神と共にある王国ガゼルデア。
蝶よ花よと育てられた、神の愛し子たる少女は今日も信奉者達に囲まれて能天気に笑っている。
ローウェンは、それがどうしても気に食わない。
最終更新:2022-03-20 20:36:52
81561文字
会話率:38%
幼い頃から体が弱く、我儘放題に育てられた双子の姉。
両親と双子の姉に詐取され続けて来た双子の妹。
姉の改心。
最終更新:2021-08-13 00:00:00
3662文字
会話率:42%
補聴器使用者の娘とその母の話
某文学賞二次通過作品
最終更新:2020-08-14 17:08:05
10214文字
会話率:26%
主人公の白糸葉奈子(しらいとはなこ)は、母方の叔母、豆島美富子(まめしまみとこ)の元勤務先JAを相手に金融ADRを起こす。ADRとは裁判によらない紛争解決方だが、不正をしていた美富子は優位な立場を利用してJAをも操作してうまく逃げる。実
は美富子は農協勤務時の二十代から巨額の横領をしていたが、母親の一族全員がそれを知っていた。誰もが美富子の罪を問えず、逆にそれを暴いた葉奈子が苦境に陥る。
本編は第一章「来し方」 で葉奈子の幼少時代並びに祖母の夕子(ゆうこ)の気鬱、並びに葉奈子と美富子との気まずい関係を書く。
第二章「行く末」 で一族の誰もが美富子の横領を知っていたことが判明する。金融ADRを起こした葉奈子に対し、母親の春子すら「あんたが勝手なことをしたせいで、姉妹仲がおかしくなってしもた」 と責める。
寡黙だった亡父公男、見栄っ張りの春子、巨大組織のJAや国会議員を後ろ盾に悠々と生きる美富子とその一族を対比させ、誠実とは何か、人生で何を一番大事にすべきかを問う小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 06:00:00
108159文字
会話率:45%
3つ目の話のつづきです。
最終更新:2017-09-01 19:44:33
14285文字
会話率:52%