冬の霜が降りた君の髪に
思わず見とれてしまう
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最終更新:2023-12-06 20:27:42
286文字
会話率:0%
「贖罪の婚約なら破棄してください」
ポーラは婚約者のルイードに言う。ポーラ・ローキンスは、大国に挟まれた、テイジア王国に生まれた。ローキンス家は地味な子爵家だが、両親と二歳上の兄の愛情に包まれて、ポーラはすくすくと育っていた。何事もなく、幸
せな生活だった。あの日までは。子爵家周辺の貴族の子どもたちと、ポーラも兄のクアールも一緒に遊んでいた。特に公爵家のマジェスティ家の兄弟とは、爵位に関係なく、四人で仲良くしていた。マジェスティ家嫡男のハウダーはクアールと、弟のルイードはポーラと、それぞれ同い年で、外での遊びに夢中になっていたのだ。テイジア国の冬は、初霜が降りた日から始まる。木々の梢にも霜は降り、朝日にキラキラと輝くのだ。初霜が降りた枝を持っていると、願い事が叶うという。四人はある年の初霜の日に、木に登り枝を取ろうとする。だが、登った少年たちの一人が落下して、ポーラを傷つけてしまう。傷を負わせたお詫びに、マジェスティ家のルイードとポーラは婚約する。それから十年が過ぎた。二人の関係にも微妙な変化が訪れる。足の動きが万全ではないポーラも、夜会へ招待される。「ダンスが踊れない令嬢なんて」
ポーラはどうするのだろう。ルイードとの婚約はどうなるのだろうか。
※本作は、XI様主催の「真・恋愛企画」参加作品です。
◎R15は保険ですが、ケガをするシーンがあります。なお、他の作品の登場人物が出てきますが、他の作品を読んでいなくても全く問題ないでしょう。でも読んでくださいますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 22:40:07
7499文字
会話率:30%
車での出勤 今朝は今年1番の寒気が入り、霜が降りた。
最終更新:2021-11-29 18:38:35
945文字
会話率:17%
霜が降りた、初冬の訪れ
最終更新:2018-11-25 07:12:21
353文字
会話率:0%
レモンティーの入ったコップに霜が降りた。
物語です。
最終更新:2018-04-08 21:11:15
2084文字
会話率:18%