マクベス伯爵家の令嬢で魔導士のリリアは魔力が少なく役立たずなので【贄嫁】にされてしまった。
【贄嫁】とは魔力の弱い魔導士が神殿の掟により貴族に嫁ぐというしきたりだ。
リリアはゲルト侯爵家のライザスに嫁ぐことになる。
【贄嫁】と婚姻契約を結ぶ
とその者に一番必要なスキルをひとつ身につけることができるのだが、戦闘力強化スキルを欲していたライザスにとんでもないことが告げられる。
「侯爵さまに付与されたスキルは【溺愛】です」
一同ぽかーん。
もちろんリリアも意味がわからず放心状態。
だが、一番驚いたのはライザスだ。
「何だそのスキルは? ふざけているのか」
ライザスは激怒。
しかしその後、彼に変化が訪れる。
「あなたのせいだ。責任を取って俺に抱かれてくれ」
「ええ!? 私たち白い結婚ではないのですか?」
今まで目も合わせなかったライザスが急にリリアのストーカーに。
彼は暇さえあれば一日中リリアにつきまとった。
そして、スキル書き換えの日。
魔導士がふたたび告げる。
「侯爵閣下に付与された新しいスキルは【慈愛】です」
その日からライザスは人が変わったように周囲に優しくなる。
毎日夫に優しくされるが、リリアはこれが偽りであることを理解しており、複雑な心境で彼を受け入れることができない。
一方ライザスもこの気持ちが本物でないことを理解しており、ふたりは両片想いですれ違うことに。
無能と呼ばれた魔導士令嬢リリアと戦闘好きの凄腕騎士ライザスのでれっでれ強烈極甘夫婦生活(他者目線)
※アルファポリスさんにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 19:00:00
76093文字
会話率:36%
不義の子として虐待されて幼少期を過ごした少女・潤玲。母の最期の願いを叶えるため、一度も会ったことのない父親のいる帝都へと旅立つ。
父親や叔父に可愛がられながら育ち、苦難を乗り越え、父親にも負けぬほどの武勇を身に付けた彼女は傭兵団を率いて
戦場を駆けるまでに成長したが………
いつしか「黒槍雷公」「驍勇無双の黒麒麟」「理想の上官」「スパダリ将軍」「青天の霹靂(物理)」「傭兵団内・抱かれたい人第一位」「婿に来てほしい将兵筆頭」等の異名で呼ばれるように。
不義の子と呼ばれていたのに、どうしてこうなった?
というかスパダリって何だ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 13:23:27
86366文字
会話率:34%
デビュタントで一目惚れした相手が、この世界では不細工で、あらゆる女性から嫌われていた。そんな、ヒーローに人見知りで恥ずかしがり屋ながらも、好きになってもらおうとアピールするかわいい主人公のお話。
※前世とか乙女ゲームなどは一切関係ありません
。男だけが美醜逆転のガバガバ設定です。n番宣じの代物です。R15は念のため。脳味噌ゆるゆるでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 18:00:00
27028文字
会話率:29%
目リングが気まぐれで書いている詩集達です。自分の気持ち・他者目線。文章力はないですが、自分独自の世界を表現していきたいな…って思っています。
最終更新:2007-06-08 19:38:34
2274文字
会話率:61%