死後、謎の声に導かれて異世界転生を果たした職業勇者の少年・ウィリアム・ウィリアムズは、理想とはかけ離れた現実に思い悩んでいた。武術も魔術も才能がなく、ようやく勇者になれたは良いが、クライアントにあっさりと見切りをつけられるへっぽこぶりなの
だ。
へっぽこぶりに拍車をかけていたのが、謎の声にかけられたありがた迷惑な祝福(という名の呪い)だ。それは『三回に一回必ず攻撃が外れる』というもの。
落ち込むウィリアムはある日、王からの布告を耳にする。攫われたまま帰ってこない姫を助け出せば、何でも願いの叶う『魔法の宝箱』が下賜されるというのだ。宝箱を使って呪いを解くことを思いつき、少年は姫の救出に向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 12:06:32
19619文字
会話率:28%
星から墜ちてきたとも語られる、異質な生き物『妖獣』。
それらを相手に民を、土地を守るため剣をとる騎士達がいた。
セイヴァン王家より銀の細剣と破邪の能力を下賜された彼らは、閉ざされた楽園たるかの国の、まさに守護者と呼ばれるべき存在であった..
.
特殊能力と銀の細剣を武器に化け物退治する王道異世界ファンタジー……のはずが、あまり特殊能力活用されてません。力業率がけっこう高いかもです。
メインはそれぞれのキャラクターの交流と生き様。第一部ではほとんど男性ばかりですが、第二部からは女性キャラも登場します。
救いのない話はありません。ご都合主義でもなんでも、最後は(少なくとも主役達だけは)格好良く幸せにをモットーとしています。
自サイト「私立杜守図書館」で掲載しているものの転載です。
完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 05:00:00
659659文字
会話率:28%
小国の第四王女アミールは帝国の王太子マゼウ殿下の第二妃として嫁いだ。しかし三年後。子どもを授からなかった二人の離縁は確定し、アミールの下賜先として選ばれた新たな夫は、三年間彼女の護衛として仕え続けていた近衛騎士ロゼック。彼は女性を口説くこと
を生き甲斐としているような軟派な色男として有名な騎士だった。二人はそれぞれに秘密と複雑な想いを抱えたまま主従関係から夫婦となり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 00:00:00
90050文字
会話率:38%
勇者召喚。
大いなる敵を打倒せんが為、異なる世界より勇者となる者を召還する秘術。召喚された者は比類なき力を神より下賜され、人智を越えた力を振るう事ができるという。
古くから使い古された異世界転移系物語におけるありきたりな様式美であり、
もっとも有名なテンプレートともいえるだろう。
魔王や魔神、邪竜__巨悪に対して、起死回生を狙い救いのヒーローを呼び寄せると言うのは平たく言ってしまえば燃える展開と言う奴だ。
「問おう。お前が私の召喚主か?」などという展開。読者なら誰もが心躍ったはずだ。
だがしかし、その…テンプレを行うのが必ずしも人類サイドであるとは限らず、また呼び出した側のニーズに合った者が召喚されるとも限らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 20:20:53
3420文字
会話率:44%
イルガス王国の騎士団に所属するアレスは前王の最後の寵姫であるリリラ(白百合妃)に恋をしている。
いつか白百合妃が自分に下賜されるのを夢見る姿に同僚のソルドラドは呆れ、婚約者のミレッタを大切にしろを説教をされる始末。
アレスの婚約者であるミ
レッタは隙のないインテリ系クール美女。
綺麗系である。可愛い系が好みのアレスはどうしてもミレッタのことを好きになれないでいた。
そもそも家訓に「愛なき政略結婚は悪である」とあるんだが??
悩んだところで結局結婚相手は変わらない。家訓は死ぬときまでに婚約者を愛することができれば問題ないだろう。
そう悠長に構えていたところ、抗争に巻き込まれたアレスは生死をさまよって・・・・
投稿始めました。定期更新できるよう精進します。
※ざまぁやバッドエンドにはしない予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 18:41:40
13849文字
会話率:48%
ある日、大陸で一二を争う大国の王女である私は、王位を狙う兄が手引きした隣国の者によって誘拐され、隣国に連れ去られてしまいました。
両国間で私は側室として嫁いだことになったのですが、私を誘拐した隣国の王太子殿下は少々頭が弱いようで、速攻で
私を下賜しました。
驚きですね。
ですが、事実なのでどうしようもありません。
今まで誰にも言ったことはありませんでしたが、私にはこの世界とは違う世界の記憶があるのです。
人格や生活は殆ど覚えていませんが、不思議と知識ははっきりと残っています。
いざとなればこの知識が役に立ってくれるかもしれません。
記憶さん、よろしくお願いしますね。
そしてどうやら私は王太子殿下の部下の方の元に嫁ぐようです。
私はこれからどうなるのでしょう……?
泣き言なんていいませんよ?
王女ですが、たくましいのです!
どこでだって生きていきますよ?
ワガママなお姉様とは違います。
私の意思が全く尊重されていないとはいえ、嫁いだのですからここで精一杯人生を楽しもうと思います。
幸いにも旦那様は私のことを愛してくれるようです。
連れ去られた先で王女は幸せに暮らします、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 21:00:00
56829文字
会話率:50%
幼い頃から憧れていた完璧な騎士に、討伐の御褒美で望まれたシュガール姫は、彼の申し出をけんもほろろに断る。
何故なら彼女は、謁見の前に彼と兄の話を立ち聞きしていた……けれど気が変わったの。
そうね、不敬な新聞社を呼び出して私達の仲をアピールし
がてら、思い知らせてやるわ!!と企むシュガール姫の部屋の前を通りかかった、とある兄目線の話です。
褒美だって下賜先は選びたい https://ncode.syosetu.com/n8639gf/にご評価とご感想を有難う御座います。
その続き(騎士目線) https://ncode.syosetu.com/n5398gg/の続きに当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 17:23:23
7228文字
会話率:47%
幼い頃から憧れていた完璧な騎士に、討伐の御褒美で望まれたシュガール姫は、彼の申し出をけんもほろろに断る。
何故なら彼女は、謁見の前に彼と兄の話を立ち聞きしていたから……。
特に残酷な展開はありません。シュガール姫の脳内テンションは高めです
。
騎士目線の続きです。
ご褒美は頼もしくて可愛い
https://ncode.syosetu.com/n5398gg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 17:42:32
9691文字
会話率:40%
褒美として、同盟国の姫君が下賜された。気に入らなければ切り捨てようと思ったが、気概のある女だ。悪くない。
なにより、緑の瞳が美しかった。
最終更新:2020-01-23 20:37:42
3901文字
会話率:35%
光の神々より、50年ぶりに人類へ人型兵器・騎神兵が下賜されることになり、世界は湧きたっていた。騎神兵をもたらすのは、神々の代理人たる聖女メイベル・リンク。その彼女が下向する地・ラーグリス王国ベリュン領の従騎士ウォルは、領主の令嬢アティアナ
の護衛として、メイベルを迎える式典に参列することになった。しかしこの期を狙らった大きな陰謀が、静かに動きだそうとしていた……
〈挿絵あり〉の回には挿絵があります。illustrations by UZEN折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 21:08:58
192499文字
会話率:41%
聖女の地位を剥奪されたセシリアは、侍女のマーリアを伴い、辺境伯の後妻として嫁ぐ。
最終更新:2019-10-01 23:58:58
4804文字
会話率:40%
〈番外編含めて完結しました。ありがとうございました!〉
再婚相手は顔は怖いが心優しい将軍閣下だった!?
皇帝陛下の側室の一人であるセラフィナは、このたび形だけの婚姻を破棄して臣下へと下賜されることになる。妖精と謳われる程の美貌を持つ彼女の次
なる夫は、大陸最強の「黒獅子将軍」アイゼンフート侯爵だった。凶悪な噂に違わず凶悪な面構えをした彼は、実のところ誠実で優しい男性で…?
すぐに傷を治す体質を持つためにすぐ無茶をする元姫×そんな彼女を守りたい将軍閣下の、王道恋愛ファンタジー。
///評価ブクマ、感想などありがとうございます。大変励みになっております。
///ひっそり改稿終了しました。細かい修正のみで話の内容には変更ございません。
*婚姻破棄ものに見せかけた、ただの政略結婚ものです。ざまあ要素は皆無ですので何卒ご了承ください。
*設定上[戦闘、暴力、出血描写]が含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 23:08:17
330938文字
会話率:46%
カルロス・アディソン伯爵(52歳)は思わず立ててしまった戦功の褒賞として王太子の後宮から姫を下賜されることになった。後妻をとる気など全くなかったところに、10代の幼妻を迎えることになって、喜びよりも戸惑いが大きい。おだやかな老後の為にもなん
とかして下賜姫から逃げられないかと考えて……。
幼妻に腰が引けてるおじさんとそんなおじさんに恋をした下賜姫の、夫婦になるまでの数日のお話。
『「めでたし、めでたし。」じゃ終れないっ!』番外編その3。
エレノアが下賜された頃のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 00:31:55
33352文字
会話率:25%
――姫は王子様と結婚しました。めでたし、めでたし――物語りはそこで終わっても私の人生は続いてく。愛を誓い合ったはいいものの、他にも奥さん居たんですね王子様。まぁいいですよ。開き直って陰謀渦巻く後宮で生きていきます。「灰かぶり」と虐げられた実
家よりはマシですからね。と思いきや下賜ですかっ!?私に平穏な住まいを下さい!…という娘のお話。
*娘視点の話は完結しました。引き続き、侯爵視点の話を投稿しています。*侯爵視点も完結しました。長い間お付き合いいただきありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 15:13:29
328514文字
会話率:39%
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
* 前
作が思い切りコメディだった反動で、私の作品にしては珍しくシリアスで、ややダークな話です。後味も微妙です。ご注意ください。
* 15話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 17:00:00
32550文字
会話率:49%
敗戦国の姫としてクラウディア王国の捕虜となったレティシア。その身は王太子の騎士に下賜され、妻として嫁ぐことになる。
どちらとも望まぬ結婚だった。愛のない結婚だった。
最終更新:2018-09-04 09:57:11
5296文字
会話率:24%
※2018年5月25日、MFブックス様より書籍第1巻が発売予定です。
英雄とも暴君とも呼ばれた、偉大なるヴェルネスタ王が死んだ。
時を同じくし、平凡な農家の子ルネスは村を焼かれ家族を殺され、奇怪な魔術師の元に連行される。
魔術師はルネスを凡
人であり、外れだと断じた。
結果ルネスは訳も分からず、『帰らずの大迷宮』へと放逐される。
襲い掛かる大迷宮の魔物を前にして、ルネスは『王権』のスキルを発動させる。
それはあらゆるスキルを『徴発』(強奪)し『改革』(合成)し『下賜』(付加)する力だった。
ヴェルネスタ王の強大なるスキルは、隠し子であるルネスに継承されていたのだ。
ルネスは復讐のため『帰らずの大迷宮』から這い上がり、やがて英雄への道を歩んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-10 21:00:00
210192文字
会話率:38%
とある国に人形姫と呼ばれる美しい王女がいた。
しかし、人形姫はその名の如く感情も意思も持たぬ生来の欠け者だった。
やがて、英雄と讃えられる男へ妻として下賜された王女は、真実の愛を受けてその魂を震わせる……。
最終更新:2018-01-19 19:02:21
6346文字
会話率:25%
砂漠を背にする小国は、より良い土地を求めて争いを繰り返していた。男は砂漠の部族を束ねる長の弟であったが、武人として身を立てるべく異国へ足を踏み入れた。若き国王の信任を得、戦功の褒美にと下賜されたのは……
最終更新:2017-08-17 11:00:00
9252文字
会話率:25%
俺は異世界より偵察に来ていた軍幹部を一撃にて撃破した。
しかし、図らずも手傷を負った俺を異世界に召還しくさったやつがいる。
その名は「紅玉のくろ」。人の迷惑を顧みない困ったちゃんである。
敵撃破の功績により、俺は異世界の皇帝陛下より褒美とい
う名のノルマを下賜(かし)された。
ノルマを達成すれば戻ってよし。
くろは皇帝陛下の威をかり俺に無理難題を押し付けてくる。
かくして俺の現世への帰還をかけたお子ちゃま向けの試練が始まる・・かもしれない。
がんばる人は報われる。幾多の困難をなぜか乗り越えられてノルマ達成!
さあ、帰ろう!欲と嫉妬と競争にまみれた現実世界へ!
俺の感想。異世界はもうこりごりだ。でもまたフラグが立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 11:00:00
209578文字
会話率:42%
果てしない旅路の末、仲間の全てを犠牲にして魔王を倒した勇者アルス。彼は、その目的の全てを終え、満たされた気持ちで魔王城に佇んでいた。けれどそんな彼の胸を、たった今魔王を滅ぼしたはずの聖剣が貫く。思い出すのは、聖剣を下賜した邪神との契約。持ち
主が目的を達したとき、聖剣は所持者の命を奪うというもの。けれど、アルスはそれでも世界が救われたことを喜び、満たされた気持ちで死の旅路に向かった。――しかし、次の瞬間、ゆっくりと目覚めた彼の目に飛び込んできたのは、先ほどまでいた魔王城ではなく、どこかの平原と、そして見覚えのない少女の姿だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 17:48:04
14549文字
会話率:15%
只今、自作品の改稿中。息抜き作品。僕の母親は変わってる。王妃に望まれたが嫌で側妃なるが退屈になり下賜を希望した。基本2話で終わりかな?教えて貰ったのでタイトル変えました。読者様ありがとうございます。
最終更新:2016-03-02 06:27:42
8521文字
会話率:27%