魔物と言う人を襲う生き物と、魔物を生み出す迷宮というモノがあちこちに存在する世界。迷宮で栄えているとある街は今日も賑わっており、冒険者や傭兵の他に商人や観光客も訪れて人の出入りは途切れない。その中に混じって街に入る者が二人。荷物を大量に背負
った青年と、それより背の低い身軽な少女。観光客かと思いきや意外にも二人は冒険者と商人であり、流れの商人をしつつ旅をしているらしい。でも観光はする。
「お風呂は二の次! 屋根がある幸せ!」
「お前逞しくなったな……」
そんな二人が訪れた街に驚異が忍び寄る。
「エル、お願い。街を助けて。あなた『たち』にしか出来ないの」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 22:07:43
19255文字
会話率:51%
西暦――二〇XX年。
人類は深刻なエネルギー不足問題に悩まされていた。
だがしかし、科学者たちの偶然の研究成果ともいえるダンジョンの登場により、エネルギー問題は一挙に解決。
世は空前のダンジョン探索ブームとなっていた。
ダンジョン探索が
実益を兼ねた最大の娯楽として人気を集める中、東京在住の高校生『上月晶』も念願のダンジョン探索免許を取得する。
ダンジョン内でのみ実体化できる仮想体(アバター)を購入し、いざダンジョンへ。
すると、スキル欄に見慣れないスキル――『拡張現実』の文字があった。
どうやら、魔物を狩って仮想体をレベルアップさせていけば、生身の自分も強くなれるという規格外スキルのようだ。
主人公は順調に人外な能力を獲得していくが、いったいなぜ主人公はこのスキルを獲得できたのか?
このスキルを使って何を為すべきなのか?
そんなある日、主人公はある組織へと所属することになり――
※しばらくは毎日更新の予定です。1話あたり5000文字前後でアップ予定です。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・国名・地名・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 11:03:08
61830文字
会話率:27%
”ハードモードなこの世界、チートがないなら創ればいい“
高校生の香田孝人は、誘われて参加してみたVRMMOで意図せず最弱の一般市民となってしまう。
騙し討ちや強奪当たり前のシビアなゲームでステータス最低。さらに装備もお金も知識も仲間
もなしのないない尽くし。
しかもバグで決定ボタンすら押せないという軽く詰んだ状態だがそれでも思案し、柔軟なアイディアを駆使して戦いや交渉を続ける奮闘の日々。
だけどこの状況もまんざら悪くない。だってすべては出会った可愛いあの子を守るためなのだから。
これは『創意工夫』を武器にして、いつか世界を揺るがす存在となるまで登り詰める恋と創造の物語。
※ただいまリアルが忙しく週に1~2度の更新を実施中
※直接的で詳細な性行為の描写はありませんが、いくつか刺激的な内容が
盛り込まれておりますので、苦手な人はどうかご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 23:51:45
1123437文字
会話率:52%