ここは、平和の象徴の鳩すら飛ばない時代。
元々は平和な世界だった。
しかし、平和な日々は永遠に続かず、混沌へと落ちた。
戦争で人々は死に、世界は血と悲しみにうもれた。
時代が流れると、皮肉にも戦争が当たり前の世界になった。
一部の人間は
死の恐怖から感情を失い、生きるために無心で労働した。
『人間』は『人間』でなくなったのだ。
しかし、世界はまた変わろうとしていた……。
※この小説はフィクションです。出てくる地名、団体、氏名などは現実のものとは一切関係ありません。あくまでも『仮想戦記』です。出来事が歴史や生活に直結することはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-11 12:00:00
725983文字
会話率:39%