魔神を倒し伝説の魔法使いとなった俺、アベル・キャスター。
だが今ではおっさんとなり、体は衰えていた。
弟子であり家族同然に育てた勇者からは「年老いたおっさんはもういらないんだよ」とパーティを追い出される。
心身ともに疲弊した俺は、辺
境の街ミョーコゥへと拠点をうつし、誰ともかかわらずに過ごしていた。
ところがある日、森の中で、呪いをかけられ瀕死のドラゴンをたすける。
解呪の魔法をかけ助けた結果、なんと自分にも弱体化の呪いがかかっていたことが判明する。
呪いが解けたおかげで、俺は全盛期の力+勇者の力を手に入れ、史上最強の魔法使いへと進化する。
また、ドラゴンを助けたことがきっかけで、街の人たちから頼られるようになる。
一方呪いをかけていた勇者は弱体化の一途を辿っていくことになるのだった。
↓これの連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n0797ip/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:43:38
268400文字
会話率:43%
副題:イオくんと僕のぶらりふたり旅。
魔王によって蹂躙され、勇者によって救われた世界で、住人にかけられた呪いを解くために呼ばれた存在、トラベラー(=プレイヤー)。目的は地図を埋めること、なんだけど、寄り道は当然するよね。
そんな感じに新作V
Rゲームをまったりプレイしていくノンストレスな話。
残酷な描写ありは保険。まったり更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:27:28
552412文字
会話率:51%
ある日、幼なじみが消えた。
心当たりの場所に残された本には勇者の物語が記されていた。どうやら彼はこの本の世界に勇者として召喚されているらしい。私は彼を助けるために残り物のスキル『呪い無効』と称号『勇者見習い』を選択して異世界に転移す
る。て、え?見習い?!
ただ、この異世界転移が私の不幸の始まりだった。あれか?呪い無効の使い道がないからか?!それとも勇者見習いだから?心当たり多すぎだから!!
死亡フラグ満載の逆境の中、私は雑草の様に逞しく生きていく。全ては幼なじみと無事、元の世界へ戻るために。
指摘、ご意見、感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 01:31:38
638677文字
会話率:33%
ヒロインのために配慮されたこの世界。攻略対象と現地のご令嬢が婚約を結ぼうとする不可解な現象が起こる呪いがあった。どんな国でもどんな種族でも必ず発現するそれにいつか令嬢達は攻略対象らしい「濃いキャラのイケメン」を避けるようになっていった。そん
な時、ヒロインが王太子とゴールインした余波で急に表舞台に立つことになってしまったモブ属性王子のお話。ご都合主義がテーマですのでふわっと読んでください。恋愛ジャンルにしましたが恋愛要素は薄めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 19:23:36
11001文字
会話率:55%
「カイル、お前のような無能は必要ないんだよ!」
「そ、そんな! 待ってくれよ! 俺は……!」
とあるパーティを追放されて、早十年。カイルはソロで冒険者活動をしていた。基本的に冒険者としてのピークが二十五歳であり、そこからは下り坂で能力が
落ちていくのが基本。最終的に、三十になれば引退する冒険者がほとんどである。
カイルは現在三十代ジャスト。
何故かSランクの魔物をワンパンしていた。
金は稼げているが、自分の能力を恐れたカイルは人生で初めて健康診断を受けることにした。もしかしたら、自分には『一時的に強くなる代わりに、最後は死ぬ』という呪いやデバフが付与されているかもしれないと思ったからだ。
しかし、カイルが予想していたものは全て違った。
「精密検査の結果、ユニークスキル【晩成】が覚醒していることが分かりました」
カイルの身に起こっていたのは、大昔に発現したユニークスキル【一日にちょっとずつステータスが上がる】という能力が覚醒していたのだ。呪いでもデバフでもなかったと知ったカイルは、断り続けていたパーティの勧誘を受け入れて第二のセカンドライフを送ることにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 20:30:00
131739文字
会話率:44%
魔法の勉強のために隣国へ移動中の公爵令嬢アリシアは、安全なはずの道で魔獣に襲われてしまう。
絶体絶命のピンチに、突如現れたマントの男はまるで紙人形を相手取るかのように魔獣たちを屠って見せた。
感謝を告げるアリシアに膝まづく謎の男のフードを風
の悪戯が吹き飛ばしてしまう。
そこに隠されていたのは、気の弱いものなら悲鳴をあげて気絶しそうなほど醜い顔だった。
かなりのご都合主義です。
昔書きかけて放置していたのを、なろう仕様変更の余波で発掘され、記憶掘り起こして書き足したものなので、矛盾点ありありかもしれませんがご容赦ください。文字数だけは多いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 14:27:46
21148文字
会話率:24%
「……何度目、ですか……」
今日もヴァネッサの婚約者であるサフィラス様は、約束を破った。
婚約してからというものの、ヴァネッサとの約束はほんの数回しか守られていない。
いつも理由は同じ。
『クレアの具合が悪くて』
クレア・ポーレン
ト伯爵令嬢。
彼女はサフィラス様の侯爵家で預かっている従妹で、とても病弱な方なのだ。
性格が悪ければ憎むことも出来たのに、サフィラス様もクレア様もとても優しい人たちで――だからわたしは、わたしから婚約破棄をしようと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 01:05:49
10289文字
会話率:28%
嫌われやすいごく普通の一般人、『勇気雄太』はとある日、落雷の中幼い子供を助けるために走り結果として命を落とす。
そうして目が覚めればそこは異世界だった。
異世界に転生した雄太はこの世界がどうなのか、果たして日本と違うのかを知る前に一人の女性
の悲鳴が聞こえる。
これは魔王によって呪われ性格が荒み悪役令嬢にようになってしまった『呪いの令嬢』と、彼女を救うために勇気を振り絞る『異世界の勇者』の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 15:04:01
3793文字
会話率:18%
役立たずと美しくないという理由で両親や姉から虐げられ続ける伯爵令嬢ユノ・サザーランドは、「一年後の生存率がわずか」と診断されている。彼女は、その体で姉の身代わりで隣国ダンフォード国の「呪われ将軍」アンドリュー・スタンフォードに嫁ぐことになっ
た。彼女はふっきれる。余命はわずかだけれど、自由を得たのである。思うままに生きよう、と。が、嫁いだはずのアンドリューは、自分自身にかけられている呪い、全身の痣とそれに伴う痛みとでユノに興味はなく、顧みることもない。が、いっしょにすごすうちにユノに惹かれていくアンドリュー。そして、ユノもまたアンドリューに惹かれていく。彼女は、あらためて誓う。残りの人生を彼の為に生きよう、と。
※ハッピーエンド確約。ドアマットヒロイン、身代わり婚の王道のストーリーです。ご都合主義のゆるゆる設定をお許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 20:01:43
29138文字
会話率:30%
ほぼタイトル通りのお話です。
より具体的には、【ストーカー少女の魔術により彼女と体を交換されてしまったやっかいな悪癖持ちのおっさん探索者が、かつて自分が面倒見ていたツンデレイケメン後輩探索者に助けられ自分の気持ちを自覚するお話】です。
おっ
さん(外見美少女)と青年の恋物語と、おっさんの悪癖にまつわるあれこれが物語の主軸で、両思いハピエンです。
以上、ここまで全て主観となります。
穴やガバ、ご都合主義、ふわふわ設定&描写の数々に見て見ぬ振りが出来る大海原のように広い心の持ち主に読んで頂きたい所存です…。細かいところや整合性が気になる方はストレスマッハだと思うので、初めから読まないことをおすすめします。
【投稿予定】
・ローグ視点 全7話 約3万3千字 2023.10.13~10.19 毎日20時投稿
・リオン視点 詳細予定は未定
【主登場人物】
ローグ
主人公、三十路でソロのB級下位探索者、大剣使い、筋骨隆々、黒髪黒目で厳つい顔立ち
魔物に襲われる人を見かけると放っておけない『悪癖』を持つ、悪癖発動中は無類の強さを誇る
リオン
金髪碧眼の美青年でA級探索者、剣士、おっさん大好きツンデレマン
ナーガ
黒髪美少女でB級上位探索者の魔術師、おっさん大好きストーカー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 20:00:00
33335文字
会話率:47%
呪いによって嘘を吐くことが出来なくなった令嬢アン。彼女はあまりの本音毒舌っぷりから、悪徳令嬢と呼ばれるようになる。
そんな彼女が魔女に呪いを解いて欲しいと願った結果、代償として支払ったのは身体?!
異世界シブヤに飛ばされたアンは数奇な…
…数奇過ぎる運命に身を任せ、その人生を必死で歩んでゆくこととなる。
嘘を吐くことが出来ない彼女が見つけた幸せとは、その居場所とは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 18:02:32
5471文字
会話率:41%
『竜の呪い』により一切の手加減ができない魔術師の勇者ミナトは、強すぎるが故に勇者パーティにとって迷惑だとして追放される。
ミナトは魔術以外の身体能力が強すぎるが故にあらゆるものを破壊してしまい、普通の仕事はできない。そのためひとまず冒険者に
転職することになる。
味方のステータスを下げるマイナススキルを持つ虐げられた美少女たちの力を借りることで、不可能と思われていた『手加減』が少しできるようになり、少しずつ状況が好転していき……!?
これは、うっかりすべてを焼き尽くす世界最強の魔術師ミナトが『手加減』できるようになることを目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 12:00:00
15415文字
会話率:47%
泣き虫カロリーナは食べる事と婚約者の第二王子ライオネルが大好きな由緒正しき伯爵家の令嬢。
十六歳になり、フィルジリア上級学園に期待に胸を膨らませて入学するも、そこでライオネルの女性の好みは細っそりとしたスレンダー美人で、婚約者であるカロリー
ナに不満を抱いているという話を耳にしてしまう。
カロリーナは名前の呪いか高カロリーな食べ物が大好き。
体型も“ややぽちゃ”というライオネルの好みとは正反対だ。
おまけにライオネルの側には常に彼の理想を具現化したような女子生徒が側にいて……。
ライオネルとキャッキャウフウフの学園生活を送れると思っていたカロリーナは心機一転、痩せるまでは婚約者の前に姿を現さないと決める。
天賦の才か祖父仕込みか隠れんぼが得意なカロリーナの珍妙な学園生活が始まる。
作者は元サヤハピエン溺愛主義でございます。
いつも無理やりこじつけからの〜捻じ曲げて元サヤに持って参りますので、アンチ元サヤの方はそっ閉じをお勧めいたします。
いつもながらの完全ご都合主義、ノーリアリティノークオリティのお話です。
誤字脱字も大変多いです(断言)何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
コレらの注意事項をよくお読みになられて、用法用量を守って正しくお読みくださいませ。
アルファポリスさんでも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 21:00:00
55833文字
会話率:40%
第一王子が物語のように婚約破棄を叫ぶだなんて、だれが想像したであろう。
その「婚約破棄騒動」は「彼女」を壊してしまった。
出会ったときの「彼女」の長い髪が印象的で、ぼくは胸が高鳴った。
「彼女」は王都でとても辛い思いをしたのだとか。
婚
約者に裏切られ。
幼馴染みに傷つけられ。
父親に捨てられたと。
ぼくは、「彼女」に笑って欲しかった。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※どこかで見たような名称があっても、恐らくあなたの知るそれとは違うものです。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 07:00:00
179478文字
会話率:20%
その瞬間を、何故かよく覚えている。
誰かに押されて、誰?と思って振り向いた。私の背を押したのはクラスメイトだった。私の背を押したままの、手を突き出した恰好で嘲笑っていた。
それが私の最後の記憶。
最期の記憶からずるずると思い出される過去の
自分。
嘆いて、自覚して、憐れんで、泣いて。泣いている間に、なにやら外の世界では『変化』があったようで……
※わかっている、これはご都合主義!
※設定はゆるんゆるん
※実在しない
※全五話
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:00:00
14433文字
会話率:31%
凡人であることを受け入れ、天才を超える方法を考える。冒険者として天才を超える方法として思いついたのが、呪いの装備を使うこと。誰もが忌避する呪いの装備だが、確実に強い。すでに攻略されている場所へ入り、とられていない装備を探して呪いの装備を探し
ていく。そうしてついに見つけた呪いの剣なのだが、持ってもメリットの方が大きい。敵を倒していくと呪いが軽減されたとアナウンスが流れ、不思議に思って『鑑定』を行って気付く。呪われていたのは剣であって、所持者までは呪われていないのだ。予想外のことに驚きつつも、その強い呪いの剣を活用して格上の敵へ挑んでいく。帰り道、のんびりと魔物を倒しながら歩いて板だが、悲鳴が聞こえる。駆けつけるとミノタウロスがいて、苦戦を強いられることに。だが、そんなときに剣の呪いが軽減されて……。
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 19:05:02
12101文字
会話率:38%
国境にある小さな村に住むアデリタ・メディシナは知っている。この世界が『君が王にする~奇跡はその手から花開く~』、通称『キミガオ』と呼ばれるゲームの世界であるということを。けれど、対して世界に興味はなかった。何故なら、一目惚れした攻略対象を目
当てにさわりをちょっとプレイした程度のゲームであり、ストーリーもイベントもそれほど頭に残っていなかったからだ。そもそも、そんな一目惚れの攻略対象に会うこともできなかったので、プレイ自体放り投げたのが正解だが。
そも、生まれ変わったのならしょうがない、どうせモブでしょうと自由に生き始める。そして、かつて一目惚れした攻略対象であるイグナシオ第三王子にひょんなことから出逢い、共に暮らし、必ず戻ってくるからという彼の言葉に苦笑いを零し、別れた。数年の時を経て、アデリタはとある条件に合う者として王城へと呼ばれ、彼と再会する。数年間、人助けに、自宅改装、病の流行と慌ただしく生きてきたアデリタは知らなかった。イグナシオが抱く愛は深く重く熟成されていることに。
そして、そんな彼と共にアデリタは王太子を決める王位継承戦に参加することとなる。アデリタをやたら敵視する聖女様に、イグナシオへ呪いをかけた犯人と、様々な事柄に巻き込まれながらもアデリタは今日もイグナシオの愛に包まれ、薬師としての仕事をのんびりとする。
※アルファポリスにも掲載しています。
※5/25〜6/1までは毎日更新。以降は最低でも週一更新。
※ご都合主義もりもりです。
※基本アデリタ視点。★イグナシオ視点、◆その他の視点となってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 20:19:04
138516文字
会話率:59%
ジャプカ侯爵家はかつて王族に連なる公爵家であった。しかし、公爵家と名乗れるのも王族に連なっているからであり、四代目以降からは侯爵に落とされることとなった。王族は男系であったこともあり、我が家に迎え入れようと娘を希望するも生まれてくる子は男、
男、男ばかり。かつては公爵であったという誇りか呪いか公爵へと返り咲くことを祈るのは当主の夢となり、以降ずっとジャプカ侯爵家の願望となっていた。そんな侯爵家に長男となるサシャは生まれた。女系家系から嫁入りした母イルジナはサシャにキツく秘密を守るように言い聞かせた。そして、その次に生まれた弟ヴァシィルにも同様のことを伝えるもそんな母はヴァシィルが十二歳の時に儚くなった。「ようやっといなくなったか」イルジナの死に対し、父の言葉。労りの言葉など一切なかった。それを示すように父はすぐに女を妻とし、その女の娘を迎え入れた。待望の娘だ。公爵に返り咲けると父は娘ディタを溺愛した。サシャは居心地が悪いと軍へ入り、ヴァシィルはイルジナの兄である叔父の元へと身を寄せた。そして、サシャは補佐官まで上り詰めたがあるとき、軍の大将であり王弟公爵であるラディムに秘密を知られてしまう。そこから、少しずつ始まる溺愛にサシャは困惑と共にずっと被り続けてきた偽りの殻を落としていく。
※ご都合主義の設定ゆるゆる
※カッコいいヒーローはいません
※R15は保険
※鳴田るな様主催の「軍服ヒロイン企画」への参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 15:00:00
25448文字
会話率:66%
勇者パーティの一員、アッシュ・ベリル。
勇者ガーレンを尊敬し、憧れていたアッシュだが、ある日、神殿を探索中にガーレンたちに利用されて殺されかける。
ガーレンたちは『力』を得るために、神殿の女神を殺そうとしていた。その前準備として呪いを受けた
アッシュは、HPが1の超虚弱体質になってしまう。
だが、その弱体化と引き換えに強大な力に目覚めたアッシュは、ガーレンたちから女神を守り、彼らを撃退するのだった――。
これは最強の攻撃力と貧弱な耐久力というアンバランスな少年騎士と、彼を守る守護女神の無双譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 08:00:00
24953文字
会話率:42%
ある日突然、11年間続いた呪いが解けた。
母から受け継いだ美しさ。それだけが今の彼女にあるすべてだった。
自身の身を守るためにも彼女は行動を起こす。
(※注意※:主人公は性格が良くありません。また、出てくる登場人物も癖のある人間ばかりで
す。)
「アルファポリス」にも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 23:41:31
97112文字
会話率:20%
「手塩にかけて育てた息子が、『裁縫師』とは……。金の卵を温めていたと思ったら、まさか死んだ卵だったとはな」
主人公のダサスは『職業授与の儀式』で、『裁縫師』を与えられる。
裁縫師はこの世界では『死に職』と呼ばれ、職業ギルドも存在していない
絶滅職だった。
世界でただひとりの裁縫師となってしまったダサス。
絶望に打ちひしがれていたが、ひょんなことからある真実に気づいてしまう。
この世界の住人たちは、みな初期装備のような貧相な服を着ていることに。
そう、裁縫師がいないせいで、それ以上のグレードの装備が存在していなかったのだ。
さらにダサスの裁縫師のスキルは特別な力を持っていた。
剣士の服を作って着ると、剣士のスキルが使えるようになる。
しかもそのスキルは通常の剣士に比べて数倍の破壊力を持っていた。
そう。ダサスは服を着替えるだけで、剣聖だろうと賢者だろうと思いのままに転職できるのだ。
ダサスはこの力を活かし、生産職でなく戦闘職でも無双するようになる。
ひょんなことから知り合った聖女、シャレオにちょっとエッチなコスチュームを着せたりしながら、世界最強の存在となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 12:05:15
36951文字
会話率:32%
眼をそむけたくなるほどブサイクで、計算もろくに出来ないほどバカで、女の子よりも力が弱い少年ニアは、唯一の取り柄である【反転】のスキルを使い、勇者パーティの一員としてその旅に貢献してきた。
しかし、二年間彼と一緒に旅をし、散々にこき使ってきた
勇者は、「それほど強力なチカラは、醜い君にはふさわしいない」と、ニアから【反転】のスキルを奪い取る。
それだけではなく、世界の端から落とし、殺そうとまで……。
絶望の中、それでも奇跡的に助かったニアは、異形犇めく人外領域で目を覚ます。
神懸かり的な美貌と、超越的な力を手に入れて。
彼が自分の唯一の取り柄だと思っていたスキルは、彼自身を本来の姿と能力から【反転】させ、貧弱&ブサイクにしていた呪いだったのだ。
本来の姿を取り戻したと知ったニアは、地の底で嗤う。
なにせ、彼から呪いを奪ってしまった勇者は、その美しさも能力も反転してしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 12:00:00
95904文字
会話率:27%
眼をそむけたくなるほどブサイクで、計算もろくに出来ないほどバカで、女の子よりも力が弱い少年ニアは、唯一の取り柄である【反転】のスキルを使い、勇者パーティの一員としてその旅に貢献してきた。
しかし、二年間彼と一緒に旅をし、散々にこき使ってきた
勇者は、「それほど強力なチカラは、醜い君にではなく、美しい僕にこそふさわしい」と、ニアから【反転】のスキルを奪い取る。
それだけではなく、世界の端から落とし、殺そうとまで……。
絶望の中、それでも奇跡的に助かったニアは、異形犇めく人外領域で目を覚ます。
神懸かり的な美貌と、超越的な力を手に入れて。
彼が自分の唯一の取り柄だと思っていたスキルは、彼自身を本来の姿と能力から【反転】させ、貧弱&ブサイクにしていた呪いだったのだ。
本来の姿を取り戻したと知ったニアは、地の底で嗤う。
なにせ、彼から呪いを奪ってしまった勇者は、その美しさも能力も反転してしまい……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 17:37:23
16504文字
会話率:27%