私は宮廷魔術師ラスタ・アーヴェリーク。私が細々と続けていたのは、長い時の中で失われた「勇者召喚」の研究。度重なる強大な魔物の出現、周辺国の侵攻に対抗するため王命が下り、必死で研究を完成させた。召喚の結果、現れたのは『男子校生ひとクラス分』だ
った。なんだコイツら。自由すぎる。私は各所に謝り倒す。そして国境が破られ、王国は危機を迎えた時、彼らは——「瞬殺して姫様と侍女のニーナちゃんに感謝してもらおうっと!」「よしみんな、魔物っ娘は殺すなよ!」「本物のクッコロが聞けるかな」「この世界の成人は何才でしょう?」。勇者たちはあっさり勝利し、四面楚歌の国を救ったのちに還っていった。報酬として勝手に持ち出した国宝と金貨の山と姫様と侍女とエルフと獣人と魔物っ子とともに。このまま残れば死罪は免れないと確信した私は、ある魔法を発動させた。〈勇者送還魔法〉を応用した〈界渡り〉の魔法を。魔法の発動後、目を開けた私が見たものは———先ほど送り還した勇者たちだった。「おっさんじゃん!元気してた?」「私はおっさんではない!」
※『勇者召喚したら男子校生というヤツがクラスまるごと来てマジで失敗した』の長編版です。短編同様、息抜きで書いてます。設定はほとんどありません。頭をからっぽにしてお楽しみください! ※更新再開しました!完結まで毎日更新します! ※作者の他作品とは関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-06 18:00:00
127674文字
会話率:38%
憎悪と復讐を糧に頑張るダンジョンマスターの周りはいつの間にかハーレム状態?
ダークヒーローにケモミミ、幼女、魔物っ子これって本当にダンジョンですか?
ダークな主人公が頑張って悪に染まり、ダンジョンを経営していこうとするお話です。
最終更新:2017-09-28 19:59:48
16103文字
会話率:25%
車に撥ねられた後、気がついたらスライムになっていた。そんな俺こと佐倉翔は、今の状況を受け入れスライムとしての人生、いやスラ生を送ることを決意する。スライム生活にも慣れ始めた頃、俺はとある召喚士の使い魔となる。
不定期更新です。夜の7:00に
更新をします。
評価などお待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 19:00:00
44709文字
会話率:57%
平凡な男子高校生、佐久間優人の趣味は、散歩だ。気の向くままに、どこまでも歩き続ける。ただそれだけの行為が、たまらなく好きなのだ。だから、彼は、今日も歩く。気がつけば見知らぬ土地にいたとしても、どんどん歩く。空に竜が飛び、木々の間をコボルトた
ちが駆け抜けていたとしても、かまわず歩く。興味を引かれたら、ちょっとだけ足を止める。そこにはたいてい、魔物っ子がいて……。これは、そんな物語。魔物っ子と優人の、いちゃラブ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-21 15:30:01
124901文字
会話率:47%