俺はイチヘイ。ある日 相棒の獣人フィーゼリタスが、俺になんの相談もなく口のきけない奴隷の幼女、ハナトを買ってきた。更にフィーゼリタスのせいで、パーティの財政は一気に火の車だ。
俺は激怒しハナトの受け入れに反対するが、このバカがハナトを連
れてきた理由を知ってしまうと、結局 強く出ることも出来なくなってしまった。
ガキを抱えたせいで今までの傭兵稼業もできなくなった俺たちは、金策のために妖獣狩りに身を投じることになる。
そしてなかなかハナトを受け入れることができなかった俺が徐々に彼女と打ち解けていく頃。
俺たちはなぜかハナトを付け狙う謎の兵団と、無実の罪で追われる魔法族ニカナグとの確執に巻き込まれ、じわじわと、フィーゼリタスのために足を洗ってきたはずの戦場へ引き戻されていくこととなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 22:04:01
192152文字
会話率:26%
魔法族の国ロンドリームと科学族の国シェルドン。
互いに張り合う二つのスーパーパワーの中に生きる、ロンドリームの少女ユイ。
理想を追い求めるのか、現実に自分を合わせていくのか。自分との葛藤。社会とのズレ。苦悩し、弾ける青春活劇。
<オープン
シェアワールド形式>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:44:48
143518文字
会話率:55%
──才能と生まれがすべて。
魔法が支配する異世界パンタシア。
世界に愛されたヒト魔法族と、魔法を使えないヒト族の間には、深い溝と確執が横たわっていた。火起こしひとつ、世界へ命じるだけの魔法族と、知恵と努力のヒト族では、生きることへの難
易度が違う。
──100年後、史上初のヒト魔法使い「ライトニング・サニーサイド」が誕生するまでは。
彼̀/彼̀女̀は問う。
生まれ、人種、富、環境、運命、出逢い、力、別れ。それら無数の乱数に振り回されるのは、もうじゅうぶんウンザリ飽き飽きしただろうと。
彼̀/彼̀女̀は問う。
「おまえたち、楽して生きたくないか──っ!」
居並ぶ歓声。
聴衆は怠惰を望んでいる。
「わたしに ついてこい!」
踏み鳴らす足音は拍手のあかし。
市民は革命を望んでいる。
「ついてきた者には──」
半熟のライトニング。
ただひとりの、魔法の使えない魔法使い。
彼̀/彼̀女̀の歩みは、のちにこう呼ばれることとなる。
「ひとり残らず、楽な人生送らせてやる──!」
〝 ロマンス革命 〟と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 04:44:26
2111文字
会話率:43%
嫌われ者の魔法族。そんな主人公は人間の貴族に恋してしまう。だが、その恋も実らず処刑されることに……。
最終更新:2024-07-29 18:07:20
980文字
会話率:3%
このリアルな東京で暮らす3人の普通の高校生。
人気者の世良潤也、御曹司の白洲緑朗、変わり種のウルフボーイ月ヶ瀬梨央。平凡な高校生活を送る彼らだが実は“ある秘密”が…。彼等は魔法界からやって来た魔法族だったのだ。正体を隠し、人間界で暮らす3人
。しかし彼等の日常が変わり始める。謎の神隠し…よくある失踪事件と思っていたその裏には、魔法界の闇が潜んでいた。調査に乗り出した潤也達を待ち受けていたのは、正体不明の“黒い魔法使い”たち…。
若き魔法使いと世界を支配しようと企む魔法勢力の人間界をも揺るがすマジックバトルファンタジーここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 20:46:22
111166文字
会話率:21%
魔法族は二百年前に途絶えてしまった。それは魔女狩りにあったとか、排斥されたとかそういうことではなく、純粋に力の衰退によるものだった。
しかし、魔法族の出現自体も突然変異だったという記述が残るくらいだったので、今でもときどきちょっとだけ不思議
な力を使える魔法もどき《マジックイミテーション》が生まれてくることがあった。
ライラ・リゲルは父親と二人暮らしをしていた。父一人子一人で幸せに暮らしていたが、二年前、父親は病気で亡くなってしまう。残してくれた遺産もあり、何とか大学の卒業を控えていたある日、借金取りの男がライラの元を訪れる。
もう顔も覚えていない蒸発した母親が、ライラの父を保証人に危ないところで金を借りていたらしい。
そんな借金取りがまともに応じてくれるわけもなく、なんと三日以内にお金をかき集めなくていけなくなったライラは、家をひっくり返して見つけた初めてみる父の形見の短剣を持って買取店に駆け込んだ。しかし駆け込んだのはただの買取店ではなく、一般の鑑定士には見れないものをみる「アルデバラン鑑定所」だった。
鑑定所の主、鑑定士カラット・アルデバランは、不思議な力を宿した目を持つマジックイミテーションで、その力を使って他の鑑定士では見ることができないものをみていた。個人で鑑定業を営むカラットはその力も相まって界隈では有名だったが、どこで噂が湾曲したのかその名前のせいか持ち込まれるのは宝石や鉱物に関する鑑定依頼ばかり。
カラットはオダマキ通り商店街の裏通りにある店で宝石、ときどきその他の工芸品ほか美術品の鑑定依頼を助手の少女ユーリエと共に待っていた。
最近あまりに宝石の依頼が続き辟易していたカラットは、無償でライラの短剣を見てくれるという。
この依頼が、ライラの運命を突き動かし、カラットとユーリエの運命もまた動かしていくこととなることなど今はまだ誰も知らない。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。
※この作品は「カクヨム( https://kakuyomu.jp/works/16817139558249305543 )」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:32:37
115183文字
会話率:39%
太陽と月の代わりに星が輝く世界。
人々からステラと呼ばれる世界には大きく分けて人族と魔法族、動植物、魔物の四種が居た。
人族と魔法生物族の国はそれぞれ三国づつに分けられ、大きな争いもなく平和に過ごしている。
全ての生きとし生けるものの光の源
となる恒星はこの世界で唯一の信仰対象である。
恒星は昼間に光るアメティスト、夜に光るラピスと名前が分けられており二柱で一柱の神として信仰されている。
この世界は貴方の世界と良く似た世界、同時に全く違う世界でもある。
名前をステラと言う。
今、貴方の世界には太陽と月があり、ステラにはそれらの代わりに煌々と輝く星がある。
貴方の世界と同じように感情のある人間がいて、化学はほとんど無いけど代わりに魔法がある。
貴方達が知っている生き物たちの他に魔法動物や魔物、人と同じ知能を持った魔法族なんてものもいる。
貴方達の世界に神の存在があるように、私達の世界にも神様は実在してる。
神がいて、運命があって、人生には選択と始まりと終わりがある。
愛情があって、希望と絶望があって、そして未来がある。
人々はそれを信じていて、過去も今も未来も貴方達と同じように日々を生きている。
これはそんな世界のとあるお話。
沢山の愛と試練が詰まった心躍るような、そんな話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 20:00:00
23509文字
会話率:42%
りりあはDV彼氏の奴隷だった。
親と上手く行かず家を出て、優しかった彼氏と同棲したが、時間が経つと変わってしまった。
その頃にはもう共依存で、離れられなかった。
理不尽に怒られ、殴られ、痛みつけられ、お金を持ってきていた。
魔法王国の姫
、サルーシャは目覚めると突然、りりあという女の子と入れ替わっていることに気付く。
魔法が使えないもどかしさ、男の曲がった愛情に戸惑いが隠せない。
一方で、サルーシャと入れ替わったりりあは以前と打って変わって恵まれた生活に感動する。
しかし、時間が経つにつれ、依存先の彼氏がいないことへの不安や、満たされない心に気づく。
満たされていたサルーシャ、満たされないりりあ
2人の感情の変化がどう物語を進めるかーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 08:44:16
1501文字
会話率:36%
昔修行の為に異界に住んでいた魔法族の女の子と、大切な思い出。
最終更新:2023-09-14 17:15:25
1169文字
会話率:55%
2010年12月、幼い魔女は旅に出た。
1人の時間に平穏を感じる15歳の魔女、空。
思春期の彼女は、世界からの抑圧を感じながら、大好きな小説、【ヴェルの冒険】の中で描かれる冒険譚に憧れていた。
ある日、空は、上級生のグロリアから、
魔法使いの世界【AW】について教わる。
そこは地球よりも遥かに広大な、魔法族だけが生きる魔法族のための世界。
そこでは、魔法使いや魔女、エルフや吸血鬼や妖精、ユニコーンやドラゴン、スライムなどが平和に共存していた。
その世界では時間の進み方が地球とは違い、地球での1日が、AWでは12日間。
空は冬休みの1ヶ月を使って、魔法使いの世界を1年間旅することに決める。
日が上らない夜の街、粉雪が降り続ける冬の街、毎日が常夏の夏の街、毎日がハロウィーンの街……、そこにしかない景色に心を奪われ、そこにしかない料理に舌鼓を打ち、そして、様々な人々との出会いと別れを通じ、自らと向き合い、過ごした1年。
その末にたどり着く結末、空が導き出す、彼女の答え、自らの在り方とは……。
これは、1人の子供が、1人の人間になるまでの物語。
☆
同時期【AW】では、【闇落ちのドラゴン】という強大な悪が復活しようとしていた。
108年前、【ヴェルの冒険】の作者ヴェルと共に【闇落ちのドラゴン】を倒したグロリアは、かつての仲間たちや、700年の時を生きる魔女ゾーイと共に、行方不明のヴェルを探しながら、再び【闇落ちのドラゴン】の企みを阻止するため動き出す。
強大な悪に対抗するべくゾーイによって集められたのは最高峰のスキルを持つ変わり者たち。
求愛の吟遊詩人を騙る変態美女、首筋へのキスが大好きな爽やか残念イケメン、キレ者だが怠け者の兵士、酔っ払いの紳士、マイペース過ぎる名探偵、やる気を失った伝説の暗殺者、臆病な最強の戦士、面倒臭がり屋で愚痴ってばかりの刑事。
交差する数々の運命。
その末にたどり着く、世界の結末は……。
※
私が執筆をしている小説の改訂版となります。編集を終え、仕上げたものとなっております。
2024/4/1
電子書籍を作りましたことを告知させて頂きます。
タイトルを変えましたので、後ほどお伝えいたします。
編集を終え、表紙を着けただけのものとなっておりますが、ご興味ございましたらお試しくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 14:39:23
127370文字
会話率:51%
魔法族の意識の変わるきっかけとなった大精霊祭から三年の月日が経った。
少年から青年へと成長したジェウセニューはある日突然、神界へと招待されることとなる。
一方で、彼の秘めたる力を巡って神族たちが動き始める。
……と言いつつ、あっちに行
ったりこっちに行ったりする主人公を中心に面倒ごとの気配があるお話です。
前作『らい らい らい!!』及び『らい らい らい!!短編』のシリーズをお読みいただくとより一層わかりやすいと思います。
※一部キャラクターは友人たちに手伝ってもらったものが含まれます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 16:37:39
312338文字
会話率:41%
魔法界に、魔法を制御できない魔女が生まれた。
彼女の名はマリー。
マリーはある日、両親から家を追い出されてしまう。そこで出会ったのは、同じく魔法族である4人家族。4人はマリーを暖かく迎え入れ、マリーは本当の家族の温かみを知る。
マリーは家
族の長男であるハンリーとも仲を深め、父親のウィリアムも一緒に魔法を制御するための訓練を行うことになる。その中で、マリーは本当の家族の一員のようにハンリーたちと過ごしていく。
しかし、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。
数年後、マリーの元にある知らせが届く。それは、実の母であるミアの居場所がわかったというのだ。
なぜ自分を追い出したのか確かめたかったマリーは、ハンリーたちと共にそのミアがいる、ロンドンへと向かう。そこで、5人は事件に巻き込まれてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 20:08:40
17016文字
会話率:45%
少子高齢化問題を抱えているのは人間だけではない。危機感をもった魔法族はある打開策を考えた。
最終更新:2022-07-06 21:13:37
1732文字
会話率:49%
エルフから受け継がれた血によって、人々には魔法の才が受け継がれた。
だが、そんな人類の中でも魔法を扱える者とそうでない者がいる。
魔法を扱える人々――魔法族
魔法を扱えない人々――トラシュト
要らぬ諍いを避けるため、彼らは棲み分けをし
互いに必要以上に関わらないようにした。
魔法族は高度な魔法文明を、トラシュトは高度な科学文明を。それぞれ築き上げた。
そんな棲み分けが進んで早数百年。ルーマニアの孤児院に住むジミー・アンデルセンに一通の手紙が届く。
『マキュラス魔法魔術学校への入学許可証』
その手紙が、彼の人生の転換点となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 11:00:00
28832文字
会話率:59%
魔法族の若き子が作る、お菓子のお話。
最終更新:2021-12-13 08:55:00
760文字
会話率:29%
ワクワクしながら魔法学校入学の為の買い物に出かけたトムは初めての魔法族の友達を作るがこの人物が実に厄介。入学してからは身分を盾にして好き放題するのに付き合わされるトムは意見できず自分を押し込めていた。そんな時学校に男女の二人が来てトムを連れ
ていくと脅される。拒否するトムに女は「お前惨めだな」と。何故そんなことを言われなければならないんだと憤慨するが紆余曲折して連れて行かれる羽目に。誘拐、人質、身代金などの単語がトムの脳内に浮かぶが、男が言った。「これは君の両親も公認だから君はどっちにしろ連れてこられてたんだよ」。困惑するトムを二人は世界のいろんな都市に連れて行く。反抗的拒否的だったトムも知らなかったことに触れてだんだんと旅を楽しみ始める。しかし反抗的な外面を変えずにいたおり、誘拐されてしまう。ある意味、二重で誘拐されたトムは生きて学校に帰れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 18:00:00
86091文字
会話率:52%
人が【魔法】という能力を得るに至った、大昔のお話です。
魔力を持たない人族はそれを欲し、得るために【魔法族】という特別な種族と混血することになりました。
でもその【魔法族】は絶対的に数が少なくて、自ずから特権階級の男子と縁を結ぶことになりま
した。
でも、馬鹿はどこにでもいます。
今作の主人公オフェーリアの婚約者も、何もわかっていないお馬鹿さんでした。
この作品は以前投稿していた『魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで』と同じ世界観の物語です。正確にはアンナリーナがいた時代より1000年以上前のお話です。
この作品を他のサイトに投稿する予定があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 22:21:18
466639文字
会話率:31%
科学と魔法が共に暮らす世界
人口の大半が魔法使い、および魔女でした
そんな世界に暮らす一人の少女
彼女の悩みはただ一つ、魔法使いの家系に生まれながら魔法が使えないこと
そんな悩みを秘めつつも、彼女は当たり前の毎日を送っていた
そんな
ある日、幻の魔法族による襲撃が起こり、彼女の運命は大きく動く
この作品はこちらにも掲載しています
https://estar.jp/novels/25608052折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 23:47:48
25760文字
会話率:50%
ある日、人生に失望した売れないバンドマンの俺が目覚めたのは、ミューティアと呼ばれる魔法楽器で即興ライブバトルが繰り広げられる音楽の世界だった。
この世界なら俺はもう一度輝ける!
そう思っていたのだが…
何故か身体は少女になってるし、
元の世界の常識は通じないし、組んだバンドメンバーはイカれたやつらばっかりで…
けど逆境のほうが燃えるってもんよね!
あれ…?もう女の子の言葉遣い馴染んでない?
◇登場人物◇
◆乱折 ソウ(みだれおり そう)
主人公。28歳。転生前は売れないラウドバンド『dark zone』のGt/Vo.SOH。原因不明の目眩により異世界に転生する。その際、「顔が良ければ売れた」と安易な現実逃避をしたため神の怒りを買い、美少女の姿で転性することになる。人間だがなぜか魔法楽器ミューティアを扱える為、魔法族のヒムニア族と思われている。
名前を聞かれ咄嗟に『乱折ヒナ』と妹の名前を使う。
◆望上 リサ(もちがみ りさ)
加入したバンドがいくつも解散したため、ソロで活動するヒムニア族の少女。一通りの作詞作曲ができるが個性が溢れすぎている。見た目は幼女だがチビ扱いされるのを嫌う。楽器は一通りなんでもできるが本職は四弦式ミューティア、特技はデスボイス。ソウの嘘をすぐ見抜いた曲者、ヤンデレ。
◆鏡心橋 アヤ(きょうしんばし あや)
とあるフェスのメインステージに立つ為、バンドメンバーを探している際にヒナ達と出会う。落ち着いてはいるが、かなりのポジティブシンキング。一つ下のクロとは幼い頃からの仲で、お姉さん的存在。自身の担当は六弦式ミューティア。
◆織春 クロ(おりはる くろ)
ショートカットにボーイッシュな服装を好む人見知りの非魔法族のフィッキ族の少女。言葉数は少ないが、心を開いた相手にはおしゃべり。魔力が必要なミューティアを扱えない為、自身で開発した情報端末『オリハルコン』で楽曲制作をしている。
◆イルミナス
女性に圧倒的な人気を博する、男四人組バンド。顔ファンも多いらしくルックスが良い、白と光がイメージカラー。月のような眩しい笑顔と、太陽のような熱いリリックで観客を魅了する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 12:11:35
23374文字
会話率:38%
世界には大昔、魔法が使える者と使えない者の二種類の人間が存在していた。しかし、互いの王が『いつか分かり合えない日が来て戦争が起きてしまう前に、住む世界を隔離すべきだ』と、王が大魔法で裏世界を創り、全ての魔法族達は裏世界へ移り住んだ。そして時
代が進むにつれ、表世界の人々は裏世界の事など忘れ去り、独自の文化を築き上げ暮らしていた──
時は流れ、現代より少し先の表世界の話。
とある梅雨の季節、四年前から親元を離れ一人暮らしをしている読書好きな男子大学生の月詠真琴(つきよみまこと)は大学から自宅に帰宅すると庭にローブを着た謎の男が倒れているのを発見したが、はすぐに起き上がり、物凄い勢いで去っていった。訳も分からないままとにかく家に入ろうとしたその時、月詠真琴は地面に落ちていた一冊の古本を見つけてしまう。この古本との出会いが、月詠真琴の人生を大きく変えていく──
恋愛小説と呼ぶには薄過ぎる、冒険小説と呼ぶにはまだ遠過ぎる。偶然か必然か、不思議な出会いが互いを徐々に変えていく。そんな二人の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 17:29:02
13502文字
会話率:42%