ある日家に帰ると、知らない少女が当たり前のようにソファに座っていた。彼女は幸せを呼ぶことで有名な妖怪、座敷童子らしい。
だが、座敷童子といえば童子=子供という意味を持つように、比較的幼子のはずだ。なのに、この娘は普通に発育している。
く
りっとした大きな瞳。スッと通った綺麗な鼻筋。豊満な胸。そんな美少女座敷童子に俺は取り憑かれてしまったらしい。そして、イチャイチャラブラブ同棲生活が始まるのであっ…………始まってたまるか!
そもそも。何をコイツは普通に不法侵入しとるんだ。こちとら、学業とバイトで疲れ果ててやっと帰ってきてるのに、ソファでくつろぎやがって。妖怪だろうが、なんだろうが、その性根を叩き直さねばならない。
説教だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 20:05:43
61969文字
会話率:45%
中2で初めてカノジョが出来た。
カノジョは学校では普段からオドオドとキョドってて、地味で目立たない女の子。
見た目も黒髪パッツンのオカッパで、座敷童みたいだから”ワラシ”ってみんなに呼ばれてる。
でも小学校から一緒の学校で昔から知ってるか
ら、俺は緊張せずに普通に話せる数少ない女子だった。
だから、告白されてその場でOKして晴れて恋人同士になったのだが。
恋人になってから今まで知らなかったカノジョの色々な面を知り、どんどん惹かれていく、ほのぼのとした恋物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 12:00:00
185652文字
会話率:47%
【PV 133,000突破!!】
http://kxxx.html.xdomain.jp/「番外編などもあります」
(◆)→イラストあり。
【1章】
俺――沙田雅(さだただし)の住む、六形市(ろっかくし)。
この街では、日夜、アヤカシと戦
う異能者がいた。
一方、六角市の15歳~18歳のなかにひとりだけ”シシャ”と呼ばれる、
人間以外のモノが入り込むとされている。
六角第一高校に転校した沙田。
そこで出逢った、ツインテールの不思議っ娘、寄白美子(よりしろみこ)。
寄白美子は左右に6つの十字架ピアスをした謎の美少女。
そして同じ教室で出合った憑依体質の九久津(くぐつ)。
この2人は学校の7不思議をモチーフにした”アヤカシ”
と戦う異能者だった。
しだいに明かされる六角市の真実。
六角第一高校を起点に出現する六芒星はなにを意味するのか?
そして”シシャ”の正体は?
【2章】
新たに、美少女能力者の社雛(やしろひな)の存在も明かされる中、
九久津もついに宿敵”バシリスク”と対峙する。
一方、当局(政府)の能力者たちも、六角市へと来訪していた……
【3章】
負力の受け皿として、ふたたび”シシャ”を生みだす三家。
そして、九久津と座敷童の出会い、社の怪我の真相が判明する。
一方、九久津の魔障、【ポイゾナスルーティーン(毒回遊症)】はさらに深刻さを極めていく。
【4章】
六角駅で寄白を待つ沙田に、突然、声をかける人物。
それは二校に通う、金髪の女の娘だった……
【5章】
沙田は、寄白とエネミーと繁華街でパフェを食べることになった。
そこに社、九久津、繰もやってくる。
XXXX年、具現化したアンゴルモアに一条と二条が挑む。
【6章】
早朝の学校に呼び出された沙田は、寄白とともに廊下の角からある人物を見張っていた。
※カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 02:31:07
1070358文字
会話率:35%
「申し訳ない。その婚約、なかったことにはしていただけませんか」
東の端の島国が、世界に港を開いて云十年。
その島国のさらに端っこで、春、ひとりの娘が婚約破棄を告げられていた。
自分が生まれるよりも遥か昔に、祖父が勝手に結んだ婚約である。
だからその娘・春河櫻子は顔を見たこともなかった許嫁・最見肇のそんな言葉に納得し、潔く立ち去ろうとする。
しかしそのとき春一番が吹き、櫻子は隠しごとを肇に知られてしまう。
一方で肇もまた、絶賛没落中の幸薄げな跡取りというだけではなく、妖にまつわる品を扱う怪しい商家の主であることを櫻子に知られて――?
人と妖が共存するちょっと不思議な町で、ふたりの許嫁が送る日常系和風恋愛ファンタジー。
□毎日更新
□全12話(各話4パート)・計24万字程度・原稿完成済
□「小説家になろう」「カクヨム」「ハーメルン」にマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 18:11:34
246512文字
会話率:45%
小学校最後の夏休み……皆が遊びに勉強に全力を注ぐ中。
警察官の両親を持つしっかり者の男の子、小学6年生のユウキはいつでも一緒の幼馴染であるカコを巻き込んで二人は夏休みの自由研究のため、学校の不思議を調べ始める。
学校でも有名なコンビである二
人はいつもと変わらずはしゃぎながら自由研究を楽しむ……しかし、すすり泣くプール、踊る人体模型、赤い警備員……長い学校の歴史の裏で形を変える不思議は……何にも関係ないはずの座敷童の家鳴夜音、二次動画配信者として名を馳せる八尺様を巻き込んで、本物の不思議を体験することになった。
学校の担任や校長先生をはじめとする地域の大人が作り上げた創作不思議、今の世に発祥した新しい怪異、それを解明する間にユウキとカコは学校の最後のにして最初の不思議『怪談掃除のハナコさん』へと至る。
学校の不思議を舞台に紡がれるホラーコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 01:00:00
103146文字
会話率:46%
貧乏神に取り憑かれた人間の男に取り憑かれた座敷童子の苦労話。
※こちらの小説はHPや他の投稿サイトでも公開しています。
◆「辻世怪異譚」シリーズ
最終更新:2024-03-24 10:11:05
12527文字
会話率:53%
―― ようちゃん! ――
この声で私は目覚めた。
フェリーの汽笛が鳴った。
もう目の前には緑の森に覆われた、懐かしい島が見えていた。
嘉神 洋子(かがみようこ)が瀬戸内海の島で体験した座敷童子は
幼なじみの少年だった。
二人の事件解決
と恋愛の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 10:00:00
21153文字
会話率:16%
男は会社の帰宅途中あることに気が付く。
なんと、座敷童がついてきたのである。
最終更新:2024-03-10 17:49:29
27276文字
会話率:42%
曾祖母の葬式で、小さい頃に住んでいた屋敷のような古民家に戻ってきた留衣。いい思い出のない古民家だったが、わずかに残っている記憶を頼りにいつも遊んでいた奥の間へと向かう。そこで自称・座敷童子に出会い……。※他サイトにも掲載
[訳あり男性×座敷
童子 / BL]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 14:47:37
8806文字
会話率:35%
小松茉莉花(こまつまりか)は、プロテスタント系のミッションスクールの女子高、常緑学院に通う高校二年生。崩壊気味の家庭に育ってはいるが、その事自体は素直に受け止めて、幼なじみで、似たような境遇で育った柴野優将(しばのゆうま)と助け合い、自分な
りの日常を生きている。
茉莉花は、同じく幼なじみの中澤慧(なかざわけい)と結婚したいと思っているが、それが純粋な恋愛感情からきている願望かどうか、自分でも自信がないし、理想と現実との間には、結構困難な壁があることも分かっている。
降籏高良(ふるはたたから)は、プロテスタント系のミッションスクールの男子校、紫苑学院に通う高校二年生。成績優秀で面倒見もいいが、感情表現が乏しく、甘え下手。無邪気な幼なじみの日富絆(ひとみきずな)や、おっとりした中澤慧、不思議な存在である柴野優将らと、地味ながらも、そこそこ賑やかな学園生活を送っている。
六月、紫苑学院の学園祭で、茉莉花と高良は出会う。しかしその時、その場に一緒にいた水戸大空(みとたかひろ)の様子がおかしくなる。
そして、高良が、父親から渡された、座敷童伝承の書かれた和綴じの本を切っ掛けに、高良には、どうやら、『座敷童』らしきものが見えるようになってしまう。
その座敷童は、優将と茉莉花にそっくりなのだ。
どうやら、この不思議な現象を解決するには、和綴じの本を読解し、自分達のルーツを紐解いていかねばならいようなのだが、調査するうちに、和綴じの本の発見された地には、座敷童伝承は存在せず、記載されている伝承内容も、他所の座敷童伝承とは一線を画するものだということが分かる。
和綴じの本には、「家に入りたがる子どもの妖怪」とあり、「恋をすると『子ども』ではなくなるので消えてしまう座敷童」の伝承が記載されているらしいのだが―。
果たして高良は、不思議な現象を解決する事が出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 02:05:16
634955文字
会話率:31%
公爵令嬢エリザベスは、目が覚めたら異世界にいた。しかも、見た目も黒髪に変わっており、周囲の人間の言葉もわからない……? というか、壁とかすり抜けてるんじゃない?
異世界から来た公爵令嬢が日本の居酒屋に引き起こす様々なドラマの話。
R15は
保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 06:28:34
848文字
会話率:7%
かつて人々は自分たちの理解に及ばぬ存在を畏れ、名前を付けた。妖怪、妖精、怪物――そう呼ばれた存在は科学の発展によって否定され、今日においては空想上のものとされている。
だが、彼らは今も人目に付かぬ場所に息づいていた。
日本のと
ある山奥。人々が『マヨヒガ』と名付けたその家は、人を受け入れることも無くただそこにあるのみだった。
世界が、異世界に通じるまでは。
これは『マヨヒガ』に結びついた座敷童と居候の竜の凸凹コンビが織り成す、幻想(ファンタジー)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:59:43
3567文字
会話率:43%
座敷童療養所。
それは界と界の狭間、神に創られた空間にある。
人が好きで、人に寄り添い、その家に幸運を招くとされる座敷童たち。
彼らを見ることができる人は、ごくまれにしかいない。
見えないから――人は、彼らの思いや願いを、い
ともあっさり裏切っていく。
傷ついて、力を失った座敷童たち――。
そんな彼らが傷を癒す場所。
そこでのお話し。
有名どころの妖怪(精霊)なので諸説ありますが、定番の説にある程度乗っかりながら創作しています。
違うところが多々あります。
この作品での座敷童たちは――
〇座敷童となる前は違う存在だった。
〇座敷童としてのベストな状態は五才くらいの幼児姿で、力を使いすぎると年をとる。
〇護っている家から離れると力を出しにくい。無理に使うことはできるが負担が大きい。
〇お菓子が大好き。
〇無から何かを作り出す力はない。
〇『風が吹けば桶屋が儲かる』的な方式で、守護する家に幸運をもたらす。
等々の設定をしています。
「自分が知ってるのと違う!」ってなっても、創作なので、ご容赦ください m(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 07:00:00
963673文字
会話率:48%
小学五年生で、ある町に引っ越してきたばかりの匠(たくみ)は、山の中の古墳の近くで、夕子と名乗る女の子から手帳を渡される。そこには、なぜか最初から、『お化け捜査官 浜匠』と、自分の名前が書かれていた。色々と事情を知りたい匠だったが、風のように
消えた夕子と名乗る女の子とは、音信が途絶えてしまう。
その後、匠は、同じ、お化け捜査官の手帳を持つ、上野聡と出会う。二人は意気投合し、おばけ捜査官としての活動を開始した。お化け捜査官の活動とは、お化けに関する噂を調査し、それの審議を確かめると言うものだ。初めは、単なる遊びだったが、徐々に匠もその活動に夢中になっていく。
お化け捜査官としての活動の中で、二人は、三つ目の手帳の持ち主である、山口ゆきと出会う。ゆきは、二人より一歳年下の小学四年生だった。ゆきは、一本杉の根本を掘っている時に、手帳が出てきたと言った。しかも、匠や聡の時と同じように最初から自分の名前が書いてあったと言う。こうして、手帳の謎はますます深まり、三人をますます夢中にさせていった。
そんなある日、聡は、図書館で、『お化け捜査官の詩」という本を発見した。しかもその本の内容が自分達にそっくりであることに愕然とする。もしかして、予言の本なのか。三人は、その本の謎を確かめるために、本に書かれていた日時に、霧ヶ峰に向かった。本には、そこでUFOに会えると書かれていたのだ。
謎は謎として残されたまま、それから十年の月日が流れた。そして、大人になった彼らの前に、ついに全ての謎が明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 12:41:57
35209文字
会話率:39%
家に居付いていた座敷童の日向を家から追放した父。
お家没落タイムアタック最速はこれだと思います。
最終更新:2023-12-02 00:23:59
2439文字
会話率:48%
高度成長期時代の日本の妖怪話です。
※萌えや可愛さは期待せず、ただの文学的な作品と考えて読むといいと思います(笑)
最終更新:2023-11-19 10:51:30
2817文字
会話率:34%
ごく普通のサラリーマン小林真治はひょんなことから江戸時代の妖怪屋敷に迷い込んでしまう。
「我こそはここの屋敷の主人にして第98代目妖怪総大将座敷童こと童じゃ」
そして運命のいたずらか妖怪の世界の大ボスである総大将に会ってしまうのだが、そ
の正体はかわいい女の子だった!
小林ははたしてこの妖怪の世界から生きて帰ることが出来るのか!←折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 08:00:00
10152文字
会話率:44%
僕はある日父と祖父が住んでいた家に引っ越した。
その家には僕と同い年ぐらいの千子という座敷童がいた。
——ずっと座敷童と住んでいたいな。
最終更新:2023-11-04 20:46:52
2195文字
会話率:51%
妻子を亡くした下級武士の大森吉之助は、広い屋敷で一人食事をするのを辛く思っていた。そんなある日、少し目を離した隙におかずが消えるという珍事が起こる。野良猫だろうと軽く考えていたが、毎日続くことに堪らなくなって、待ち伏せをすることに。しかし、
そこに現れたのは猫ではなく、小さな女の子だった。自身のことを座敷童だという彼女に幸福を期待し、屋敷に留まるよう言う吉之助だったが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 17:45:07
8439文字
会話率:25%
小学六年生のあゆ。夏休みのある日、父親の実家へ引っ越すこととなった。そこには年老いた祖父と思いもよらぬ人ならざるものが住んでいた。
その正体はあゆの大祖母であるカエと名乗った。いつしか座敷童に身を変え、あゆの事をずっと待っていたと話す。次
第にカエの事を知るあゆ。語るものもいないその生涯とは。
二人の少女が切なくも想いを紡ぎ、今に生きるを問う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 19:17:00
26791文字
会話率:41%