その塔は突如現れた。あふれる魔物。混乱する人間。魔物と人との戦争。魔塔大戦と呼ばれたソレが終わり、遥か未来。各地に残ったその塔を人々は【魔塔】と呼んだ。いまだに魔物が蔓延る魔塔内部だが、悪いことだけではなかった。――魔塔内部で生み出される財
宝。上れば上るほど見たこともない資源の数々。そして魔塔内の魔物を倒すことによる人体の強化。そんな魔塔の恩恵に人々は――探索者は熱狂した。
そんな数いる探索者の一人が主人公だ。そんな彼は今日も日銭を稼ぎに魔塔へ入る。……まあ、そんな日々はすぐになくなってしまうが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 17:46:25
14171文字
会話率:38%
「どうか魔王を倒し、カーケル大陸に平和をもたらしてくれ!」
神にチートをもらい、異世界へ魔王退治に行くことになった主人公。はたして彼は魔王を倒して英雄になることができるのか。
「え!? 俺以外にもこの世界に来るの!? じゃあ何もしなく
ていいじゃん!」
これ幸いとばかりに観光を楽しもうとするが、行く先々で厄介事に巻き込まれて……?
旧題「天才弓兵の英雄への道~弱い恩恵でせいぜいがんばってね~」
「神からもらった借り物の力を振りかざして、何が英雄だ」
餓死寸前のところを冒険者の少女に助けられた主人公。訪れた町で目にしたのは、お互いに憎み、傷つけ、距離を取り合う人々の姿だった。──第一章「魔物と人と冒険者」英雄、希望、初恋
「ああ、そうか。俺、この森がどうなろうがどうでもいいって思ってるのか」
美しい泉があるという森に足を踏み入れた主人公。魔物に襲われていたゴブリンを助けるが、人間と同盟を結んでいるはずのゴブリン、オーク、エルフに突如攻撃されてしまう。この異常事態にはどうやら転生者が関わっているらしく……?──第二章「傲慢の森」侮蔑、失望、改心
「だが今は違う。お前に勝つことは、『やらないといけないし、できること』だ!」
迷宮によって賑わう町を訪れた主人公。そこで、地図を作っている少女と行動を共にすることになる。彼女の想いに触れて憧れさえ感じる中、町は突然混乱に陥る。迷宮内にしか現れないはずのモンスターが町中に現れたのだ。 ──第三章「飲み込まれていた町」復讐、失意、決意
「やる前から『できるかどうか』を考えるのは、もうやめよう。『やるべきかどうか』は俺が決めればいい」
山を越えて海沿いの町に来た主人公。広い世界に憧れる盲目の少女と過ごす中、この町の過去、そして変えようのない未来を知ることになる。期限は一週間。死を受け入れた少女の前で、彼は人生を見つめ直す。──第四章「過去から目をそらさないで」再起、払拭、救済
「俺は英雄になりたいんだ!」
魔王国の目前、王都に辿り着いた主人公。もう迷いはない。彼は戦うだろう。追いかけてきた過去と争うことになろうとも、止まることなどあり得ない。決戦は近い。しかし、いまだ終点は遥か遠くに。──第五章「決戦は終点ではなくて」集結、終結、返答
※マグネット様でも同タイトルで掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-05 17:00:00
278887文字
会話率:49%
「ねえ、偽物の勇者さん。私と一緒に本当の勇者になってみない?」
僕、秋月 一翔(あきつき かずと)が目を覚ますと、そこは異世界の王宮だった。魔物と人とが争うこの世界の救世主として呼ばれたものの、現代日本人の僕が魔法に長けているわけもなく
、聖剣を振り回せるはずもない。王様を落胆させてしまった僕はとりあえず様式美として、王宮に仕える勇者を偽るのだが……もう心が痛すぎる!昼、街を歩いてみたところ聞こえてきた歓声の数々に責任の重さと罪悪感をぷちぷちと刺激された僕は、偽勇者としての使命と劣等感との間で板挟みになる。
でもそんな時、僕の目の前に昼間あった不思議な少女が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-11 22:53:31
29814文字
会話率:34%
ある時空から魔の産物が降りそそいだ。
人々はその産物により、魔物、魔獣、化け物、
そういった類の怪奇な者へも変貌していった。
それから数十年、魔物と人との壮絶な闘いが繰り広げられ続け...
ある女神はこの状況を打破しよう動くが...
最終更新:2017-10-20 17:00:00
291文字
会話率:0%
これは混沌とした大陸を、まだ見ぬ世界を求めトラブルを蹴散らして走り回る二人の物語。
巨大な剣と全身黒ずくめの姿が異彩を放つ、スゴ腕だが性格にはケッコー難ありな剣士サガ・ケイオスと、振り回されっぱなしでありながらも、誰よりもサガと強い絆で
結ばれた付き人の少女ラタトスク。
サガの持ち前の凶運と性格のせいで常にトラブルに巻き込まれる二人。
そして今回も、旅の拠点として滞在する街で、厄介な仕事を押し付けられていたりする。
仕事の裏に隠された難題があるのは彼らにはいつもの事。しかし、さらにその上を行くように現れた完全想定外の超危険人物によって、襲いかかる今度の災厄は一気にトップギア!!
タイトルからしてもう時代遅れ。それでも二人は止まれない!?
壊れ気味レッドゾーンで突っ走る泥臭いバトルファンタジー、さあさ!フルパワーで参りますぜ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-17 12:53:23
50370文字
会話率:42%