地上界のひとつ『間球』。そこは魔力と神力が満ちる世界。
そんな世界に生きる少女『天羽アリス』。彼女は人より多くの魔力を有し暮らしていた。魔力は生命を食い荒らす力。知恵と欲望、悪魔の象徴として扱われる力だ。
強すぎる魔力は近づくだけで花は
枯れ、動物は魔に落ちる。人間は精神を犯され、当の本人でさえ生命を吸い取られ続ける。
だからかアリスは家族から疎まれ、友人すらおらず寂しい思いをしてきた。
そんな彼女の前に幸か不幸か、はたまた偶然か必然か。青年の姿をした悪魔『アモン』が姿を現す。
これは奇妙な共同生活の物語である。
※カクヨムでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 19:00:00
85995文字
会話率:41%
ブルーウィング王国は女神の祝福を受け、広大な自然と共存する国だ。この国には双翼と呼ばれる家門がある。
武のポロミール侯爵家と知のアンレイ公爵家だ。
侯爵令嬢のミラン・ポロミールと、公爵令嬢のサラ・アンレイ。そしてこの国の王太子ランリー・ブル
ーウィングは同い年でいつも仲良くしてきた幼馴染だ。
サラはランリーに密かに想いを寄せていた。ある日10歳を過ぎた頃突然王太子とミランの婚約が決まってしまう。誰よりも1番祝福してくれたのは、ランリーに想いを寄せていた親友のサラだった。
そこから時が流れ、学園卒業の18歳になる頃。神々に近い力である、聖魔力を感知しなければ咲かないと王家に伝わる伝承の花が突然開花する。
伝承に則り、大教会にて神事が行われた。
大神官が皆の前で祭壇へ花を飾り、女神像へ祈りを捧げるとミランの身体から眩い光を放った。
その時女神からの啓示をミランは受けた。内容は二つ。
1つは 国々を跨ぐ大教会の聖女となる事。
2つは 神力が魔物たちにより削がれているため、神力を取り戻す手助けをせよ。
聖女となったものは、人の中で権威ある者に嫁ぐ事はできないと決まりがあり婚約者の座を辞する事に。
新しい婚約者はサラに決まった。
聖女の仕事をこなすうち、神力が高まりミランの夢の中で顕現できるように。
その姿はみんなが信仰していた女神様ではなく、男髪様だった!?
魔物と対抗するために、聖魔力と神力を剣に宿し戦っているといつのまにか騎士の称号を得る事に!?
神力が高まり現実でも顕現できるようになった神様は、あまりにもミランに甘々だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 15:00:00
57351文字
会話率:39%
王侯貴族を含め、国民全員が麗しい容姿に明晰な頭脳、俊敏な運動神経を持っている平和なドルワイム公国で、第二王女だけが凡庸な容姿に頭脳、平均的な運動神経を持って生まれました。それなのに、誰もが王女を可愛い、賢いと褒め称えます。前世、日本人で三
千年前に国を統治した『始祖の女王』の生まれ変わりである王女様は、どれだけ褒められても素直に喜べません。
日々悩みつつも、皆から愛され、伸び伸び育ちます。そんな時、内戦の続いていた軍事大国で代替わりした新しい王様が訪問することになりますが、彼もどうやら日本人のようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 00:00:00
64992文字
会話率:41%
魔族排斥を唱える人族と神族によって統一国家ユグドラシル帝国の元貴族である主人公ガルーシャは過酷な環境の魔大陸へと島流しにあう。
そして月日は流れ、成長したガルーシャは自身の理想のためにユグドラシル帝国へと立ち向かう。
その過程でガルーシャ
は各地の女神や女王やプリンセスを手なずけて大ハーレムを作り上げるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-02 03:27:58
1069文字
会話率:7%