私は今、とても幸せだ。
ここはとても安全だし、おいしい蜜だってもらえるから。それに、寂しいときには必ず優しい花が駆けつけて、私をぎゅっと抱きしめてくれる。
だから、私は幸せだ。昔のことはどうしても思い出せないけれど……。
最終更新:2020-01-31 20:11:04
4064文字
会話率:3%
《月華蝶シリーズ第6弾》
食虫花の脅威が過ぎ去って数か月後、月は自らの命の期限を感じながら静かに過ごしていた。そんな彼女のもとに〈月の雫〉という噂が飛び込んできた。それがあれば、月は子供を産んでも生きながらえることが出来るらしい。ならば、
手に入れるしかない。訪れた機会を逃すまいと月は情報を集め始める。しかし、時計の針は残酷なまでに進んでいき――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 22:00:00
87581文字
会話率:40%
〈月華蝶シリーズ第五弾〉
森を荒らす食虫花を討伐に向かった人間たち。彼らを心配しつつも見送った月だったが、その最中、愛する蝶を食虫花に盗まれてしまう。助けたくば屋敷まで来るように。堂々とした挑発を受けた月は城の者たちへの説得を成功し、聖
剣と仲間たちと共に立ち向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-09 22:00:00
89322文字
会話率:29%
イデオロギーと死をモチーフにした恋愛小説。高校時代にすれ違った京子が死んだとき、君田は・・・。
最終更新:2009-01-19 06:43:37
6553文字
会話率:10%