迷い込んだのはスチームパンクの世界だった。
幼い頃に母を亡くし失意の中、霧の中、歩いていた私桜庭(桜庭)ひなたは異世界に迷い込んでしまった。そこは蒸気機関の煙と、もやで覆われた、レンガでできた霧の街であった。そこでは魔法と科学が混在
していた。
迷い込んで、いきなり白いフードを被った秘密警察に追いかけられ、ピンチを救ってくれたのは杖傘の魔法使いだった。彼は魔法の杖以外の物でも魔法を使える様にする“魔法発生装置”を専門に取り扱っている店の店主だった。魔法発生放置は自分と物との絆や思い出が深い物に取り付けることによってまほうをくる出す事ができる様になる装置だ。
店主からは死んだ母がこの世界でまだ生きている事を告げさせられ、いつかまた会える事をのぞみにかけて魔法使いになる事を決心する。
元々魔力が高かった私は亡き母からもらった万年筆に魔法発生装置を取り付けてもらい、魔法学校に入学することになる。そこでは時間を止める事ができる魔法の懐中時計を使う少年やテディベアを使って植物を生やすことができる少女との邂逅があった——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 19:21:17
23533文字
会話率:50%
大和国、かつての英雄たちの伝説が息づくこの地で、若き侍の大志は「鳳凰剣」を手に入れる旅に出る。彼の胸には、亡き父から受け継いだ「天上天下唯我独尊」という言葉が宿っている。大志は、創造神が作りし神器の一つであるこの剣を求め、仲間と共に世界を旅
し、様々な国を巡る決意をする。
旅の途中、彼は霧隠れ国で忍者たちと出会い、妖族国で妖怪たちの真実を知る。そして、各国には強敵組織が暗躍し、神器を狙っていることを知る。大志は仲間と共にこれらの脅威に立ち向かいながら、彼自身の成長を遂げていく。
だが、彼の前には裏切りや思わぬ敵も待ち受けている。仲間たちとの絆が試される中、彼は自身の闇と向き合い、真の強さを手に入れる必要がある。最終的に、彼は「鳳凰剣」を手に入れることができるのか、そして彼の旅がどのような結末を迎えるのか——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 22:48:29
953文字
会話率:39%
エデニア大神巨塔──古称『霧隠れの大樹』。
アルスランド洋上にかつて存在したとされるその塔は、長い眠りの果てに再び活動を開始した。
のはいいのだが。
最終更新:2024-03-19 20:00:00
87740文字
会話率:28%
『霧隠れ』という外れスキルを持って生まれた少女ミスティア。彼女のスキルは普通だと役に立たないが、ピンチから逃げるには最適なスキルだった。役に立たないスキルでも、冒険者なら役に立てると喜ぶ彼女だったが、ある日突然パーティーから追放勧告を受けて
しまう。
強くなった自分たちに逃げの手段なんて必要ない。明日から来なくていいと言われたあげく、残りたければ夜の相手をすればいいとまで言われる始末。襲われそうになったミスティアは全力で逃げ出し、このままで終わりたくないと再起を決意。
そして二年間の修行を経て、彼女は目まぐるしい成長を遂げた。
これから始まるのは復讐劇ではない。
一人の少女が絶望から奮闘し、幸せを目指す物語。
その序章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 12:00:00
10824文字
会話率:32%
DLIDDI——If you “don’t like it don’t do it”——よーするに「嫌ならやめろ」というコンセプトで作られためちゃくちゃなゲーム。格差のひどいジョブ。必中攻撃を回避する回避率99%の高HPのボスモンスター。法
に触れない限りは初心者をPKし続けるような悪質なプレイをしていても決してBANしないどころか注意喚起すらしない運営。そんなクソゲーで俺はとあるプレイヤーからPKされて「解除不可能なカース」を食らった。これはクソゲーをクソゲーだと罵りながらも結局のところやり続ける、悲しいゲーマーたちのお話だ。……だった。※気分が乗れば二日に一回ぐらい更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 20:23:51
145870文字
会話率:42%
名古屋の老舗繊維商社に勤める水島は、愛煙家だ。ただ、現代は愛煙家が肩身をせまくしている。家を出た瞬間から帰宅するまで禁煙を強いられるのに憤っていた。そんな折、会社の近くに喫煙喫茶ができ、常連となった。その店には糸香という店員がいて、水島はそ
の糸香に強い憧れを抱いていた。
開店記念日に、水島は糸香の気持ちを知らされ、天にも昇る気持ちで交際を始める。
男女交際に晩生な二人だが、身に起こる出来事を通じて互いを理解してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 18:00:00
44141文字
会話率:42%
ある街の中心街は全域が歩行禁煙区域である。
あまりに喫煙者が片隅に追いやられる世相に反発し、お茶とタバコで寛げる店ができた。
店の名は、カフェ『霧隠れ』
世界中の銘柄がそろうタバコ喫みの殿堂である。
開店一周年の今日、俺は常連客の一人とし
て店に足を踏み入れる。
さて、今日はどんな銘柄を楽しもうかな。
ところが、小粋な演出とともに、素敵なプレゼントが俺を待っていた。
これは、矢上弓美氏主催の勉強会。『サークル・シエスタ』第一回短編課題参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-07 12:05:21
11687文字
会話率:28%
小説を書く前には色々と構想が必要だと思い、まとめてみることにしました。尚、小説自体を書き始めた後にこれは削除する予定です。
魔法についての設定や考察?、街や登場人物についても書いていくつもりですが、既存の創作物からアイデアを得ている部
分が多分にありますので、似ている部分も存在してしまうかと思いますが、完全なパクリにはならないようにはしますので、ご了承ください。
もし、万が一ですが、気に入ったり、取り入れたいと思ったりした設定があれば、感想欄にでも一言頂ければご自由に使っていただいてもらって構いません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-18 17:34:05
1062文字
会話率:0%