テセウスの船。ある物体を構成する全てを別のものに置き換えても、元の物体と同じと定義できるか。
という哲学の命題。
では友愛から恋愛に移った時も、友愛と言えるのだろうか?
瑠衣たんの事、男の子として好きだよ。
お前が話すと、論点ずらしをさ
れている様に思えるな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
図々しいと思われるかも知れませんが、鏡花は一度入れ人格、作った人格を、早々捨てませんよ。
其れが恋であっても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 18:03:51
1017文字
会話率:37%
大王殺し。
ショートヘアの少女、もしくは長髪の少年に見える殺し屋に命じられた任務である。
ただ、この国では大王殺しは思ったより大きな影響がある。
大臣が殺されればいいと思うもの、知っているが知らないふりをするもの。
殺し屋とは結局、駒の
ひとつなのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 21:00:24
3831文字
会話率:20%
「我々ポーンドット家はまさしくチェスのポーンのように力が無いから一つ一つ懸命に前に進んでいくしかないんだ。だが、よく考えてごらん? キングもクイーンも全てはひとつの駒にすぎない。ポーンだって立派な駒のひとつなんだ。みんな同じで、みんな一緒な
んだ。だから決して貴族たる誇りを忘れてはいけないよ? そうすればきっと幸せになれるから。分かったね? ローレライ?」
幼い頃から何度もそう言い聞かされていたポーンドット男爵令嬢ローレライ・ポーンドット。
決して高位とは言えない身分の中、父の言いつけを守り貴族たる誇りを持って真っ直ぐに育った彼女は近々、サーキスタ子爵令息のアシュトレイ・サーキスタ卿と結婚する予定だった。
だが、とある公爵家にて行われた盛大な茶会の会場で彼女は突然、婚約破棄を突きつけられてしまう。
突然の出来事に理解が出来ず慌てるローレライだったが、更なる困難が彼女を苦しめていく。
貴族たる誇りを持って生きるとは何なのか。
人間らしく生きるとは何なのか。
今、壮絶な悪意が彼女に牙を剥く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 12:00:00
212000文字
会話率:40%