剣術を修めていた太刀上 瑠璃は事故により、もう二度と走ることはおろか、歩くことも出来ない体になってしまった。
勿論、刀を振るうことは出来なくなり、尚且記憶の一部を失ってしまう。
それから二年後の夏休み前日、幼馴染に誘われ(押しや根回しに負
けたとも言う)、VRゲームの配信者となる。
が、初日から色々とやらかして(やらされて?)、すっかりといじられキャラになりつつある。
新世界にて彼女はもう一度、走り、刀を、己の技を振るう。
それが彼女の衰えた力を研ぎ澄まし、もう二度と進めないと諦めたある高みへと導いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 18:10:00
462710文字
会話率:32%
ふと気付けば、俺は人々が犇めきあう広大な場所にいた。
自分に関する記憶だけを失って……
頭に響き渡る入社式の訓辞。
状況が呑み込めない中、俺は、訳知り顔のトーマという図々しい男に声をかけられる。
入社式後、識別番号順に無数のチームが編
成された。
《teams WIS831322》
〔identification code〕〔name〕
9793519305 フィン
9793519306 ニモ
9793519307 俺
9793519308 マイケル
9793519309 トーマ
9793519310 ハル
9793519311 ライラック
9793519312 アンリ
9793519313 サミー
9793519314 レオン
まずは、二人一組のバディーで、新入社員研修をこなさなければならない。
同じチームの個性溢れるメンバー達とともに、この不思議な世界での活動が始まる。
……俺は記憶を取り戻し、無事に円満退社が出来るのだろうか?……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:25:17
196207文字
会話率:46%
広大な星々の海の中で、結局のところ真理はどこにもなかった。真理は、宙の果てで光を束ねていた。
最終更新:2024-10-02 09:00:00
28445文字
会話率:60%
この大陸には、魔導師の中でも優れた者に贈られる、〝賢者〟の称号を冠する者が七人いる。
自宅の一階で自作の魔導具を売る雑貨屋を営んでいる魔術師アリア・ペトーレは、そのうちの一人である〈紫宝の賢者〉であった。
24歳である彼女は、26歳の夫と4
歳の娘の3人で暮らしていた。
そんな彼女の元へ、とある青年が現れた。
その名はレオナルド・ウェートラッド。ウェートラッド王国の第一王子にして、アリアの宮廷魔導師時代の教え子だった青年である。
身分を捨てる為に宮廷から出奔してきたという彼を、アリアは自宅の屋根裏で居候させる事になる。
賢者として、そして国際警察『ヴェルデ』総監部として大陸中に様々な繋がりを持つアリアは、レオナルドに師として、そして人生の先輩として“自由”を提案するために彼を夫や娘と共にあちこちへと連れて回る。
楽しく過ごす四人だったが、それぞれが抱える問題に向き合う事になる。
諦めた“幸せ”をもう一度求める最強の魔術師と、昏い過去と向き合い、葛藤を続けるその夫。
自身の生い立ちを知り、苦しんでも前を向いて進むと決めた娘と、捨てた筈の身分に振り回される元王太子。
それぞれの“幸せ”が絡み合った時、世界はどう変わるのか…。
〈カクヨムでも同時投稿しています〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 16:30:00
1001文字
会話率:3%
ハヤト・レイクはイヤホンを耳に入れて好きな音楽を楽しんでいたが、突然女の子が男の耳からイヤホンを2つ抜き取った。
"終了した?"
"何?"
男はアリサ・ミハイロヴナ古城の短い言葉に困惑し、混乱
して髪をかきむしるハヤトを見て、ハヤトの愚かさを久世正親に喩えた。
хм~ какая разница? они одинаковые
アリサがロシア語で自分の気持ちをつぶやいたとき、ハヤトは彼女の言葉にどう答えていいかわからず、さらにショックを受けた。
「あの…すみません、先ほど言ったことをもう一度言ってもらえますか?」
もう一度少女の言葉を聞きたいかのように、ハヤオはアリサに眉をひそめ始めたが、ハヤトは久世正親以外ロシア語を理解できなかったにもかかわらず、アリサは勝ち誇ったように微笑んだ。少女は否定的な口調で話し始めた。
「その音楽は耳に悪いからやめてって言ったのに」 戸惑うハヤトの表情を見て、アリサは納得した表情でハヤトを見つめた。
「えっと……その表情は何ですか?」ハヤトは顔を背け、アリサのロシア語の意味を真剣に考え続けた。男が30分ほど考えた後、久世正親が教室に入ってきた。
「おはようアリアさん、ハヤトはどうしたの?」
「おはようございます久世くん、ハヤトに迷惑をかけないでね?」 アリサはテーブルに顎を突っついた。
「ああ、大丈夫、問題ないよ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 18:38:51
8076文字
会話率:25%
世は鉄道が敷かれ始めた時代。「魔法使い」は人々の御伽噺の中の存在に過ぎない。
しかし魔法使いは人々に紛れ、ひっそりと、だが確固として存在していた。
そんな魔法使いの姉妹、ティエリアとマリアベルは、都市の近くの深い森の中で暮らしていた。
魔法
使いであることを隠し、胡散臭い薬屋として人の願いを叶えるために日々を過ごす二人。
ある日、そんな二人の元にある一つの依頼が届くーー。
御伽噺における「魔法使い」は何の為に願いを叶えるのか、から思いついた作品です。
思いついたら話を追加するような感じで書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 04:51:33
140609文字
会話率:47%
それは、未練か。後悔か。
その古代文明は、何故今も在り続けるのか。
これは、魔法が存在する世界に生まれた娘の、動き出す運命の物語━━
《注意事項》
とあるシリーズのとあるキャラに感化されて出来た作品です。歴史やら
神話やら調べまくってから設定を作って創り上げましたが、古風な喋りを目指したところ、とある登場人物の口調が既存のキャラに似ていると思われます。誰とは言いませんが。
その内エブリスタやカクヨム、アルファポリスにも載せようかなと思っています。重複投稿します。
とてつもなく遅筆のため、更新は遅くなると思われます。書き上げられ次第、投稿します。
それでも、少しでも楽しんで頂けるよう頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。ブックマーク登録だけでも、とても励ましになります。
感想もバッチコイです。遠慮なく良いなと思った場合はいいねをよろしくお願いいたします!
最後に、その内前日譚書きたいな…って気持ちでいますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 08:10:00
2753文字
会話率:18%
おっさん転生者レオンハルトは女豹──、比喩ではないホンモノに追い回されていた。
その窮地を通りすがりの謎の美少女テイマーリリカに救われることとなる。
何でも彼女は女賢者ストレリチアとともに新たな冒険者クランを結社しようとしているらしい。
転
生者、そして彼の異能により獣人化した女豹メーガンも成り行きでそのクランへの加入を決める。
近ごろリリカたちの住む町周辺には珍しい、手ごわい魔物が出没するようになった。
そこで冒険者クラン『パンサー・クアドラプル』が原因究明に乗り出す。
しかし、やはり突き止めてはならぬことを突き止めてしまうのが世の常だ。
おっさんと隠れケモナーと理屈っぽいのと元魔獣が送る異世界冒険譚‼
大いなる意志が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 19:00:00
8183文字
会話率:57%
2019/7/7(日)七夕 公開
最終更新:2023-03-15 22:56:42
4199文字
会話率:38%
頭に詰め込むことが、知恵でも知識でもない。
「知る」のではなく「識る」のだ。
最終更新:2023-02-02 07:00:00
367文字
会話率:0%
賢い物言いは、賢い人に任せておけばいい。
冴えた考えがあるなら、けちけちせずにとっとと話してくれ。
最終更新:2022-07-21 07:00:00
465文字
会話率:0%
主人公 金田進司とその初恋の物語
※初投稿につき暖かい目で見ていただけると嬉しいです
後編は気が向いたら書きます
最終更新:2023-02-01 22:27:41
1581文字
会話率:0%
水が流れる。
王装を脱いで、私は城の外へと歩き出す。
地上第六層から幾重もの滝となって大地へ流れゆく水のように、また私も王の住む城から民の生きる場所へとその身を移す。
空の回廊から見る世界は、とても綺麗だ。
島一帯に広がる光り輝か
んばかりの森林。
さらにその外側に広がる無限の青海。
そのどれもが、明るくて、綺麗で、尊い……私の大切な宝物。
なによりそれら全ての自然からあまねく恩恵を受け、日々力強く楽し気に生活するテステリアの国民たち。
それらを守るのが、王たる私の最大の使命だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 19:33:47
9663文字
会話率:32%
この作品はゲームシナリオで描いてるので所々心情描写や戦闘描写がありません。ご了承の上お楽しみください。
心情描写・戦闘描写は読者の皆様でご想像して下さるとよりもっと楽しめると思います。この世界に入り込んで下さい。
空白の改行ごとにキャラのセ
リフが変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 18:00:00
39294文字
会話率:92%
「お兄様は、どちらの側につかれますか?」、その問いかけが静かに響く。声の主は暁蕾(シャオレイ)。無慈悲で冷酷なゲームの敵役、そして、俺の愛すべき妹だった。
最終更新:2022-08-28 20:24:03
4286文字
会話率:18%
大魔法時代。魔法の権威であるソウレス国の魔法学校に通うケイは、特殊能力 ―口づけした相手の未来が見える力― を使って、ソウレス国のトップの座を狙う。そして各国が狙う”人類の英知”に辿り着き、世界を統一することを目論んでいる。学校卒業まであと
2か月。ケイが望む未来がすぐそばに来ているときに学校にある人が編入してきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 23:00:00
3895文字
会話率:49%
一人の青年は道端に落ちていたとある「日記」を手にした。
そしてそれを読んだことにより負の感情が体を満たし、壊れてしまった。
小惑星衝突からの人々の感情や思い、関係などを描くストーリー。
不定期更新
最終更新:2022-06-19 01:55:28
3767文字
会話率:24%
9才のポリーはお母さんと2人で森の中のおうちで暮らしています。
深い森の中にたった一軒だけぽつんとある小さなおうち。
たった2人での生活も美しく優しいお母さんとならばちっとも寂しくありませんでした。
最終更新:2021-12-16 12:00:00
5364文字
会話率:38%
This story is the continued version of The New Life. What will happen to the criminals, Jim and Zack?
最終更新:2021-10-22 08:51:25
1317文字
会話率:0%
神のイタズラによって、 異世界であるグランディニアに転生する事となった一人の男性がいた。
彼は、 恵まれない初期スキルのみでのスタートを強いられそうになるも……とっさの機転を働かせて、 それを何とか回避する。
才能が無いと散々罵倒されながら
も、 ある程度は自活の目処を立ててからの転生に成功した彼に待ち受けていたものは。
四方を海・山・森と魔物の領域に囲まれた、 魔境だの秘境だの修羅の住む場所なとど畏怖されている小さな村と。
英雄の父や魔女と呼ばれる母、 超が付くほどにイケメンな兄達と銀髪エルフの美少年であった。
これは、 リュート=ヴァン=トゥールーズとして新たな生を授かった一人の少年と、 その周囲の者達の物語である。
シリアスでありながらも、 どこかでクスッとしてもらえる様に。
ネタを交えながらも、 本筋からは外れない様に。
あぁ、 ヒロインのイメージよ、 どうか降りてきたまえ。
◆2016/06/11 累計10,000PVを達成しました。
皆様のお陰です、 ありがとうございます。
◆2016/08/18 現在、 誤字脱字及び内容の見直し中です。 更新再開の際は活動報告にてご連絡させていただきます。
◆2018/09/10 タイトルの変更及び、 細かい改編を順次行っております。 終了次第、 更新を再開していく所存です。
◆2019/11/20 ひっそりと更新を再開しました。
◆2019/12/15 カクヨムでの公開を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 16:38:35
195019文字
会話率:28%
この世界には魔術が存在する。それは遥か昔、人間の手によって発見された世界の秘密にして奇跡。
魔術とは、人間という存在を格段に飛躍させ、これまでの生物としての枠から逸脱した「完全な生命体」にすべく人類を導くもの。
そして、魔術の最高到達
点。人類が完全な存在となることを幾千年もの間阻み続ける、神域の魔術にして最後の門番。
人類はそれを、「叡智」と呼んだ。
世界を震撼させた第三次魔術大戦から1年がたち、世界に平穏が戻り始めた頃、未だに深く戦争の爪痕残るラディスラヴィア連邦国に若き軍人ユート・サングレイスは極秘任務の遂行の為に降り立った。派遣目的はとある女性、シルヴィア・ベアトリクスをユートの母国であるモルトリピア帝国に護送することだった。一見するとただの護送任務であるため、こんな任務を極秘任務と呼ぶことを大袈裟に感じるユートだが、彼女と出会うことにより二人はこれまでの世界の常識を根底から覆すほどのかつてない、騒乱の渦に巻き込まれていく…相反する二人の「叡智」をめぐる魔術戦闘群像劇、開幕。
初投稿です。優しい目で見てやってください。8割シリアス、2割コメディーでやっていきます。更新は不定期になりそうですが、末永くよろしくお願いいたします。
※ノベルアッププラス様、アルファポリス様、カクヨム様でも同作品連載中です。
twitter @pa_puri_Menow86折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 07:19:09
73818文字
会話率:44%