転生の女神はなろう作家だった。異能を授け、異世界に転移または転生させた勇者たちの行動をトレースし、それを小説にして小説サイトに投稿している。しかし、投稿した作品はいずれも評価が伸びないことに悩んでいた。女神は思いつく。これまでにはいなかった
人物を、勇者に選出すれば、面白いものが書けるのではないか。時が経ち、再び異世界に危機が訪れる。女神が次の勇者に選んだのは、なろう小説が心の底から大嫌いな男子中学生、奈路安智(なろやすとも)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 01:40:00
209164文字
会話率:37%
三十五歳の冴えないおっさん、佐伯大輔は、『ライフ・オブ・クエスト』、通称『LOQ』というゲームに似た異世界に転生していた。それも自分と同じ年齢の不遇のおっさんキャラ、『レオン・アダムス』として。
レオンはゲーム内における主人公の仲間となる、
主要キャラの一人だが、最弱職と言われる『放蕩者』なうえ、ステータスの成長にかなりクセのある嫌われ者の不遇キャラだった。しかもマルチエンディングなのにもかかわらず、ほとんどのシナリオルートで最終的に死亡するという、なんとも悲しいキャラクター。
……いやだ、もっと人生を楽しみたい。もっともっと趣味を楽しんで、美味いメシと酒を味わいたい!
レオンとして覚醒した大輔は、前世で『LOQ』をプレイした知識を活かして、死なずに世界を平和にする方法を模索していくことに決める。
それと同時に、異世界でもマイペースな人生(ライフ)を、心の底から満喫すると決意する。
これは三十五歳のおっさんが、同じ三十五歳のおっさんキャラに転生し、新たな人生を自分らしく生きる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:10:00
78804文字
会話率:35%
「女に愛されたい」と願い死んだ男は異世界で運命の出会いをする。しかしその女には心に決めた愛する王子様がいた。
『わがおろか』これは我がままにもほどがある女と、愚かにもほどがある男の物語。男主人公視点と女主人公視点で進行していきます。
男
主人公
「俺は女にフラれ絶望死したが童貞であったため異世界に転生することができた。
与えられた試練は『女に愛されよ』だ。
するとこの転生先の世界には俺を愛してくれる女が一人はいるということか!
最高だ! 可能性があるのなら俺は心の底から頑張れるよ!
前世ではそんな可能性が皆無だったからね!
おっ! あそこに悪党に襲われ貞操の危機な美少女が!
ということはあれが俺の嫁! そうに決まっている!
なになに? 私には使命がある?
お任せあれ! 命を掛けて君を守りそして共に使命を果たそう!
だってそれが俺の存在そのものだもの!
さぁ冒険だ! 君と俺の幸せな未来に向かって、レディゴー!」
女主人公
「私は性悪女のせいで王子との婚約を破棄させられ、辺境に追放となり挙句の果てには力までも封印されてしまう最低最悪な状況に陥った。
こうなったのも私が性悪女の王子暗殺計画の陰謀を知ってしまったからだ。
ああ王子よ! おお心から尊敬する愛しの王子!
たとえこの身がどうなろうとも、あなたのことは私が御守りいたします!
偽王妃になろうとしている性悪女の陰謀を打破した暁には私こそが真王妃となってあなたと結ばれるのです!
えっなにこのおじさん? 私の力になりたいって?
うーむなんか不気味だなこいつ。
まぁきっと私が美人で好きになったから力になりたいわけよね。
ならば王子のためにあなたの力を借りましょ。
そう考えるとこんなに都合のいい存在はいないわね。
あなたの使命は私が王妃に返り咲くことを手伝うこと。
でもこのことを教えるとそのやる気が失われるから秘密にします!
なに? それはよくないって? 良いのよ、そんなの、こんなの。
だってこいつは私に惚れているんだからさ!」
全111話の週5投下で月火木金日のお昼12時頃に投下。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 07:31:04
169311文字
会話率:41%
不幸と不運と不遇が重なった悲惨な生活の果てに、尋常ではない格闘能力を身につけた薮上荊斗(やぶがみけいと)。しかし、裏稼業に奔走する日々を送っていた荊斗は、誰かに使われる立場のまま年老いて病に倒れてしまう。
死の間際、主役になるのを諦めたモブ
キャラ人生を心の底から後悔した荊斗は、薄れゆく意識の中で「やり直し」を強く願う。そして気が付けば、半世紀前に通っていた高校の教室――90年代の前半へと戻っていた。
この世界が現実かどうか疑いながらも、荊斗は未来知識と戦闘技能を駆使し、自分や家族や友人の人生を狂わせる理不尽を粉砕していく……
※この小説はカクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 07:10:00
97256文字
会話率:36%
ただの村人、クロス・ヴァッシュはどういう奇縁か勇者パーティーに入った。
そこそこ程度の腕しかなく、何一つ特別な力を持たない正しく凡人のクロス。
それでも、何故か勇者達はクロスを心からの仲間であると疑う事なく思っていた。
パーティーから
追放など、されるわけがなかった。
外部の人間がどれだけ心ない声を叫ぼうと、どれさけクロスを排除しようとしても、勇者達はクロスを心の底から仲間だと信じていた。
だからこそ、クロスは自分が彼らの為に何が出来るのか常に悩み続けていた。
役立たずである事はどうしようもない事実だったから。
そして遂に……クロスは己が役割を理解した。
魔王が死に際に勇者に向けて魔法を放とうとするその瞬間に――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 20:30:32
4928619文字
会話率:32%
あらすじ
これは、産まれながらにして、晴眼という特異な能力を持ってしまった少年の物語である。
登場人物
源 和斗
生まれつき、見るだけで人の心が理解できてしまう特殊な眼である晴眼をその身に宿す少年。そのため、彼が心の底から友達と呼べる存
在は、世間一般で言うところの親友に該当し、その数は両手で数えられる程度しかいない。
天蠍機 英美里
和斗から師匠と呼ばれている女性。特異な力を持つ和斗が生きていくための術を教えている。
主人公が師匠と共に歩む成長を描いていく予定です。
元々この作品は練習用の掌編小説を書くつもりが勢い余って短編小説になってしまったものです。
時系列の前後はありますが、章ごとに短編の形で出すつもりです。
時系列順
因果応報
↓
存在証明
↓
廃棄生命折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 00:43:58
52581文字
会話率:34%
人知を越え、世の理を歪める崇敬と畏怖の念を向けられる存在、即ち神と称される天上の者は、生と死の概念がない。
その命の灯は尽きず、永劫の時を生きる事が可能だ。
しかし、同時に退屈をしていた。
人とは違う世界に生きながらも、神にも感情といったも
のがあった。
それゆえ、嫌気を覚える。
不老、或いは不死は呪縛だ、と。
死を望むわけではない。
つまるところ、時間を潰せる遊びに興じたいわけだ。
実際にやってみれば、至って普通の他愛もないこと。
しかしながら、元来の性質なのだろう。
その神、いや女神は生まれて初めての高揚を感じた。
遊ぶのが楽しい。
心が満たされる。
そんな純粋な幸福を抱いた女神は、しかし何年もの歳月を重ねると共に、歯止めが効かず、暴走するようになってしまった。
どれだけ遊ぼうと、一向に胸に空いた穴を埋められない。
渇望が満たされない。
否、もしかしたら、それが女神の本来の姿だったのかもしれない。
人間が十人十色なように女神もまた、様々だ。
ただ、その女神は少しばかり、自身が持つ欲求を希求する意思が強かった。
女神が求めたのは、心の底から満足出来る遊戯、それから渇望を満たす存在だ。
同種族、神では意味がない。
女神が目を向けたのは、多種多様な種族が住まう下界、そこにいる一柱の悪魔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 18:07:28
14360文字
会話率:12%
卯佐見蓮華には他人には晒せない秘密が二つある。
一つ目は、他人の心を読む能力を持っていること。
二つ目は、美しい顔をした女が心の底から絶望した表情に性的興奮を隠せない、というサガを背負っていること。
この秘密が暴かれるとき、蓮華の青春が始ま
る──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 20:00:00
16693文字
会話率:44%
とある乙女ゲームに登場する脇役リリア・ユリーズはどうあがいても幸せになれない結末しかない心優しいキャラクターだった。そんな優しいキャラに心の底から推し活をしていた世知辛い現実を生きていた女性はリリアの叔母パンジーに転生してしまうがこれ幸いと
推しであるリリアを幸せにするべく日々奮闘する。だが、その活動によりその他のキャラたちは身勝手の報いを受ける事となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 10:00:00
65618文字
会話率:17%
三年前に助けた少女は、どうやら本当は白髪だったらしい。
そのことを知ったのは、藍沢ひなぎが歌手としてデビューしたときだった。
白髪で美少女で歌も上手い。曲もよい。となれば売れない理由がない。デビューしてすぐシンデレラのようにスター街
道を駆け上がっていく姿を、柏木飾はテレビの前でなんとなく眺めていた。
出会ったときに連絡先も交換してはいない。だからあれ以来自分とはなにも関わりがなかった。
たった一瞬、関わりがあっただけだから忘れられているかもしれない、と思った。
でも、案外そうではなかったらしい。
「よ、よかったぁ……忘れられていたらどうしようかと思ってたんだぁ」
ひょんなきっかけで再会することになったひなぎは、心の底から安心したように胸を撫でおろしていた。
べつに、ひなぎと再会できたことも、忘れられていなかったこともうれしいけれど。
でも、ちょっと待って。
……すでに人気者になったひなぎが自分のことを好きみたいなんだけど、どうすりゃいいの?
―――
【注意】
ラブコメちっくなあらすじですが、シリアスな展開もあります。ご注意ください。
音楽モノです。
ガイドラインに基づき、実際にある歌の曲名まで記載することがあります。歌詞の引用はしませんが、なんらかの問題が生じた場合は本文に訂正が入る場合があります。ご了承ください。
なお作者は音楽に関してはど素人なので、甘い表現があるかもしれません。
また、引用元についての解説は、ネタバレになる可能性があるのであとがきという形でまとめて注釈入れさせていただきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 01:42:14
241210文字
会話率:38%
前世で満足に自分のしたいことを、好きなだけ好きな時に、することができなかった主人公が異世界に転生して、今度こそでき得る限り、心の底から楽しむことができるようにと、マイペースな主人公が自分したいこと最優先で、とにかく突き進む物語。
最終更新:2024-05-25 10:53:10
26661文字
会話率:40%
君は心の底から笑っていないんじゃないか?いつも誰かの目を気にして、笑っているフリをしているんじゃないのか?そういうのは駄目だ。心の豊かさは君の暗鬱たる気持ちを払しょくし、やがては活力になる。ならばどうするのか?過去の偉人の残した言葉を知るこ
ともいいだろう。だがその前に胸に正義を抱け。己の正しさの在処を見出せ。世間では自分探しは無駄とか、幼稚なんて心無い言葉を使う奴らがいるけど、そういう雑音は聞かなくていい。あらん限りの声で正義を謳え、誇れ。その先に限りない光り輝く道がある事を信じて突っ走れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 00:00:00
55969文字
会話率:1%
義務教育の終了と共に女子が消えた!
色気皆無、臭い、汚い、下品等々…上げだしたらきりがない負の要素フル装備の日々。
心の底から楽しくない、絶望と苦痛だけの生き地獄が、今、始まる。
ポロリも…あるわけねーよ!あってたまるか!ん~なモン!!
最終更新:2024-05-18 15:56:24
108882文字
会話率:12%
叶わない気持ち、要らない記憶。其処の貴方にもきっと一つや二つある事でしょう。
いつの間にか雰囲気が明るくなった人。何かを忘れている人。好きだった筈のものをいつの間にか好きではなくなっている人…などなどそんな人々が周りにいませんか?
それ
はきっと当店で販売している精神を喰む花を購入し、このワタクシにお売りなされたのでしょう
当店では要らない気持ち、記憶。全て買い取らせて頂いております。
当店は心の底から記憶を、感情を消す事を願う方にしかこの店は見えないのです。
このワタクシと話している貴方は心の底から願ったのですね?
えっ…違います?そうなんですか…このような経験は初めてです。これもまた運命なのでしょう…宜しければワタクシが買い取らせて頂いてきたお客様のお話を聞いて行きませんか?ほんの暇つぶしに…聞いてくださるのですね?有難う御座います♪
では、始めましょうーーーーー
これは精神を喰む花とそれを購入したお客様のお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:05:39
3531文字
会話率:38%
こんな物語は、
「あたしだけかいっ!」
人間界と妖精の国が分かれた世界。
人間界に降り立つ妖精は、生きるために人間と契約を結んで人間の器を借り、人間は妖精の能力を授けられる奇跡。
その力を授かった人間は"妖人"と呼
ばれ、良くも悪くも人間界に影響を与えた。
人間と妖精、互いの秩序と平和が乱れる時代。
妖人の力で人々を護ろうとする者、人をさらに高めようとする者、妖精と深い絆を結ぼうとする者。
人間界と妖精の国に平和を取り戻したい妖精、自らの運命と戦う妖精、裏切る人間達を許さぬ妖精。
様々な者達の思惑、想い、陰謀がぶつかり合う。
そんな状況の中、妖精の国から人間界へ召喚される事となった、大天才の妖精、レゼン。
妖精の国を統括しているサザンより勅命を受けて、人間界に降り立った。
「妖精の国から不当に、妖精が人間界へ降り立っている」
「これを手引きしている者を調査せよ」
人間界と妖精の国の、両世界のバランスが崩れかけようとする大きな事件。
人間界に降り立ったレゼンは自分の器となる人間を見つけ、その子を"妖人"になってもらおうとするのだが……。ついさっき自殺未遂した子と契約を結ぼうとしているのは、大丈夫なのか!?
始まりから勅命どころじゃないほど、命懸けの妖人生活!
「お前はな!心の底から全てを舐め腐ってんだよ!!」
「どーして……私を……私ばかり!酷いよっ」
表原麻縫はレゼンとの出会いをきっかけに、今日から本気を出して自分を始めていく物語。
彼女は"妖人"、マジカニートゥとなって、戦い生き抜き知っていく。
仲間と出会い、見えぬ敵を知り、目的を見つけ成長を遂げていく。
最後にもう一度。
「あたしだけかいっ!」
毎週日曜日9時に、1パートずつの更新をご予定しています。
(注意)
1話ごとの区切りのところで、自作の挿絵を入れてます。苦手な方はOFFでお願いします。
(注意)
最終パートのあとがき欄に、次回予告の茶番が入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 09:00:00
1859536文字
会話率:47%
赤い瞳が揺れる。
いつになったらこの茶番は終わるのかと。
貴方のために、愛されるために、努力したのに。その結果がこれか、と鼻で笑う。
「元第一王子妃、ローズを処刑する。」
後ろ手を鎖で繋がれピタリと首に刃をあてがわれる。
「っはは、あははは
っ!!」
狂ったように笑う。心の底から笑ったのは何年ぶりだろうか。
青い瞳の獣人が驚いたように目を見開く。
黒の瞳の男は凛としてこちらを見ている。
民衆は殺せ殺せと喚いている。
雑音の中その声は私の耳元ではっきりと聞こえた。
深紅の瞳の悪魔が囁く。
『次はもっと上手くやってね。』と。
深呼吸をし、答える。
「もちろん。だって私は‥」
『悪役』令嬢ですもの。
鮮血が舞う。舞台が赤に染まっていく。
そう、これからが彼女の舞台なのだ。
物語は常にハッピーエンドで終わる。まぁ誰だって物語を読むときくらいは幸せな気持ちになりたいだろう。しかし、そんな物語に必要な役が悪役というものだ。
これがいないと物語はハッピーエンドへと話が進まない。悪役こそが唯一幸せを運ぶ者なのだ。だから、私は決めた。
真実を知り、決意したのだ。
魔力で溢れた世界のこの美しい物語の悪役。
そう。私は完璧な悪役になると。
後に誰かが言う。
「あの子は僕の可愛い愛し子さ。悪役なんてあの子には似合わないけどね、僕は彼女のためならなんだってするよ。」
と深紅の瞳の少年。
「あの人はなんと言うか、手のつけようがございません。」
と死んだ目で言うメイド。
「アイツを怒らせたく、ない。」
と耳を倒してばつが悪そうに言う獣人。
「さすがはローズだ。」
と嬉しそうに語る銀髪の男。
「‥加減を知らない人だ。」
と黒い瞳を細め楽しそうに笑う男。
これは愛されることを知らない、死に戻り『悪役』令嬢が作り上げる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:58:22
45913文字
会話率:41%
心の底からおすすめする完結済のなろう作品を紹介していきます。
対象ジャンルはファンタジーからSF、歴史、コメディー、恋愛などまで。
ぜひ参考にしてみて下さい。
最終更新:2024-05-01 09:00:00
27906文字
会話率:1%
道内の大学に通う女子大学生・柳本椿(やなぎもと つばき)は、学祭当日謎の光に包まれて異世界に召喚されてしまう……聖女のおまけとして。
なんとかこんとか生活基盤を整えてたら、『氷の騎士』と呼ばれる魔法騎士団副団長、ギルバート・オルティスに迫
られて──!?
「……心の底から、どうしようもないほど。お前を愛しく思っている」
これは、不器用な魔法騎士と(自称)平凡な女子大学生の恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:23:11
55437文字
会話率:32%
異世界に連れて来られた宇宙大地(18)と天野夕星(10)は、魔王カレンの勧めでその魔王を倒すという残念な冒険に繰り出す羽目になる。お節介魔王やお転婆幼女妖精ルナに振り回されながらも、二人は愛と勇気を魔法に変えて、今日も元気に異世界の地をイ
チャコラ歩んで行く。
【登場人物紹介】
・宇宙大地《こすもだいち》(18)
主人公。ぶっきらぼうな皮肉屋だが、誠実で優しい性格。高校生としては相当賢いはずなのだが、夕星やカレンには手も足も出ず、優しくからかわれる毎日を過ごす。現実世界で夕星に心を救われた経緯があり、心の中で彼女を「小さなヒーロー」と呼んで誰よりも尊敬し、家族のように大切に想っている。傍から見れば夕星に惚れているとしか思えないが……それを認めない照れ屋な頑固者。
・天野夕星《あまのゆうづ》(10)
メインヒロインで、幼女枠その1。見た目はヨウジョ、頭脳はリケジョな、超ハイスペック幼女お姉さん。普段は大地をパパと呼び天真爛漫な姿を見せるが、シリアスシーンになると理知的な頼れるお姉さん先生となって彼を導いてくれる。大地が好き過ぎて時にやらかすこともあるが、決してヤンデレではなく、彼の幸せを心の底から願っている健気な乙女。
・ルナ(7~9)
幼女枠その2。心の赴くまま無邪気にヤンチャをして、いつも二人を困らせる幼女妖精さん。何やら今回の異世界騒動において重要な存在らしいが……?
・ゆづ(10)※未登場
幼女枠その3。きっとコワイ子に違いない。
・カレン(18)
友人枠その1。本名は一色夏恋《いっしきなこ》。現実世界では大地のクラスメイトだが、ここでは何故か魔王で黒幕らしい。作中最高の智力を誇る策略家であり、いつも大地&夕星を手玉にとって楽しむが……実はそれも初心な二人の恋の応援の一環であり、ひねくれ者な心優しい小悪魔娘なのである。
・ヤッス(18)※未登場
友人枠その2。きっと犯人に違いない。
・ヒナナン(18)※未登場
友人枠その3。きっと天然娘に違いない。
※本作は「ハッピースパイラル」の外伝となりますが、初見の方でも楽しめるように記述しております。ですが、本編を読んでおくと3割増しでお楽しみいただけますので、ハピスパの方もどうぞご覧くださいませ。
https://ncode.syosetu.com/n3794gw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 01:22:26
209567文字
会話率:60%
駆け出しの冒険者であるシルヴァ・ベルハイスは、ダンジョン都市フェルミでダンジョン攻略を生業としていた。
順風満帆とはいかないものの、着実に力をつけてシルバーランク昇格。
そしてついに一つの壁とも言われる十階層の突破を成し遂げた。
仲間との絆
も深まり、ここから冒険者としての明るい未来が待っていると確信した矢先——とある依頼が舞い込んできた。
その依頼とは勇者パーティの荷物持ちの依頼。
勇者の戦闘を近くで見られることができ、高い報酬ということもあって引き受けたのだが、この一回の依頼がシルヴァを地獄の底に叩き落されることとなった。
ダンジョン内で勇者達からゴミのような扱いを受け、信頼していた仲間にからも見放され……ダンジョンの奥地に放置されたシルヴァは、匂いに釣られてやってきた魔物に襲われた。
魔物に食われながら、シルヴァが心の底から願ったのは勇者への復讐。
そんな願いが叶ったのか、それとも叶わなかったのか。
事実のほどは神のみぞ知るが、シルヴァは記憶を持ったままとある魔物に転生した。
その魔物とは、最弱と名高いゴブリン。
追い打ちをかけるような最悪な状況に常人なら心が折れてもおかしくない中、シルヴァは折れることなく勇者への復讐を掲げた。
これは最弱のゴブリンに転生したシルヴァが、最強である勇者への復讐を果たす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 22:10:00
182683文字
会話率:25%