過去、世界を救った大英雄がいた。
青髪蒼眼の女性。
その名をレイネ・マヌエルーーー。
魔法という法則を生み出し、混沌の世を救った魔導師レイネは数々の逸話を残してこの世を去った。
その大英雄に瓜二つの女性を、ある少年が偶然見つけると彼女の家ま
で押し掛けて弟子入りを懇願する。
10も年を取っていない幼い少年は、最強の魔法使いになると豪語するが、魔法の何たるかを全く知らなかった。
そんな少年に女は戸惑い、自身の正体を有耶無耶にしたまま彼の説得を試みようとする。初めは大人らしく、そして、最後は大人気なく言い伏せていく。
しかし、そんな少年は想像しない形で『最強』を約束される。
女はついに自分で名を名乗らなかったが、少年に最高の魔法を囁いて彼を弟子にするのだった。
これは、幼い少年が過去最強の大英雄から教えを受ける物語。
その終着点は、『最強』である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 12:51:27
7993文字
会話率:43%
異能と魔力が噛み合わない少年クロガネ
才能と練度が噛み合わない少女セラ
「何でこうも使いにくいのかね、強いのは確かなんだけど」
「やっぱり上手く制御出来ない、でもどうにかしなきゃ」
凸凹、されど侮る事の出来ない二人が力を合わせて冒険者と
して今日も生きていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 11:35:23
6504文字
会話率:61%