ある日、葵は駅を爆発で吹き飛ばした。
深夜でさえ人の尽きない大都会のど真ん中、数百万もの人が一日に利用する巨大なプラットホーム。
気付けば、駅を吹き飛ばしていた……そう、まさしく、気付いた時にはそうしていたのだ。
なんでこんなことになっち
ゃったんだろう。
そう思いつつも、葵は何をする気も起らず、ぼんやりとした頭で、赤い炎が天井で笑う姿を見上げていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 23:30:00
26120文字
会話率:26%
——朝生沙門(あそうしゃもん)。某一流会社勤務。静かで安定したサラリーマン生活を望んでいた沙門だったが、苛烈な上司からの叱責に耐えかねて遂に逃げ出してしまう。
自殺しようと駅のプラットホームに立った沙門だが、そこで幽霊少女のミカゲと出会
う。現れる怨霊。逃げ惑う二人(?)を助けたのは、霊術師を名乗る胡散臭い六道(りくどう)という男。そして発現する、沙門の霊術師としての才能。
会社から逃げ出して往く当ても無い沙門は、仕方が無しに六道に弟子入りする。そこで目にしたのはサラリーマンの沙門が初めて接するフリーランスの世界だった。
果てして沙門は新しい生活の糧を無事得ることが出来るのだろうか? これは怨霊渦巻く追善市で繰り広げられる、霊術バトルのお伽噺である——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 12:00:00
117206文字
会話率:51%
ある朝、真琴は駅のホームで気分が悪くなり、誤って線路に落ちてしまう。必死に這い上がった真琴に、サラリーマン風の男が不気味に声をかけてきた。
その後も奇妙な出来事が続き、真琴は不安を感じるようになる。後日、帰りの駅で再び男と遭遇た真琴は、彼
の不吉な言葉に一層不安が募る。そんな中、突然の体調不良で再び線路に押し出された。
逃れられない運命に直面する真琴の目に、男の不気味な笑みが浮かび上がる。
一体、彼女に待ち受ける運命とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 00:27:16
12807文字
会話率:40%
僕は池袋のボロアパートに住んでいる大学生だ。
埼京線ですぐに行ける板橋に叔父夫妻がいて、たまにごちそうしてくれる。
その日も、ごはんを食べに来いよ、と誘ってもらって、僕は板橋へ行った。
埼京線のプラットホームの駅名表示版に「痛橋」と
書いてあったが、深くは気にせず、外に出た……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 18:10:00
976文字
会話率:12%
自殺志願者をネット上で集め、全員別々の駅で電車に飛び込み、首都圏の鉄道を全て止めようと呼びかけた。
実行は月曜日、往年の名曲「ブルー・マンデー」が流れるプラットホーム
曲名通りの月曜日がやって来る。
キーワード:
最終更新:2021-09-25 12:04:36
780文字
会話率:0%
駅のプラットホームで次の列車を待っている主人公。
突如腰かけていた椅子の隣にいた子どもに話しかけられ展開していく独り言。
最早独り言ではなく会話となる。
列車が来るまで、あと、5分
最終更新:2021-01-09 14:41:04
768文字
会話率:0%
俺の名前は『五十鈴 隆』 四十九歳、独身だ。
最近、リストラにあい、家で引きこもり生活が続いていた。
ある時、家にお客さんが来たんだ。
その人は俺の小・中学校の時の大先輩の女性なんだが、何故か喪服を着ている。
今から『幼稚園の保母さん』
時代の先輩の『告別式』に行くらしい。
で、行く前にその亡くなった先輩が俺の知っている先生かを確認をしに来たそうだ。
でも名前を聞いても俺は昔の事過ぎて全然分からなかった......
しかし、今の苗字じゃなく旧姓を言われて俺は驚いた!!
「つ...つねちゃん......」
亡くなったのは俺の初恋の人『常谷 香織』先生だった......
あくる日、最近、頻繁に起こる頭痛に苦しみながら眠っていた俺の身体に突然、何かが起こった!!
そして目を開けた瞬間、俺は驚いた!!
「あれ? 俺ってこんなに背が低かったか? って何で俺は今、駅のプラットホームに居るんだ? そして何故目の前につねちゃんが!?」
俺は夢を見ているのか? それとも......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 01:00:36
327975文字
会話率:36%
見えるけれども届かない場所。
向かい合ったプラットホーム。
そこで電車を待つ友人に恐怖が迫っているとしたら、あなたは救い出せるでしょうか。
「夏のホラー2020」投稿作品です。
最終更新:2020-08-27 20:31:52
30384文字
会話率:26%
時は盆。死者が現世に戻ってくるこの季節。
死後の世界もまた現代化の波を受け、死者たちは幽霊列車によって現世に帰ってくるようになっていた。
だが、帰ってくる死者は望ましい人物だけではない。かつての犯罪者など望ましくない死者たちも帰ってく
るのだ。
そこで、現世側は水際対策に乗り出した。
好ましくない黄泉がえりたちを駅構内から出さず、冥土に送り返すのである。
これはそんな駅のプラットフォームで起きる一夜の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 12:56:10
5285文字
会話率:3%
老人がプラットホームに現れた。午前七時人気のない寂しい駅は物音ひとつしない。背後に女子高生が現れた。彼女はその老人に話しかけた。
最終更新:2020-08-23 12:49:51
4838文字
会話率:28%
「しまった、寝過ごした!」慌てて電車を飛び降りたこと。きっとありますよね?
美しい風景を眺めながら、プラットホームで過ごす『俺』は…… 他に誰も出てきません。
三回で終わります。ほぼ短編、完結まで予約投稿済みです。暑いですよねぇ、宜しけ
れば、ちょっと涼んで行って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 22:00:00
2106文字
会話率:0%
重複ではない「 30作目目( 38投稿作品 ) 」です。
「 夏のホラー2020 」8作品目の投稿です。
駅のプラットホームで電車を待つ大勢の利用者達。
困っている男が1人で騒いでいた。
アナタは──、「 助けますか? 」「 助け
ませんか? 」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 13:57:57
2840文字
会話率:14%
重複ではない「 29作品目( 37投稿作品 ) 」です。
「 夏のホラー2020 」7作目の投稿です。
シトシトと雨の降る鬱陶しい日、最寄り駅のプラットホームで1人電車を待つ男が居た。
昭和の時代に少しだけ流行った切ない雰囲気のメロ
ディーがプラットホームに流れる。
プラットホームへ入って来た電車。
男が取った行動は??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 07:49:53
2857文字
会話率:16%
重複ではない「 27作品目( 35投稿作品 ) 」です。
「 夏のホラー2020 」5作品目の投稿です。
半年振りに友人から連絡が入る。
オレは会いたくないけど、何故か会わないといけない気がした。
だから、オレは友人と会う為にチャ
リを漕いで最寄り駅へ向かったんだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 22:24:38
2476文字
会話率:30%
駅のプラットホームで列車を待つ「僕」は、無理心中を図ろうとする母娘を見かける。母は轢死し、娘が一人取り残される。娘の手から零れ落ちた小さなボールを拾い上げた「僕」は、その後この世のものとは思えない体験をする事になる。
最終更新:2020-08-18 11:21:27
2083文字
会話率:12%
張り巡らされる脅威
目の前で繰り返される異常
同じ音が繰り返された本当の意味
プラットホームぷらぷらおじさんの職業とは?
最終更新:2020-08-11 00:49:22
636文字
会話率:14%
わき汗の、むれる季節に、黒にんにく
最終更新:2020-07-31 12:00:00
1094文字
会話率:0%
ホームで電車を待つ少女ふたりと、長い夢の話。
こいつなんて死ねばいいのに。
【夏のホラー2020参加作品】
最終更新:2020-07-22 21:30:30
3117文字
会話率:37%
元警備員の私は顔のない駅長から幽霊列車の駅員にさせられた。
幽霊列車の駅員は警備員の時よりも重労働で、ヘンテコで、しかも乗客のことなど潰れてもお構いなしだ。
幽霊列車には『普通』『準急』『急行』『特急』の四つがあり、自殺などは『普通』の電
車に乗るようだ。
そして今日も『普通』列車が到着したとき、一人の生きている女性が電車の前で座り込んだ。自殺だろうか、私はその自殺未遂の女に普通電車に乗ることはおすすめしないことを伝えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 17:09:59
3353文字
会話率:41%
彼女はいる。
あなたが、いつも使っている駅にも。
あなたが、かつて使っていた駅にも。
あなたが、これから使う駅にも。
そして、もう、二度と行くことの無い駅にも。
彼女は必ずいる。
最終更新:2020-07-18 23:15:45
8099文字
会話率:5%
今から十数年前の話。
駅の待合室で酔って寝ていた男性の不思議な体験談です。
最終更新:2020-07-17 16:18:15
4505文字
会話率:17%
アイツの名前はサミュエル=ドナルド! 前世の名前は世甲斐 治! サービス残業のブラックに勤めて過労死したと思い込んでいるが、協調性を働かせることも無く他人に頼ろうという気をちっとも見せないまま、フラフラと駅のプラットホームから転んで落ちた独
り善がりさ!
なんだかエリートみたいな賺した雰囲気を強調することが女子にモテるみたいに思い込んでいたみたいだが、ジッサイ女子からの評判は【可もなく不可もなし】だ。趣味が合わないんだろうが、何をやりたいって主張することも無いし、遊びに誘ったって楽しんでんだか楽しくないんだかイマイチワカらん。苗字に反して、声の掛け甲斐の無かった【友人】だったよ。
最近のアイツは王国から隠棲中の【賢者】の爺さんに赤ん坊の頃に拾われて、魔法について詳しく学んだだけで生きていけると冒険者に成りに王都まで来たんだが……、魔法の威力が高すぎるんだよなァ~!
獲物に狙われちゃ討伐証明も残らねぇ、狩場を荒らされるだけさ! アイツをクランに誘うのはやめとけ! やめとけ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 17:44:44
14611文字
会話率:25%