高校2年の川井悠里には大好きな幼馴染み、山本龍平がいた。
同じく高校に通う2人は幸せな高校生活を送っていた。
しかしいつの日か物足りなさを感じ始めた悠里。
そんな時、リア充グループの五十嵐晃行が悠里に声を掛ける。
「良かったら一緒に遊
ばないか?」
困惑する悠里。
しかし彼女は誘いに乗ってしまう。
「いつまでも告白しない龍平が悪いんだからね」
それは自分に対する言い訳と知りつつ。
そして彼女は手放してしまう。
大切な思い出と彼を...
気づいた時は全てが遅かった。
既に彼の隣には悠里の居場所が無かったのだ。
「...どうして」
「あなたが悪いのよ」
女の姿に全てを察する悠里。
そして幕が下りた。
全3話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 20:09:32
9696文字
会話率:39%