奈良で生まれた山中雅は、小学四年生、貧乏長屋におかんと弟とで暮らしています。
近所に住んでいる子供たちは、雅を含め、しつけ、勉強、塾、習い事、子供を拘束するすべてのことに無関係の子供達ばかり、自由な時間がありすぎてやることが派手。
爆竹の火
薬を集めて爆発させたり、パチンコで石を飛ばし合ったり、井戸に石を投げ入れたり、野良犬の顔に落書きしたり、学校のクラス仲間では絶対やらないようなハラハラドキドキする遊びばかりやっていたのです。
雅もランドセルを家の中に放り込むと汗まみれ泥まみれになって子供達と遊びまくるのです。
そんな中で起きる物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 18:26:21
10568文字
会話率:37%
葵
普通の女子高生。
華
葵の友人。ネコ顔。そして変態。
結
華の姉。一見真面目な委員長系メガネっ娘。
最終更新:2020-05-24 10:30:18
9674文字
会話率:49%
私たちの周りには化物がいる。けれど、その人間離れした化物たちはいずれも地蔵のように動かない。することと言えば、化物の顔に落書きをして遊ぶくらいだ。
そんなとき、私の目の前に息を呑むような美しい化物が現れた。
最終更新:2018-12-31 22:40:02
1453文字
会話率:4%