四十歳を過ぎていまだ独身の小宮山葉摘の唯一の楽しみは、おしゃれなカフェでコーヒーを飲むこと。
ある日、偶然見つけたカフェ<サン・ルイ>。そこには笑顔の素敵なマスターの矢坂がいて、葉摘は心奪われる。矢坂の左手の薬指に指輪を見つけた葉摘は、ただ
楽しみと癒しだけ、と自分に言い聞かせながら<サン・ルイ>に通う。
この作品は、長岡更紗さま主催『ワケアリ不惑女の新恋』企画参加作品です。
エブリスタさんでも投稿を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 11:00:00
76273文字
会話率:37%
とある山の道路の中央に不自然に供えられたお地蔵様。
これは心霊スポットとして名高いのお地蔵様を見に行った男のお話です。
最終更新:2020-06-07 07:49:49
3825文字
会話率:13%
様々な科学技術が発展した近未来。
"嘘発見器"の精度もまた底上げされ、99%の精度を得るに至った。
しかし裏を返せば1%の確率で嘘発見器は"真実を嘘"と表示してしまうわけでーー主人公はそんな嘘発見器に
"犯罪者"と診断されて"拘置施設"送りにされてしまう。
嘘発見器に"犯罪者"と断罪された者たちが集う施設で主人公が目にしたものとはーー!?
無造作に発展する科学技術、それを扱う人間の倫理に疑問を呈する怪作(嘘です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 19:50:16
8563文字
会話率:33%
特異体質者。それは、全体の1%の確率で生まれる、超能力のような力を使う者たち。そんな彼らが起こす凶悪な犯罪を捜査するのが、特異体質者対策機関である。そこの南支部第弌班に所属する阿須波火照は日々捜査に精を出していた。そんなある日彼は記憶をなく
した可愛らしく幼い一人の少女と出会う。彼女はコタチと名乗る彼女の正体とは──── ※血や死体が出てきます。苦手な人は注意してください。(そこまで派手な表現をするつもりは、ございません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-22 18:31:42
5414文字
会話率:38%