時は西暦2200年。パソコンやAIの発達により誰もがVRゲームを作れるようになった時代。ネット上では自分の考えた最高に面白いゲームを作り、投稿サイトで配信するのが流行していた。各々がダウンロード数や評価で一喜一憂する中、2・3年前から頭角を
表し始めたゲームクリエイター『リナリア』。彼、もしくは彼女は自らの作品を商業化せずメディアの前に出ることも無く謎のベールに包まれているのだった。
「そういえばまた私の正体考察スレが立ってたんだけどさ、1番有力な候補が中年親父(公務員)なんだけど。本物がこんな美少女だったって知ったら皆どんな反応するのかな?」
「見事なまでに真逆行ってんの面白いな。それはそうと、もう美少女って言える年じゃなくね?」
いったい誰が信じるのだろう。男の部屋に上がり込み座椅子で最大限にだらけながらスマホをいじっているこの女子大学生が『リナリア』だということを。
「うっさいなぁ。まだ20代前半だからセーフだよセーフ!」
「はいはい。じゃあそろそろ再開するけど準備OK?」
ただの冴えない男子大学生が『リナリア』の新作を全てテストプレイさせられているだなんて。
男がVRにログインし静かになった部屋。女が1人呟いた。
「これでダメだったらもう生まれ変わるでもしてくれないと……?そうか!生まれ変わらせれば!!」
女がキーボードを叩く音のみが響く。2時間ほど経ち女の手が止まった時、パソコンには一つの企画書が映されていた。
『fantasy life simulator 』
これはゲームクリエイターとゲーマーによる少しズレた青春の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 04:37:52
6094文字
会話率:42%
遠い未来、世界を取り巻く社会環境は変わった。
人々は制限のある現実から制限のない仮想に社会を移していった。
どこか過去の文化が残りつつ、常識が今と異なった未来の世界。
これはそんな世界に住む人物の生活を描いた「仮想人記」である。
最終更新:2021-09-20 00:00:00
2894文字
会話率:33%
大阪に住む少年、山川 ゆうたはその尊い高校生活を突如奪われることになった。
原因は――VRゲーム『Jaja's Truck Simulator 2』オンラインで楽しめるこのゲームがゆうたの心を奪うのは必然だった...!?
そして回線速度
の遅さで世界を掴み取ろうと野望を抱えたゆうたは世界大会進出まで上り詰めたがそこで行われる悲劇のゲームとは...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 12:19:18
56872文字
会話率:31%
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連載は停止に近い状態となっています。続きは期待しないでください。
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平和な時を過ごす人間たちは、とある戦争を繰り広げていた。
そう、大戦中の兵器を題材としたゲーム、『World War Simulator』、略して『WWS』だ。
地上では砲弾と戦車が轟音を響かせ、
上空では戦闘機と機銃が物騒な踊りを披露し、
海上では戦艦達が雷のような轟音を響かせて平穏を乱す。
パソコンで!
PZ4で!
クロスボックスで!
さあ、世界中の歴史を再現だ!
WWSで検索 (カチッ)
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「あのCMさ、ゲームは良いのにちょっと残念だよね」
「中二病患者が作ったんだろう、予算不足ってところだな」
「”カゲロウ”みたいだね?」
「…”トンボ”にゼロの修理費の半分を担ってくれてる身で言うのもなんだが、止めてくれ」
〜〜〜
作者は別段ミリオタという訳ではないので、勘違いや間違いが割とあります。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-23 11:10:46
54411文字
会話率:34%
2206年。ナノマシーン技術の応用である疑似体験錠剤「シミュレータータブレット」(通称:シムタブ)の拡張により実現された服用タイプのMMORPG…「Death Simulator」(通称:デスシム)。その箱には「注)これはデスゲームではあ
りません」と大きく書かれていた。
それは、注意書きどおりデスゲームではなかったが、一度、ログアウトすると2度と再び…ログインすることができないという仕様のゲームだった。そして、唯一のログアウト方法は、ゲーム内で死ぬこと。
17歳の少年アスタは、いつものキャラクター設定で「アスタロト」としてゲームにサインインした。
ゲーム開始早々に右腕を失う瀕死の重傷を負うも、最強のモンスター【天の邪鬼】をテイムしたり、最強の魔導師マボと死闘を繰り広げたりするアスタロト。(ここまで第1巻)
その死闘が原因で、大規模なメジャーアップデートが行われたゲーム世界では、偽物のシステム管理者が暗躍。犯人捜しの協力を求められたのに、何故かシステム管理者の体を乗っ取ってみたり、精神が分裂しちゃったり、面識の無いNPCに命を救われたり…仮想世界が崩壊しかねない原因不明の現象が起きたりと…次々と試練に見舞われるも、ひとり謎の幽閉用隔離サーバーへと潜入し、世界を救ったアスタロト。だが、全てが解決したと思われた日常に、アスタロトが帰ってくることは無かった。(ここまで第2巻)
アスタロト不在のデスシム。メジャーアップ後のメインシナリオが本格的に始まる。
正規のイベントなのか、それとも何者かの陰謀かは不明だが、ある日唐突に始まった「TOP19狩りクエスト」。
襲いかかる一般プレイヤーたちの脅威を、意に介せぬほどランキング上位の強者たちは平然と構えていたが、最下位のカミを筆頭に一般プレイヤーとそれほど変わらぬ実力の者たちは、数の脅威に怯えてひたすら逃亡するしかない。
「どんな苦境でも、あの人なら無限のアイデアで乗り切るに違いないのに」
追いつめられるTOP19たちは、この状況を打開できる救世主として、不在の主人公アスタロトを思い浮かべるが…
果たして、アスタロトは帰ってくるのか?…帰ってきたとしても、HPとMPを初期値にまで削られた最弱のアスタロトに、仲間たちを救うことはできるのか?
「デスシム」シリーズの第3巻…やはりデスゲームかもしれない?第2段階の続編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-04 22:10:58
185219文字
会話率:26%
Death Simulator(デスシム)シリーズのSS(サイドストーリー)集第1弾です。
本編に登場するトッププレイヤー(TOP19)たちが各SSでの主人公です。本編の主人公アスタロトがデスシムにログインしてくる以前の彼らの話を、各2~3
話の完結形式で紹介します。エピソード1では、TOP19第1位の左端が、以前、右端として、システム側の担当者を務めることになった経緯を語ります。エピソード2では、最大領土の領主である彼が、何故、そのような強大な力を誇れるに至ったかを明らかにします。どのキャラクターにも、色々な背景や過去が隠されているデスシムですが、彼らとジウやクリエイターの確執の原因や、彼らの「死ねない理由」について、本編ではあまり詳細には語られていません。本編の続きを書くにあたり、作者としても、その過去の経緯をしっかりと知っておく必要があると思い、今回、文字に落としてみました。
面白いかどうかは分かりませんが、よかったら、本編とは少し違ったデスシムをお楽しみください。
☆この作品は、E☆エブリスタでも同タイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-05 00:15:55
92482文字
会話率:32%
ゲームマスター?曰く。「デスゲームじゃありませんから、安心してログアウトしてください。ただし、一度、ログアウトすると…2度とログインできませんけどね?」。そして、唯一のログアウト方法は、ゲーム内で死ぬこと。
2206年。ナノマシーン技
術の応用である疑似体験錠剤「シミュレータータブレット」(通称:シムタブ)の拡張により実現された服用タイプのMMORPG…「Death Simulator」(通称:デスシム)を偶然手に取った17歳の少年アスタ。その箱には「注)これはデスゲームではありません」と大きく書かれていた。
ゲーム開始早々に右腕を失う瀕死の重傷を負うも、信頼できる仲間を得て、知恵も使って最強のモンスター【天の邪鬼】を思いもよらずテイムしてしまう。しかし…そのために実力以上に強いと誤解され、最強の魔導師マボと死闘を繰り広げるはめに。なんとか、それも切り抜けた…と思いきや、その戦いがキッカケでゲームシステムには「大規模な」メジャーアップデートが行われることに!?(ここまで第1巻)
…とんでもない内容のメジャーアップデート後のデスシム世界に、謎の暗躍をする偽物のシステム管理者ジウ。その犯人を捜すため協力を求められたのに、何故かシステム管理者の体を乗っ取ってみたり、精神が分裂しちゃったり、面識の無いNPCに命を救われたり…仮想世界が崩壊しかねない原因不明の現象が起きたりと…次々と試練に見舞われる(自ら招き寄せる?)アスタロト。
アスタロトは仲間と共に無事、このデタラメな世界で、生き残ることができるのか!?
「デスシム」シリーズの第2巻…もはやゲームですらない第2段階編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-29 00:40:30
616980文字
会話率:29%
”呪われました”の娘さんと、愉快な仲間達が、竜の人が作成しているSimulatorの開発を、手伝っている?話です。今回も、先日拾われたDungeonさんがいっしょです。
シティアドベンチャーな感じも少しするテイストですが、基本コメディです。
7000文字ちょい、ちょっと長めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 15:00:00
7374文字
会話率:21%
”呪われました”の娘さんと、愉快な仲間達が、竜の人が作成しているSimulatorの開発を、手伝っている話です。今回は、先日拾われたDungeonさんもいっしょです。
いろいろ表現がきわどいですが、深読みしなければ大丈夫なはずです……多分?
6000文字ちょい、ちょっと長めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-24 15:00:00
6696文字
会話率:9%