国王軍の基本部隊(20名)の部隊の隊長をしているシーク。出世するには、現状、王族の護衛にあたる親衛隊に任命されるしかないのだが、なかなか出世できないでいた。
部下達のやる気を保つためにも、親衛隊候補くらいには挙がりたいところ。さて、彼の
そんな日々は唐突に終わる。
ある日、突然、王に呼び出されて親衛隊に任命されることになった。しかも、護衛するはずの王子は行方不明だという。その上、激しい戦闘民族が住んでいるというリタの森にいるらしい。いきなり、前途多難の予感。
主人公のシークが様々な問題に直面しつつも、真面目に任務をこなそうとする物語。そして、何より不運な王子と心を通わせるようになり、弟のように思うようになる。
だが、王妃が刺客を放っており、謎の組織が暗躍する。一筋縄ではいかない貴族達に、表裏が正反対の王は何を考えているか分からない。
王子にべったり侍るニピ族の護衛は味方のはずだが、常に殺気をあらわにし、王子の宮廷医はかなりの毒舌家で言いたい放題。
この任務は本当に全うできるのだろうか?
真面目で難しそうに思いますが、主人公のシークが戸惑いながら任務をこなす、以外にコメディー要素がある作品です。
『ヴァドサ・シーク隊長の苦闘の日々 ~親衛隊に任命されてからうだつが上がらなかった日々が懐かしい時がある~』を大幅に加筆修正したものです。
かぶる部分もありますが、ばっさり切り捨てた部分や大幅に増やした部分もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 23:42:59
15456文字
会話率:36%
この作品は『命を狙われてばかりの王子と田舎の村娘の危険な恋~けっこう命がけの恋の行方~』のスピンオフから生まれました。時間としては『命を狙われてばかり…』の前の話です。
主人公のシークは、国王軍で基本部隊の隊長をしている。出世街道の親
衛隊になるには、狭い門をくぐらなければならない。なかなか、その呼び声がかからなかったが、ある日、国王に拝謁することになる。王に命じられたのは、“昇進という名の左遷”と呼ばれている王の甥王子の護衛だった。
しかも、王子は行方不明になっており、バリバリの戦闘部族、リタ族が住んでいる森に探しに行かなくてはならないという状況。他にも様々な問題に直面する。
一人の人に一生仕えるという特殊な武術を持ったニピ族、“毒使い”と揶揄される一門の毒舌な医師、腹に一物抱えた八大貴族と呼ばれる有力貴族達、謎の組織、表と裏が真反対の王、甥に刺客を送る王妃、いろいろな人と事情が複雑に絡み合い、シークの前に立ちはだかる。そして…自分の従兄弟達からも妬みを買い、問題に。何より一番の問題は、美少年王子本人かもしれない。
はたして無事に任務を全うできるのか…!?
親衛隊の隊長と不運な運命の王子との交流の物語。
※この作品はエブリスタ掲載作品です。また、多少の過激表現あります。十五歳より年下の人は読まないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 22:00:00
1372575文字
会話率:49%
私は普通のエルフ、シーラ!
幼馴染でもないし、同級生でもない乙女ゲームを購入して遊んでいたら、会社の後輩が訪ねてきた。
会社の後輩と話す事に夢中になっていた私は、刺客から突き出されるナイフに気づかなかった!
体に深く突き刺さったナイフに動揺
し、意識を失った私は、目が覚めたら……体が縮んでしまっていた!
シーラが異世界で生きていると後輩にバレたら、また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。
もう一人のボクゥの助言で正体を隠す事にした私は、エルフの長に名前を尋ねられる事は特に無かったが、シーラと名付けられ、この世界の情報を掴む為、この世界の情報が集まっている里の書庫に転がり込んだ。
そう。この見た目だけ美人のお姉さんだけど、年齢は四桁のお祖母ちゃんがこの里の長で、そしてほぼ一話だけのキャラクターだ。
この物語の主人公は誰か、みんなはもう知ってるよな?
その秘密は、私にある。
まずはこれだ。異世界転生。
前世ではただのオタクOLだったが、今世ではゲームの世界に転生したんだ。
そして次に、エルフという種族特有の整った顔立ち。
街中を歩くだけでみんなが振り返って、私の事を目で追わせる事が出来る。
必殺のスマイルなら、大人から子供まで、ありとあらゆる相手を落とす事が出来る。
勿論、異性同性は関係ないし、危険だと言われる魔物相手でも関係ない。私の魅力を極限まで高めてくれる!
ロリやショタの危機を救うなら、自慢の健脚だ。どこまでも走っていくぞ!
そして意外な優れものが、魔法の才能だ。
この世界では殆どの者がたどり着けない、最高位魔法が使えるぞ!
超ユニークな才能だ。
私の命を奪った犯人の目的はまだ掴めないけど、この世界でも事件は私を待ってはくれない。
小さくなっても頭脳は同じ! 見た目は幼女エルフのシーラ! 可愛いは……いつも正義!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:10:00
53385文字
会話率:45%
馴染みの武器屋で買った剣は、七年前に行方不明になった伝説の聖剣、オボロブランドだった。
「伝説の聖剣が武器屋の店頭でひっそりと売られてるのはおかしいだろ!」
偶然にも聖剣を買ってしまった冒険者フェリクスは、聖剣を取り戻そうとする者達
に命を狙われる羽目になる。
厄介なことに、聖剣を手放すことはできない。聖剣に宿る意志「オボロ」の言うことには、彼女は何故か往時の力を一部失っていて、フェリクスの精神と癒着することで己を保っているのだという。そのせいで、フェリクスは聖剣から一定距離離れると、問答無用で死ぬ。
死から逃れるためには、オボロの失われた力を全て取り戻すしかない。美少女の姿を取って顕現したオボロ、そして旅の仲間とともに、フェリクスはエスタシア島で冒険を続ける。オボロの力の欠片を追い、刺客に追われながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:08:55
73064文字
会話率:52%
レーデル・クラインハイト、元勇者。大魔王討伐のために冒険中、やむを得ざる反逆行為により、祖国の教会から勇者の称号を剥奪された男。しかし称号剥奪以前に大魔王討伐必須アイテムたる魔神像を入手し、しかも呪いで手放せなくなったのでさあ大変。教会が
魔神像奪回のため刺客を送ってくるので気の休む暇もなく、その上魔神像が美少女過ぎて、周囲の人からは「美少女フィギュアを肌身離さない変態」と呼ばれる始末。それでもレーデルは冒険を続ける。呪いを解き、平穏な生活を取り戻すために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 19:06:04
941801文字
会話率:49%
いにしえより、大陸西北の魔界に住まうヴァンパイア、レド。
湧き上がる闘争本能の赴くまま、周囲の怪物と戦いを繰り返し、いつしか魔王と呼ばれることとなった。
人間界からの刺客、聖騎士カイトと壮絶な相打ちとなり、魔王は滅び去ったーーー
……と思わ
れたが、ひょんなことから復活を果たしたレドは、自らを縛る闘争本能から解き放たれ、人間の街でのんびり暮らしていくことを決意する。
行方不明になった仲間たちを探さなきゃなぁ、と思いつつも、日々の暮らしも立てないといけないし、意外と忙しい。
そうだ、冒険者のクランを作ろう!
有力クランになれば、情報も集まるし楽して暮らしていけるらしい。いつの間にか集まってしまった仲間たちと、自分では力を隠しきれているつもりのレドの、ほのぼの時々シリアスなクラン設立記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 18:10:00
124211文字
会話率:34%
――あなたは私を捨てた。だから、もうあなたのための私はいない。
フォルジュ王国にある名門侯爵家エルヴェシウス家の令嬢ジゼルは、幼少期から「いずれは王太子妃となり、王妃となれ」と親から言い聞かせられてきた。そして、厳しい淑女教育を課せられて
きた。
その結果、王太子バティストの婚約者に選ばれる。
しかし、それから何年たってもバティストはジゼルと婚姻関係を結ぼうとはしなかった。
さすがにおかしい。そう思った25歳のある日――ジゼルはバティストがほかの令嬢と親しげに口づけをしている光景を目にした。
それにショックを受けたジゼルに度重なる不幸が訪れる。
なんと、バティストはかの令嬢キトリーと結婚するために、ジゼルとの婚約を解消したのだ。
挙句、婚約解消された日の夜。ジゼルはバティストが寄越した刺客によって殺されてしまう。
死の間際。今度は後悔のない人生を送りたいと願ったためなのか、ジゼルはバティストとの婚約関係が成立する前に逆行転生する。
だから、ジゼルは決めた。
――今度は自由奔放に、好きなことをやって生きていく、と。
これは自由に生きたい元気娘(二度目の人生)とそんな彼女を見守る王弟殿下の、いずれ溺愛になるお話。
——
◇掲載先→アルファポリス(先行公開しております)、エブリスタ、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 13:47:25
106850文字
会話率:35%
2020/11/22
・1話~3話:サツキ自身の描写を加筆。その他修正。
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村の幼馴染で組んだパーティ。SSランクまで上り詰めた冒険者の少年サツキは、女の子のような容姿にコンプレックスを抱いていた。それでも、サツキは仲間の僧侶に想い
を告げる。
翌日、突然の解雇(パーティ追放)を言い渡された。
――おまえはパーティの秩序を乱す。
さらに、僧侶はすでに同じパーティの魔法使いに想いを寄せていた。自分はノンケだと言いつつサツキを襲う魔法使い。リーダーの剣士に炸裂する僧侶のアイアンクロー。多すぎる肌色成分。謎の布切れ。謎の光。
口論の末、醜い人間関係に嫌気がさしたサツキは、自らパーティを去った。
いつかどえらい漢になってやる。もう女の子みたいだなんて言わせない。
よし、まずは手始めに魔王の首だ。
だが、そんなサツキに刺客と元同僚の魔の手が伸びる……はずだったが、おかしな連中ばかりが絡んできた。
裏切り。
幼馴染たちの隠された一面。
強敵、四騎士の目的とは。
王国の闇と魔王の正体。
猫、めっちゃ爪立てる。
様々な想いが入り混じるなか、巻き込まれ体質のサツキの旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 07:55:32
915862文字
会話率:45%
今度高校生になる普通の少年、青乃春斗(アオノハルト)はある日目が覚めると目の前に半透明の板が浮いていた。
それはゲームをやった事ある人なら見覚えがあるであろうステータスボードであった。
突如発生するクエスト。
上がるレベル、上がる身体能
力、その他もろもろ。
しかし、それ以外に別段世界が変わった訳ではなかった。
モンスターが現れる事も、刺客に襲われる事も、異能バトルが始まることも無い、ただの平凡な日常。
えっと、使命とかないなら普通に青春を謳歌しちゃうよ?
ということで始まる春斗による地味な無双。
身体能力が上がる、運動ができる、モテる。
知力が上がる、テストの成績がよくなる、モテる。
魅力が上がる、モテる、モテる!
常人の域を抜けても尚『あぁ、春斗だから』『春斗だから仕方ない』『春斗ならできるよね』と、周りも何故か納得しちゃうご都合主義。
青春無双。
そんなラブコメな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 06:00:00
110621文字
会話率:22%
東の国ヒノモトで剣の修行に明け暮れ、天下無双とまで呼ばれるに至った剣士タケゾウ。
しかし思い描いた理想の剣士とはかけ離れた命のやり取りの毎日から逃れ、自らを見つめ直すために旅立った。
海を渡り、西へ西へと向かい辿り着いた城塞都市ブルーノで一
人の魔法使いと出会う。
彼女の名はローテアウゼン、少女の面影の残る姿をしているが500年余りを生きる魔法使いだった。
彼女は里帰りの護衛をタケゾウに依頼する。
こうして魔法使いとタケゾウの珍道中がはじまる。
しかし、その行く手が穏やかであるはずもなく、襲い掛かる魔獣、刺客、そして巻き込まれる事件の数々。
そんな旅の中でタケゾウはローテアウゼンを守ることに理想の剣士像を見つける。
そして少しずつ明かされていくローテアウゼンの生きてきた軌跡、彼女はなぜ自分に封印を課したのか。
なぜ里帰りをするのか?
彼女の郷里で待つものは何か?
第一章 城塞都市ブルーノ
第二章 漆黒の姉妹(レイヴェンシュワルツシュバイセン)
第三章 コリーンのイセッタ婆さん
第四章 決戦 スツーカ砦
第五章 黒い森のクロエ
第六章 黒金の城(シュタールシュロス)
第七章 英雄
最終章 エピローグ
Twitter【@kow_fukuyama】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 06:00:00
339593文字
会話率:44%
遥か昔の大陸に、女神と人間の男との間に生まれた『半神』がいた。彼らは皆、人の身体に加え、それぞれ異なる『権能』を持っていた。
時は流れ、大陸は半神により築かれし三つの王国に治められていた。その一つであるクロネリア王国は、歴代の女王が受け
継いできた『未来視の権能』により未来を予知し、民を導いてきたという歴史を持つ。
そんな国の王女であるメリアは十歳の折、隣国アレイシア王国の王子シュテルベルと婚約する。しかし間もなくして、アレイシアは大陸一の大国ガイオン王国に攻め滅ぼされ、婚約は白紙となった。
やがて十五歳を迎えたメリアは未来視の権能を受け継ぎ、クロネリアの新たな女王に即位することとなったが、ガイオンの差し向けた刺客によって攫われてしまう。その時、メリアを助け出したのは、かつてアレイシアの滅亡とともに死んだと思われていたシュテルベルであった。
もはや王族ではないただの男となったシュテルベルと、これから女王となるべきメリア。出会い、求め、しかし別れを繰り返す二人は、それでも何かに導かれるように、互いに引き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:00:00
27278文字
会話率:44%
公爵令嬢クリスティンは、ある日恐ろしい事実に気づく。
自分が、前世プレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に、転生を果たしてしまっていることに。
この先、婚約者の王太子からは婚約破棄され、更に惨殺の可能性もある。
クリスティンは気絶し、寝込む。─
─が、このままではいけない。
恐怖の未来にクリスティンは立ち向かう!
刺客を放たれても助かるよう、まず虚弱体質を治そう!
と決意した途端、倒れる。憎きこの身体……。
護身術の稽古をはじめるが……。果たして惨劇は回避できるのだろうか……!?
悪役令嬢奮闘ラブコメディ。
☆本編完結しました。ありがとうございました。番外編等、不定期で更新していきます。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 11:06:57
187137文字
会話率:37%
松平佳奈はこじらせ喪女の大学生。
バイト帰りに10,000年に一人のアイドルと称される美少女とすれ違った瞬間に異世界へ聖女として召喚されるも、アイドルのカリスマ性にかすみ、聖女として認定されない。
「地下牢に閉じ込めておけ!」と言われていた
のを幸運にも助けてもらい、一人王宮の外に放り出されることに。
人攫いに遭いそうになったり、催眠術をかけられそうになったりと波乱の異世界生活の幕開けを迎えるも、一匹の黒猫と遭遇し、状況が一変。
「お前は絶対に聖女だ! 王子でありながら天才魔術師でもある俺が言うんだから間違いない! 俺に付いてこいよ。たまに俺のバイト手伝ってくれればいいから」
実は猫の正体は、聖女召喚した国とは別の大国の王子様。なぜか王子様はバイト生活中?
船旅の中で月の精霊が現れたり、召喚元の国から「やっぱりお前が聖女だった」と奪還の刺客が送られてきたり、そんな中でちょっと残念な王子様のことが気になってきたり……。
こじらせ喪女聖女と猫に変身できるイケメン王子様が旅の中で恋と絆を深めていくラブストーリーです。
※王子様は喪女溺愛。中盤以降いちゃいちゃになります。
カクヨムで先行連載中。2024年5月3日 小説家になろうで掲載開始。2024年GW中に50話前後あげていきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 01:36:22
86934文字
会話率:43%
6つのかけらを集めると願いが叶うという、名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐり、亡沙漠の国の王子アルバートたちが、盗賊〈鹿の角団〉と繰りひろげる剣と魔法の王道ファンタジー。
盛夏、王都では建国記念100年祭が執りおこなわれようとしてい
た。
内海をわたり到着したアルバートたち、〈魔導院〉の若い魔法使いたち、〈鹿の角団〉の刺客たちが一同に介する城下街は、類をみない祝祭に興奮のつるぼと化していた。
首魁ハーマンシュタインのあやしい影が、難攻不落の宝物庫に眠る宝石のかけら〈光芒〉に忍び寄る――。
そして、時をおなじくして、謎のベールにつつまれた国王陛下に招聘されたアルバートは、ただ一人王宮にみちびかれ、謁見に臨む。熱狂と幻惑の夜、過ぎ去りし日の回想、自己との対話を経て、アルバートは胸のうちになにを悟るのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 23:19:37
521818文字
会話率:28%
〈魔導院〉の賢者マイニエリの代行依頼で「内海における船舶失踪および沈没事件」の調査隊に参加することになった魔法使いの少女パティと小ザルのモカは、王都枢機院の騎士バレンツエラ、ダグラス、ステファンとともに内海西岸の町――〈珊瑚礁の町〉にたどり
つく。
そして、内海東岸――草原の国の〈はずれの港町〉でくすぶっていた沙漠の国の一行アルバート、ディレンツァ、ルイもまた、外遊さなかの火の国の王子ジェラルドとその従者たち、そして老船長マッコーネルの助力を得て、内海へと漕ぎだす。
おなじく王都をめざす盗賊組織〈鹿の角団〉の刺客ザウター、ティファナも、狩人のごとくそのあとを追っていた。
作曲家エドバルドと歌い手ニーナの密やかな恋路にかくされた時空をこえた絆とは――。
深い霧につつまれた幽霊船へとたどりついたルイたちは、内海を途絶させた意外な魔法の真相、そして〈最後の人魚〉をめぐる謎にせまる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 13:44:08
214706文字
会話率:12%
草原の国のはずれの丘に、古城があった。そこは諸人より「星のふる丘の月の城」と呼ばれていた。
かつて、王国の発展に寄与したことで名誉貴族の称号を得た名うての商人ベノワが財宝をかくし、さまざまな罠をしかけて建築したその城は、時を経て、あるじが
不在になって以降、積年の風雨と夜盗のしわざで廃墟と化していた。しかし、長い歳月をもってなお、発見されていない宝物がひとつだけあった――〈伝説の宝石〉のかけらのひとつ〈荒城の月〉である。
〈伝説の宝石〉は「六つあるかけらを集めると願いが叶う」という胡乱な伝承をもつ宝石だった。
ベノワの手記に遺された謎――「月の裏側」にかくされた宝石片をもとめて、盗賊組織〈鹿の角団〉幹部ハーマンシュタインの刺客ザウターとティファナが古城をめざすなか、ハーマンシュタイン率いる軍勢に滅亡させられた沙漠の国の生還者アルバート、ディレンツァそしてルイもまた、辺境の街をおとずれていた。
アルバートたちは、熱病に苦しむ少女ローチを救う手立てをもとめて月の城に向かった巨人族の子ブルーベックを追いかけて、月の城に挑むのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 10:00:00
162014文字
会話率:13%
ある日、異世界人と疑われた者はあぶり出され、捕らえられ、そして逃れるために暴れ始めた。彼らの力が突然、悪魔を呼び出すようになったからだ。私はそんな未来を待つ世界に、刺客として転生させられた。授けられた力は『交渉術』。それは会話をサポートする
だけの外れスキルと思われたが、実は会話相手を思い通りに操れたり、魔獣や悪魔とも交渉ができる有用なスキルだった。私は便利な会話スキルを駆使して、仲間を増やしながら新たな人生を送っていた。しかし世界は私が辺境の街でスローライフを送ることを許してくれなかった。そしてついに運命の日を迎える。様々な意図と思惑に巻き込まれ、周りが敵ばかりの中、私と仲間たちは無事生き延びることができるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 16:01:05
108253文字
会話率:37%
専門学校を卒業して入社した会社、創業者の先代社長が突然の不幸により後任の二代目社長の横暴な経営方針が原因でブラック企業へと変貌し左遷されて夢や希望を見失ったヲタクで万年平社員の男。
十数年後、偶然に出会った美人コスプレイヤーと清掃員の老
人を助けたことで地獄のような社会人生活が一変し転職サイトで最高評価のホワイト企業へ出向することに。
しかも、配属先は課長以外は年頃の若い女子社員が大半を占める部署。
それも、社内の噂以上の美人揃いで個性豊かな面々。
世の男なら羨ましいシチュエーションだが、女子とは無縁に近い学生生活と高校時代に受けた痴漢えん罪が原因で年頃の女性が苦手なヲタクな男にとっては地獄のような職場環境。
その中に、先日助けた美人コスプレイヤーを見掛けるが本人は初対面を主張するが、社員寮で偶然見掛けた美人コスプレイヤーによって同一人物だと知り二人だけの秘密に。
そんな、新たな部署での新生活は謎と違った意味でのトラブルの日々。
それでも、乗り越える度に部署の仲間達から信頼されるようになる。
ところが、来社した名家の御曹司によりヲタク男が所属する部署が事件の渦中に巻き込まれる。
そんな中、美人コスプレイヤーが会長の孫娘である事を偶然にも知ることになる。
名家の御曹司の目的、会長の孫娘と結婚して家督の後継者を勝ち取ること。
その裏には、ヲタク男の元上司が深く関わっていた。
親子の野望を阻止するために、デートの場所である高級リゾートホテルに潜入。
御曹司は、潜入することを想定して刺客などを用意し望海するなど大騒ぎ。
事件解決後、分断された部署は変温を取り戻すどころか孫娘と恋人関係に発展。
やがて、結婚して見失った夢を取り戻し切り開くことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 15:06:13
279754文字
会話率:22%
狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュ
オウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。
▽このお話には【サクセスストーリー】【戦争】【恋愛】【主人公TUEE】等の要素があります。
▼このお話には【性暴力】【寝取られ】等の要素はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:00:00
1934580文字
会話率:38%
※毎週金曜夕方、最新話アップ予定
古代ガリアン帝国が滅びて既に千年以上。
大陸はいくつもの国に分かれ、国々は人造の動物を生きた鎧としてまとう人獣の騎士〝鎧獣騎士(ガルーリッター)〟を兵器として互いに覇を競っていた。
錬獣術師(アルゴ
ールン)を父に持つ16歳の少年イーリオは、山の中で銀髪の少女と銀狼の鎧獣(ガルー)と出会う。だが少女と銀狼には、北の大帝国を揺るがす、大いなる秘密があった……!
差し向けられる帝国からの刺客。異教の神を祀る敵。様々な仲間達との出会い……。イーリオ、少女、そして銀狼は、大陸全土を股にかけた陰謀と謎、戦乱と神秘に満ちた長い長い冒険の旅に繰り出していく。
これは、獣の力をその身にまとった騎士たちが織りなす、人外の戦語り。
一人の少年が導く、偉大なる獣の王たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 09:10:00
3244614文字
会話率:26%
時空仕事人第2のヒロイン中沢美琴。
水戸光圀を桐生の半次と五十人ほどの刺客から守り、富良野でのんびりと過ごして東京に戻ってから二日後。寛政十二年の江戸で伊能忠敬が蝦夷地を測量するために出立しようとしていた前日に、その蝦夷地測量を阻止しよう
とした四十人の刺客から伊能忠敬を守り。天空に戻った三日後から、安永五年、エレキテルを完成させたかの有名な平賀源内を、その研究を奪おうとした六十人からの刺客から守った。
そして慶応三年(一八六七)の江戸へ飛ばされ、七月十一日の夕方に京都の三条大橋のたもとで新選組の井上源三郎を四十人もの倒幕浪士から守ったばかりだ。それも、Xに盲目の座頭に仕立て上げられて―。
たしかにこのところXからの依頼でのんびりとできない日々が続いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:42:16
64255文字
会話率:39%
天空40年(西暦2058年)秋。
入門して3年目に尚武道場を卒業した中沢美琴(なかざわみこと)は、Xの説得により6人目の時空仕事人となった。剣の腕は、5、6年前の尚武章博を凌ぐほどで、天上人やXからも尚武と美由を別格とすれば、仕事人中第一
人者といわれるほどだ。
美琴の初めての仕事は、元禄10年にタイムスリップして、水戸徳川藩第二代藩主・水戸光圀(みとみつくに)を40人におよぶ一橋家から差し向けられた刺客から守る仕事だ。
陽気な渡世人の桐生の半次との出会い。半次とはいった混浴風呂。同じ部屋で半次と布団を並べて寝る美琴。6両2分も稼いだ初めてのサイコロ博打。街道でいきなりもろ肌脱いでブラジャー姿になり、桶(おけ)を焚(た)き木(ぎ)で叩いて踊りながら民謡の〈八木本節(やぎもとぶし)〉を唄う美琴など。やることなすことが若さにまかせた型破りの女。
小さなことは気にもしない天真爛漫な中沢美琴と桐生の半次の水戸街道珍道中。
時空仕事人のスピンオフ「美琴と光圀」の巻
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 23:12:43
54584文字
会話率:39%
かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そし
て、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベトワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
作品情報を編集する
※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 13:04:04
45816文字
会話率:59%
王都から田舎の村へと引っ越してきた青年エクトル。彼がそこで出会ったのは奔放な村娘ミリーナ。魔法の才がありながら、魔法使いの弟子を追い出された経験のある彼女は、魔法使いには聞こえない【精霊の声】が聞こえると言う……。
呑気な田舎暮らしを求
めていたエクトルだったが、何者かが差し向けた刺客からミリーナを守るために身体を張って戦い続ける。やがて彼女の正体、なぜ命を狙われるのかがわかるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:00:00
177908文字
会話率:52%
2つの宇宙が衝突した。
今までとは違う世界。
出現し始めた化け物。
力に目覚めた男ジョン・スミス。
仙人の力、傀儡師の力。
手に入れた謎の物体ANKH、ヴィジョンと領土。
領土拡張は順調に進んでいたが
戦いの中、記憶を失う。
目覚めた
場所は水辺の森。
傷を癒しポータルを抜けると
たどり着いた明けない夜の街「Q」から物語はスタートする。
DOUBLE PSYCHO COLLIDE 2
記憶を失う前の自分をしる女シンディとの出会い。
謎の教団からの刺客。
敵方の街メイヘムに潜入する。
そこで出会った
悪魔女史マチルダの様子が急変し…
まだまだ謎だらけの世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 15:40:02
296525文字
会話率:14%