機械文明が発達した世界【デウス・ウェポン】傭兵稼業を営むスヴェンは、世界統一を果たさんと進撃する覇王討伐を連盟から依頼され立ち向かうのだが……。
雨降る秋。数多の屍を築いた死闘の末、あと一歩の所で覇王エルデを追い詰めたスヴェンだったが、
一瞬の葛藤と躊躇いが運命を引き寄せる。
スヴェンと覇王エルデの間に眩い閃光が突如と発生し、光に呑まれたスヴェンは【デウス・ウェポン】から忽然と姿を消した。
閃光に呑まれたスヴェンが目覚めるとそこは見ず知らずの場所、戸惑いと困惑を浮かべるスヴェンに儚さと美しさを同居させた麗しい姫が声をかける。
ここは魔法文明が発達した世界【テルカ・アトラス】だとスヴェンを召喚した張本人のレーナ姫が語った。
そしてレーナ姫はスヴェンにとある依頼を出すのだった、それは誰しもが驚く意外な依頼で……。
こうして異世界召喚されたスヴェンは一度請負った依頼を果たす為に帰還を望み、帰還を条件にレーナ姫の依頼を請けることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 19:08:22
1109536文字
会話率:36%
氷上摩耶、小学5年生。或る日、目を覚ましたら何処とも知れぬ古城にいた。これは魔王か吸血鬼にでも拐かされたか!?生贄の運命を免れ生き延びる為には千夜一夜物語みたく魔王の関心を逸らし続けるしかないのだろうか。夢か幻か、斯くして摩耶の創作は始まっ
た。
「“小説”などという呼称は笑止です!“小説”とは、たかだか天下国家を語る“大説”の対義語。SFからファンタジーまでをも包摂する無限の表現手段が『小なり』などとは片腹痛し!金輪際この氷上摩耶が“小説”などとは呼ばせません!!」
2017年2月14日。某テレビ局が当日に企画していた超特大生放送番組が土壇場で「政治的理由」により放送不可能となった。当然ながら局は大混乱。すると上層部は何を思ったか、全然売れてないアイドル粛慎吹雪に白羽の矢を立て、いきなり番組枠の予定時間全てを脚本絶無のアドリブで捌くよう彼女へ無茶振り。あまりの暴挙に却って腹を括ってしまった吹雪は果敢にも無謀なオーダーを受諾して行動開始。手助けを求めて友人たちへ出し抜けに呼集をかけるのだった。火事場のやけくそヒロインに巻き込まれたその友人たちとは、“光の守護者”一族の若き惣領にして、不登校の中学2年生、クリストファー・マナーハイムと、“闇の総攬者”一族の若き惣領にして、ちょこっと素直になれない他は何処にでもいる普通の中学2年生、雲鳥知新。それはそうと“光の守護者”とか“闇の総攬者”だとか言ってますが魔法みたいな特殊能力もなければ魔物みたいな存在とかもいませんので。小・中学生たちが水鉄砲サバゲーやスポチャンなどでバトルごっこする程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-18 08:00:00
81783文字
会話率:37%
主人公はキール王リサフォンティーヌ・ファン・ル・キール・ドレイファス。ドレイファス王国の王女であり、ドレイファス王国の庇護を受けるキール王国の統治者。男装して剣を取り、白騎士リース・セフィールドとして戦場に出るほどの剣の使い手でもある。し
かし、リサフォンティーヌが白騎士であることは徹底して隠されており、知る者はほとんどいない。
遺伝子組換えされたモンスター(GMグリセラトプス)殲滅作戦が終了して一段落した約1ヶ月後。キール王として、先の作戦の礼のために隣国カイザースベルンを訪れることになったリサは、カイザースベルンの第2王子であり、騎士であるアレックスとともに夜の街に繰り出す。
そこで二人が出会ったものは・・・・・。
(登録ジャンルをSFからファンタジーに変更しました)
(この作品は、SF同人誌「Project;D」に2010年〜連載していた作品の転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-27 22:35:17
73331文字
会話率:50%
キール王リサフォンティーヌ・ファン・ル・キール・ドレイファスは、ドレイファス王国の王女であり、ドレイファス王国の庇護を受けるキール王国の統治者。男装して剣を取り、白騎士リース・セフィールドとして戦場に出るほどの剣の使い手でもある。しかし、
リサフォンティーヌが白騎士であることは徹底して隠されており、知る者はほとんどいない。ある日、国内にGM(遺伝子組み換え)モンスターがいるという報告があがる。それを元に、自ら城下に降りて調査に乗り出すことを決め、腹心バルディス・レイ・ソートとともに、港町ウキレイへと向かう。
一方、隣国カイザースベルン王国の第二王子アレキサンドロス・ラビ・カイザースベルン(アレックス・ライデル)も、同じGMモンスターを追いかけており、部隊を率いて、キール王国との国境の街へと移動していた。途中の森で、羽の生えたグリセラトプスに遭遇したアレックスは、忠臣フレデリックと二人で、そのモンスターを追いかけて行く。
瀕死の重傷を負ったアレックスは、すんでのところをリース達に救われる。
やがて、GMモンスターが放たれた背後には、海の向こうのドラクマ帝国と、そこに保護されている、かつてドレイファスにいた天才科学者ジョバンニ・クエントが絡んでいることが分かる。採取したサンプルの遺伝子解析結果を元にGMモンスターを死滅させるアンプルを開発したキール王国は、リサとアレックスの二人を中心としたキール、カイザースベルン両国の共同戦線でこれを殲滅する作戦を決行。
一行は、ユキガシの森が広がるアイアンピークの山中で、GMグリセラトプスを迎え撃つことになる。
(登録ジャンルをSFからファンタジーに変更しました)
(この作品は、SF同人誌「Project;D」に2010年〜連載していた作品の転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 19:59:20
65363文字
会話率:47%
バルディス・レイ・ソートは、代々ドレイファス王国を守護する騎士団を率いてきたレイ・ソート家の長男だ。やがてキール王国の黒騎士として名を馳せることになる彼はまだ18歳。2年前に王宮騎士となったばかりだ。騎士団を率い、ある事件現場に向かっていた
。
物語は1年半前の春の丘から始まる。
バルディスの妹、カロリーナが今回の物語の主人公だ。
剣を握るのが当然の家系にあって、カロリーナは、薬草学に関心を抱き薬師(くすし)を目指していた。この春、ナシエラに出来たばかりの王立研究所の天才医薬師ジョバンニの助手に選ばれていた。ジョバンニは、リジェナチュール(再生術)を得意とする医師で、臨床の場だけでなく研究の場においても、画期的な成果を次々と生み出していた。
ナシエラには同年代の若い研究員が集い、活気にあふれ、カロリーナも充実した日々を送ることになる。
しかし、そのナシエラが、この後、ドレイファス王国の歴史に名を残す事件の舞台となることを、春の丘で言葉をかわす兄妹には想像もできなかった。
(登録ジャンルをSFからファンタジーに変更しました)
(この作品は、SF同人誌「Pfoject;D」に2010年〜連載した作品の転載です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-12 23:23:26
15090文字
会話率:39%