僕は、魔族最弱のスライム剣士。スライムにまたがって戦う魔人剣士だ。
350年間。相棒のスライムと一緒に、魔王軍で奴隷のような下っ端生活を強いられてきた。
そんなある日。僕たちは魔王ガルランテの転生陣に巻き込まれて、二千年後に転生。人間
に生まれ変わった僕はナイツ、猫になった相棒はタマと名乗り、新たな人生を送り始める。
――が。前世のような最弱人生ではなかった。
僕たちには、至高の魔法使いである『千の大賢者』たちの宝具、『千本の杖』の世界最強スキルが1000個すべて備わっていたのだ。
だが、僕たちは別に無双したいわけじゃない。杖のスキル制御訓練をしつつ、地道に平凡な剣士になる夢を追い始めるのだった。
そんな中。僕の転生先の村に、千体のゴブリンが襲撃してきた。
八歳の僕は短剣を手に取り、元『同族』たちに立ち向かっていく。
これは、僕が相棒とひとつになり、ふたりで剣聖王に成り上がってしまう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 19:24:47
137213文字
会話率:33%
【第一部のあらすじ】城跡巡りが趣味の大学生、幸村一樹。彼はとある夏の日、観光に訪れた姫路城で足を踏み外し、階段から転落してしまった。まもなく目を覚ました彼は、まったく現代とは思えない、見覚えのない風景を目の当たりにする。そこはかつての日本、
播磨の国。流されるままに、ある農家の三男坊としての立場を手に入れた幸村は、とにかくこの世界で生き残ることを決めた。
【第二部のあらすじ】戦働きを通じて、黒田家の郎等としての立場を手に入れた幸村。彼は世代交代直後の黒田家内部で、その末端の仕事をこなしていた。そんな最中に上役に誘われ、幸村は居を黒田庄から姫山に移し、姫路城の前身となる姫山城の城造りに関わっていくことになる。過去と現代との隔たりを感じつつ、さまざまな面倒事を乗り越えながら、彼はとにかく前に進み続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-25 09:00:00
339957文字
会話率:21%