ひとときの安らぎを重ねて、まるで永遠の安らぎを得たような気持ちになる。でも、それは麻薬のようなもので、自分を弱くする。この世界にあるほんとうの安らぎは、ひとときを重ねるものではないと、感じている。
最終更新:2023-06-27 07:55:38
328文字
会話率:0%
かつて失った恋人の面影を忘れられないサナレスの前に、彼女の血をひく歌姫が現れた。
「彼女の歌声が忘れられないんだーー、どれほどの時が経ったとしても……」
脳内に響いてくる音は、酒よりも強い麻薬のようなもので、幻覚さえ見せてくるほど強烈だ
った。
忘れられない人がいて、そして今と過去の狭間を行き交う、異世界転生ファンタジー。
出会う人は星のように巡っていくけれど、結局求める魂は誰なのかを考える物語になっています。
シリーズ長編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 21:11:08
141351文字
会話率:37%
私の中には、理性的な私と感情的な彼女がいる。
それらは時に分離、時に一体化して確かに共存しています。
矛盾を孕みながら、しかしどちらも大切で。
離れることはできないのです。
最終更新:2013-08-08 18:00:00
1934文字
会話率:0%