マレンマ・カスケードは浮気三昧の夫ミゲルとの生活に我慢していた。しかし、ミゲルが不倫相手を自宅に連れ込んだことで口論になり暴力を振られる。その瞬間、マレンマは自分が前世でバツ3の離婚弁護士だった事を思い出す。その場で彼女は離婚を申し出るも彼
には失笑された。リオダール帝国では不貞やDVでは離婚事由にならない。帝国の法を変えようと皇宮に出向いたところアラン皇太子と出会う。マレンマは自分の武器は弁護士としての経験だと思っていたが、最大の武器は前世で超美人だった事により板についた「モテ女ムーブ」だった。地味で目立たなかった彼女が急に魅力的に見えて戸惑う周囲。彼女の変化に夫は彼女の事が気になりだす。さらに、彼女は10歳以上歳下で半年後に皇帝に即位するアラン皇太子の心まで奪ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 12:16:59
57480文字
会話率:25%
番の習性がある獣人と契約婚をしていた鈴音(すずね)は、ある日離婚を申し渡される。番が現れたから離婚。予定通りである。しかし、そのまま叩き出されるには問題がある。旦那様、ちゃんと払うもん払ってください! そういったら現れたのは旦那様ではなく、
離婚弁護士で。よし、搾れるだけ絞ってやる!と闘志に燃える鈴音と猫の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 21:19:42
26673文字
会話率:43%
離婚弁護士久我今日子の元に一人の青年が相談に訪れる。結婚したばかりの青年に、突然実の父から多額の借金の返済を求められて困り果てているというのだ。
詳しく話を聞いてみると、かつて町でも指折りの資産家だった実家が事業の失敗で破産し、両親は離婚。
しかし、父親は昼も夜もなく必死で働いて母と暮らしていた青年を大学まで行かせてくれたのだという。その後、就職した青年が結婚することになり、母親に気兼ねして父を遠ざけるようになった事に父は憤慨。離婚前から付き合っていた男性と結婚し、父からの仕送りにまで手を付けていた元妻に対する怒りも根深い。
わが子を愛すればこその憎しみに囚われる父と苦悩する青年に深く同情し、弁護士今日子のおせっかい精神がむくむくと湧き上がってくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 13:27:41
4164文字
会話率:48%
一日二日一話・第四話。妻との出会いや子供について語る男、それを聞く女。ここは離婚相談所。
最終更新:2013-12-11 04:31:33
3493文字
会話率:69%