十歳の少女ミコナが暮らすその世界は、亡くなった人の魂が帰ってこれるという不思議なところ。
今よりもっと幼い頃に母親を病気で亡くした彼女のために、彼女の父親(ハカセ)は、帰ってきた母親の魂を自身が作った<カプセルアニマル>に憑依させました。
けれど、ミコナへの想いがとても強かった母親の魂は一つには入りきらなくて、五つのカプセルアニマルに分割して収められることに。
でも、ミコナの母親の魂を収めたカプセルアニマルは、なぜか、タカ、トラ、オオカミ、サメ、ティラノサウルスと、どれもとても強そうなカプセルアニマルになってしまったのでした。
こうして、ミコナと五体のカプセルアニマルズによる、少し不思議で、でもとても楽しい日常が始まったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 00:00:00
98373文字
会話率:32%
私の名前はププリヌセア=メヒーネスト=アレコヌイスト=ホディ=アシャレナーハム=レホ=クーデルウス=メシュナアハ=トヒナ=ウル=レショネーソン。呪文みたいだけどこれが私の名前。呪文みたいって言うか呪文なのかな。意味は忘れたけどこの一言一句が
私が生きてるためには必要なんだって。でも長すぎるから普段はププリーヌって名乗ってる。
私は、魔法によって人に似せた依代に生を固定された魔法生物。平たく言って生きてる人形なの。でも人形だから歳をとらないし姿も変わらないし、魔法を解かれないかぎり死なないし、もう600年くらいになるのかな。仲良くなっても人間はすぐ死んじゃうし、人間以外の生き物もそれは同じだし、何だか飽きちゃった。
だから人間が魔獣の住処と恐れて近付かない森の大きな木の根元で200年ほどぼんやりしてたんだけど、ある時その森に人間が火を放って燃やされてしまった。どうやら私を探すために燃やしたみたい。ヒドいことするなって思ったけど私はもう人間の相手をする気はなかったから放っておいた。そしたら棺に入れられて運ばれて、王様の前につれてこられてしまった。
こうして、私を巡る人間達の騒動が幕を開けたのだった。
この小説は以下のページにも掲載してます
https://www.alphapolis.co.jp/novel/452360109/883165087
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 06:04:23
112949文字
会話率:29%
この惑星世界の守護女神、執行の女神セレーナ、統制の女神ローゼ、この二人の姉妹女神は200年ほどは協力して上手くやっていた。そして、執行の女神セレーナは天上界より人間界に降りて過度の介入をしたことにより、ローゼはセレーナを精神体と肉体を分離、
無力化封印してしまうのだった。
そして千年ほどの時が流れ、統制の女神ローゼの力の及ばない領域【ゼロゾーン】が広がる事を懸念した、ローゼはセレーナを復活させる事を決意、しかし、セレーナの肉体はすでに機能を失い使い物にんらない状態だった。そして、精神体の転生復活のため依代の肉体を選定一人の王家血統者の少女に転生させる。
その少女は5才の時、セレーナの意識記憶を取り戻す。
そして、ローゼの影の導きにより徐々に前世の力を取り戻す、エリーブラウンと言う名の転生少女はグラン連邦国中枢院に目をつけられ、特定特異能力者に指定され、秘密保持のため、11才にして国軍管理の士官幼年学科、士官学校での教育訓練を受ける事になった。
成績は首席クラス、魔法力も高く上層部は早く戦力に投入するため、飛級制にてわずか3年で修了する。
そして、14才にして成績上位者待遇で国軍中尉に任命され、魔法士国家特級者認定を受けて国軍大尉に昇進して部隊配属となる。
部隊配属直後に発生した帝国軍、首都急襲攻撃に機兵パイロットとして中隊を率い、他部隊とも連携、帝国軍を撃退する。その働きにより、国家特別功労勲章を授与、
及び少佐に特別昇進を果たす。
帝国との開戦後、エリーは第一機動連隊、第一機動大隊長として各戦線を転戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:03:20
717254文字
会話率:43%
子爵の娘に生まれた『彼女』は、裕福な下位貴族か商人の家に嫁いで姉を支えることが求められていた。
そんな中、家の書庫で調べ物をしていた彼女は不思議な短剣を手にする。短剣は古の魔術師の魂の依代であり、対価を支払えば魔術を教えてくれるという
。彼女は美しい黒髪を対価に魔術を習い、両親姉に知られることなく薬師ではなく錬金術師となるのであった。
――― 彼女は世界を変えたいと願っていた ―――
これは、『彼女』の始まりの物語―――
◆第三部 騎士学校
□第一幕『フルール分隊』
□第二幕『初心者講習』
□第三幕『ワスティンの森』
□第四幕『ロマンデ遠征』
□第五幕『鉄腕』
□第六幕『地下墳墓』:王都の集団墓地跡、中等孤児院建設予定地に未だ残る地下墳墓。その周辺では不審な存在が確認されていた。
□第七幕『ミアン』:帝国・連合王国領と接する東北の要衝『ミアン』。騎士学校の生徒は、再び遠征をおこなう。その最中、巨大な敵が彼女たちを襲う。
□第八幕『防衛戦』:『ミアン』に迫るアンデッドの軍勢に気が付いた彼女と伯姪は、包囲を突破し『ミアン』に入城。市民軍と騎士学校の騎士見習を指揮し、援軍の到来まで戦う事を決意する。
□第九幕『オリヴィ』: ふらりと現れた美男美女の冒険者二人組。帝国の冒険者として最上級のヴァンパイアハンターのパーティーが入城するも、防衛戦は厳しさを増していく。
□第十幕『レンヌの醜鬼: レンヌ公国へ向かう王女の護衛という遠征演習。彼女たちはその昔起こった一連の事件の黒幕を思い出す。
◆第一部 十三歳 『代官の娘』『アリー』『辺境伯』『レンヌ』『公都訪問』『孤児院』『ブルグント』『従僕セバス』『猪狩』『ヒル・フォート』『レヴナント』の全十一幕
◆第二部 十五歳 『ルーン』『ガイア城』『兎馬車』『ノーブル』『サボア公国』『メリッサ』『タラスクス』『副元帥』『聖都』『デビュタント』の全十幕
200824「この作品はカクヨムでも掲載しています」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:00
4254050文字
会話率:56%
「昔、三人の女神に求婚をして殺された、愚かな男がおりました」
そんな昔話に語られる〝愚かな男〟は、百年後、公爵家の三男へと転生する。
『テオドア』と名付けられた彼には、前世と同様に、魔力がなかった。
貴族の家に生まれたからには、魔力は必須
である。
公爵家を取り仕切る第一夫人と異母兄たちは、「魔力無し」が家にいることが許せないらしい。
テオドアは幼い頃から、平民出身の第二夫人である母とともに、公爵家の敷地の隅に建つボロ小屋へ追いやられていた。
この世界には、『神』はいるが、『最高神』がいない。
遥か昔、最高神が消滅したとき、世界は大混乱に陥った。
ゆえに、神々は、自分たちが選び出した人間を〝依代〟とし、今は亡き最高神の権能を譲り渡すことによって、世界の均衡を保っていた。
〝依代〟は、選ばれれば大変な名誉だ。百年に一度、『光の女神』が選んだ五人の少年候補者が、〝依代〟の座を賭けて争う。
だが、〝依代〟候補に選ばれるには、魔力が必須。
魔力の無いテオドアには、関係の無い話だ。
――そのはずだったのに。
何故か『光の女神』に見出され、成り行きで〝依代〟候補者となったテオドアは、さまざまな人と出会い、あらゆる女性(人外含む)と恋愛フラグを立てつつ、心身ともに成長していくこととなる。
これは、「一族の恥」とまで言われて虐げられた転生公爵子息が、成り上がって世界を統べるまでの物語である。
※第一部完結までは毎日更新、その後は隔日更新か曜日固定更新に切り替わる予定です。
※構成では、全四部(+α)になる予定です。
※〝徐々に〟ハーレムです。ハーレムになることは確定しています。
フラグは比較的すぐに立ちますが、それぞれとくっつくまでの過程はじっくり描かせていただきます。お気を長くしてお待ちください。
※カクヨム様にも投稿させていただいております。カクヨム版が先行です。
題名:『最高神の〝依代〟』(副題なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:21:58
343793文字
会話率:34%
20xx年、日本は謎の天災に悩まされていた。
相次ぐ河の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。
全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──貧困に喘ぐ世の中になっていた。
クビにならないと言われていた公務員を
クビになり、謎の力に目覚めた主人公はヤケ酒していたある日…突然その身に神降ろしを受ける。
「そなたなら、何か面白いことがあるのか?」
問いかけに適当に答えたが、その答えによって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、裏公務員として仕事をする事になる。
「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」
「勘弁してくれ」
そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 13:39:50
688629文字
会話率:48%
死んだら無になると思っていた主人公・光輝は幽霊として存在することになる。少し特別な幽霊だと気付き始める光輝は、様々な幽霊と人間を見ていくのだが、突然自分の中から人が現れた――
最終更新:2024-04-02 22:00:00
67014文字
会話率:48%
14世紀イギリス。処女王エリザベス1世には、愛人レスター伯ダドリーとの間に隠し子がいた。しかし、その存在は史実から抹消され、女王の娘が産んだは子は祖父であるダドリーと女王の従姪レティスの子として育てられる。
王孫ロバート・デンビー男爵。彼
はアーサー王の予言者マーリンが「赤い竜」と呼ぶ、チューダー王朝の存続の鍵を握る者だった。
王朝繁栄のためには、ブリトン島の古い守護神の加護を得ること。その使命を全うするためには、ケルトの女神に選ばれる必要がある。その女神の依代となったのは、「宿命の乙女」と呼ばれる巫女であり、彼の最愛の恋人だった。
だが、イングランド王座を狙うスコットランド王ジェームズ六世も、女神の加護を切望していた。陰謀が渦巻く宮廷で政治的な思惑に翻弄され、愛する恋人と罪の無い国民を救うために予言の子が下した苦渋の決断とは?
歴史を題材にした完全フィクションの恋愛小説。不定期のんびり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 08:33:24
88419文字
会話率:47%
行こうとも会おうとも思っていた。
でもまぁ、押し掛け女房宜しく、依り代は臺に飾られていたから、大丈夫だろう。
そう油断したのが事の発端だった。
そんな話を三緒様に申し上げる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳
御座いません。
注意事項2
そんなんだから、また不興を買うんだよ。
と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:15:35
960文字
会話率:45%
絶賛異世界転生して、友人ポジとして謳歌する訳だけど、私の中の美学(?)として、やらなければならない事がある。
主人公ちゃんと、攻略対象(私の推しとも言う)の応援。
そうしてこの依代への引き継ぎ。
政略結婚相手と友愛関係。
さて、では攻略
対象と交友を深めますかな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
お前も幸せになるんだよ!!
此方からは以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 18:33:00
1561文字
会話率:49%
生き別れた母の面影を追い 少年が飛び込みしは壁の向こう――
幼くして母と生き別れた少年 夏秋 遥は 息子と離れて暮らす事を択んだ父を受け容れつつも平穏な日常を過ごしていた
平穏――しかしその中で時折差し込む過去の影 父の周囲で蠢く何者か
の影
やがて遥が父の真意と母の行方 ふたりの過去と自分の出生に関わる真実を知ったとき 物語は静かに そして烈しく動き出す
「僕と来れば、わかる」
日本に似て 違う異世界「神和」
少年の「帰国」 動き出す計画
機械仕掛けの依代 「機導神」
伝説の機導神 「爾麒」
蘇る母の形見 「爾麒」
「宿命」に抗い
そして生きるため
少年は「爾麒」を択ぶ
爾麒コソガ 君ガ宿命
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 01:00:00
155604文字
会話率:56%
暴帝とともに都が焼け落ちた『天業の乱』から八年。都は復興が進んでいたが、大乱の爪痕は深く人々の心に影を落としていた。
宮廷退魔組織・泉仙省の下っ端退魔師である黄季(おうき)は、妖怪に追われて逃げ惑っている間に不思議な屋敷に迷い込む。桃源郷
のような大邸宅で独り無聊を託っていたのは、貴仙のような美貌を持つ男。男は不機嫌に黄季を屋敷の外に叩き出すが、黄季は意図せず連日男の屋敷に迷い込むことになり……
大志を抱く雛鳥と、片翼を失ったかつての頂点の出会いが世界を変える!
中華退魔ファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 22:28:32
402026文字
会話率:37%
「僕、誰かにとっての『お稲荷さん』でいたいんだよね」
卒論の題材を求めて岐阜の炎天下をさ迷っていた女子大生・小橋夢子(こばし・ゆめこ)
あわや熱中症で行き倒れかという夢子を助けてくれたのは、伊奈波神社界隈で和カフェ(?)を営む美青年・
稲波楓太(いなば・ふうた)だった。
しかしこの楓太、どうやらただのイケメンというわけではないようで……
「何ですか!! この草がボサボサの坪庭!」
「いやぁ、手入れの仕方が分からなくて」
「足元はトイレにありそうな下駄だし!」
「これ、楽でいいんだよ」
「店のコップもロゴが剥げたような古物だし!」
「元手があんまりなくて、知り合いの居酒屋さんのお下がりなんだ」
「てかあの坪庭の燈籠の上にいる小さなおじいちゃんは何なんですかっ!?」
「あぁ、あの御方は、この店の常連さんだよ」
「!?」
このイケメン、ただのズボラさんなのか、それとも『ヒトならざるモノ』と関わる者なのか、それとも『ヒトならざるモノ』そのものなのか……
「僕、誰かにとっての『お稲荷さん』でいたいんだよね。ほら、一番身近な頼れる存在、みたいな?」
岐阜は岐阜市、伊奈波神社界隈で繰り広げられるほっこり不思議な日常系ファンタジー。
和カフェ『ふなば』、開店です。
※この作品は『カクヨム』『魔法のiランド』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 22:00:00
126390文字
会話率:40%
【壊れた品物、そこに込められた想いごと、修繕いたします】
小さな町の修繕屋『九十九堂』
そこには今日も、修繕を待つ品物と、そこに込められた想いが届けられる。
「物は大切に扱ってあげてくださいね。想いを込めて使ってあげれば、器物は主に答え
てくれるんですよ」
品物とともに持ち込まれれる、町の不思議と人々の想い。店主のミケを始めとした面々は、今日も壊れてしまった品とこじれてしまった絆を丁寧に丁寧に修繕していく。
小さな町の、不思議な修繕屋の面々が紡ぐ、ちょっとの不思議とほんわかな日常の物語。はじまりはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 12:00:00
39561文字
会話率:37%
美しき聖湖アゼル湖の湖畔にたつ国、アゼルティーナ王国。
はるか昔、豊饒の女神フレイヤが、不毛だった土地に加護を与えると、清らかな水が湧き出で、一夜にして美しき聖湖アゼル湖となった。人々が、感謝し祈りを捧げると、女神は人々に強い守りの力を与え
た。
そんな神話を持つこの王国で、7歳の洗礼の儀の日、侯爵令嬢のマリアージュ・ベルガーが女神に祈りを捧げると、カッと目が眩むほどの白光が放たれた。
マリアージュが授かったのは、約100年祈りを捧げて国を守る『依代の魔女』の力だった。
一方、幼馴染の王太子アルヴィスは、眠る依代の魔女に魔力を捧げる『魔力供与者』だ。けれども、彼はそんな繋がりよりも、マリアージュと共に生きることを願う。
そして、彼らを取り巻く家族や友人たちとともに、悲しい運命へと向かっていく。
第1作目『100年の眠りから目覚めた 最後の依代の魔女の私』の100年前、主人公マリアージュが依代の魔女になるまでのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 22:29:51
87449文字
会話率:28%
美しい聖湖アゼル湖の湖畔にたつ国アゼルティーナ。
侯爵令嬢マリアージュ・ベルガーは、この美しい国を守るため、100年前に、依代の魔女として眠りについた。王太子アルヴィスと約束を交わして。
そして、眠りについてから100年後の世界で、魔女は目
覚める。
眠りから目覚め、今世の人々と生きていくマリアージュの救いの物語。
王太子アルヴィスの作った世界は、とても優しい世界だった。
恋愛要素は後半です。R15は念のため。
初投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 21:49:24
52646文字
会話率:25%
貧民街で生まれた元奴隷の勇者♀ミレーズ・ルゼンダ。国王により魔王の討伐を命じられている為、幾度となく勇者パーティを組み、数多の仲間達と命運を共にしてきた。
そんなある日、魔王の居城までやってきたミレーズ達は、魔王が居ると思われる部屋のドアを
開け踏み込んだ。すると、大声をあげて黒色のスライムが私に向かって飛びついてきた為、部屋から出されてしまう。
そこで、黒色のスライムから魔王はもう居ないことを告げられた。そして黒色のスライムのリンを気に入ってしまったミレーズは、お供の契約をして居城を後にした。
実はリンの正体は魔王だった。一定周期で人格排出をし、人格を新しい依代に移行していたが、クーデターに遭った。手下が、魔王の魔力の籠った元の身体を奪い、魔王の人格をスライムの中へと移行してしまったのだ。
そんな事情を全く知らないミレーズは、可愛らしいスライムの姿とは裏腹に、強くて優しくて頼り甲斐のあるリンの事を、徐々に好きで好きで堪らなくなり、遂には恋心を抱くようになっていく。
リンはと言えば、はじめは元の身体を取り戻したいと思って奮闘するが、ミレーズの生い立ちや人柄に触れ、徐々にこのままの姿でも良いかもしれないと思うようになっていく。
勇者♀と魔王♂の想いが交差する物語。
二人の行く末に待っているのは…!?
※双方、どちらかの視点で話が進みます。
※ハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 00:01:06
21315文字
会話率:27%
★大須の奇妙な骨董店でモノに宿る魂の記憶を読み、時々名古屋めしを食べる話
★『なごや幻影奇想シリーズ』長篇第2弾! 本作からでもお楽しみいただけます!
■ ■ ■
名古屋駅から名鉄あるいはJRで二駅。金山総合駅の程近く、とある雑居
ビルの二階に、非現実の世界で起きた怪異事件を解決する探偵事務所がある。
そこで助手のバイトをしている男子大学生・服部 朔(はっとり はじめ)は、探偵・樹神 皓志郎(こだま こうしろう)のおつかいで、大須商店街の外れにある奇妙な骨董店『懐古堂』を訪れる。
幽霊(!)の女店主・カイコに気に入られた服部は、呪いのアイテムの念を祓う手伝いをすることになるが——
持ち主に災いを齎す、髪の伸びる市松人形。
「足らぬ、足らぬ」と声を発する壺。
人間の魂を誘い込む万華鏡。
果たされぬ想いを封じたブローチ。
加えて何やら、『懐古堂』やカイコ自身にも秘密があるようで……?
他者の感覚を我がことのように受信できる共感応(エンパス)能力者の服部。
通常は触れられない無機物の魂を、彼は自分の肉体を依代にして憑依させることで、そこに刻まれた記憶に触れる。
不思議な声を持つ樹神探偵に、異能調香師の和装美女・百花(もか)も加わり、名古屋のB級グルメや銘菓を堪能しつつ、古きモノに秘められた真実を紐解いていく。
※実際に名古屋にある事象などを題材としていますが、固有名詞や位置関係は多少変えてあります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 19:00:00
137770文字
会話率:39%
これは3人の大学生が異世界をねっとりと練り歩く物語。
最終更新:2023-04-27 21:26:04
1712文字
会話率:79%
【西野小夏の章】
坂多府のとある丘陵地帯の中に小さく存在する町、姫浜町が物語の舞台。
放課後は真っ直ぐ家へ帰って、独り硬派なゲームに勤しむのが趣味の女子高生。西野小夏は、彼女なりのいつも通りの変わらない日常を過ごしていた。
しかしある日
の学校の帰り道、公園の茂みから自分を呼ぶ声に誘われて恐る恐る足を運び確認すると、そこには喋る猫が一匹。
その喋る猫曰く、『迷魂』という生物の死後、成仏する事なく現世に迷い続けている魂を、猫巫女と呼ばれる役割となった者が、送り迎えをするらしい。そしてそれらをこなす為の依代として、小夏を選んだと言われる。
怖くなって誘いを断ろうとした矢先、強制的に猫巫女の契約を結ばれてしまい、そのまま強引に猫巫女の役割を果たすハメに。
しかしその出来事がきっかけとなり、小夏は猫巫女を続けることを決意し、喋る猫を受け入れることにした。
こうして猫巫女となった小夏の日常は、一匹の喋る猫によって、大きな変化と出会いと力を紡いで行くのでした。
様々な出来事の中、強くなっていく小夏と猫の絆はやがて、猫巫女の在り方さえ変えていくのかもしれない。
たとえそれが、二人の運命を変えることになっても。
おまけに小夏のゲーム選びも次第に変化していく⋯⋯?
少女と猫によるほのぼの猫巫女活動、その第一章のはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 17:00:00
278082文字
会話率:48%
幕開けはたった一発の魔術だった。
漆黒の闇に浮かぶ魔術師が難攻不落の城塞を破壊し尽くした時、物語の幕が上がる。
リンゼイア大陸の盟主ラディック王国に対し、ゼンディニア王国が戦乱の狼煙を上げたのだ。国王イプセミッシュと忠実なる十二将の野望を前
に、ラディック王国国王イオニアは聡明な第一王女セレネイアを遣わした。
事の真相を探ろうとするも、思いがけない障害にぶち当たる。
さらには魔術高等院ステルヴィアが誇る三賢者が一人、スフィーリアの賢者も院長の命により動き出していた。
時を同じくして、百余年ぶりに主物質界に降臨する者がいた。
彼の使命は混沌の輪還からはぐれ、摂理を乱す異質な存在、人を食って依代とする魔霊鬼を滅ぼすことだった。
全ての者が出会った時、物語は一気に大きく動き出す。
多様な魔術が、磨き抜かれた剣技が炸裂する。血沸き肉躍るダークファンタジー戦記、開幕!
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昔ながらの剣と魔術の王道西洋風ダークファンタジーです。
硬質で、地の文章も多めです。情景や心理描写に力を入れています。
海外ファンタジー作品の翻訳に近いニュアンスです。
異世界転生・召喚、レベル、スキル、冒険者、ハーレム、チートといった要素はありません。
本作はカクヨム先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 19:00:00
154951文字
会話率:23%
ある日突然、日本に妖怪や神、悪魔等が現れた、そして人類は激しい戦争に…ならなかった、人類と妖怪は争わず共存している、そんな世界にいる付喪神となった少年「夜桜満月」と依代の太刀「三日月」の日常生活?です。
最終更新:2023-02-01 10:00:00
715文字
会話率:32%
一週間の夏休みを利用し数年ぶりに実家に帰った主人公・尊は神棚から生まれた神様の女の子・照と出会う。
数百年の時を生きながらも神棚という依代により自由が利かない照。そんな彼女を唯一認識できる尊は彼女との交流を深め、二人は惹かれ合っていく。
しかし二人の間には種族の壁だけでなく、大きな秘密が存在していた。
これは孤独な神様と不器用な人間の、一夏のラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 00:28:52
32573文字
会話率:59%
そのとき……ある一つの帚星を見上げたとき、私の運命は変わった。
私は……私は宇宙のどこかのお姫様の、ゴーストシンガーになったのだ。
とある過去からステージ恐怖症となった高校生・坂崎 美晴。
流星群の夜、鳴らないスマホを掲げた瞬間、宇宙
の大帝国の姫君、「キラメリア・ベレミュジーク」の依代そしてゴーストシンガーになった……。
魔法少女・ヒーロー特撮などの業界あるある要素を詰め込んだごった煮のゴージャスな歌姫物語です
銀河を賭けたガールミーツガールをお楽しみください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 15:06:47
50334文字
会話率:42%
「殿下、お話があります!」
魔法学校のサマーパーティーの賑わいの中で僕を……。
この国の第二王子、ディエシス・マクス・メルタニアを後ろから呼び止めたのは一人の男爵令嬢の少女だった。
「それは僕の婚約者の、ソフィアに関することか」
「はい
。そして、この国の未来に関わることでもあるのです」
今にして思えば、あの時何も言葉を交わさず彼女を追い払っておけば良かったのかもしれない。
何故なら、あのイベントの後から、僕の中で何かが大きく変わってしまったのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 20:36:09
3423文字
会話率:34%