目には目を──
剣には剣を──
そして異能には異能を──。
たとえ異能を持つ者が皆、異能で滅びようとも。
──それは唐突にやって来た。異界からの来訪者<界異>により、終末がもたらされ、世界は滅亡の危機に瀕する。
終末の動乱
期、天からの授かりものいわゆる天能及び神州八島日出処国を統べる天能家を尊び、世界の理から外れた界異や禍憑鬼が憑いた禍異物を異狄として討つ尊能攘異運動が各地で起こり、攘異戦争が勃発した。
攘異戦争の最中、神州八島日出処国天能家の神具夜姫は、魂約結能の儀式により、結能品として、八本の盟神太刀を授けられた。
神打の代償として、魂睡状態に陥った神具夜姫に代わりに、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の令珠を柄頭に持つ神剣八刀と百の影打が、各地にばら撒かれる。界異を祓い異狄を討つ攘異の名の下に、聖痕を持つ攘異志士は八咫烏に導かれ、結集し、対刀伐執行剣兵部隊<神選組>を結成した。これは終末を駆け抜けた漢達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:31:43
13207文字
会話率:33%
『架空のサムライの国』がファンタジー小説や漫画に登場したとき、 ここも『ヤマト□国』? また『ミズホ○国』? と思ったことありませんか? あなたが作り手なら、和風のキャラクターや和食の島国を出すとき、独創的印象的な国名にしようと四苦八苦しま
せんか?
── このエッセイは、日本が過去に何と呼ばれていたか、他国へ何と名乗っていたか。架空国家ネタ(も)好きな趣味人が、史実、雑学とともにご紹介。『細矛千足国(くわしほこちたるくに)』、 『玉垣内国(たまかきうちのくに)』、『言霊の幸わふ国』… とは! 読むと『この国』の新たなすがたがみえてくる !!( かも⁉︎ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 20:00:00
8392文字
会話率:17%
この作品はフィクションであり、実在する、史実・人物・地名・団体とは一切関係ありませんことをご了承の上で朗読をお願い申し上げます。
日出処国には太古より実しやかにその存在を疑われるような偉人が多く存在するが、書物に記載され、後世に
その名を残すことが許されなかった『もの』が多く存在する。公のもとに晒されることなく、人伝にその記憶は紆余曲折を経て伝わり、神も妖怪も人までも史実の中に確固たる真意性を失うことで今日までに多くの言い伝えがごった煮にされ、区別をつけることは困難を極め、一概に胡散臭さを醸し出す言葉の羅列として扱われるまでに至った。
ただしそれを知るものが誰であれ私は存在しつつげることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 21:13:22
335文字
会話率:0%