神の舌を持つ男・開腹乳残(かいばらにゅうざん)。
彼は特別審査員として呼ばれた菓子コンテストで、この世の地獄を覗くことになる。
決勝のお題は何故か鍋……お菓子のコンテストなのに。
完全にジャンル違いのお題に、二人の若手菓子職人は迷走す
る。
さらには神の舌を前にした重圧と、アホな司会の煽りで迷走は暴走へと変わる。
鍋にはあり得ない食材が次々と放り込まれ、出来上がったのはこの世に存在してはいけない鍋料理……。
口にすれば、猫も逃げ出す天国への階段まっしぐら。
しかし、乳残は神の舌という誇りのために逃げられない……正確に言えば、司会と観客によって逃げ道を奪われたのだが……。
だが、乳残は負けない!
彼は神の舌の名に相応しい舌技を駆使して、鍋料理という壁を乗り越える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 12:37:55
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会話率:60%