高校一年生の夏という中途半端な時期に高校に編入した庚澤無縫はクラスで浮いていた。その上、何故かクラスの人気者である白石美雪に度々構われたことでクラスメイト達から嫌われて完全に孤立し、イジメの標的とされてしまう。
そんな中、異世界にクラス
メイト達と共に召喚されてしまった無縫は迷宮挑戦の途中で存在を疎ましがるクラスメイト達によって命を狙われて奈落の底へと姿を消してしまう。
……しかし、無縫にはクラスメイト達の知らない秘密があったのだ。
いくつもの世界を救い、時に滅ぼしてきた無縫は仲間達と共に迷宮を攻略し、そして自らと所属する組織の目的を果たすために異世界での活動を開始する。
果たして、幸運の女神に愛されたというより他ない幸運と理不尽極まる固有魔法を持つ無縫に敵として認識された異世界ジェッソとクラスメイト達の運命はいかに……。
◆
珈琲とギャルブルを一途に愛し、道徳とは別の「勝負師の理論」で動く無縫。彼には自分自身も知らない秘密が隠されていた。
やがて無縫はその秘密に辿り着き、新たな戦いへと身を投じていくことになる。
伏線と秘密、無数のパロディが乱立し、様々な思惑が乱れ狂い、前世と現世が交錯し、エゴとエゴとがぶつかり合うカオスファンタジー第三弾。
庚澤無縫が辿り着く運命の果てを見届けよ!
※本テクストは不定期連載となります。最低でも週一投稿を目標に掲げています。
※本作は同時代のテクストを利用したインターテクスト小説となります。大体のキャラや展開に元ネタが存在しますので、下敷きのテクストの差異をご堪能ください。
※このテクストはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、ここに書かれている思想全てを作者のものと考えるべきではないことをここに記しておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 18:10:00
47558文字
会話率:38%
マイナーゲーム会社が発売した死にゲー『神々ダンジョン』その中の高難易度最恐ダンジョン『魔蟲の洞窟』を清元凪(きよもとなぎ)30歳一般女子ゲーマーがトロフィー目当てに挑戦する。
彼女は3連休を使ってクリアを目指ざすことにした。
連休2日目の
夜、凪はゲームを途中で止め3日目にクリアしようと抱き枕を抱きしめ眠った。
すると、彼女が目が覚めるとそこは知らない洞窟の中だった。現実逃避のためにもう一度寝たが何かに眠りの邪魔をされ起きてみると、巨大な蜘蛛が現れた!
巨大な蜘蛛は凪を糸でぐるぐる巻きし、彼女は恐怖の余り気絶してしまった。
彼女が目が覚めたら、美しい女性の姿をした精霊リリアーナが目の前に立っていた。
リリアーナは彼女を精霊に変え、
洞窟の主人として虫達と一生暮らさないといけないと伝え、リリアーナは自身の新しいダンジョンへと美男美女の精霊を引き連れ消え去ってしまった。
その後、凪は残された虫達と共にリリアーナに復讐を誓うのであった。
ゲーマーアラサー女子、凪と個性的な虫達『ゴキブリ、蜘蛛、ムカデ、蛾、蚕』による復讐ラブコメの爆誕!
虫とラブコメって成り立つの?
それは見てみてからのお楽しみ
それでは、凪ちゃんの奮闘記をご覧ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 18:09:46
379462文字
会話率:62%
何の伝手も、当ても、後もなく活動を始めた崖っぷち個人Vtuber〝礼嬢オリィ〟は擦り切れた精神を癒すため、そして何より、満たされない承認欲求を満たすために〝ごきげんよう〟の挨拶と共に今日も配信を始める。
そんな中で温かいリスナーやデザ
インを担当してくれたちょっとおかしなお姉さんイラストレーターの〝ノーみりん先生〟、超人気のなりきり系最強Vtuberである〝漆黒ゆうぐれ〟と関わり、彼女は少しずつ生きる意味と気力を取り戻していく。
これは終わりを覚悟して全てを諦めた元ブラック勤めの崖っぷち令嬢Vtuber〝礼嬢オリィ〟が立ち直り、前を向いて進むギリギリの再起、成長、お仕事?物語。
「リィメンバーの皆様、ごきげんよう。元ブラック勤めの崖っぷち令嬢Vturer……礼嬢オリィですわ!……よしっ、今日も完璧。頑張ろっ――――って、あれ?配信始まってるっ!?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 12:01:06
104995文字
会話率:36%
"デザイン会社「フラワーデザイン」の社員、志麻純一は、日々を平凡に過ごしていた。
朝の通勤、会社での業務、そしてオンラインゲーム「シューティングトリガー」での活動が彼の日課だった。それは4人1チームでダンジョンに挑戦し、迫りくる
モンスターを退治しながら宝を見つけるVRRPGだ。プレイヤーネーム「セナ」として、ランキング1位のチーム「TEAMハント」の一員として、純一は世界中で名を馳せていた。ゲームをすることは、彼にとって日々の疲れやストレスから解放される大切な時間であり、特にチームメンバーのリサとの会話やプレイは、彼にとって最大の幸福源であった。
「セナ、また明日ね」とリサが言うたびに、純一は幸せを感じ、次の日の仕事への励みを得ていた。
4月、フラワーデザインに新入社員が入社した。落ち着いた雰囲気の杉田昌也と明るい性格の南海飛鳥だ。
「わたし、純一さんの彼女です!」
飛鳥が発した嘘が、純一の運命を大きく変える。"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 10:00:00
3957文字
会話率:31%
無窮の塔バベル――天高くそびえるその塔の中には何百という「塔」への入口があり、日々塔の攻略を目指すべく「挑戦者」たちがしのぎを削っていた。
迎え討つは「塔主」。魔物を召喚し、罠を配置し、自分だけの塔を創り上げて「侵入者」を退ける。
塔主に選
ばれた者も、塔を攻略した者も、英雄として名を馳せる。それがこの世界だ。
第500期の「塔主」に内定したシャルロットは田舎街の娘だった。「塔主」になるのも嫌々だった。
しかし内定式にて神から与えられたのは「女帝の塔」。
それは|二十神秘《アルカナ》と呼ばれる名高い一塔だった。
しかも同時に与えられた|神賜《ギフト》は|神定英雄《サンクリオ》と呼ばれる過去の偉人・英雄の召喚だったのだ。
力を持たない娘に「女帝の塔」と「|神定英雄《サンクリオ》」が与えられた。
分不相応だと驚くシャルロットとは逆に周りは騒然となる。
なぜなら、召喚して現れたのは「メイド」だったのだ。英雄とは程遠い。
しかもそのメイドは――この世界の誰も知らない「四本腕のメイド」だった。
※主人公は現地人ですが異世界転移タグをつけています。
※ダンジョンではないですがダンジョンマスタータグをつけています。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:00:00
1692667文字
会話率:22%
ダンジョン挑戦の許可を得る為に剣技のテストを受ける事態に成ったが、果たしてソフィーシア様の御眼鏡に止まるのか!
同時期に、実兄が政変に巻き込まれて居るらしい。
トモルシードは、その問題を解決へと導けるのだろうか!?
最終更新:2024-04-29 08:40:04
6237文字
会話率:42%
ダンジョン攻略へと本格的に挑みだしたトモルシード!
ソフィーシア様に認められるのか?
今は、秘密裏にダンジョンに挑戦しているが、やはりソロソロ本格的に堂々とダンジョンに挑戦したい………。
最終更新:2024-04-28 07:40:53
5768文字
会話率:26%
転生して来てから、始めてダンジョンに挑戦した!
自分の自由の為に、快適な自室は、作り出せるのか?
最終更新:2024-04-26 05:52:14
1933文字
会話率:21%
欲しい物は奪い、行きたい場所には行き、邪魔する者は排除する。
法律もルールもマナーも気にしない。
自らの美学に則り生きる彼は世界中に名を轟かせる大悪党ナイトメア。
誰にも理解されない孤高の彼に届いた挑戦状。
「ゲームをしませんか?」
心踊らせ挑戦を受けるも簡単に勝利。
あまりの呆気なさに落胆するナイトメアに次なる挑戦が。
「今まで経験した事の無いような体験を補償しますよ」
そして彼は異世界へ。
転生しても改心など一切しない。
悪党の美学に則り異世界でも孤高となる……
はずだったのに何故か彼の周りに人が集まっていく。
※毎日8時頃、12時頃、20時頃の投稿を予定してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:02:47
654490文字
会話率:34%
転生した私は、今流行りの『悪役令嬢』ってやつなのでしょう。
生前、漫画も小説も読まない平凡な彼女は、たった1冊だけ読んだことがある『悪役令嬢転生モノ』のうっすらとした知識しかない。乙女ゲームもプレイしたことがない。
それでも自分
が『悪役令嬢に転生した』と、そう思い込んだ『サラ』は、とにかく平々凡々に生きていけばまぁ自分なんぞが壮絶な最後を迎えることはないだろうと、今世も流される人生を選んだ。
だけど、そんな彼女を攻略対象たちがほおっておかず……。
※恋愛シュミレーションゲーム終盤のステータスの攻略対象に囲まれたらどんだけモテモテなんだろう?に挑戦したくなり書き始めました。
乙女ゲーム好きさんに楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 01:21:15
3292文字
会話率:16%
魔物のような真紅の目を持ち、悪魔を使役とする少女アグニは、村を滅ぼそうとしていた。
ところがまさにその日、村の外から「魔術の先生」を名乗る女魔術、エチカらが訪ねて来る。
彼女は選択を迫る。この村で腐るか、魔術師を志すことに挑戦するか。
アグニは彼女の手を取り、名をルビーと改めて、初めて村の外の世界を知る。
学園に編入したルビーは「知る」喜びに夢中になるが、そんな充実した日々はルビーの使役の悪魔が問題を起こしたことによって崩壊してしまう。
そうして学園都市エルシオンを追放されたルビーは、エチカの友人のとある魔術師へ預けられることになったのだった。
エルシオンの魔術師たちが口々に噂する、その得体の知れない魔術師のもとへと。
【要約】
学園を追放された問題児の魔術師見習いが、とある魔術師に弟子入りして各地で活躍し返り咲くお話。
・序章(10話まで)はいちにち2回更新、1章からはいちにち置き更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 23:11:25
774294文字
会話率:34%
エルフの青年エスカは十年より前の記憶がない。そんな彼はあるダンジョンのことを知り、村を旅立った。
『忘却ノ迷宮』――挑戦した者達の中に記憶を失った者がいるというそのダンジョンこそ記憶を取り戻す手掛かりになるのではないかと。
旅を共にするのは
天真爛漫な魔法使いの少女に、小さなネズミの料理人、おっとりとしたシスターに研究第一な魔術師。
個性的な仲間達と共に、村で培った弓の腕で今、ダンジョンに挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:22:34
377250文字
会話率:52%
ある日、天使である僕は、天界でいたずらをしてしまったため、神様から罰を受けることになった。
罰とは、「毎晩、ある女性の部屋に通って物語を語る」ことだ。
聞き手であるシェヘラザードを相手に、僕は毎晩お話を語り続ける。
※この物語は、細
かい物語の集合体になっています。
一晩で何話も語られることもあれば、何夜も続く長いお話もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:15:06
1716092文字
会話率:31%
「僕は小説家になれない」シリーズ第2弾!!
究極の小説家を目指す少年が、時にまともに、時にトチ狂いながら生きていく物語。
虚構と現実の狭間で、真の小説家になるまで進み続ける。
目指すは、小説の神の領域!その為には、小説の神と戦い、
勝利し、その地位を奪い取らなければならない!!
※短い文章の積み重ねなので、長い文章を読むのが苦手な人向き
※読むとレベルの上がる不思議な小説!(ただし、真剣に読む必要あり!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-17 19:14:58
147581文字
会話率:7%
「伯爵令嬢ヒメリア・ルーイン。貴様はこの国の面汚し、婚約はもちろん破棄、死んで詫びるがいいっ断罪だっ!」
「そんなっ! 一体、どうしてそんな酷いことを? いやぁっ」
ザシュッ!
婚約者である【王太子クルスペーラ】と彼の新たな恋人【聖女フ
ィオナ】に断罪されるという恐怖の夢、息苦しさを覚えてヒメリアが目覚めると……そこは見慣れた自室だった。
「まさか時間が巻き戻っているの。それとも同じ人生をもう一度繰り返してる……五回目よね」
これは清らかな伯爵令嬢ヒメリア・ルーインが、悲劇的なタイムリープの輪から抜け出すまでの物語。
* 小説家になろうさんとアルファポリスさんに投稿しております。
* 一話あたりの文字数は、1200〜2000文字前後で調整済みです。
* 2020年7月4日、全14話で作品完結です。今回初めて挑戦した『ざまぁ系』作品ですが、最終話で伏線を回収して登場人物それぞれに救いのあるラストになっています。ご覧くださった皆様、ありがとうございました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:12:18
147839文字
会話率:50%
ホラーに挑戦。
昔ながらの遊戯に追いつめられる女子高生の物語。
短編です。
(この作品はカクヨム、星空文庫、Pixivにも投稿しております)
最終更新:2016-01-25 17:00:00
602文字
会話率:9%
港街アーデルバードは、漁業も盛んだが、ダンジョンがあることで有名な街である。ダンジョンは、地下に広がる洞窟状の迷宮だ。そこには魔物が住んでいて、それを倒して素材をはぎ取り、地上に持ち帰ると金になる。古代の魔法使いが作ったものと言われている
が、詳しくは誰にもわからない。
浅層で小遣い稼ぎをする者、深層で己の実力を試す者、ダンジョンに挑戦する者に傷薬を売りつける者、街はダンジョン関係者で溢れていた。
働き口を見つけられなかった捨て子のパドマは、特例でダンジョンに入場することを認められた。誰にも期待されることのない薄暗い場所での金にならない仕事だった。だが、そこで少女は、ささやかな楽しみを見つけ、躍進していく。
奇跡の新星パドマとして、時に憧れられ、時にからかわれ、危険なことなど何もしたくないのに、力づくで深階層に挑戦させられる物語り。
最後まで書き上げることができたなら、最奥を覗くかもしれないし、全然関係ないベクトルに乗ってしまうかもしれない。物語りのラストは、きっとフライパンは活躍しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:03:18
149064文字
会話率:50%
30秒で読める 200文字小説!
ほのぼの日常系百合です。
原稿用紙半分(200文字)でどこまで書けるか挑戦したものです。ちょこちょこ更新します。
基本は必読を読んでもらってからなら、どこのページからでも読めます。
甘かったりシリアスだっ
たり、やっぱり甘かったりする付き合っている私と彼女、それに歯軋りする時々ズィークです。
これはカクヨムさまにも掲載させて頂いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:10:00
12417文字
会話率:60%
私、秋山 愛(あきやまあい)!!
私が合格した桜扇高等学校。
そこにはエリート男子たちと異性ふじゅ……んじゃなくて、異性交友できる部活があるらしい。
その名も異文化交流会!!
私はその薔薇色玉の輿を狙ってなんとか難関学にたどり着いたんだ。
さっそく部室に行くとそこには予想していた可憐な女子とはなんだか違った人たちが居た。
えーっ⁉ 異文化交流会は廃部⁉ 聞いてないよ!!
だが、まだチャンスはあった。
このRevi(リヴァイ)部は廃部に追い込まれた部活が復活をかけて活動する倶楽部らしい。
もしかして、今、部活が復活すればエリート男子を独り占めじゃんか!!
こうして、1人だけ明らかに不純な動機を持って私はRevi部のドアを叩いた。
A秋山 愛
I猪狩 なぎさ
U宇野 翼
E榎本 知里子
O沖田 櫻子
そして五色 彩……。
かくして彼女たちの無謀な挑戦が始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:07:22
8168文字
会話率:26%
自慰行為回数のギネス記録に挑戦していた尾名日揮は、不幸にもテク○ブレイクで命を落としてしまう。
しかし、目が覚めると異世界に転移していた上に、なぜかレベルが999だった。チート能力を貰い調子に乗った日揮は、最難関クエストである魔王討伐を
引き受けることに。レベル999なら余裕っしょw と舐めきっていた日希だったが、あるスキルのせいでレベルが1になってしまう。
『オ○禁の加護』
一日我慢すればレベルが1上がるが、オ○ニーしたらレベルがリセットされる。
それが日希に与えられたスキルだ。
性欲の権化である日希は、このスキルを保持しながらどこまでレベルを上げられるのか、魔王に立ち向かえるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:04:42
5938文字
会話率:28%
乙女ゲーム初心者の結菜は、友人達から勧められたゲームに挑戦すると前評判通り簡単に攻略出来る
ゲームのヒロインを妨害する悪役令嬢が弱すぎるのだ
あまりの弱さに、自分ならこうするのに…と考えていたらまさか自分がその悪役令嬢になっている
悪役令嬢
らしく厳しく、そして美しく気高く、更に皇太子との婚約破棄を狙いつつ追放エンドを逃れるために結菜は奮闘する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:00:00
151983文字
会話率:55%
剣も魔法も勇者(?)も出てこない、人生逆行青春サッカー小説です。J3のサッカークラブ、八王子SCに所属するサッカー選手、鳴瀬神児(なるせしんじ)は、引退した翌日、小学6年生だった14年前の世界に戻っていた。2022年4月1日の深夜、神児は自
らの引退試合のお祝いを兼ねて、親友の北里とスポーツバーで飲んでいると、店内のモニターでは、2022FIFAカタールワールドカップの抽選会が行われていた。日本がドイツとスペインのいるE組を引きあてた途端、店内の空気が静まり返る。その様子を見て神児はつぶやく。「もしお前が代表にいたらドイツもスペインも怖くなんかなかった」と………実は北里司は将来を嘱望された天才サッカー少年だったのだが、15歳の時、試合中に負った怪我が原因でサッカーができない体になっていたのだ。神児の願いはたった一つ、もう一度、司と一緒にサッカーをすることだった。その夜、神児は生まれて初めて泥酔し、酔いつぶれてしまった。そして翌日、目が覚めたら…………神児は14年前の世界に戻っていた。その日は司と一緒に出場した全国小学生サッカー選手権東京都予選の決勝戦の朝。ワールドカップに向けて、鳴瀬神児と北里司の挑戦が始まった。
尚、こちらの小説は「カクヨム」にて発表中の作品の転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:35:14
1466229文字
会話率:18%
これは、あなたの持つ『正義』のお話ではない。
強すぎる正義感を持った警察官・成田正義は、真の正義が無い世界に絶望して自ら命を絶つ。しかし、正義の境遇を嘆いた神は彼に正義を成すための力を付与し、少女・テミスとして異世界へと転生させる。
しかし、新たに降り立った世界もまた、テミスの望んでいた世界ではなかった。そこは、少数の強者が弱者の犠牲の上に享楽を貪り、弱者は愚かな多数となって正しき少数を蹂躙する世界。
そんな矛盾を孕んだ世界に嫌気のさしたテミスは、自らの『正義』を貫く事を決意する。
様々な『セイギ』がぶつかり合う世界で、テミスの貫く『セイギ』の行方を追う物語。
※毎日投稿の限界に挑戦中。(18時頃予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:49:28
3751111文字
会話率:45%
ある日世界各国に、十字の巨大なモノリスが出現した。
それらはまるで初めから世界にあったかのように、各地に被害を出すことなくそこに鎮座していた。
そしてそのモノリスは、選ばれし者のみが挑戦できる、ダンジョンだったのだ!
モノリス内部はファン
タジーのダンジョンと同様、モンスターやトラップ、金銀財宝の入った宝箱が設置されている。
金銀財宝を持ち帰れば、現実世界で大金持ちにだってなれる。一攫千金も夢じゃない。
それにモノリス内で死んだとしても、現実世界に強制送還されるだけ!痛みはあれど実質ノーリスクで億万長者を目指せる。
突如現れたそれらは、人類にとっての希望となった。
ーーー
希望。
希望とは、どこで見つかったものだろう。
一説ではそれは、“パンドラの箱”の底の底、僅か一点にのみ存在していたとされている。
そんな神話も、あっただろうに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 15:19:50
8161文字
会話率:11%