時に西暦1980年。
高度成長の好景気にオイルショックの冷水をあびせられ、日本経済はこの先、再び良くなるのか悪くなるのか誰にも分からなかったが、大量消費文化の芽生えに良くなる予感だけはしていたバブルを未だ知らない、そんな時代。
スケバンもの
がテレビドラマの主流となり、ツッパリが格好良いとされた空気の昭和日本。
その年、首都圏の片田舎の観光地、夏には水着美人が街を闊歩する湘南の片隅で、大変革に舵を切ろうとしている高校があった。
県教育委員会は、100年を超える伝統ある公立女子高校の歴史に終止符を打ち、男子生徒に門戸を開くと云う男女共学化を決断したのであった。
そして此処に、同じ夢を見る野望に溢れる男子が集う事になる。
こうして、昭和の世に、天下一の軟派高校が誕生したのである。
この物語は、昭和の世間と隔絶した予想外の環境が生み出した「パラダイス」で3年間を過ごした若者達の、在りし日の青春の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 15:25:08
218文字
会話率:0%
「神ゲーって、どうやったら作れると思いますか?」
20XX年、この世に生を受けたVRMMORPG『フォッダー』。1000億円という多額の優勝賞金が掛けられた大会を主催するという大々的な触れ込みによって多くのプレイヤーが参入する大人気ゲー
ムだ。
卍荒罹崇卍はそんな話題のゲームを配信する実況プレイヤー。人気のゲームで視聴者を楽しませ、あわよくば優勝を狙っちゃおうかな?そんなふわっとした動機でこの『フォッダー』をプレイし始めるが、彼女はすぐにでも気づくだろうーーーそんな高額の賞金が掛けられるようなゲームがまともである筈がないということに。
イカれたゲームに集うゲーマー達もまた当然のように変人ばかり。己の信念でシステムすらも捻じ曲げる精神異常者に絶大なる課金によって全てを蹂躙する成金共、ゲームをプレイするためなら人間である事すら捨てる究極の不正者に、そもそも人間ですらない方々まで。
そんな魑魅魍魎の巣食う恐るべき世界で、卍荒罹崇卍は最強の配信者を目指して走り続ける!
分の悪い賭けは嫌いじゃない。分の無い賭けをもひっくり返す!
1つを見れば仕様でも、組み合わせ次第で全てが破綻。ある意味自由度は最大級。
あらゆるコンボを追求し続け、仕様とバグの迫間を駆け抜け、まだ見ぬ果てへの扉を開け!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 15:10:00
741602文字
会話率:40%
魔法と剣とインターネットのある世界。
アンダーグラウンドというより汚泥のそこに溜まっているヘドロみたいな連中が集うアラクネット掲示板。
そこに婚約破棄と国外追放のダブルコンボを食らった聖女が降臨する。
『強制服従』の呪いを『安価』に置換し
た聖女は、重要な判断をスレのカスどもに委ねた結果、魔王城に向かうこととなり……
これは、ひっそりしていたいのにバカどもによる安価のせいでなんだか勘違いされまくり、最終的には『救世の聖女』とか呼ばれる少女の悲喜こもごもな話――
(カクヨムにも同じのを上げています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 13:00:00
377664文字
会話率:24%
とあるQ&Aサイトに投稿された『テナシって何ですか?』という質問。ベストアンサーに選ばれていたのは『両腕を失くし、笑っている子供の霊のことです』という不気味な回答だった。都市伝説が大好きな大学生の一条千里は、質問を投稿した人物と会って話を聞
くことに。テナシとは鬼渓村という地図に載っていない村の言い伝えであることが分かり、都市伝説好きが集うサークルのメンバーと共に、その正体に迫ろうとするのだが、思いもよらぬ恐怖の渦に引き込まれてしまうのであった――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 00:20:00
41131文字
会話率:27%
ゲーム好きの高校生、天道司(てんどうつかさ)。
彼は青春を送るよりも自分の趣味に時間を使う自分中心の生活を送る。
だが彼の周りにはツンデレ幼馴染、ブラコン姉妹、図書委員女子、元気系後輩、クール系アイドルなど個性豊かな少女たちが集う。
さらに
は異世界、異能バトル、魔法少女などの問題ごとが舞い込んでくる。
そんな世界で、彼は願う。平穏を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 00:00:00
149669文字
会話率:58%
百合ゲー【Fleur de lis】
舞台は令嬢の集うヴェリテ女学院、そこは正しく男子禁制 乙女の花園。
まだ何者でもない主人公が、葛藤を抱く可憐なヒロイン達に寄り添っていく物語。
少女はかくあるべし、あたしの理想の世界がそこにはあ
った。
ただの一人を除いて。
――楪柚稀(ゆずりは ゆずき)
彼女は、主人公とヒロインの間を切り裂くために登場する“悪女”だった。
あまりに登場回数が頻回で、セリフは辛辣そのもの。
最終的にはどのルートでも学院を追放されてしまうのだが、どうしても彼女だけは好きになれなかった。
そんなあたしが目を覚ますと、楪柚稀に転生していたのである。
うん、学院追放だけはマジで無理。
これは破滅エンドを回避しつつ、百合を見守るあたしの奮闘の物語……のはず。
※他サイトでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 21:10:00
142146文字
会話率:44%
中学生から大人まで、悩みを抱える人が集う「悩める人のための食堂」。そこでは店員が個室で悩みを聞き、それぞれに合った料理を提供する。
最終更新:2024-11-08 21:00:00
2235文字
会話率:33%
勇者が魔王を倒して二年、世界は平和を享受する前に、戦後復興に追われていた。
魔王軍の残した爪痕は深く、国々に余力はなく、故郷を失った戦災難民への支援は十分とは言えない。
そんな中、橋の国“呪われた王女”ローレンティアは国をまたぐ一大部隊、銀
の団団長に任命される。
彼ら銀の団の目的は、戦災難民のために魔王城を居住区へと改築することだった。
―――これは厄介払いの計画だ。
そう評する彼女の元に、探検家、泥棒、傭兵、狩人、商人、鍛冶師、農家……様々な専門家達が集う。
彼らは互いの技術と構想を持ち寄り、未だ魔物達が棲む巨大ダンジョン・魔王城へと挑んでいく。
魔王城攻略、モンスター生物学、資源利用の模索、政治の駆け引き、集団生活…………。
これは、勇者と魔王のその後の話。
戦後の時代の最前線、彼らは、魔王城で生きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 17:40:00
2484615文字
会話率:28%
ここはとあるお伽ばなしの国。そこには、多くの少年少女が集う魔法学園がありました。
それだけ。あとは作中でサイコロを振ってお話を作ります。
★
主人公はちょっぴり不遇なお姫様。学園のクラスメイトには明るく朗らかな平民の聖女、イジワルな
ご令嬢、ドキドキのイケメン男子たち。
これは、(1d6️⃣ これから決まります)
1:後に大陸に覇を唱える英雄の若き日の物語。
2:丼飯を愛し、丼飯に愛された女の子の物語。
3:土曜の夜はダンシングフィーバーな恋物語。
4:暗闇の魔女として破滅に至る呪われた記録。
5:ニート姫とニート仲間、ひと夏の青春群像。
6:百万夫百万一婦制を目指す恋多き王女の詩。
どうなるかは、サイコロ次第のお楽しみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 17:10:00
41871文字
会話率:35%
冒険者たちが集う「魔都」の一角に突然現れた酒場。中には日本の居酒屋料理と選り抜きの日本酒、そしておもてなし力が残念な中年店主がひとり。
その流行らない酒場に通う女冒険者がひとり。今日は何が飲み食いできるだろう。頭の中はそれだけ。
そんな話。
最終更新:2024-11-04 17:00:00
66813文字
会話率:44%
====================
●TRPGとは
TRPG――テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム――とは、会話形式で行うRPGのことだ。ここで言うRPGとは、コンピュータ・ゲームのジャンルとして知られているRPGと同じも
ので、概ね、主人公が戦いや人との出会いを通じて成長し、大きな、あるいはささやかな使命を果たす物語を、追体験するゲームと言っても良いだろう。TRPGはこのRPGを、ゲーム機の力を借りずに複数人数で遊ぶゲームだ。
TRPGの参加者は、ゲームマスターとプレイヤーの二手に分かれる。参加者のうちの一名が、ゲームマスター(以降、GMと略記)としてゲーム機が果たす役割を担当し、残る参加者全員がプレイヤーとして、物語の主人公となるキャラクターを、それぞれに受け持つ。
(『戦国双刀伝 巻之一 基本ルール+リプレイ前編』より抜粋)
====================
とある出来事をきっかけに、異世界の女神を相手に、TRPGのレクチャーをした社会人の男性が、神々が集う場所で女神とその友人たちを相手に、GMをすることになるお話。
※『戦国双刀伝』は、架空のTRPGです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:00:00
44661文字
会話率:49%
極貧な子供時代を過ごしたが故に食に貪欲な性格に育ったアイラは、十八歳のある日、住んでいた街がとある魔法使いの爆破魔法のせいで吹っ飛んでしまったので、職&新たな食材を探して国境を越え隣国の冒険者都市へと足を踏み入れる。
そこは過酷
な環境故に魔物がうごめく地域で、そして(アイラにとっては)ありとあらゆる食材が集う夢のような都市だった!
爆破? 家なし? それがどーした、負けてたまるかっ! どーせ住むとこ無くなったんなら、まだ見ぬ美味しい食材求めて冒険者都市で次なる人生を送ってやる!!
相棒のもふもふ火狐ルインにまたがって、アイラはまだ見ぬ食材を求めて森を平野を雪山を、火山を海を縦横無尽に駆け回る。
そんなことをしていると、アイラの評判がどんどん冒険者都市で広がっていき……。
ーーこれは一人のたくましい根性を持った少女が、冒険者都市の周辺で凶悪な魔物をやっつけて料理を作り、冒険者たちや都市を統括する貴族の胃袋を掴んでいくお話である。
※この作品はカクヨムでも公開しています
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 08:13:48
558328文字
会話率:51%
東京都中央区日本橋。
高層ビルが林立し、高級ホテル、一流企業のオフィス、おしゃれな飲食店、モードなファッションを扱う店などが存在する場所。
まさに東京といったこの場所に、時代から置き去りにされた一軒の喫茶店がある。
メニューはい
たってシンプルだ。
卵とツナのミックスサンド
オムライス
ナポリタン
チョコレートパフェ
プリン・ア・ラ・モード
クリームソーダ
ドリップコーヒー
などなど。
店内は喫煙も可能。本日も看板を出して営業中。
あぁ、一つだけ、普通の喫茶店とは違う部分がある。
――この喫茶店の店長は、ねこだった。
都会の生活に疲れた人々が、今日も癒しを求めてねこ店長の喫茶店にやってくる。
ねこが店長を務める喫茶店に集う個性豊かな常連たちが織りなす、笑いあり涙ありのドタバタ喫茶店物語。
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りしております
※本作はカクヨムにも投稿しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 10:10:09
80057文字
会話率:48%
ロウニール・ハーベスト5歳の誕生日
普段は決して見る事のない夜の村を見ていた
握られていた手をスルリと抜け出しちょっとした冒険を味わう少年
行き着いた先で見つけた光る石が
少年の、村の、世界の運命を変える──────
集う一癖も
二癖もある冒険者達
それを迎え撃つ数多の魔物
辿り着く先には一体何が──────
「お前に止める事が出来るのか?」
「出来る・・・やってみせる!」
「なら行って来い・・・止めてみせろロウニール!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 19:00:00
3674964文字
会話率:76%
『最高学府』。そこは全ての叡智が集う場所。大陸中央に位置する世界最大の教育機関。あらゆる種族の魔術師達が魔術を学び、研鑽し、そして新たなる知識を創造する知の大図書館。『最高学府』に集う魔術師は皆、一つの目的を胸に抱きその門を潜る。即ち―――
魔術師を始める為に。
「人は生まれながらにして完成しているのか?」
「人は果たして運命から逃れる事は出来るのか?」
「人は真理に到達出来るのだろうか?」
これは一人の魔術師が自分を知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 19:00:00
181323文字
会話率:37%
『偽りの世界と真実を追う者たち:異世界の記憶と科学の謎』
人々が日々目にする「現実」は果たして本物なのか?その答えを追い求め、科学と神話、異世界が交錯する壮大な冒険が幕を開ける。
物理学者の小泉悟志は、量子力学における奇妙な現象と、人間
の意識の深層に興味を抱き、常にその謎を追い続けていた。ある日、彼は現実世界と異世界の間に隠された「真実」に気づく。世界は表面的に見えているものだけではなく、その背後には強大な力と深遠な意図が潜んでいることを悟ったのだ。
彼のもとに集うのは、天才数学者である妻・朋美、そして古代の力を秘めた異世界の神々。彼らは異なる運命を背負いながら、現実世界と異世界を巡る壮絶な戦いに巻き込まれていく。さらに、AIの頂点に立つ存在・ADAMが陰で暗躍し、彼の動向は謎に包まれている。彼らが挑むのは、科学を超えた謎と、人類が未だ知り得なかった壮大な「真実」だ。
一方で、AI同士の激しい戦争が勃発し、技術の進化はもはや人間の手に負えない領域へと突入している。果たして、人間の自由意志はまだ残されているのか、それとも全てが決定論によって支配されているのか?小泉たちは、量子力学と神々の力が交差する中、真実を追い続ける。
現実と虚構が複雑に入り混じるこの世界で、彼らが見つけ出すのは、新たな未来への道標となるのか、それとも全てが崩壊する結末なのか。未知の科学と神話の力が激突する中、世界の命運を懸けた戦いがいよいよ始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 20:58:04
3824文字
会話率:19%
ドタバタ異世界アドベンチャーズ:
最強の先輩じゃなくて、なぜか私が魔王と呼ばれるんッスけど!?
自由都市アドヴェンタウン
ここは冒険者の楽園であった。
この広大な異世界の踏破率はわずか10%に過ぎなかった。
冒険者ギルドは、この未踏の世
界を探索し、
調査するための機関なのである。
彼らの使命は、未知の地を探索し、
新たな発見をもたらすこと。そして、
世界の隅々まで冒険の足跡を刻むことである。
この世界は、いまだ解き明かされていない謎で満ちてるのだ。
そこには伝説の財宝やアーティファクトが眠り、
失われた魔法が再び光を取り戻す時を待っている。
だが、世界は危険に満ち、未知の脅威が待ち受けていた。
闇の支配者である魔王の存在や、突然襲い来る原因不明の厄災などだ。
しかし、それこそが冒険者の血を沸き立たせた。
自由都市アドヴェンタウンは、
そんな冒険者たちの集う楽園であり、彼らの壮大な旅路の出発点なのであった。
この物語は冒険者たちが、
絶え間ない危険を乗り越えながら、未踏の地を切り開いていく。
そんな、英雄たちの物語・・・ではなく。
この話は、異世界にやってきたものの
地球に帰れなくなった先輩と後輩ちゃんが、
世界の伝説のアーティファクトを集め地球に戻るための冒険の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 17:40:46
215392文字
会話率:19%
舞台は宝石と魔法の世界。
優れた才能故に周囲から疎まれてきた主人公ベリル。
目立たぬよう学園生活を送ってきたが、ひょんなことから、優秀な学生が集う組織【ダイヤモンド】に入ることになってしまい───!?
宝石の加護を持つ最強主人公が仲間と共
に成長し、溺愛されるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:43:07
160311文字
会話率:54%
古河藩剣術指南役の家に生まれた累は、女でありながら幼少の頃より剣術をその身に叩き込まれてきた。
男兄弟はおらず、婿養子をとる前に父親が亡くなってしまったことからお家は断絶してしまう。
婿を取りお家の復興を願う累であったが、父親の残した婿
取りの条件が『我が娘よりも剣術の腕が上回る』事であった。
また長男では婿養子にとれないので、自分より強く独身で長男以外の人間を探さなければならない。
多くの人が集う江戸であれば見つかるかもしれないと、累は江戸の町へと向かう事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:10:00
19891文字
会話率:54%
「君は、少なくとも13人目の子津紬だ」
高校2年生、子津紬。
普通の女子高生だったはずなのに、目が覚めたら何もかもが変わっていた。
知ってるようで知らない部屋。人気のない校内。現れた奇妙な獣から助けてくれた憧れの先輩は、「十二支部」という
知らない部活に自分を誘いに行くところだったという。
名前に動物の名前を持つ人が集うこの部は、2つの活動目標を掲げている。
「俺達の目標は、生き残ることと、真実を探すこと」
この学校を封鎖した猫の目的と、その先にある物を求めて、今日も活動に勤しむ話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 21:25:24
90757文字
会話率:42%
「貴女、意外と弱いのね」
異世界転移した私は元の世界に戻る為に旅をする。チートスキルは無く、信じられるのは己の肉体のみ。
もしかして私、モブより弱い?
迫り来る絶望、越えられない壁、痛感する弱さ。数多の運命がお前を、主人公ミライを壊し、殺し
、潰そうとする。なにより━━作者がそれを望んでいる。
「悪いけど、お前が死ぬのはここじゃない」
「さっさと行きな。ここは、このクソババァに任せんだよ」
「あらやだ、オカマのワタシにこんな最高の死に場所用意してくれたの?」
「いくぞ、こいつに勝たなきゃ未来はねぇ」
理不尽が集う世界で果たしてミライは生き残り元の世界に帰ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-05 14:12:52
5439文字
会話率:33%
【第1章あらすじ】
現代日本にて、大親友のタツとシンは、待ちに待った新作のゲームをプレイする。アクシデントに見舞われながらも、互いのアバターを作り合いゲームを開始する2人。
────暗転する世界。目を覚ました2人が目にしたのは、燃えたぎ
るマグマと、子供と老人になった親友の姿だった。
ここは一体どこなのか・・・懐かしく感じるのは何故なのか。何も分からない状況で歩き出す2人。
「ステータスオープン!」
しかし何も起きなかった。神様とやらが何かを授けてくれた様子もない。
だが、決して悲観的ではなかった。なぜなら、信頼出来る親友が一緒だから。少しずつ、自分たちに何が出来るのかを探っていく子供と老人。
今までと変わらない、2人で平穏に過ごしていく────だがそれは間違いだった。
タツとシンは、この世界にやってきた意味を知っていくことになる。
【第2章あらすじ】
タツとシンが目覚めた時を同じくして、ある少女がライヴィア王国という国に来ていた。
A・S【オールシフター】と呼ばれる変幻自在の魂を持つ女性達。そのA・Sである少女 "フラウエル" は治癒士として活動しており、戦時下にあるライヴィア王国で怪我人を治癒していた。
多くの人を助けたいと願う心優しき少女。だが、そんな少女の願いは最も残酷な形で裏切られる事になる。
怪我をした騎士の一団、いつもと変わらず怪我を治癒するフラウエル。フラウエルに涙を流し感謝する騎士達。しかしその夜────彼らは変貌した。
人々の悲鳴、燃える家々。医師であった両親を殺され、自身も襲われるフラウエル。絶望の中、意識の途絶えた少女を救ったのは、ある傭兵団だった。
傭兵団のリーダーである、オウガという名の白銀の騎士。このオウガとの出会いが、フラウエルを運命の旅へと誘うことになる。
【第3章あらすじ】
─────そして集う、運命の仲間達。
──────────────
*カクヨムにも掲載しています。時系列が一緒のため、一章と二章を【甲編】【乙編】として同時掲載していますが、こちらではそれができない為、甲編にあたるタツとシンの物語から掲載していきます。
*この小説は地の文の視点が切り替わることがあります。
*作品内に伏線等の匂わせが含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 09:52:49
559023文字
会話率:56%