと試みるのだけど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 12:23:40
15100文字
会話率:39%
昔から怪談が好きだった僕。農業高校に進学すると民俗学や呪物が好きな赤間、オカルトマニア兼化学好きな関田、霊感の強い神主一族の雨宮に出会う。
心霊スポットに行ったり、降霊術をしたりして楽しんでいた。ある日怨霊の橘さんに出会い高校3年間が…
そ
の霊を僕ら4人で倒すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 21:00:00
48512文字
会話率:4%
異世界転移×ファンタジー×悪魔×昆虫×小説
世間から蔑まれ、ネットの世界では敵ばかりの無職である石動祐(いするぎ・ゆう)は、悶々とした毎日を過ごしていた。
―――社会の役に立たない人間は、死ななければいけない。
学校中退後、自己破壊的
な考えに長年支配されていた石動が、街中でふと目を覚ますと、そこにはRPGゲームで見たような異世界が広がっていた。
仮想世界に放り込まれた瞬間、頭に響いた
「石動、もっと楽しめよ」
という謎の声。
石動らに立ちはだかる〝仮想派〟に属する、神の加護を受けた戦士〝スポン・ジェネシス8〟。
オールド・ハリーを仲間にした石動に関心を寄せる、魔界の大物である悪魔たち。
これは愛する家族のいない孤独で過酷な世界に抗い、元の世界へと戻るため、目的を共にする仲間と世界を渡り歩いていく―――迷い人の冒険譚。
主要キャラクター
石動 祐(いするぎ・ゆう) NN:シュタイン、ジョン・ドウ
MBTI:INFP 173cm 65㎏ 28歳
ネガティブで寡黙な、無職の青年。
人に絡まれたりした時は、心の中で文句を言ったりするものの、基本的には無害な善人。
最終学歴は高校中退。
しかし興味のある動物、海洋生物、昆虫、古生物、民俗学、精神医学、心理学、オカルト分野などについては、そこそこ詳しい。
その知識のお陰か、直美や仲間からは雑学博士と呼ばれ、親しまれている?
興味のあることには知識欲旺盛な反面、興味のないことは中学生レベルの知識もなかったり、かなり間の抜けたドジなところも。
高校中退後の現実世界ではゲームや読書、インターネットサーフィンなど、インドアな趣味で時間を潰し、日々を過ごしていた。
オールド・ハリーと契約を結んだことで、〝狡猾な悪魔〟と不名誉な通称で呼ばれるようになったのが不満。
一人称は俺だが、人と話す際は僕か自分。
両親と、実家から離れて暮らす2歳年上の姉がいる。
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
三人称一元視点の異世界転移もの小説です。
この小説はFC2ブログ、小説家になろう、ハーメルンに投稿されています。
あらすじの文字数制限の関係で、キャラクター紹介は端折ったので登場次第前書き、後書きに書いていきます、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 21:37:01
192577文字
会話率:34%
燿(ひかる)は奈良市で民生委員を務める祖母に頼み事をされる。
というのも、三峰山の尾根のポツンと一軒家に住む独居老人、小坂の安否確認をしに行ってくれというのだ。
一路、ジムニーを走らせる燿。
雪山をなんとか無事、山小屋にたどり着き、小坂の
無事を確かめたのだが、到底引き返せないほどの吹雪に見舞われる。
小坂の勧めもあって、その晩は山小屋で泊ることに。
ぼたん鍋を食べ、熱燗を交わしながら、しだいに燿は小坂と打ち解けていく。
ところがである。
夜も深まったころ、玄関の戸を叩き、声をかけてくる謎の人物がいた。
小坂は息を殺し、だんまりを決め込んだので、燿もそれに従うのだった……。
※本作はしいな ここみさま主催「冬のホラー企画2」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 17:07:21
10000文字
会話率:25%
舞台は近畿地方のN県T村武蔵地区。都内で不慮の死を遂げた姉、奈桜の葬儀を執り行った。
書置きに残された彼女のたっての願いで、武蔵地区の共同墓地で土葬することになったのだ。
寝棺を墓穴におろすと、あとは土をかぶせ、埋めるだけと、妹の沙月は思
っていた。
ところが一人の高齢男性が前に進み出、ライフル銃をかまえたから驚かずにはいられない。
なんと、いきなり墓穴めがけ発砲――。
都内で暮らす沙月には、はじめての土葬と、やたらと死者を甦らせない作法やら儀礼に戸惑うばかり。
それほど呪術を張り巡らせたにもかかわらず、埋葬したはずの奈桜は死霊となって甦り、都内まで帰ってきてしまったのだ。
家族は、それと対峙する。そして帰ってきたことについて問い質すのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 23:00:00
20233文字
会話率:19%
七つ前は神のうち、とはよく言ったもので……。
最終更新:2023-08-24 22:00:00
683文字
会話率:0%
ある年の暮れ、薔薇の逆鱗に触れ茨の鞭で打たれ鼻に呪いをかけられてしまった私。
呪いを解こうと様々な試みをするも叶わず絶望に打ちひしがれる。
鏡を見ては絶望しため息をつく私。そんな中、一筋の光明が差し込んだ。
鼻(花)にかけられた呪いを解く、
医療系(?)、民俗学的(?)、日常エッセイです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 16:19:34
5215文字
会話率:4%
この世は常に視えぬ脅威に晒され続けている。
人にあだなす怪異、あやかし、邪神の復活を目論む異能者達──それらと日夜戦い続ける者達がいた。
対魔組織『ヴァルハラ』に所属する私立真宮皇道館大學の二回生、アラタ・ナユタは、皇紀2667年のその日、
運命の出逢いを果たす事となる。
*ノクターンにて連載中のR18作品『黒き破滅のリベリオン』と設定を共有しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 12:01:06
233046文字
会話率:51%
死んだら地獄か天国か、僕の場合は異世界に生まれ変わることだった。人間の毛の代わりに鳥の羽が生えた人形生物に生まれ変わった僕だったが、まず文字が分からん!意思疎通が出来ない!終わったわ……と思いつつも努力してなんとか言語を習得。
未知に挑み
試行錯誤を繰り返して理解する楽しさにのめり込み、大人になったら世界を旅しながら色んな風習を纏める民俗学者になるぞ!と意気込んだ僕であったが、学校を次席で卒業し学者としての道を得るものの、民俗学の研究をするための予算は降りなかった!
仕方がないので荷台を改造しキッチンカーにして各地を旅しながら、料理を提供し旅費と研究費を捻出していくことになる。
※チートなし、主人公の努力が実って実力に繋がる系折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 05:00:00
3759文字
会話率:0%