つつがなく進行していた誠士郎(せいしろう)と陽香(はるか)の披露宴会場で、誠士郎の悪友、小野寺栄太郎(えいたろう)のスピーチが始まる。(小野寺さん、調子に乗って余計なこと言わないかな・・・ちょっと心配)と陽香が誠士郎に目配せしてきた。誠士
郎は、陽香だけが気づく程度に片方の眉毛の角度を微妙に変えながら小さく頷いて、(うーん、まあ、栄太郎もいい大人だし・・・、大丈夫じゃないかな)という希望的観測を陽香に投げ返した。陽香との恋の始まりには、前段があって、その前段というのは、誠士郎にとっては、それでもう、人生が終わってしまうかというほどの、こっぴどい失恋だった。全てを知っている栄太郎のスピーチの暴走を案じながら、誠士郎は耳を傾け続けた。栄太郎のスピーチはのっけから脚色されまくったいい加減な話しではあったが、さりげない優しさで包まれてもいた。それを聞いているうちに、陽香の以外な過去を知り、彼女への思いが紆余曲折し、そして、二人のすれ違う思いが奇跡的に重なるに至る想いもよらなかった奇跡の夜に至るまでの様々な記憶が誠士郎に蘇る。ただ、栄太郎がスピーチの最後に語ったとっておきの話しだけは、誠士郎も、すっかり失念していた、しかし、とても大事な男と男の約束だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:45:02
18595文字
会話率:44%
国際結婚する友人の挙式に列席するため、返還前の香港に行ったことがある。
短い滞在の最後に出くわした、我ながらちょっと恥ずかしいハプニング。
最終更新:2024-02-24 05:00:00
3180文字
会話率:19%
評判の悪かった話の改訂版です。前作より長くなりました。
改定前の話は https://ncode.syosetu.com/n9085im/
結婚式が終わると、仕事がと言って披露宴に出ず、どこかへ言ってしまった旦那様。 やっと帰ってきた
と思ったら結婚式から六日後で「出て行ってくれるか」と命令形で話しかけられた。 離婚にあたり金貨千枚を要求するが、その後の旦那様の話を聞いて、責任は自分にあると知る。 旦那様に離婚届を用意してもらって、あっさりと離婚が成立する。その帰り道、馬車をノックされ、誘拐される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 17:00:00
14112文字
会話率:48%
結婚式が終わると、仕事がと言って披露宴に出ず、どこかへ言ってしまった旦那様。
やっと帰ってきたと思ったら結婚式から六日後で「出て行ってくれるか」と命令形で話しかけられた。
離婚にあたり金貨千枚を要求するが、その後の旦那様の話を聞いて、
責任は自分にあると知る。
旦那様に離婚届を用意してもらって、あっさりと離婚が成立する。その帰り道、馬車をノックされ、誘拐される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 20:00:00
9422文字
会話率:60%
日向夫婦は、披露宴の後、誘拐された。
高遠は推理した。1月2日に郵便物配達がないということは・・・。
最終更新:2024-01-16 14:32:37
4581文字
会話率:16%
山城の壮行会が、蘭との婚約披露宴を兼ねて、依田のホテルで行われた。
最終更新:2023-12-31 09:07:59
4654文字
会話率:20%
ある日、主人公マコトの元に届いた一通の手紙。
それは元カノ久恵からの披露宴招待状だった。
そこから思い起こされる久恵との出会いから別れ。
そして最後にこの物語の真相が明かされます。
最終更新:2023-12-06 18:50:25
10890文字
会話率:50%
結婚式場のバイトをして、お屋敷で働くメイドのような格好をした私が「披露宴で見た!」こと。
最終更新:2023-08-29 20:20:37
1734文字
会話率:11%
モブなウェディングプランナーが頑張っているお話。遠くに古典的ざまぁ。さらに結婚式ごたごたを遠くから見るモブが主役となっております。我儘なご令嬢の結婚式の担当になったわけだが、なんと学園の卒業式で花嫁入れ替えが決定し……!?といった背景です!
最終更新:2023-08-01 17:00:00
5735文字
会話率:37%
愛する人を美しい双子の妹に奪われたクローイは、二人の結婚披露宴が行われる最中、自身の首を切り裂くことで祝宴の場を惨劇の場へと変えてみせた。
大人しかった彼女が、なぜそのような行動に及んだのか。
「どんなことをしてでもあなたを守る。そう言
ったわ。――今からそれを証明してみせる」
命をかけて愛をまっとうしようとした一途で不器用な女のお話。
◆前半ヒロイン視点、後半ヒーロー視点になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 19:21:12
34275文字
会話率:17%
みな前世の記憶をもち、魔法や特殊能力をもった仲間たちと、摩訶不思議で楽しい生活を送れると思っていたセリナが目を覚ました場所は、なぜか天国と地獄の狭間だった。
目の前にいたのは神になったばかりの2人、イングリッドとミネルヴァ。彼らは、魂
が唯一この狭間で見つかったセリナを、頑張って起こしてくれた。
彼らはこれまでの出来事を告げる。
なんとセリナの仲間たちは、最後の披露宴パーティで日付けが変わった瞬間、その世界が消滅か何かで魂が散り散りになってしまったのだ。
神々は無事。狭間で倒れていたのは、セリナ1人だけ。
しかも目が覚めたセリナには、幻惑の奇跡「虹色蝶」と、強靭な身体能力以外、すべての魔法や特殊能力が生み出せなくなっていた。
やがてイングリッドとミネルヴァが魔力で探していると、みな1つの"とある世界"に、魂が封印されたクリスタルチャームが「転がっているらしい」との波長が見つかった。
つまりセリナがそこへいって原因を探れば、仲間全員を上界に集められるかもしれない!
自分たち上界の仕事のため、その場を離れられない神々の代わりに、セリナは唯一の生還者として、その幻想的かつ、近代要素が僅かに含まれるオリエンタルワンダーランド「アガーレール」へ行く事になった。
寝ている間に見る「夢」として、2つの世界を行き来し、今回のトラブルが発生した原因に迫る!
※暴力、および残酷な表現が含まれています。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 07:00:00
105068文字
会話率:31%
俺は竹下和貴(たけしたかずたか)。平凡な社会人4年生で年齢は26歳。そろそろ「アラサー」と言わなければいけない、そんな年齢。最近は新卒社員への指導なんかも任されるようになってきた。
そんな俺は今、かなり緊張していた。今日は、幼馴染にし
て最近入籍したかよちゃんこと松下佳代子(まつしたかよこ)……いや、苗字が変わったので竹下佳代子(たけしたかよこ)、か。その佳代子との結婚お披露目パーティーなのだ。
まだまだ世の中は新型コロナ禍の真っ只中。5類移行といえど大々的な式や披露宴をできる雰囲気じゃなかったので、結婚披露宴じゃなくてお披露目パーティー。
「かよちゃん、俺さ。すっごくやらかしそうな気がしてきたんだけどさ」
「うう……私も。かずちゃん、スピーチのカンペの準備はちゃんとしてきた?」
「一応。かよちゃんは?」
「あ。忘れてた」
朝から夫婦揃ってこんな有様だ。新郎新婦、合わせて呼んだ友人は40人程度のこじんまりとしたパーティーだけど、なんだかんだで準備に半年以上、
あいつとかこいつとか、なんか隙を見つけては弄り倒してきそうな友人たちの顔が思い浮かぶ。
でも、まあ、なんとかなるか。
これはとっても疲れる、でも一生に一度だけの、二人の大切な一日の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 16:32:56
8843文字
会話率:47%
主人公の、戸部和則(とべかずのり)は、妻となった美香(みか)と結婚式を終え、これから披露宴に望もうとしていた。
そこで出会ったのは、学生時代サークルの後輩だった、北澤恵梨香(きたざわえりか)。既に既婚者となっていた彼女と
昔話に花が咲
いて、ふと、大学時代の懐かしい出来事を思い出す。
お互いに相手がいて、それでも、縁は続いていく―そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 23:23:17
4417文字
会話率:58%
とてつもなく好きだった人に、フラれました。
二番目だと言われました。
盛大な結婚披露宴を開催して、披露宴で友達同僚に自慢できる女性じゃない、親の大学が大したことない、親の職業が自慢できない、貧乏という理由で私は二番目だそうです。
必ず
結婚して、子供も産み、幸せになることという約束をして、永遠に決別しました。
相手は酔っ払い過ぎていて、私に約束させたことも覚えていません。
見返し案件であり、やりきってやろうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 10:42:04
55013文字
会話率:40%
ここから彼方、瑠璃の惑星には機械仕掛けの塔が刺さっている。
遙か昔のことである。
荒廃した瑠璃玉惑星に宇宙から機械の民が降りたち、大陸を土台に機械仕掛けの塔を建てた。機械塔は大陸岩盤の魔法石によって発電し機械の民を育んでいる。
巨大な七
階建ての機械塔は各階それぞれがひとつの国家である。ただし最上階は機械神の座、そして地階国には惑星土着の完全有機体「魔族」が封じられた。
四階国は草原世界である。
王都四京では盛大な婚礼披露宴が催されていた。四階国の王子が三階国の姫君を娶ったのである。王子と将来を誓い合ったはずの風蘭姫は残酷に裏切られ、呪いの言葉を吐きかける。この国はいつか草原の子を王にするだろう」と。その様子を六階国の燎星が見つめていた。……
機械でもなく人間でもない、滅ぶべき星に挿された塔の世界で滅亡に抗う彼らの生と宿命の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 14:52:45
242142文字
会話率:39%
辺境の小さな城下町。フローラの営む花屋には、毎週水曜に灰色のフードを被った男が花を買いに来る。花屋には似合わない無骨な男だが、フローラはその正体を知っている。通りの向こうに見える、領主の城の門衛だ。
寡黙で無愛想な男に、いつしか心惹かれる
フローラ。水曜は店先から門衛の姿をこっそり眺め、彼が花を買いに来るのを待つのが密かな楽しみだ。
春になって領主の結婚式のお祝いにと、領民たちに庭園披露宴の招待が届く。若者たちは、誰と行くかと大騒ぎ。フローラは灰色フードの男に、エスコートを頼もうと決めるーー。
*****
恋愛に不慣れで不器用な二人が、少しずつ距離を縮めていきます。
少し不思議な雰囲気の城下町の日常と、片思いのドキドキ。全13話予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 20:20:48
36876文字
会話率:40%
同僚の結婚披露宴に新婦側として出席している俺は新郎の事情を知っている。
二人を繋げたのは俺だから…?
最終更新:2023-03-11 23:41:27
7394文字
会話率:14%
結婚披露宴で、花嫁が両親にあてて読む手紙。
最終更新:2023-01-27 11:15:26
1012文字
会話率:0%
とある事件により顔に醜い火傷を負った悲劇の令嬢、リーナ・マーク•フォン•ビリーヴは婚約者のオットー•フォン•シュバイク公爵と披露宴に来ていたが、
「リーナ、君との婚約は只今を持って破棄となった!」
オットー公爵に婚約破棄を告げられた。しかし
、その発言のすぐ後に披露宴に参加していた一人の令嬢から、とんでもない真実を告げられる
「俺とリーナはそもそも、婚約をしていない!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 22:09:20
5073文字
会話率:62%
「幸太郎さん、晴美さん、ご結婚おめでとうございます」
新婦の友人代表として手紙を読み始めたのは、左右二箇所、腰のうしろあたりにファンのついた黒い空調服を着た中年男性だった。披露宴会場にファンの回る音を響かせながら、男は笑顔で新婦への手紙を読
み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 17:01:49
3380文字
会話率:40%
結婚披露宴で読む手紙について考えてみた
最終更新:2021-03-17 21:17:15
1554文字
会話率:97%
二億円の蓄財を目指しながらも、勤めていた会社が倒産し失業した主人公(岡本)は、ハローワークから芸能事業を営む小さな会社を紹介される。面接の日に会社の女性部長(良美)から性交を求められ、応じて採用された岡本は、大食いコンテストでデビューした資
産家の女性タレント(ミキ)のマネージャーになる。間もなく岡本は、会社の会計処理が不正で、ミキが傲慢な性格であるが故に、芸能界から干されていることを知る。しかし、良美の色香にとり憑かれた岡本はミキの売り出しに奔走する。ある日岡本は不倫相手の夫から慰謝料を請求される。多額の資産があるが、岡本は取り崩したくない。窮地を知った良美が、話題づくりのためにミキとの入籍を提案してくる。応じた岡本は、披露宴でミキが低血糖症の発作で昏睡する場面に遭遇する。ミキと岡本の結婚は話題にはならず、芸能週刊誌が岡本の女性遍歴を暴露し、スキャンダルとなる。良美の狙いは岡本を貶め、ミキに世間の同情を集めることだった。騙されたと知りつつも岡本はミキとの偽装婚姻を続ける。ある日、岡本はミキと良美が同性愛で、岡本を大麻の常習者に仕立てて、さらなる醜聞ねつ造の企てを知る。怒りにかられた岡本は、ミキが低血糖症の発作時に服用するブドウ糖液を水に替え、死に導くことを思いつくが、大食漢のミキでは不可能だと悟る。ところがミキが撮影中に低血糖症を発症し、良美がブドウ糖液と誤認した水を飲ませる。当然、効果がない。犯罪者になることを恐れた岡本は、機転を利かし、ソフトクリームをミキに与えて回復させる。うしろめたい主人公は辞表と離婚届けを会社に郵送し、求職活動を再開するが、良美からミキが変死した。離婚は成立してないとの連絡を受ける。解剖の結果、ミキの死因は心筋梗塞とわかり、岡本は安堵する。ミキの遺産を相続した岡本は、赤字続きの会社を清算しようとするが、良美は岡本がブドウ糖液を水に替えたと脅迫、遺産相続の放棄を求めてくる。岡本はやむなく同意。良美は和解の証として性交を求めてくる。岡本が応じた直前、暴漢に刺される。かろうじて一命を取り留めた岡本は警察官から、良美が岡本の資産を収奪するための殺人教唆での告発を勧められる。だが、ミキに殺意を抱き、証拠を握られている岡本は、良美を訴えることでの訴追を恐れる。岡本は良美を庇い、ミキの遺産相続を放棄する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 09:00:00
60703文字
会話率:42%
国内で権勢を誇るハリス侯爵の一人娘であり後継ぎであるアビゲイルに一目惚れされた伯爵令息のダニエルは彼女の望みのままに婚約をした。アビゲイルは大きな目が可愛らしい無邪気な令嬢だ。ダニエルにとっては家格が上になる婿入りに周囲の人間からは羨望さ
れる。そして盛大な二人の披露宴の夜、寝台の上でダニエルはアビゲイルに向かって、別の女性の名前を呼んでしまう。その晩は寝室を追い出され、翌日侯爵に呼び出されたダニエルはその失態の為に離縁を告げられる。侯爵邸を後にするダニエルの真意とは。
※このお話はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:42:51
11717文字
会話率:28%
「メラリウム令嬢、貴方との婚約を破棄させてもらう!」
婚約披露宴の真っ只中、声高らかに宣言したのはこの国の第三王子だ。真実の愛とやらを見つけたらしく、聖女様と新たに婚約を結ぶそう。
その婚約破棄によって霊媒術士の一族は存続の危機に陥
る。そんな時、私はある村で聖女様の秘密を知って……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 20:11:13
12652文字
会話率:55%