人間と、そしてその隣人として、当たり前に吸血鬼が暮らすようになった世界。
過去人間と吸血鬼が争っていた反省も踏まえ、この世界は人間と吸血鬼が協力し合うペアリング制度が高校でも取られている。
が、そんなもの、俺、川越 冬馬(かわごえ とうま)
にとっては地獄でしかない。
なぜなら俺は、かつて吸血鬼に血を吸われすぎて死にそうになった経験から、吸血鬼恐怖症なのだ。
今までペアリングについては逃げ回っていたのだが、ついに退学の危機が迫り、三人の吸血鬼と強制的に組まされる事になって――
これは吸血鬼嫌いの俺が、姦しい吸血鬼たちと繰り広げる物語。
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カクヨム様にも掲載させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:00:00
79495文字
会話率:57%
この世界は、吸血鬼が人間を支配している。
奴らは人間の血を飲むことで力を強化出来るのだ。そのため吸血鬼は人間を集め、自分たちの集落で人間を飼っている。
そんな不条理な世界で、俺、ラスカは両親を殺した吸血鬼を追い求め、一人旅に出る。
その最
中、人間と吸血鬼の混血の少女、クゥニと出会うのだが、彼女は吸血鬼たちからも人間たちからも迫害されていて....
これは、俺の血を吸血鬼たちに啜らせる事でなし得る、復讐の物語。
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カクヨム様にも掲載させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:00:00
63720文字
会話率:53%
より良い方へと進んだ結果、人類はどうしようもなく歩む道が別れてしまった。
人間の意志をソフトウェア化して、それを機械の上で動かす科学傾倒者と、ハードウェアであるモノを人間が取り込み、周りの物質を変化させる魔術傾倒者に。
互いに自分こそが人類
の正しい進化だと、両陣営は未だ成し得ていない死者の蘇生と、精子と卵子を用いない、まったくゼロからの人体生成を先に成し得ようとしのぎを削っていた。
両極端に情報化されたこの世界で情報化出来ない物価が高騰し、それを運ぶ運搬屋が生まれる。
運搬屋であるグロッケンは少女の人格を持つAIを運搬中、魔術傾倒者に追われている記憶喪失の少女を助けるのだが、そこから事態は思わぬ方向へと進んでいき……
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カクヨム様にも掲載させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:00:00
94459文字
会話率:38%
効率厨。探索厨。奇跡の変人。人力地図男。
数多の名声を手に入れた男は、ちょっとしたトラブルによってこの世界の真実を告げられる。
「この世界はゲームなのよ」
「まじか。だったら納得だわ。興奮してきたな」
男はゲーム中を駆け回る。
ゲーム仕
様に関する質問は悪質なファンレターの如し。
失踪。自殺。NPCへの暴行・殺人未遂。
もうやりたい放題な男を止めるべく、運営は根を上げる。
「もうこの世界ゲームの仕様全部教えますから……勘弁してぇ」
「それ読み込むための時間停止能力もくれ」
「はぁい……」
こうしてクソチートを脅し取った男は、遂にゲーム攻略を始めるーー!!
「攻略開始に2年かかったんですけどぉ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:00:00
250955文字
会話率:42%
代わり映えのない日常が送られていくだけの日本に住む男子高校生の御山灯纚
彼はクラスメイトたちといつも通りの学校生活を送っていたのだが、ある日突然前触れもなく見たこともない不思議な世界へやってきてしまう
そこで出会ったアンジェリカという女
性との触れ合いを始めその世界に適応しようとする彼だが、魔法や怪物と異常な事態ばかりが巻き起こる状況に振り回されていく
日本に生きる彼が魔法という力を使える謎、彼がこの世界へと招かれた真実、そして否が応にも彼を巻き込んで世界は廻っていく
錯綜する善と悪、光と闇の決裂……彼は元の世界へ帰る日を待ち望みながら戦い続け、またその世界に隠された巨大な陰謀と真実に立ち向かっていく
※この小説はハーメルンでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:00:00
153501文字
会話率:53%
中年考古学者ロランが世界に翻弄されながら各地を旅する物語。一考古学者はこの世界に何を思うのか。
最終更新:2024-05-23 12:00:00
70353文字
会話率:45%
エンデラント大陸最古の王国、グライフトゥルム王国の英雄の一人である、マティアス・フォン・ラウシェンバッハは転生者である。
彼は類い稀なる知力と予知能力を持つと言われるほどの先見性から、“知将マティアス”や“千里眼のマティアス”と呼ばれる
ことになる。
彼は大陸最強の軍事国家ゾルダート帝国や狂信的な宗教国家レヒト法国の侵略に対し、優柔不断な国王や獅子身中の虫である大貴族の有形無形の妨害にあいながらも、旧態依然とした王国軍の近代化を図りつつ、敵国に対して謀略を仕掛け、危機的な状況を回避する。
しかし、宿敵である帝国には軍事と政治の天才が生まれ、更に謎の暗殺者集団“夜(ナハト)”や目的のためなら手段を選ばぬ魔導師集団“真理の探究者”など一筋縄ではいかぬ敵たちが次々と現れる。
そんな敵たちとの死闘に際しても、絶対の自信の表れとも言える余裕の笑みを浮かべながら策を献じたことから、“微笑みの軍師”とも呼ばれていた。
しかし、マティアスは日本での記憶を持った一般人に過ぎなかった。彼は情報分析とプレゼンテーション能力こそ、この世界の人間より優れていたものの、軍事に関する知識は小説や映画などから得たレベルのものしか持っていなかった。
更に彼は生まれつき身体が弱く、武術も魔導の才もないというハンディキャップを抱えていた。また、日本で得た知識を使った技術革新も、世界を崩壊させる危険な技術として封じられてしまう。
彼の代名詞である“微笑み”も単に苦し紛れの策に対する苦笑に過ぎなかった。
マティアスは愛する家族や仲間を守るため、大賢者とその配下の凄腕間者集団の力を借りつつ、優秀な友人たちと力を合わせて強大な敵と戦うことを決意する。
彼は情報の重要性を誰よりも重視し、巧みに情報を利用した謀略で敵を混乱させ、更に戦場では敵の意表を突く戦術を駆使して勝利に貢献していく……。
■■■
あらすじにある通り、主人公にあるのは日本で得た中途半端な知識のみで、チートに類する卓越した能力はありません。基本的には政略・謀略・軍略といったシリアスな話が主となる予定で、恋愛要素は少なめ、ハーレム要素はもちろんありません。前半(第二章辺りまで)は裏方に徹して情報収集や情報操作を行うため、戦闘シーンはほとんどありません。
■■■
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:00:00
1373197文字
会話率:34%
料理人、北山仁(キタヤマジン)は突然異世界に迷い込んだ。
迷い込んだ先はトーレス王国の王都ブルートン。
ブルートンは“美食の都”と呼ばれていたが、ジンが作る和食に国王や宮廷料理長は驚きを隠せなかった。
ジンはこの世界で生きていくこと
を決め、自分の料理をブルートンに根付かせようと奮闘する。
和食の基本的な調味料すらない中、彼は食材探しから始めるしかなかった。
本作は「迷宮最深部(ラスボス)から始まる美食(グルメ)探訪記」のスピンオフ作品です。
「迷宮最深部(ラスボス)から始まる美食(グルメ)探訪記」で名料理人として登場したマシュー・ロスの師匠であり、多くの日本酒造りを指導した稀代の料理人“ジン・キタヤマ”の生涯をお楽しみください。
■■■
10話までは本編「迷宮最深部(ラスボス)から始まる美食(グルメ)探訪記」の番外編に投稿している内容とほぼ同じです。
本編側を読んでない方は本編を読むとより面白いかと思います。
■■■
カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 12:00:00
398176文字
会話率:31%
主人公:聖 礼(ひじり れい)は高校を卒業し、大学への入学準備をしていた。
彼は何の前触れもなく、唐突に自らが執筆した小説の舞台「Trinitas Mundus(トリニータス・ムンドゥス=天と地と人の三神の作りし世界)」という異世界に魂
だけが召喚される。
召喚先は、千年後の世界から転送されてきた聖騎士、レイ・アークライトという青年の体だった。
彼はなぜ選ばれたのか、何のために召喚されたのか。
何の説明もなく、自らの小説の世界に飛ばされた彼は、この世界で生きていくことを余儀なくされる。
この世界の理を知る彼は、記憶の一部が封印された状態で、偶然助けた女傭兵と共に生きていくことになる。
そして、彼の思惑とは関係なく、この世界の存亡に巻き込まれていく……。
気弱な青年、レイが周りの助けを借り、成長していく物語。
――――――――――――――
優秀な肉体と世界知識を持つため、かなりチートです。特に魔法が強力ですが、精神的に弱いため、主人公最強物にはならないと思います。
―――――――――――――――
ドリームライフと同じ世界観です。
年代が微妙に異なりますが、ほぼ同じ世界設定です。
http://ncode.syosetu.com/n5465bn/
―――――――――――――――
TOブックス様より書籍化されることとなりました。
(2016年5月20日第1巻発売、9月10日第2巻発売)
2016年1月25日書籍化に伴い、タイトルを一部変更しました。
(旧題:Trinitas Mundus——トリニータス・ムンドゥス――)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 12:00:00
2227258文字
会話率:28%
何の変哲もない男が突如異世界で目覚める。魔物や魔法なんてものが存在するファンタジーなその世界で、一体彼は何を求められているのか? ただ一つ言えることがあるとすれば、どうやらこの世界、魔法使いは貴重らしい。 これは無限に強くなれそうな魔法を手
に、男が異世界を冒険する物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 12:00:00
85956文字
会話率:33%
小説なんかでよくある異世界と繋がる話。
しかし、もし本当にあったとしてもそれはあくまで他人事。
自分には関係ない話だった。
ただ、僕は自分の好きな模型を作り、理想のジオラマを作っていく。
そのはずだったんだが…。
だが、今、目の前に広がる光
景は間違いなく僕が作ったジオラマが現実化した景色だった。
港には僕が作った軍艦が…
空港には飛行機が…
基地には戦車やトラックが…。
すべてが実体化して存在感を示しており、ジオラマが実体化したことで歴史改ざんされてしまった島がここ、マシガナ本島だ。
そして、異世界と繋がってしまったがゆえに僕は巻き込まれていく。
異世界の日本に似たフソウ連合と言う国の命運をかけた戦いへと。
そして、それはこの世界を巻き込んだより大きな戦いへと続こうとしていた…。
*別に資料用として『異世界艦隊日誌 ~資料編~』を用意しています。
こちらも順に情報を公開していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 11:54:19
2894210文字
会話率:28%
24歳のOL霧島秋穂が引きずり込まれたのは現代とは違う、未知の世界だった。
狂気と欲望が渦巻き、魔法があるものの、何でも出来る万能ではなく、ゲームのようでゲームではない世界。(第壱章)
そこで彼女は『鬼』として覚醒してしまう。(第弐章)
世
界に適性してしまったことで帰ることが出来なくなってしまった彼女は、この世界を知りたくて旅出る。(第参章~)
最初はラクラット1匹と魔術師1人であった仲間が増えていく中、彼女の旅先で何が待っているのだろうか…。
第壱章、第弐章は、放浪前の話で、なぜ『鬼』に覚醒したのかの話です。
第参章以降が旅の話となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 21:44:14
199956文字
会話率:26%
ヤンデレが大好きなルナは、ヤンデレの初彼に殺されてしまい、転生をする。そこは、1つの乙女ゲームの世界ではなく、3つの乙女ゲームが融合した世界だった。
それぞれの乙女ゲームの攻略対象のうち、ヤンデレ属性を持つ大好きな人に会おうとするが、なぜか
正統派王子様属性にしか会うことができない。
ルナは、無事にヤンデレと会うことができるのか。
この世界の謎とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 11:39:37
148388文字
会話率:42%
かつて、世界全土で戦争が勃発していた暗き時代。
そのような最中、数百という戦場を駆け、その全てを鎮めたその男は、ヴェラリオ王国の騎士長、グフストル・アンバー。
だが、人々から伝説の英雄とまで呼ばれるようになったグフストルもまた人であ
る。年を取り、とうとう天寿を全うする時が来た。
幼い頃から国のため、争い無き世界のためと尽力してきたグフストル。無論それは己の誇りであったが、ふと自分の人生を振り返れば、あろうことか戦場での記憶ばかり。
「この世界、戦場以外には何があるのだろうか?」
生涯全てを城の中と戦場のみで過ごしてきた彼はそんなことを考えながら、永遠にその目を閉じる………はずだった。
だが、その目は再び開いた。しかしそれは長年共にしてきた肉体ではなく、産まれて間もないであろう赤ん坊。しかもなぜだか女の子。
そんな神の悪戯を受け入れたグフストル改めシルカは、再びこの世界で生き、その全てを見るためにかつて自身がこの世に確立させた職業、冒険者となる。
人、魔物、竜。数々の出会い、そして戦いの果てに、シルカは何を思うのだろうか―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 11:00:00
117807文字
会話率:45%
いつもの様に自室でアニメ鑑賞をしていた相澤拓(あいざわたく)は、突然転生案内神アルデンに呼び出され、理不尽に異世界転移させられ、魔神討伐に駆り出された。
アルデンは「その世界には珍しく魔法が無い。」と言い、体術関連のチートスキルを拓に与えた
。
しかし、そこは現在、拓のように拳で戦う者はおらず、全員が魔法を使って戦う魔法世界だった。
魔法溢れるこの世界で、体術関連のスキルしか無い彼は、果たして魔神を倒すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 06:00:00
545569文字
会話率:49%
自分自身に関する記憶が全くなく、魔法に関する知識だけがある状態で目覚めた僕を助けてくれたのは一人の魔法使いの少女だった。だがどうやら僕の魔法の発現方法はこの世界では異質とされるらしい。僕は少女と話していくうちに自身の正体の手掛かりを掴むこと
になり、少女とこの世界を巡って自身の正体を解き明かそうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 11:00:00
526357文字
会話率:48%
長編 [異世界 王道冒険ファンタジー]
「異世界・努力・勝利」な展開!
剣術特化の俺と、魔法特化の俺! 双子だけど両方俺の物語。
異世界に[ヒト族]フィアンとして生まれた俺。
双子のネビアと共にこの世界で最強の種族[天族]に覚醒
する為に奮闘する物語。
ネビアも異世界から転生してきた人物だったが、なんと元は同じ俺だった!
何度も敗北しながらも成長していく二人の行動は、徐々に国を巻き込み、世界全体にも大きな影響を与え始める。
そしてこの世界の歴史や真実、フィアン達の生まれ変わった理由が物語が進むにつれ、徐々に明らかになっていく。
※この作品は処女作品である[異世界に転生したら俺が二人になってた。」を大幅リメイクした作品です。
序盤から大きく変更しており、新たな気持ちで見て頂ければと思っております。
ボリュームを増加させ、かなり読みやすくなっていると思います。
是非ご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 10:43:04
90628文字
会話率:35%
「この世界のルールはとても残酷だ。10歳の洗礼の試練は避ける事が出来ないんだ」
この世界で大人になるには、10歳で必ず発生する洗礼の試練で生き残らなければならない。
その試練はこの世界の最下層、魔物の巣窟にたった一人で放り出される残酷な内
容だった。
生存率は1%未満。大勢の子供たちは成す術も無く魔物に食い殺されて行く中、
生き延び、帰還する為の魔法を覚えなければならない。
だが……魔法には帰還する為の魔法の更に先が存在した。
それに気がついた主人公、ロフルはその先の魔法を習得すべく
帰還せず魔物の巣窟に残り、奮闘する。
いずれ同じこの地獄へと落ちてくる、妹弟を救うために。
※「カクヨム」でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 20:41:53
158146文字
会話率:33%
私はみなも、高校1年生だ。物心ついたころには母は居ない。そして私の父は、私が中二の頃に死んだ。
それから父の残した貯金でなんとか一人で生活していたがその2年後、突然父が家に帰ってきた。
「父さんと引っ越さないか? かなり遠い所だ。もうこちら
へ帰ってこれないと思ってほしい」
突然の父の提案に困惑するも最終的に私は同意。
色々なやり取りの末、引っ越しする事になったんだけど……。
「これ……遠いってか……異世界じゃん!」
もう来てしまった上に戻れないというのなら、ここでの生活を普通に楽しんでやる!
だけど……父に連れられ会った神様はイケメンだけど性格は最悪だし
好きなチート能力を一つ貰えるって言うから、お願いして手に入ったのはいいけど、
貰った能力が[イケメンにモテモテになる(魔物)]
……って不要な文字がついてるし!
そんな事がありつつも、勇者だった父とこの世界を旅行しながら色々な人に出会い、
何だかんだトラブルに巻き込まれつつも異世界を楽しむ、みなもの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 17:44:34
105238文字
会話率:59%
これは時空の狭間にひっそりと佇む、喫茶店でのお話。
あの世とこの世、天国地獄、未来と過去、そして現在を繋ぐ小さな喫茶店、その名を夢幻喫茶。
主人公の如月夢月はある日不思議な夢を見る。
暗闇の中に佇む喫茶店。
この夢の話を親友の華夏に話すと、
『正夢になるかも』と返された。
正夢なんて本当にあるのか、半信半疑で帰っていると耳にカランという音が届く。
目の前には夢で見た喫茶店が堂々と建っている。
願いと縁がある者の前にだけ現れる夢幻喫茶で、夢月は不思議な出会いを繰り返す。
出会いと別れ、種族を超えた愛、夢月達に仇なす敵。
夢月は自身の願いに気づくことが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 10:30:00
87514文字
会話率:44%
ある日、少女は前世の記憶を思い出した。そして同時に理解した、自分はヒロインであると。
自分にはここではない世界で生きた記憶がある、そしてここは一世を風靡した某乙女ゲームの世界によく似ている。だから間違いはないだろうと。
しかし、少女に
はなにもない。
魔法や聖なる力を使うことも、刺繍や調薬の技術も、異世界の知識も、なにもない。
さらに届け出が必要だといわれて届け出た役所で少女に与えられたのは【重要度ランクD】。
その人の持つ前世の記憶がいかに重要かを示したランクの中で、最も低いランクだった。
納得がいかずに騒げば、役所の奥の奥にある部署に連れて行かれた。
そこは〝なんでも相談課〟というふざけた名前の部署。
ふざけた名前の課に所属する職員はいう
「この世では、あなたのように前世の記憶を持っている人が大勢います。はい、沢山いるんです。あなただけではないんですよ。ですので、特別な技能や知識を持っていた方だけが重要度ランクが高いと認定されます」
少女の自分は「乙女ゲームのヒロインである」という思いを完全否定した職員は、少女に一冊の本を手渡す。
少女と同じように、特別な知識も能力もない一市民として生きたという記憶を持ったひとりの少女の十代半ばから二十代半ばに至る十年の手記を纏めたという本を。
「あなたと同じ立場だった女性のものですから、どうぞ参考にして下さい。こんな風に考えて行動した人もいたんだな、くらいに受け取って下されはいいかと」
本のタイトルは『派遣社員ジュリアン・エヴァンスの手記』という、なんのひねりもないものであった。
-*-*-
【毎週水曜日更新予定:事情により前後することがございます】
※誤字脱字については気を付けていますがどうしても無くなりません、脳内で正しい変換をお願い致します。
※身分や都市計画等全ての設定は架空のもので、実在のものや歴史上のものとは全く関係がございません。全てこの物語の世界の中だけのものです。
※設定などはふんわりしており、ご都合主義が普通に存在して当然のようにまかり通ります。そういうものなんだ、とご理解ください。
※お気に召さない場合は、そっと閉じてご自衛ください。
※諸事情ありまして誤字脱字の報告・感想は受け付けておりません。ご了承下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 10:05:15
104193文字
会話率:47%
――そうだよ、私は約束を守るのがモットーだからね。
女癖が悪く強欲な社長の元で雇われ探偵をしている辰巳は、複数いる社長の恋人のひとりから新しく囲ったとされる女性の調査依頼を受けた。
それとほぼ同時に、社長からも高級料亭に関する調査を
しろと指示も受け、辰巳は相棒である化け狸の藤吾と共に軽い気持ちで捜査を始める。
全く関係がなかったふたつの調査依頼の内容は、調査を進めるうち思わぬ関わりを持っていることが分かって……
震災も戦争も体験しなかった大正時代。
人間と八百万の神々が共に暮らす日ノ本で起こるちょっと不思議な物語。
***
その国はヒトと異形の者が共に暮らす国。
姿形は似ていても、全く違うその者たちはそれでも折り合いを付けて暮らしている。
折り合いが付く事もあれば、付かない事もあり。
結果、残酷な結果となったとしても……それはこの国では当たり前の事。
老いも若きも、男も女も、ヒトも八百万も、皆同じ。
強さ、弱さ、狡さ……そして優しさ。
それら様々な気持ちを身の内に内包し、見せたり隠したりしながら、自らが消えていくまでの限りある時間を生きている。
日ノ本は、ヒトと八百万の神と呼ばれる異形の者が共に暮らす国。
どこにでもあるごく普通の生活が営まれている。
この世の中は常に……愛すべき、ろくでなし達の生きる世界なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 11:00:00
50805文字
会話率:50%
心から大切にする道具には不思議な力が宿り心具となる。刺繡針、絵筆、鍬、剣――そして授かる力も様々だ。さらにその力に惹かれた精霊が持ち主の元へとやってきて力を強めてくれる。
長閑な農村に住む十七歳の少女シーラにはちょっとした特技がある。それ
は、この世界で発生する悪い気「瘴気」を心具であるピーラーを使って浄化すること。
そんなある日、シーラの住む村に瘴気が発生した。瘴気に侵されて自我を失いつつあった精霊は――シーラの精霊だった。
※毎日10時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 10:00:00
129354文字
会話率:36%
時は応仁の大乱から三十年。
鏡の社(かがみのやしろ)に伝わる古文書によって警告されていた大厄災、この世の終焉を意味する恐ろしき事態が現実のものとなった。宮司の親子は特別な精霊を持つ少女と、戦で郷を失った精鋭の忍び達と共に、この世を守る為、大
厄災に挑む事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:53:31
104615文字
会話率:68%
2600年の未来から歴史を変える為に1700年の過去に来た機械の神達が、文明、文化チートをしつつ、239年で第二次世界大戦で戦えるだけの国を造る。
主人公のナオ達は1700年の島、アトランティス(のちのトニー王国)に辿り着く…。
かつて ア
トランティス人は高度な文明を持っていたが、島の資源を食い尽くされ、今の現地人は 石器文明まで後退していた。
ナオ達は流れ着いた奴隷船の生き残りを武力制圧して自身の奴隷とし、機械の神『エクスマキナ』と名乗り、文明チート技術チートを駆使しつつ、この国が第二次世界大戦で生き残れるように少ない資源を駆使して国を最速で発展させて行く…。
第二次世界大戦の開戦まで残り時間は 239年…人口は男女合わせて200人…相手との戦力差は数万倍…。
新しく建国させたトニー王国は生き残れるのか?
※この作品は ⊕ヒトのキョウカイ⊕【未来転生したオレは、星を軽くぶっ壊すチート機械少女と共にこの幻実(せかい)で生きて行く…。】の続編です。
単体でも十分に楽しめるように構成していますが、よりこの世界を楽しめると思います。
https://ncode.syosetu.com/n1549fy/
登場人物
ナオ(神崎直人 ナオ・エクスマキナ)
前作、本作の主人公、元人間の機械人でタイムマシンを使って過去に来た。
アスペルガー症候群の障害を持っているのでヒトの感情が理解出来ず、統計論をメインに考え、科学信仰者である為、武器を作りつつ戦力を強化し、トニー王国を造ってして行く。
クオリア
機械出身の機械人で主人公の嫁。
空間ハッキングと言う魔法が使え、星を破壊できるだけの能力を持つが、ロボット三原則の制約により、主人公のサポートに まわる事が多い。
ジガ
元セクサロイドで 現在は義体の整備や顔の整形を行っているヒューマノイド。
今回は機械人の整備、風俗店の経営、学校教育をメインに行う。
ハルミ
人間出身の機械人で衛生兵。
2600時点での最高レベルの医療知識を持っているが、物資不足の為、その力を発揮できない。
主に治療、国民の衛生管理、学校教育を行う。
クラウド
1700の人間で商人で白人、東インド会社の依頼で奴隷と共に砂糖農場に奴隷船で向かい、沈没、奴隷と共にトニー王国に辿り着く。
黒人を人と認識しておらず(この時代の一般的な価値観)黒人を常に見下している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:39:10
1066207文字
会話率:33%
2050年…世界は核の炎に包まれた。
核戦争の後の世界で 主人公のヒューマノイドが 機械が得意な少女カレンと出会う。
2人は 核戦争後の生き残りが集まる文明都市に向かって旅をする。
最終更新:2024-04-02 22:22:58
14358文字
会話率:46%
≪異世界転生だと思ったら未来だった。
砦学園都市の平和な日常を破る、宇宙最強の生命体『ワーム』
圧倒的な物量と、際限が無い自己進化する生命体にナオは、『大型シャベル』で戦いに挑む。≫
人口が10億人まで減った氷河期の地球…。
人々は、自給自
足が出来る都市を作りそこに住んだ。
物語は、この都市の1つ…砦学園都市から始まる。
コールドスリープから目覚めたナオが生活に馴染み始めた頃。
宇宙最強の生命体ワームが、砦学園都市に侵入してきた…。
ナオは『大型二足重機』のDLとシャベルで戦うが、ワームの圧倒的な数に対処が出来ない。
そして、都市のピンチを救ったのは、ナオでは無く、機械の翼を持つ機械人『エレクトロン』の少女…『クオリア』だった。
ナーロッパ設定を近未来仕様に改修した異世界ファンタジー…。
≪祝≫累計PV14万達成!!ユニーク1万4000突破折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:00:00
1192616文字
会話率:32%
その少女の名前はサーラ。前世の記憶を持っている。
今から百年近くも昔の事だ。家族の様に親しい使用人達や子供達との、楽しい日々と美味しい料理の思い出だった。
月日は遥か遠く流れて過ぎさり、ー
現代も果てない困難が待ち受けるものの、ー
彼らの思い出の続きは、人知れずに紡がれていく。
※チートもスキルもない、ほのぼの異世界ファンタジー。
※この作品は、小説投稿サイトのエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:27:36
112584文字
会話率:47%
とある伯爵家に生まれた美しい姫ユリエラは、誰もが恐れるガチ悪な令嬢としてすくすく育っていった。
そんな周りを見下すユリエラは、つんとあごを上げ過ぎて足元がおろそかになり、階段を踏み外してしまう。
その転がり落ちる衝撃で、前世の「霧島ゆり」と
しての記憶を思い出す。
彼女はこの世界が乙女ゲーム「ダークバラード」の世界だと知り、そして自分が悪役令嬢ユリエラに転生したことを知った。
ユリエラは何とか自分が処刑される卒業イベント「ユリエラ断罪」、それに続く「魔王へ寝返る」イベントを回避するため、自分のカルマ値のマイナスっぷりに凹みつつ、日々大衆酒場で癒されながら頑張るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:02:03
214987文字
会話率:24%
完璧など無ければいいのに。
彼女は完璧であれと願われ、この世に生まれたガイノイド。
これは主を失った彼女が、
主の死後もその愛を受け止めようとする物語。
最終更新:2020-11-28 23:21:29
2692文字
会話率:2%
無気力にただ今を生きているだけだった。
何時までも、寿命が尽きるまでこんな毎日を送るのかと。
だけどそんな無気力で無彩色の日々は小さなきっかけで終わりを迎える。
「ここが俺…僕が愛した世界なんだ!」
生きる意味をくれたこの世界
生きたい
と思わせてくれたこの世界
色を取り戻してくれたこの世界を仲間達と謳歌する為に誘われた「異世界物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:00:00
1880723文字
会話率:70%
畑と家は踏み焼かれ、森も川も枯れ、魔王が暴虐の限りを尽くす悲しい死の世界…アルマ。
そんな世界を憂いた神様は一人の勇者をこの世界に招き、今まで死を待つだけだった人々に勇者はこう言いました。
「私がこの世界を救ってあげる!!こういう展開は
いくつもラノベで見たことあるから!!」
そして一人の勇者のおかげでアルマは救われ、それ以降魔王は姿を現す事は無く平和な世界になった…が、平和を謳歌しすぎた人々は争いを始めてしまう。
そんな争いの絶えない世界で『色』を持たない少年は自分の居場所を探した…。
※三日に一回の投稿ペースですが、その分書けたら書けた分だけ投稿させて頂きたいと思います。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 09:00:00
892013文字
会話率:82%
なにをやってもうまくいかないダメダメな三十路の兄こと俺と。
この世界が物語だったとしたら間違いなく主人公である傑物である弟。
現実世界で割と絶望している兄は異世界における異能力に期待しますが、転移時に得た能力は「通訳」、この世界の住民と潤
滑なコミュニケーションが取れるだけの能力。まぁ絶望します。
現実世界で順風満帆に生きてる弟は異世界に戸惑いますが、転移時に得た能力は「命を与える能力」で元来持ち得ていた能力である「命を奪い取る能力」と併用して異世界でも無双します。まぁ兄は羨ましがります。
異世界においてもまっすぐに生きることができる弟に嫉妬を抱きつつも、まぁこんなもんか俺の人生。とあきらめの境地で異世界をなんとなく生きていく兄弟のおはなしです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:00:00
476943文字
会話率:21%