『正直さ、お前がいるだけで金の無駄なんだよ』
『修復』の術式を持っていながらロクに外傷の治療もできないことを理由として、ハリー・クライベットは『詐欺術師』と評され、精鋭パーティ『双頭の獅子』を追放された。街からの評判、冒険者からの信頼、そ
して安定した未来。追放をきっかけにそのすべてを失ったハリーは『一緒にいても迷惑をかけない仲間』を求め、独り奴隷市場へと向かう。
酷使され擦り切れるほどに消耗した者たちがその場所で出会ったのは、凄まじい才能を持ちながらとある事情で魔術師としての未来を断たれてしまった一人のエルフの少女で――
「大丈夫だ。お前の未来は、俺がいる限り壊れはしねえよ」
『詐欺』と呼ばれた力を使って、ハリーは最強のパーティを作り上げる! ワケアリ治癒術師が征く異世界成り上がりロード、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 17:00:00
2187452文字
会話率:46%
ある日、異世界から転生してきた一人の少女によって、帝国の平和は一変する。
少女は神殿の石碑によって予言された”聖女”として祀りあげられ、帝国中の貴族、そして皇族までもを魅了した。
長閑で秩序のとれた帝国は束の間、政治は腐敗し、貧富の差は
激化し、新たな戦争の火種が燻るーーー
聖女の出現によりアステリア帝国が滅亡するまでの未来を予知した大魔法使いは、世界の規律を正すため、約500年の眠りから目覚める。
「僕はナミ。よろしくね、皇子様」
帝国の崩壊を食い止めるため、手懐けたのはアステリア帝国の皇太子。
「ナミはずっと僕と一緒にいてくれますか?」
「もちろん。僕が皇子様の成長をずっと見守っていてあげる」
誠実な男に成長した皇太子を見届け、これでいつ聖女が転生してきても大丈夫だろうと思っていたのに。
「ナミ、どこに行くの?俺から離れようとしないで。俺を捨てないで」
成長した皇太子の度を越した執着から逃れ、大魔法使いは再び眠りにつくことができるのか……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:43:54
9716文字
会話率:35%
「他に好きな女できたから、お前とは別れるわ。 理由? 飽きた、それだけ。お前と一緒にいても、楽しいことねぇんだよ」
彼は、そう言うと外で待たせていた新しい彼女の許へ行き、悪びれた様子ひとつ見せず平然と去って行った。
ひかりは、どうにも男運
が悪かった。小さい頃から好きになる男はことごとく女好きな男が多く、幸せな恋をした経験はほとんどない。
これまで言い寄ってきた男にもろくな男はいなかった。女好きでなくても、酒好き、ギャンブル好き、暴力的などなど…これからの人生も、男運に見放された悲しい運命を辿るのだろうと諦めていた。
諦めていた、はずだったのに…
執事に神父に医者に、なぜか最近では超絶イケメンたちに囲まれて夢のような毎日を過ごしている。夢のような? ううん、ここは最早夢の中なんじゃないかとさえ思ってる。
男運に絶望していた私が、こんな幸せな毎日を過ごしていて本当にいいのかな? 積もり積もった幸せの反動で、とてつもない不運が押し寄せてきたりしないだろうか…?
そんな不安に苛まれなながらも、私は今日も…幸せな時間を満喫して生きていた。ところが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:00:00
86926文字
会話率:57%
剣と魔法の世界に女エルフとして転生したTSっ娘、親友を探したけど見つからなくて忘れて400年。
街でナンパしてきた相手が400年後に転生した親友だった、暇つぶしに死ぬまで一緒にいてやろうと思っていたのだけど……。
というTS恋愛物語です。
最終更新:2024-05-18 07:57:26
190818文字
会話率:27%
僕はニザ。魔法玩具師の弟子だ。いまは木工細工職人のフリをしている。僕と親方とおかみさんは境海を越える際に海賊に襲われた。攫われた僕はなんとか逃げ出せたけど、異郷の地でひとりぼっちに。でもぬいぐるみ妖精のシャーキスがずっと一緒にいてくれたん
だ。僕は親方の手掛かりをもとめ、親方が昔住んでいたかも知れない〈職人がたくさんいる国〉へたどり着く。そして魔法玩具師の古い言い伝えをたよりに〈月と太陽の砂時計がある街〉を訪れようと考えるが、そこは、魔法玩具師がけっして訪れてはいけない理由があったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:10:00
42899文字
会話率:29%
クラスのみんなは優しい。話しかけてくれて、一緒にいてくれる。なのに言葉が出てこない。一緒に笑ったり、遊んだりしてみたい。ありがとうって伝えたい。変わりたい。
人見知りな主人公、犬飼永遠の学園生活は学園の七不思議の一つ、アーティファクトの存在
で本人も全く予期していなかった方向へと動き出す。アーティファクトの一つである指輪を手にし、「自分ではない誰がになる」力を得て、とりあえず友達作りから!できそうなところからやってみる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:04:39
451859文字
会話率:38%
一族総出で□□を執り行っていた時の事である。
一人の和尚が私に話し掛けて来た。
今すぐお祓いをします。との事だった。
これは私が三途の森を渡りかけた時の話。
死者に導かれた話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
こんな夢を見たんですよ。
やっぱりまだ生きたかったそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 06:09:05
873文字
会話率:23%
世界になじめないわたしは海にとける――
主人公、星原珠海の前にはいつだって線があった。太くて、長くて、淀みのないはっきりとした黒々とした線。その線は、珠海と世界を分け隔て、珠海を世界の外側に追いやっている。
珠海はいつだって外側に
いた。家族といるときも、友達といるときも、何か作業をしているときも、外側だ。線の内側に入ることはできない。だから、珠海はずっとひとりぼっちだった。誰かと一緒にいても、一緒にいない。
寂しさを抱える少女珠海の魂の物語。
毎日18時更新。
「カクヨム」にも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:00:00
59472文字
会話率:36%
へっぽこ魔法使いのユイは、何をするにも戦士のミーシャに頼ってばかり。
「ミーシャは美人でみんなから誘われてるのに、どうしてユイと一緒にいてくれるんだろう。ユイもいつか、ミーシャみたいになりたいな」
ユイとミーシャの気持ちは微妙にすれ違いなが
らも、二人で仲良く日々を過ごしていた。
ところがある日、ユイを自分のパーティーに欲しいという人が現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 12:10:00
11813文字
会話率:41%
母を亡くして、一人ぼっちになってしまった高校生の信也は、眠れない夜にふらりと立ち寄った海岸で、夏美と出会う。コミ障で人が苦手な信也だが、一緒にいても「沈黙が気にならないっていい感じよね」と言った夏美に恋心を抱く。夏美との時間を過ごすことで、
信也は母を亡くした現実と折り合いをつけられるようになっていく。信也にとって夏美は特別な人になった。
一方、夏美には遠い昔、忘れることができない想い人がいた。過去に囚われていた夏美だが、信也と出会うことで過去の呪縛から解放される。だが、それは二人にとっての別れを意味していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 03:02:51
10254文字
会話率:39%
幼い頃に攫われて家族と生き別れになっていたクレスは、両親の消息を掴んだ。自分が生きていることを伝えたくて門戸を叩いた彼は、そこで冷たい視線に合うことになる。父、母、そして――いることすら知らなかった、ふたりの妹。戸惑うクレスに、リンはもう少
し一緒にいてやると言った。
全4章。
「雑事屋・旅の隊商」シリーズ第二弾。説明を加えているので【今作だけでもお読みいただけます】が、興味をお持ちいただける場合は第一弾「雑事屋、ことはじめ」からご覧いただければ幸いです。
雑事屋、ことはじめ(書籍化作品に加筆訂正)
https://ncode.syosetu.com/n7551fj/
カクヨムにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 15:14:09
114347文字
会話率:51%
神殿の下働きに精を出す伯爵令嬢ルーシア。
今日もご機嫌で洗濯をするルーシアの元に、神殿長から呪われた貴族の騎士様のおもてなしをするように依頼が。
応接間の扉を叩いた先には、真っ白なモフモフに姿を変えられた騎士様がいて……。
えっ? 私と
一緒にいると、しばらく元に戻れるんですか? えっ、王国の平和のために一緒にいてほしい? ……うぅ、王都は鬼門なのです。せめて、騎士団の下働きとして雇ってもらえますか?
モフモフ→強面騎士団長様と訳あり下働き伯爵令嬢ルーシアのファンタジーラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 19:34:12
73349文字
会話率:37%
嫌われ姫に転生してしまったけれど、すでに嫌われすぎて手遅れ。しかたがないので、ゆくゆくは小説のヒーローになる王家の影を解放して、自分も逃げ出すことにしました。
けれど、なぜか王家の影に連れ去られ、隣国との国境で若夫婦と偽り魔法薬店を営むこと
に?
「私なんかと一緒にいても良いことがないわ」
「あなた、貨幣の価値すら知らなかったのに、どうして一人で生きていけると思うのですか?」
「ぐぅ……」
これは世間知らずすぎるお人よし転生嫌われ姫と彼女を放っておけず溺愛してしまった王家の影のハッピーエンドに至る恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:44:09
10522文字
会話率:49%
ただ一緒にいてくれる人がほしかった――
【かんたんなあらすじ】
滅ぼされた一族の生き残りの少女リアンと、異質な魔法を使う謎の少年テルアが、なぜ少女の一族は滅ばされたのか? 少年の正体とは? を求めて冒険したりバカやったりするお話。
【それっぽいあらすじ】
かつて、大陸の平和と秩序を保つ一角でありながら、何者かによって滅ばされた一族、華色(かしょく)。リアンはその生き残りだった。
忌み子として蔑まれる日々の中、少女は家族がほしいと願い、謎の少年テルアと出会う。大陸の魔法を根底から否定する異端の少年はしかし、自分が本当の人間ではないのではないかと疑っていた。
ふたりは迫りくる困難の末、初めてできた大切な存在を守るため、強くなると決意する。
そして成長したふたりは、一族の謎、テルアの謎を求めて旅に出る。
*カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 22:13:39
208609文字
会話率:39%
相崎玲子には悪癖がある。自分では制御できずに悪態をついてしまう。そんな彼女に、みんなは近づこうとしない。しかし、学校一のイケメン佐々原洋平だけはそんな彼女に、毎日話しかけるのだった。自分と一緒にいては良からぬ噂をたてられると、佐々原を遠ざけ
るのだが…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 17:22:21
5865文字
会話率:23%
裕福な侯爵家の令嬢として生まれ、その美貌を称賛されてきたエステルはあるとき、顔に醜い火傷を負ってしまう。以来、彼女は「傷痕姫」と人々に罵られながら生きてきた。
やがてエステルは、自分に唯一親切にしてくれた心優しい子爵令息ソルに恋をする。
初めての恋に胸を弾ませていた矢先、ソルが自分に近づいてきたのは子爵家の再興と恋人を養う金銭を得るためだと知り、エステルはソルの幸福の踏み台にされたのだと悟る。
「ソルさまは、金貨一枚支払えば一晩一緒にいてくれる」
そんな噂を耳にしたエステルは、復讐の意味を込めてソルの時間を買うことに決める。二年間の「契約結婚」というかたちで。
「私と、二年間だけ契約結婚をしてくださいませんか。対価は一日金貨一枚で」
傷痕姫と罵られる令嬢と長い初恋を拗らせている令息の、すれ違いの恋物語。
※全32話。毎日お昼の12時に投稿します。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 12:00:00
145106文字
会話率:35%
☆アルファポリス様に先行公開中。アルファポリス様の女性向けHOTランキング九位の作品です☆
一夜の過ちで生を受けた子爵令嬢のエルミーユは、幼い頃から家族に嫌われ、酷い暴言を言われたり、暴力を振るわれる生活を送っていた。
エルミーユには、十
歳の時に決められた婚約者がおり、十八歳になったら家を出て嫁ぐことが決められていた。
しかし、まだ婚約者がおらず、エルミーユだけ結婚するのが面白くないと思った、ワガママな妹の策略により、騙されてしまった婚約者に、婚約破棄を突き付けられてしまう。
突然結婚の話が無くなり、絶望するエルミーユは、とあるパーティーで伯爵家の若き家長、ブラハルトと出会う。
社交界では彼の恐ろしい噂が流れており、彼は孤立してしまっていたが、少し話をしたエルミーユは、彼が噂のような恐ろしい人ではないと気づき、一緒にいてとても居心地が良いと感じる。
そんなブラハルトと、互いの結婚事情について話した後、互いに利益があるから、婚約しようと持ち出される。
喜んで婚約を受けるエルミーユに、ブラハルトは思わぬことを口にした。それは、エルミーユのことは愛さないというものだった。
それでも全然構わないと思い、ブラハルトとの生活が始まったが、愛さないという話だったのに、なぜか溺愛されてしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 19:12:00
165692文字
会話率:56%
死ぬ間際、サラディナーサの目の前にあらわれた可愛らしい少年。ひとりぼっちで死にたくない彼女は、少年にしばらく一緒にいてほしいと頼んだ。彼との穏やかな時間に癒されながらも、最後まで自身の理不尽な人生に怒りを捨てきれなかったサラディナーサ。
気がつくと赤児として生まれ変わっていた。彼女は、前世での悔恨を払拭しようと、勉学に励み、女性の地位向上に励む。
とある会場で出会った一人の男性。
彼が、前世で私の最後の時に付き添ってくれたあの少年なの? まさか!!
そうだとすれば、私は彼にどうやって恩を返せばいいのかしら……。
お互い、予想外に変容していた2人の物語。
※ 重く悲しい描写や残酷な表現が出てくるかもしれません。辛い気持ちの描写等が苦手な方にはおすすめできませんのでご注意くださ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 00:20:06
106444文字
会話率:36%
桃谷結斗(モモタニユイト)は、自分が知らない間に幼馴染の篠山純(シノヤマジュン)がピアノの動画配信で有名人になっていたことを知り、一人取り残されたように感じ不安になる。
家族よりも長く一緒にいて、お互いの情けないところも、かっこいいところも
、優しいところも、嫌いなところも全部知っている。
二人の長く続いた幸せな関係は、突然終わりの足音が聞こえ始めて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 19:08:05
72690文字
会話率:36%
「これからも私と添い寝してくれませんか……?」
「……ビッチなのか?」
「私ビッチだと思われたんですか!?」
人に恋愛感情を持てなくなった高校生・東雲凪は、電車でうたた寝していた。
起きたら、まさか学校一の美少女・栗花落真白と頭を預
けあって寝ていた。
学校では『人形姫』と呼ばれている、人形のように美しく無表情な栗花落はなんと予想外の提案を東雲に持ちかける。
「これからも私と添い寝してくれませんか……?」
お互いに眠れないことに悩んでいたこともあり、東雲はその提案を飲み込む。
「お前は俺の抱き枕だ」
「私抱き枕扱いですか!?」
背中から抱きしめたり、
「その足はなんだ?」
「東雲くんと、足繋ぎたいな、なんて」
足をくっつけられたり、
「俺と一緒にいて、ほんとに安心する……?」
「東雲くんと一緒にいるととても安心するの……」
そっと聞いてみたり……。
東雲の前だけ、栗花落はひまわりのような笑顔を浮かべる。
教室では関わりのなかった二人は、眠れない原因も、境遇も違う。噛み合っていないようで噛み合っている二人は、添い寝を通して、からかいあって寄り添いあって、最後に結ばれる―――掛け合いが魅力的すぎると評判のラブストーリーは、ここから始まります。
※毎日更新中―――カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 13:38:27
166120文字
会話率:42%
A山奥にこもるおこもりさまは下女を雇いつつある匂いを探していた。ところがそれがうまく進まない。ある日、下女は見つけた匂いを嗅ぎながら眠くなり眠りに落ちる。
Bイランに住むイランのイーラは今日のディナーのデザートのことでイライラしていた。納得
がいかないのだ。夫の学生時代の親友が来るのだ。彼女は新たなデザートと調味料を買いに出掛ける。道々彼女はスイーツのことを考えながら楽しくなる。実は彼女は食べ物好きのスイーツ好きでそのことを考えると楽しくて退屈しないのだ。そのスイーツ「空から」のことを考えてますますテンションが上がってくる。
C大学生の瑠璃花は恋人の涼一が大好き。手をつなぎデート中。その時、もし自分が彼と結婚したらこんな風に手をつないでいて歩いていて子供も一緒にいて転びそうになったらどっちをどう助ける?という質問を彼にする。と、こんな風に3つの話が変わる変わる展開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:13:26
20766文字
会話率:40%