人類が宇宙に旅立って見つけた第2の地球・・・
そこでは新人類として進化した犬・猫・兎達が人の身体を手に入れて
人類と同じような文明を発展させていた。
兎属の青年サンタロは引っ越し先の村で評判の悪い科学者、田舎橋と出逢い
奇妙な緑のタイツ
をなかばペテンにかけられた感じで着せられる。
それは植物と動物が融合して不思議な能力を得るモノだった。
一度は憤慨したサンタロだが、その能力に惹かれ、田舎橋の助手となり様々な
実験に付き合う事となる。
それがやがて、この世界の《理》が絡む大事件に関わる事も知らずに。
第2の地球の《理》とアルジャーノンシードを巡って巻き起こる冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 10:28:17
197885文字
会話率:35%
サンタクロースがいる、っていうことは、どういうことだと思う?
今年のクリスマスの夜に、ぼくはそんなことを息子に語りかけた。
あるクリスマスの夜にぼくは、本物のサンタクロースと出会った。
彼からもらったプレゼントのことも、あのクリスマスの夜
に至るまでのことも、今でもよく覚えている。
その話をいま、きみに伝えよう。
あの夜のぼくは、まだ8歳だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 15:01:46
27702文字
会話率:21%
竜が支配する森で生まれ育った青年サンタ。農家の三男という境遇に生まれた彼は十五歳の成人となった年に独り立ちを決意し村を出て街へ向かう。
育った環境が平凡な彼は優れた才能を持っている訳でもなく、ただの凡人だった。
彼の夢はただひとつ
。普通の人生を歩むこと。
大冒険をして英雄になりたい、勇者と呼ばれたい、国を建国して王様になりたいなどといった不相応な夢は見ない。普通に仕事して、普通に嫁さんを貰って、普通に子供を育てて、普通に年老いていきたい。あ、でも嫁さんはできれば可愛い娘がいいな。
そんな、実に凡人らしい夢を追いかけて日々流されるままに生活していく彼は、その夢を叶えることができるのだろうか?
※この物語には「凡人詐欺」は存在しません。凡人野郎はどこまで行っても凡人である事を心掛けております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 06:00:00
523899文字
会話率:73%