元普通の一般人、白石優慈は神祇省に所属する異能力者である。
中学二年になる前の春休みにこの世界の裏の事情……神話や魔法が実在することを知ってしまったことから、彼は異能力者として戦いに飛び込むことになり、波乱万丈な人生を送ってきた。
約二年が
たった頃、ある奇妙な少女と出会う。
それに触発されるかのように事態は急変していく。
己を奮い立たせ、困難に立ち向かっていく優慈の運命やいかに。
「誰が敵であっても、まっすぐ行ってぶっ飛ばす!」
「無茶しないでよね!」
『二人とも!前に出すぎないでください!』
「はぁ…、またかい…」
……意外と大丈夫なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 13:00:00
51088文字
会話率:31%
この世界では、高校生へ進学すると自分の才能と使える能力を開花させてくれる。それまで能力は使ってはいけない普通の生活を強いられるため、皆ワクワクして高校へと進学するのだが、主人公の零が教えられた自分の能力は、ヌルと呼ばれる最弱の能力『 』(
くうはく)だった。
さらには同じクラスになった、学校一最強の能力を持つ美少女、ユリナに「私が貴方の盾になる」と言われる情けない始末。
能力者が戦わなければならない中で、最弱を守らなければならないハンデを負ったクラスを率いる零は、最弱から脱することはできるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 16:59:01
46163文字
会話率:50%