国家行政庁新設部署「定義省」に配属された新人官僚・吉住湊は、突如としてある排泄物の定義を巡る国家的難題に直面する。
その対象は――ジャコウネコの排泄物に含まれるコーヒー豆(コピ・ルアク)。
「うんちに該当するのか否か?」という問いは、食
品安全、貿易、教育、倫理の全分野を巻き込み、ついには政府による「うんち定義審議会」の設置に発展。
法学者、生物学者、バリスタ、倫理学者……多様な専門家たちが激しく意見を交わす中、湊は定義とは何かという哲学的本質に向き合っていく。
「定義とは、世界をどう扱うかという意志の表明である」
やがて湊は、全ての混乱に論理で終止符を打つ。
うんちはうんち。だが、再利用可能な構成物は、うんちではない――。
これは、言葉と世界を結びなおすために、若き官僚が挑んだ定義の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:07:10
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会話率:49%
別にムリして人間がコオロギ食わないでもいいんだよ。
だって他にも選択肢は山ほどあるんだから。
それがムーンショット型農林水産研究開発事業。
※こういう格好いいプロジェクト名、惹かれるものがありますよね?
最終更新:2023-03-05 07:21:36
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会話率:18%
最近話題のコオロギ食にもの申す。
食わず嫌いで言うのではありませぬ。
(イナゴやザザムシ、蜂の子やサソリなどなど実食済み)
最終更新:2023-02-21 16:02:04
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会話率:7%