このシリーズは、高齢化社会に生きる人々が自身の人生を振り返り、終活に向けてどのように生きるべきかを模索する姿を描いた物語です。各エピソードは異なる主人公たちの視点から語られ、彼らが直面する逆境や選択、成長を通じて、人生の真の価値を見つけてい
く過程を描いています。
エピソード概要
19歳の晃久は、アルバイト先で知り合った10歳年上の女性と同棲生活を始めます。初めての経験で感情のままに貪り合い、充実した日々を送りますが、ある冬の寒い日、彼女が突然姿を消します。最初は一時的なものと思い待ち続けますが、日が経つにつれて彼女が帰ってこないことに気づきます。三ヶ月、三年が過ぎても彼女は戻らず、晃久は彼女の香りが残る部屋で寂しさと戦います。
彼女を探すために、晃久は福岡、広島、仙台と彼女の行方を追い続け、最終的に仙台で「彼女の実家は礼文島」という情報を得て、夏の礼文島へと向かいます。やっと彼女の家を見つけ、玄関に立つと、彼女に似た女性、彼女の母親が出迎えます。母親は今日が娘の誕生日であることを告げ、晃久に薔薇の花を受け取ります。その花束を持って、晃久は彼女のいる場所へと案内されます。
丘を登ると、美しい高山植物が咲き誇る小さな墓地が広がっており、彼女の名前が刻まれた墓石が見つかります。彼女の母親の言葉で、彼女が晃久と過ごした時間を幸せに感じていたことが明かされ、晃久は彼女が今も自分の心の中で生き続けていると感じます。物語は、晃久が彼女の死を受け入れ、彼女との思い出を胸に生きていく姿で締めくくられます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 06:15:32
58731文字
会話率:25%
とある宇宙のとある星の十五代目神さまを兼任することになった、「宇宙の上位にある者」高橋裕美。一見すると、地球とあまり変わりのない異世界の街に「窓口」を開き、異世界住民と交流をはじめて行くのだが…。
冒険しない、パラメーターもない、バトル
もない異世界訪問記。解き放たれた意識、さまざまな宇宙から呼び寄せられた先代神さまたち。小ネタを散りばめた、少々くどい会話を重ねながら、次第に世界の謎に迫る……のかも知れません。
※8年前に書いた「手のひらの宇宙」の、一応は続編にあたります。投稿済部分の修正も含め、進行状況は「予定表」及び作者ページに掲載。四章まででいったん更新を止めますが、将来は再開するかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 02:09:43
192112文字
会話率:49%
昭和年代の少年・少女から、高校生気分が抜け切らない青年時代の恋愛ごっこのような手紙による交際と、好きだった故にはっきりと告白出来なかった、煮え切らない男の病床で懐古した、細々した日常の後悔と言い訳の心情・顛末をダラダラと一方的に話しかける小
説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 08:46:22
186950文字
会話率:14%